外道降臨~本物の自重無しを見せてやるぜ!悪人プレイで異世界を蹂躙する

アカヤシ

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Aルート月島

第15話 逸材?釈迦峰級のアホ現る!

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結局元に戻れませんでした!!!

「リテリリリ(どうするかコレ)?」

グチュ!グチャ!グチャ!グチャ!

俺は粘液状の体から赤色の触手を伸ばし、先ほど殺した四人の遺体に巻き付け衣類を溶かし体内へと飲み込んだ。

・・・・味がしない。しかも変化なし。

「テリリ、テテリリ(ほんとどうするかな)」

「ちょっと失礼します」

月島スライム(笑)の前に突然謎の女性が現れ話しかけてきた。

うおっ!びっくりした!

人型だったらちょっと声を上げてしまったかもしれん。

180cmほどの長身で白髪のショートヘアに濃いめのサングラスに白いスーツを着て姿勢正しく立つ姿を見て月島は違和感を感じた。

この積もった雪の上に沈まずに立っている。しかもスーツに一切の汚れの形跡がない。降っている雪が奴の周囲に入ると消滅してる。約3mほど、ドーム状に何かを展開しているのか?

「リテリ、テテリリ(なんか用か?・・・って今人語が話せねえ!)」

「なんとなくわかります」

「リテリリリ!(わかんのかい!)」

「ええ、ですが早急に聞いておかなくてはいけません。私はこの周辺の異変を調査しに来た者ですが、貴方は人に仇なすモンスターですか?今人を食べていましたよね?」

「テテリリ?(食ったがそれが何か?)」

「そうですか、食べちゃいましたか。ん?その姿、ひょっとしてスライムというモンスターですか?もうこの国では絶滅したはずですが」

「テリリ、テテリリ(この寒さにやられたのか)?」

「明確な理由はわかっていないのですが、その説が一番有力だといわれてます。つまり氷結系の能力なら効果があるかもしれません」

「テテリリ、テテリリ?(やり合う気か)?」

「私は氷結系の能力は持ち合わせておりません。それに力の差が絶望的に開いていたとしても逃げるわけにはいきません。私はエナガの姉なのだから」

「テテリリ、テリリ(こっちはやり合う気がないんだがな~)」

「やり合う気がない?もうお腹を満たしたというわけですか?」

「リテ!リリリ、テリリ(ちゃうわ!それより後ろの女共を引き取ってほしいんだが、邪魔で邪魔でしょうがない)」

「・・・彼女達は?」

「テテリリ、テリリ、テリリ(サーべラスが守ろうとした町の生き残りだ)」

「そうですか、なら彼女達を傷付けないようやり合いますか」

「リテリリリ!、テテリリ!リテリ、テリ!(なんでだよ!俺は元に戻る方法を探さないといけないんだよ!雑魚にかまってやるほど暇じゃねえ!)」

「貴方は人を食べた。それだけで人類の敵だと判断できる」

「・・・リテリリリ(それは否定はできんな)」

人を食っててそれが悪人だろうと人の味方ですなんて言われてもとうてい信じられるはずない。いつか自分も食われるのではと思うのは当然だろう。

「貴方は私が相討ちになってでも倒す!」

「「「「「ガオオオオオオオオオ!!!」」」」」

「あれは人狼ですか?」

そこに量産型とは少し見た目が異なる五体の人狼がこちらに走ってくる。体は他の人狼と変わらないが目が蒼白く輝き尻尾は青い炎を纏っている。

「リテリリリ?(まだ地上にいたのか?)」

「クウウウウゥゥゥゥ!!!」

「テリ?(は?)」

突然気の抜ける可愛らしい鳴き声がしたので、こちらに走ってくる人狼に向けていた視線を鳴き声のした方、謎の白髪の女の方を見ると女ではなく先ほどの可愛らしい鳴き声を発したとは思えない巨大で凶悪そうな生物が立っていた。

その生物は一瞬で五体の人狼の首を引き千切りトドメとばかりに体をグシャグシャグシャグシャと簡単に踏み潰す。

この生物はまさか!!!

「驚きましたか?」

驚きすぎて叫びそうだったわ!

「無理もない、私は変身系の能力者」

見たことあるぜその姿!!!

体長は19~20mくらいか?体重は7~8tはありそうだな。
体はがっちりと巨大で、それにふさわしい後肢とかぎ爪を持っていて、それに比べて前肢は極端に小さく、その巨体から比べても相当に大きい頭部骨格で体の表面は鱗に覆われた姿。
常に出ているギザギザの歯は非常に太く長く、切り裂くというよりは噛み砕くのに適している。

「かつてドミニオンで生態系の頂点に君臨し!竜をも捕食し最凶最悪と呼ばれた!霸王龍バオワンロンに変身する能力です!」

ティラノサウルスやん!

ズドオオオオオオオオン!!!!

突然その巨体が横たわりその振動で地面がグラグラと揺れる。

「但しドミニオンが雪に覆われ極寒の地になる前ですがね。バオワンロンは寒さにめっぽう弱い」

えええええええええ!!!

「すいません助けてくれませんか(泣)?」

「リテ、テテリリ?(変身解けばいいんじゃないのか?)」

「体温が下がり過ぎてうまくコントロールできないんです。普段は冷気遮断のアイテムを所持してるのですが変身する際壊してしまったようで、あ、死んだ両親が川の向こうで手を振ってくれています。お~い、手招きしてますね」

三途の川だよ!渡ったらダメなやつ!

なんだコイツは・・・しかしこういう馬鹿は割と嫌いではない。肝心な時にやらかさなければな。釈迦峰とコラボらせてみるか?面白そうだ。よし連れて帰るか。

「あと私、変身解いたら全裸なのでそちらの女性達と同じでいいので布だけでも恵んでもらえませんか?」

実家に帰って来たかのような安心感があるホッコリとした馬鹿さ加減、逸材だな。

「あ、私はウィリスと申します」
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