外道降臨~本物の自重無しを見せてやるぜ!悪人プレイで異世界を蹂躙する

アカヤシ

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Aルート月島

第17話 唐突に知る自分の正体の一部

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「・・・・あん?ここはどこだ?」

月島が辺りを見渡す。

うん、草原だな。しかも雨風が半端じゃない!!!どしゃ降りなうえに赤黒い雷が降り注いでるぜ!!!

「確かウィルスを抱いて・・・裸だったはずなのに服も着てる・・・夢か?」

全裸だったはずがいつものヤクザスタイルになっていた。とりあえず月島は歩み始めた。

「しっかし、鬱陶しい夢にも程があるぞ。つうか何で寝てんだ俺は疲れたのか?いや、そんなはずないしな~、う~ん?ん?」

『まだ、早い、◼️◼️◼️◼️、まだ、◼️◼️◼️◼️ま、◼️◼️、来るな、来ちゃい、◼️◼️◼️◼️、』

今歩いている方角へと進んで行くと女性の声が聞こえると同時に不思議な声が行動を妨げようとしているのに対して体は進め進めと急かしてくる。月島は声を無視して『本能』に従い進み続けた。

暫く歩み続けるとそこに1人の男がいた。

制止を促した声は女性の者だった。ならこいつは誰だ?

蓬髪している髪をたなびかせている偉丈夫。ボロボロのマント、黒い和服に身を包み裸足でその場に立ち続けている。よく見ると身体中に傷痕があり右腕ない。目は虚ろでこっちに気付いているのか分からない。月島は柄にもなく慎重に近付いていく。

『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!』

突如立ち尽くしていただけの男が天に向かって大気を震わせ吠える。

『堕神・豪雷拳』

赤黒い雷で巨腕を形成しその右腕で月島に殴り掛かって来た。

「は?何んだコイツ調子に乗ってんじゃねーぞ!」

月島は殺すつもりで全力で殴る。

赤黒い雷の巨腕と月島の拳が衝突。

大きく後方へと吹き飛ばされたのは月島の方だった。

月島は空中で体勢を整え地面に着地し謎の男を睨み付ける。

「何だと、俺を、しかも痛い。凄く痛い。今まで一番強い?何者だコイツ?しかも衝突した瞬間にアイツ側に引き摺り込まれるような感覚が?何だアイツ?」

得たいの知れない感覚に恐怖に近い感覚が月島の体を襲った次の瞬間、後ろから肩を叩かれた。

月島は慌てて裏拳を繰り出したが月島の肩を叩いた人物は軽々とその攻撃を止めた。

『まだ早い、お前にはまだ早すぎるよ』

いつか幻で見た女性が立っていた。茶髪のポニーテール女性。そういえばあの男もその幻で見た。

『あれはお前の本当の肉体。『神の右腕の残りカス』だ。それに今のお前じゃ消されかねないぞ』

は?何言ってやがるこの女。

『今のお前は別の体、『器』張り付いるだけ。あらゆるものを取り込む『器』を制御するために『奴等』が本当の体から魂だけ『引き剥がして』ね。悪魔の体、悪魔の魂、聖人の魂、竜の肉体、聖遺物、過去現在に死んだ者の魂等、魂、肉体、物だろうと関係なく取り込み宿る力だけでなく記憶や経験や知識すら手に入れることが出来る。その容量に際限はなく満たされる事が無いゆえに飢餓感に襲われ続ける』

月島は黙って女性の言葉に耳を傾ける。傷男は月島が離れると襲ってこなくなりまた立ち続けた。

『私はケイマ、ケイマ=バジル。最初に器に取り込まれた過去に死んだ人間の魂だ、よろしく』

握手を求めてきたので月島はその手を握り握手すると突然ケイマ=バジルが涙を流し出し抱き付いて来た。

月島は振りほどけなかった。

相手が強いとかじゃない。

月島は気付いた自分も涙を流していた事に。

『やっと、やっと会えたな。こんな形で会えるとは思ってなかったけど』

「分からない、分からないはずなのに、俺もお前に会えた事を嬉しいと感じる」

『お前はこの世界群の代理神・荒吐神(アラハバキ)『覇吐慶次(ハバキケイジ)の右腕であり『雷龍の柩』だ』

「・・・・」

『世界がまだ別れる前の話、マクベスという名の世界での、』

かつてマクベスという世界があった。そのマクベスには代理神マクベスによって管理されている世界であり代理神の不手際によって別の世界の人間を死なせてしまう。

その人間の名は覇吐慶次という男だった。

マクベスは償いとして自分の世界に招き第二の人生を送ってもらうことにした。

・・・・!!!

・・・・!!!

ガバッ!!!

月島は目を見開き体を起こす。

そこはベッドの上で自分はフルチンの全裸、同じく全裸のウィルスが心配そうな顔をしてこちらの様子を伺ってきた。

「大丈夫ですか?その、まぐわっていたら突然動かなかくなってしまって、しかも呼び掛けても返事がないですし。服上死してしまったのかとビックリしてしまいました。それにしても凄い汗ですよ」

ウィルスが近くにあったタオルで月島の体を拭こうとするが月島は腕を掴み止める。

「あの、何か機嫌に触る事をしてしまいましたか?」

「あ、いや、えっと、そうだな。タオルじゃなくて舐めろ、勿論全部な」

「フェッ!!!え、えっと、それでは、その失礼します」

ウィルスはいきなり月島の乳首から舐め始めた。

「ウィルスさんは変態ですな~、舐めろと言われていきなり乳首舐めるか普通、」

ウィルスは雪のように白い肌を桃色に染めながらも舌先で乳首を舐め唇で吸い、空いてる方を指で撫でたりしながらやめようとはしない。

「まあ汗まみれの全身を舐めさせるからどこからだろうと関係ないか」

月島は起こしていた体をベッドへ横たわせる。

『あれが夢じゃないなら、今いる空間も俺の中、なら俺の更に奥の奥に行けば再びあの場に行けるのか?』

「そういえば俺はどれくらい気を失ってたんだ?」

「五年です」

「・・・・は?」

「あ、この空間内ですけど」
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