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第2話 炎上
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「う~ん、やっぱり気になって仕事に集中できない!」
桜空を送り出してまだ一時間すら経っていないのにおじさん神様は仕事に支障をきたすほど心配している。
「本当は違法だが仕方がない!ちょっとだけ覗いてみよう!」
おじさん神様は桜空の様子を神様の力を使って覗こうとするがある可能性に辿り着く。
「もし入浴中だったら・・・いや、勿論すぐ消しますよ!ええ!消しますとも!・・・まあ一応送り出した責任もありますし!まあ一応怪我がないかどうかを確認する必要が・・・いざ!!!」
「人間五十年、化天のうちを比れば~、夢幻の如くなり~、一度生をうけ、滅ぼせぬもののあるべきか~、これを菩薩の種と思ひ定めざらんは、口惜しかり次第ぞ~」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!
炎燃え盛るボロ小屋で舞う桜空。
「・・・敦盛!!!いや待って~!!!一時間の間に何があったんですか!!!えええい!時よ!止まれ!そして少し前の光景を見せたまえ!」
今視ている光景は現在進行しているもの。おじさん神様は時を止めて少し過去を覗いてみることにした。
10分前~
「へ~え、真実の鏡ですか?面白そう。使ってみようかな?」
桜空は周囲をキョロキョロ見渡すと都合の良いことに山小屋を発見し入って鍵を閉めた。
「私ってブサイクじゃないのかな、な~んてね」
うんうん!そう使うと思ってましたよ桜空さん!あの真実の鏡は彼女に持たせたアイテムの一つです。真実の鏡は嘘はつきませんから!桜空さんは幼馴染にブサイクと言われ続けたから自分に自信が持てずにいただけなら、綺麗と誰かにはっきり言ってもらえばいいだけです!まあ最初は疑うでしょうが異世界で生活していけば自分の容姿が優れているのかすぐわかりますよ!慣らしていきましょう!
『ブサイク過ぎて直視できません!これなら犬の糞に顔を突っ込めと命令された方がまだマシです!ウエッ!吐き気がします!』
は?はああああああああ!!!何言ってんのこの鏡!叩き割ってやろうかですよ!!!どう見ても可愛いでしょ!おじさんが四十万年若かったら口説いてましたよ!
『よくその顔で生きてこれましたね。これからは気をつけた方がいいですよ。魔物と間違われて討伐されかねませんからwww』
やめて~、桜空さんが顔を真っ青にさせて目に涙を貯めてますから!
『泣き顔も見てられません。これなら酔っ払いのゲロを顔で受け止めろと命令される方がまだマシでしょう』
やめて~、桜空さんが顔を真っ白にさせてるから!膝から崩れ落ちたから!
なんでだ!真実の鏡は真実しか言わないはず誰かが細工した?まさか秘書か?いったい何のために?
ん?秘書に電話しようと携帯に手を伸ばす途中で一枚のメモを見つけた。
『いい歳したおっさんが合コンとはいいご身分ね?ア・ナ・タ?子供いるのに若い女の子にデレデレして鼻を伸ばしていたようですね?帰ったら重大な話があります。P.S逃げたら殺す。妻より』
ええええええ!合コン行ったのバレてる!いや、あれは会社の付き合いだからね!仕事の範疇だよ!勿論君の事は愛してるよ!やましい事なんてしてないからね!・・・あ、あああああああああああ!!!
おじさん神様は思い出した。会社の同僚が開いた合コンであの真実の鏡をパーティーグッズみたいに使った事を。女神に鏡の前でちょっとエッチな質問して反応を男神達で楽しんだ事を。
細工したの嫁かい!!!疑ってごめん秘書!!!そして今それどころじゃ、いや待て!重大な話って何!まさか別れ話か!!!
とりあえず原因はわかったので・・・どうしよう?
おじさん神様ここでようやく事の重大さに気付く。
直接助けるのはまずい。てか時間止めたのもまずい。てか真実の鏡は神様すら欺けない道具を人に与えた事がまずい。てかまだまだ入ってる・・・秘書抜いてくれたよね!
「・・・死のう」
死に直結思考かい!
【ファイヤーボール】
ボン!ボオオオオオオオオオオオ!!!
ええええええ!!!魔法使ったよ!!!いやいやいや!!!待って待って待って!!!躊躇なく火を放ちやがったこの子!!!
異世界に来て初めて魔法使ったら普通感動するでしょ!この子もう目が死んどるもん!虚ろな瞳で詠唱してましたよ!声に絶望含んでましたもん!異世界転移して初っぱな自殺するラノベなんて早々ないからね!道具に悪口言われただけで焼身自殺する奴いないからね!
おじさん神様大慌て。しかし舞っている桜空の姿はとても美しく暫し見とれてしまい気付けば10分過ぎてしまっていた。
「はっ!ヤバい!どのくらいたった!え!もう10分経ってる!くそ!どうする?どうする?」
桜空を送り出してまだ一時間すら経っていないのにおじさん神様は仕事に支障をきたすほど心配している。
「本当は違法だが仕方がない!ちょっとだけ覗いてみよう!」
おじさん神様は桜空の様子を神様の力を使って覗こうとするがある可能性に辿り着く。
「もし入浴中だったら・・・いや、勿論すぐ消しますよ!ええ!消しますとも!・・・まあ一応送り出した責任もありますし!まあ一応怪我がないかどうかを確認する必要が・・・いざ!!!」
「人間五十年、化天のうちを比れば~、夢幻の如くなり~、一度生をうけ、滅ぼせぬもののあるべきか~、これを菩薩の種と思ひ定めざらんは、口惜しかり次第ぞ~」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!
炎燃え盛るボロ小屋で舞う桜空。
「・・・敦盛!!!いや待って~!!!一時間の間に何があったんですか!!!えええい!時よ!止まれ!そして少し前の光景を見せたまえ!」
今視ている光景は現在進行しているもの。おじさん神様は時を止めて少し過去を覗いてみることにした。
10分前~
「へ~え、真実の鏡ですか?面白そう。使ってみようかな?」
桜空は周囲をキョロキョロ見渡すと都合の良いことに山小屋を発見し入って鍵を閉めた。
「私ってブサイクじゃないのかな、な~んてね」
うんうん!そう使うと思ってましたよ桜空さん!あの真実の鏡は彼女に持たせたアイテムの一つです。真実の鏡は嘘はつきませんから!桜空さんは幼馴染にブサイクと言われ続けたから自分に自信が持てずにいただけなら、綺麗と誰かにはっきり言ってもらえばいいだけです!まあ最初は疑うでしょうが異世界で生活していけば自分の容姿が優れているのかすぐわかりますよ!慣らしていきましょう!
『ブサイク過ぎて直視できません!これなら犬の糞に顔を突っ込めと命令された方がまだマシです!ウエッ!吐き気がします!』
は?はああああああああ!!!何言ってんのこの鏡!叩き割ってやろうかですよ!!!どう見ても可愛いでしょ!おじさんが四十万年若かったら口説いてましたよ!
『よくその顔で生きてこれましたね。これからは気をつけた方がいいですよ。魔物と間違われて討伐されかねませんからwww』
やめて~、桜空さんが顔を真っ青にさせて目に涙を貯めてますから!
『泣き顔も見てられません。これなら酔っ払いのゲロを顔で受け止めろと命令される方がまだマシでしょう』
やめて~、桜空さんが顔を真っ白にさせてるから!膝から崩れ落ちたから!
なんでだ!真実の鏡は真実しか言わないはず誰かが細工した?まさか秘書か?いったい何のために?
ん?秘書に電話しようと携帯に手を伸ばす途中で一枚のメモを見つけた。
『いい歳したおっさんが合コンとはいいご身分ね?ア・ナ・タ?子供いるのに若い女の子にデレデレして鼻を伸ばしていたようですね?帰ったら重大な話があります。P.S逃げたら殺す。妻より』
ええええええ!合コン行ったのバレてる!いや、あれは会社の付き合いだからね!仕事の範疇だよ!勿論君の事は愛してるよ!やましい事なんてしてないからね!・・・あ、あああああああああああ!!!
おじさん神様は思い出した。会社の同僚が開いた合コンであの真実の鏡をパーティーグッズみたいに使った事を。女神に鏡の前でちょっとエッチな質問して反応を男神達で楽しんだ事を。
細工したの嫁かい!!!疑ってごめん秘書!!!そして今それどころじゃ、いや待て!重大な話って何!まさか別れ話か!!!
とりあえず原因はわかったので・・・どうしよう?
おじさん神様ここでようやく事の重大さに気付く。
直接助けるのはまずい。てか時間止めたのもまずい。てか真実の鏡は神様すら欺けない道具を人に与えた事がまずい。てかまだまだ入ってる・・・秘書抜いてくれたよね!
「・・・死のう」
死に直結思考かい!
【ファイヤーボール】
ボン!ボオオオオオオオオオオオ!!!
ええええええ!!!魔法使ったよ!!!いやいやいや!!!待って待って待って!!!躊躇なく火を放ちやがったこの子!!!
異世界に来て初めて魔法使ったら普通感動するでしょ!この子もう目が死んどるもん!虚ろな瞳で詠唱してましたよ!声に絶望含んでましたもん!異世界転移して初っぱな自殺するラノベなんて早々ないからね!道具に悪口言われただけで焼身自殺する奴いないからね!
おじさん神様大慌て。しかし舞っている桜空の姿はとても美しく暫し見とれてしまい気付けば10分過ぎてしまっていた。
「はっ!ヤバい!どのくらいたった!え!もう10分経ってる!くそ!どうする?どうする?」
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