異世界転生~筋肉フェチの元女子高生がやらかす物話

アカヤシ

文字の大きさ
84 / 96
17歳~新人冒険者編

第17話 私の筋肉バカは死んでも治らないんだ!

しおりを挟む
ゴポゴポゴポゴポゴポゴポ!

『覇王』の力によって辺り一面が溶岩地帯となってしまったスタトルックのダンジョン付近。

そのマグマの中から二人のマッチョが浮き上がってきた。

「「生命の泉で体力補充!!!」」

燃え盛るマグマに体が浸かっても汗を噴き出させる程度ですんでいる二人のマッチョ。

「「この程度で根を上げるようなヤワな男子は恥を知れ!」」

「「「「「普通は死ぬわ!!!」」」」」

光の膜の中で冒険者達。その中にはベレーザ・ユキナカ・ユキネ・ロマンスグレー・スピリタスも含まれている。

彼等はまだ生き残っていた。

ワドソン&ザムソンが絶え間なく『覇王』に攻撃を繰り出して大規模攻撃を阻止しているからだ。
しかしマッチョ二人の攻撃が効いているというわけではない。あくまで技をキャンセルさせているだけで傷をつけられていない。

ワドソン&ザムソンも戦っている最中に援護にやってきたオカッパのオッサン顔の双子の子供天使『カマ&エル』がやって来て、ワドソン&ザムソンと『融合合体』して『ワドソンPS&ザムソンSS』に進化して『覇王』に挑むがまだ力の差があり、時間稼ぎしか出来ないでいた。

二人は果敢にポーチングを取りながら攻撃する。

「悶絶昇天心中!!!男性地震!!!汗汁乱舞!!!四肢涙涙!!!男(マスラオ)の吐息!!!男(マスラオ)の魂!!!!!!!!!」

『無駄■■■■■■■だ■■■■■■所詮■■■■■悪足掻き■■■■に過ぎん■■■■無駄■■■■■■■無駄』

「「男の鬱憤を開放するメンズビームの前に破壊出来ないものはない!!!!!!!」」

「「メンズビーーーーーーー―――――――ム!!」」

二人のマッチョの頭頂部分の穴から極太ビームが放出。ダンジョンの究極種といえど一撃で葬る事が出来る二人の必殺技。しかし、

『■■■■■どうした■■■■■■■破壊■■■■出来て■■■■■いないが■■■この程度か■■■』

『覇王』は無傷。

「「姉貴が来るまで持ち堪えてみせる!!」」

『■■■もう■■■■■■飽いた■■■■死ね■■■■』

『覇王』の体から膨大な気を放出する。

「おいおい、大陸どころか世界を破壊する気か!」

「もう駄目だあああああ!くそ!もっと遊びたかった!」

「女にモテたかったああああああ!俺まだ童貞なのに!」

「もっと贅沢したかったあああああああ!」

「ユキネさん好きだあああああああああ!」

冒険者達はもう諦めムードだ。

「ちっ!俺は・・・また!!!」

「こんな化け物とは・・・・」

「・・・・酒を最後に飲みたかったが、しょうがない、か、」

「死んだらティオさんとおんなじ所にいけるかな?」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

上空から何かが突然降ってきた。

二人のマッチョがクネクネと踊りながら叫びを上げる。

「「あ、あ、姉貴いいいいいいいいい!!!」」

テティ=ペルディーダ到着!!!

「テティ・・・か?」

「んんん、おお、ベレーザ!ひっさしっぶり!!!じゃなくて久し振りね、ベレーザ=ポノトテス」

テティはベレーザの元に跳躍する。

「・・・・?なんだそのキャラは?」

「いや、お姉様キャラで行こうかなって?何マジマジ見てるの?本物よ?」

「いや、それは分かってる・・・が!」

狼狽えるベレーザ=ポノトテス。

「今なら再会補正でギュッて抱き締めてもいいぞ?ちょっとだけね」

「ふっ、いいや、遠慮する。届かない物に手を伸ばすほど、」

「・・・ベレーザ?貴方、今の姿見てもう一度言えるかしら?」

ベレーザは密着率90%でテティに抱き付いてる。

「ちょっと!何ティオさんと抱き付いてるいるんですかこんな時に!」

「ユキネ、私の名前はテティっていうのテティちゃんって呼んでね♪」

「・・・お姉様キャラもいいですけど・・・こっちもいい!テティさん私も抱き締めてもらえませんか!」

「後でね・・・・さて、あれが『覇王』・・・ね」

テティは『覇王』に向け歩いていき、そして『覇王』に背を向ける。

「よし、かかってこい!人間共!!!」

いきなりベレーザ達の方に構えてのテティの裏切り宣言。

「おおおおおおおおい!何言ってのこいつ!助けに来といて即裏切ってんですけど!!!」

「ごめん、ごめん、けどいい筋肉してるしさあ~、見逃す事出来ないかにゃ~ヤバい!超いい筋肉、ぐふふふ!ペロペロしたいにゃ~」

テティは顔を赤くしてチラチラ『覇王』の筋肉を覗き見している。

「顔、人間じゃねーし!肌、金色なんですけどおおおおおおおお!!こいつ筋肉しか見えてないんですけど!」

「人を顔で判断するもんじゃないんだ!!!」

「だから人じゃねーし!お前も筋肉って外見重視じゃねーか!」

ぎゃあぎゃあと騒ぐテティとベレーザ。

『■■■■■騒がしい■■■■■誰でも■■■■構わん■■■■■さっさと■■■■死ね■■■■』

しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~

楠ノ木雫
ファンタジー
 IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき…… ※他の投稿サイトにも掲載しています。

我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。

たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。 しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。 そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。 ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。 というか、甘やかされてません? これって、どういうことでしょう? ※後日談は激甘です。  激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。 ※小説家になろう様にも公開させて頂いております。  ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。  タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

悪役令嬢が処刑されたあとの世界で

重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。 魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。 案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

処理中です...