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アルスフォード編
第六十七話 バタフライエフェクト
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一方、アレクがまだ眠っていた一週間前に時を戻す。
ユリーカが眠り、彼女をベットに移動させたポルカは、一旦外で休憩を取っていた。
そこに魔石を採取したガディとエルルが戻り、ポルカの前へと立つ。
二人の姿を確認したポルカが、少し驚いて目を丸くする。
「思ったより早かったのう。それで、魔石のほうは?」
「これでいいだろ?」
ガディが差し出した魔石を見て、ポルカは満足げに頷く。
「うむ。二人共ようやった」
ポルカの返答に、エルルが急かすように口を開く。
「それじゃあ、これで短剣を作ってもらえるの?」
「待て。その前に、後もう一つ。魔石を磨く必要がある」
ポルカが待ったをかけると、焦ったさのあまり二人は渋い顔をした。
「魔石を磨くのは、専門の職人に任せるのがよかろ。魔石爺を紹介するかのう」
「おい……俺達はそいつの元に今から行かされるのか?」
「当たり前じゃろ」
はっきり言って面倒臭い。
嫌そうな雰囲気を漂わせて顔を見合わせる二人に、ポルカはぴしゃりと言いつける。
「ここで怠ければ、最高傑作ができなくなるぞい。アチキに劣等品を作らせるつもりかい?」
「……わかったわよ。で? その魔石爺っていうのはどこにいるの?」
「ほれ」
ポルカが首から下げていたネックレスを渡してくる。
不思議そうにエルルが受け取ると、ポルカはさらりと言う。
「そのネックレスについている魔石から、魔石爺の気配を読み取るといい」
「ちょ……! それって、いつ作られたものよ」
「ざっと三十年前かのう」
「三十年って……そもそも、〔追跡〕のスキルはその場に残された魔力の残り香を辿るようなもの。頑張って一週間くらい前が限界よ。三十年前なんて、もう残り香がなくて追えっこない」
「そこでだ。よく考えてみるのじゃ」
ポルカは二人に向かって背を向けて座り込むと、近くに落ちている木の棒を手に取る。
地面に何かを描き始めたので、二人はそれを覗き込んだ。
「お前さん達、アレクのきょうだいじゃろ?」
「ああ、そうだが」
「で、アレクは天族の力を引き継いだ子供。まあ、強いて言えば、魂が天族の形をしているのじゃがな」
ポルカは天族の羽を表すように、鳥の羽のようなマークを描く。
「んで、もう一度言う。お前さん達はそのきょうだい。血が繋がっておる。考えてはみなかったか? その力は、自分達にも使えるものではないか、と」
「バカを言うな。アレクが特別なんだ。俺達に使えるわけないだろ」
ガディがそれを否定しにかかったのを聞いて、「決めつけはよくない」とポルカは言う。
「確かにアレクは特別じゃ。お前さん達がどう頑張ろうと、〔過去視〕の力を得ることはできまい。だがの」
ここでポルカは、大きな円を描いた。
「お前さん達とアレクに共通するもの。それは莫大な魔力。魔力量しかり、その扱える属性しかり。これは本来なら人間には持ち得ないものじゃ。ちなみに、アレクのきょうだいはおまえさん達だけか?」
「いや、サージュっていう、よくわからない奴が一人」
エルルの冷たい一言に、ポルカは吹き出す。
「何かあったのかのう? まあよい。五十年もすれば、確執は薄れよう。そのきょうだいは、お前さん達のように魔法が達者であったか?」
「別に……同年代の子よりは上手く扱えたみたいだけど、全属性使えるとか、魔力量が特別多いとか、そんな感じではなかったわね」
「それが普通の人の子じゃ。そこで思い出してみてほしい」
ポルカが描いたのは、髪の長い女性のシルエット。
そこから線を引いて、人のシルエットを四つ描く。
「これがエルミア。それで、エルミアに続く子孫のお前さん達。じゃが、アレクは本来なら、ここにはいないはずの存在じゃ」
ぐるりとポルカは、四つのシルエットの内の一つを囲む。
「本来ならアレクは、エルミアの腹の中で、誰にも存在を知られることなく朽ち果てる存在じゃった。それが精霊王に運良く拾われ、多数の犠牲を払いながらも、この世界に生まれ落ちた。いわばこの世界のイレギュラー。ここで世界には、様々な事象が巻き起こった。バタフライエフェクト、というものを知っておるか?」
「……小さな出来事が、大きく広がっていくっていうやつかしら」
「うむ。蝶の羽ばたき一つが未来を変えるという話じゃの。そんな些細な出来事でさえ影響するというのに、存在、ましてや天族という巨大すぎるカードが、この世界に産み落とされた。それは世界のルールを変えてしまうほどに、大きな出来事じゃったんよ」
ここまで語り終えたポルカに、二人はごくりと生唾を呑んだ。
冷や汗が垂れる。ポルカというドワーフに、ただ人ならぬ気配を感じるのは何度目だろうか。
「お前……どこまで知ってる?」
「さあの。アチキは世界を操れるレベルの多大な存在ではない。まあ、話を戻すとするかの。そのアレクという存在が巻き起こした出来事。その内の一つが、巨大なエネルギーを母胎に宿すことじゃ」
ポルカはそこで、アレクのシルエットの横に並ぶ二つを囲った。
「天族を生み出すためのエネルギーを、事前に母胎に宿す。そうすることで、アレクは無事この世に生まれてきた。まあ、それをしたのは精霊王だろうがの。そのエネルギーを宿した頃に、既に母胎は身籠っておった。ここで有り余るレベルのエネルギーを与えられ、子供は成長し、一人では抱えきれないほどの力を宿した結果ーー二人に分裂した」
ポルカはここでようやく振り返り、二人を見つめ直す。
「お前さん達は、本当なら一つで生まれる予定だったんじゃ。元々二人で一つであった。たまたま体が二つに分たれただけの人間なのだよ」
「……ちょっと待て。エネルギー云々の話は別として、それならサージュも力を持ってるんじゃないのか」
ガディの突っ込みに、ポルカはシルエットのほうに向いた。
残された一つのシルエットに、ポルカはばつ印をつける。
「言ったじゃろう? 精霊王がエネルギーを渡したのは、アレクを守るためじゃ。そのエネルギーが大きすぎるあまり、余波としてお前さん達に影響を与えた。お前さん達は二つに別れ、エネルギーを吸いすぎてしまった。アレクが昔病弱だったのも、エネルギーが足りなかったせいじゃろ。本当なら、多少影響はあれど、サージュのようにお前さん達は平凡な子供に生まれていたはずじゃ」
まるで弟に起こった出来事は、自分達のせいだと責められているような気分になって、二人は顔を歪める。
にしても、予想もしない大きなスケールの話が出てきたものだ。
しかし二人は、ポルカがした説明に妙に納得していた。
一つで生まれるものが、二つに分かれてしまった。
そう言われてかなりしっくりとくる。
互いに半身であることを、二人は常に意識して生きてきたからだろう。
「まあよく聞け。そのエネルギーを持って生まれてきたお前さん達は、膨大な力を持っておる。なら、それを使わない手はなかろう」
ポルカは枝を二人に向けると、鋭く言い放った。
「そのネックレスの魔力くらい拾えるはずじゃ。お前さん達には、人間の身には有り余るレベルの力が眠っている」
ユリーカが眠り、彼女をベットに移動させたポルカは、一旦外で休憩を取っていた。
そこに魔石を採取したガディとエルルが戻り、ポルカの前へと立つ。
二人の姿を確認したポルカが、少し驚いて目を丸くする。
「思ったより早かったのう。それで、魔石のほうは?」
「これでいいだろ?」
ガディが差し出した魔石を見て、ポルカは満足げに頷く。
「うむ。二人共ようやった」
ポルカの返答に、エルルが急かすように口を開く。
「それじゃあ、これで短剣を作ってもらえるの?」
「待て。その前に、後もう一つ。魔石を磨く必要がある」
ポルカが待ったをかけると、焦ったさのあまり二人は渋い顔をした。
「魔石を磨くのは、専門の職人に任せるのがよかろ。魔石爺を紹介するかのう」
「おい……俺達はそいつの元に今から行かされるのか?」
「当たり前じゃろ」
はっきり言って面倒臭い。
嫌そうな雰囲気を漂わせて顔を見合わせる二人に、ポルカはぴしゃりと言いつける。
「ここで怠ければ、最高傑作ができなくなるぞい。アチキに劣等品を作らせるつもりかい?」
「……わかったわよ。で? その魔石爺っていうのはどこにいるの?」
「ほれ」
ポルカが首から下げていたネックレスを渡してくる。
不思議そうにエルルが受け取ると、ポルカはさらりと言う。
「そのネックレスについている魔石から、魔石爺の気配を読み取るといい」
「ちょ……! それって、いつ作られたものよ」
「ざっと三十年前かのう」
「三十年って……そもそも、〔追跡〕のスキルはその場に残された魔力の残り香を辿るようなもの。頑張って一週間くらい前が限界よ。三十年前なんて、もう残り香がなくて追えっこない」
「そこでだ。よく考えてみるのじゃ」
ポルカは二人に向かって背を向けて座り込むと、近くに落ちている木の棒を手に取る。
地面に何かを描き始めたので、二人はそれを覗き込んだ。
「お前さん達、アレクのきょうだいじゃろ?」
「ああ、そうだが」
「で、アレクは天族の力を引き継いだ子供。まあ、強いて言えば、魂が天族の形をしているのじゃがな」
ポルカは天族の羽を表すように、鳥の羽のようなマークを描く。
「んで、もう一度言う。お前さん達はそのきょうだい。血が繋がっておる。考えてはみなかったか? その力は、自分達にも使えるものではないか、と」
「バカを言うな。アレクが特別なんだ。俺達に使えるわけないだろ」
ガディがそれを否定しにかかったのを聞いて、「決めつけはよくない」とポルカは言う。
「確かにアレクは特別じゃ。お前さん達がどう頑張ろうと、〔過去視〕の力を得ることはできまい。だがの」
ここでポルカは、大きな円を描いた。
「お前さん達とアレクに共通するもの。それは莫大な魔力。魔力量しかり、その扱える属性しかり。これは本来なら人間には持ち得ないものじゃ。ちなみに、アレクのきょうだいはおまえさん達だけか?」
「いや、サージュっていう、よくわからない奴が一人」
エルルの冷たい一言に、ポルカは吹き出す。
「何かあったのかのう? まあよい。五十年もすれば、確執は薄れよう。そのきょうだいは、お前さん達のように魔法が達者であったか?」
「別に……同年代の子よりは上手く扱えたみたいだけど、全属性使えるとか、魔力量が特別多いとか、そんな感じではなかったわね」
「それが普通の人の子じゃ。そこで思い出してみてほしい」
ポルカが描いたのは、髪の長い女性のシルエット。
そこから線を引いて、人のシルエットを四つ描く。
「これがエルミア。それで、エルミアに続く子孫のお前さん達。じゃが、アレクは本来なら、ここにはいないはずの存在じゃ」
ぐるりとポルカは、四つのシルエットの内の一つを囲む。
「本来ならアレクは、エルミアの腹の中で、誰にも存在を知られることなく朽ち果てる存在じゃった。それが精霊王に運良く拾われ、多数の犠牲を払いながらも、この世界に生まれ落ちた。いわばこの世界のイレギュラー。ここで世界には、様々な事象が巻き起こった。バタフライエフェクト、というものを知っておるか?」
「……小さな出来事が、大きく広がっていくっていうやつかしら」
「うむ。蝶の羽ばたき一つが未来を変えるという話じゃの。そんな些細な出来事でさえ影響するというのに、存在、ましてや天族という巨大すぎるカードが、この世界に産み落とされた。それは世界のルールを変えてしまうほどに、大きな出来事じゃったんよ」
ここまで語り終えたポルカに、二人はごくりと生唾を呑んだ。
冷や汗が垂れる。ポルカというドワーフに、ただ人ならぬ気配を感じるのは何度目だろうか。
「お前……どこまで知ってる?」
「さあの。アチキは世界を操れるレベルの多大な存在ではない。まあ、話を戻すとするかの。そのアレクという存在が巻き起こした出来事。その内の一つが、巨大なエネルギーを母胎に宿すことじゃ」
ポルカはそこで、アレクのシルエットの横に並ぶ二つを囲った。
「天族を生み出すためのエネルギーを、事前に母胎に宿す。そうすることで、アレクは無事この世に生まれてきた。まあ、それをしたのは精霊王だろうがの。そのエネルギーを宿した頃に、既に母胎は身籠っておった。ここで有り余るレベルのエネルギーを与えられ、子供は成長し、一人では抱えきれないほどの力を宿した結果ーー二人に分裂した」
ポルカはここでようやく振り返り、二人を見つめ直す。
「お前さん達は、本当なら一つで生まれる予定だったんじゃ。元々二人で一つであった。たまたま体が二つに分たれただけの人間なのだよ」
「……ちょっと待て。エネルギー云々の話は別として、それならサージュも力を持ってるんじゃないのか」
ガディの突っ込みに、ポルカはシルエットのほうに向いた。
残された一つのシルエットに、ポルカはばつ印をつける。
「言ったじゃろう? 精霊王がエネルギーを渡したのは、アレクを守るためじゃ。そのエネルギーが大きすぎるあまり、余波としてお前さん達に影響を与えた。お前さん達は二つに別れ、エネルギーを吸いすぎてしまった。アレクが昔病弱だったのも、エネルギーが足りなかったせいじゃろ。本当なら、多少影響はあれど、サージュのようにお前さん達は平凡な子供に生まれていたはずじゃ」
まるで弟に起こった出来事は、自分達のせいだと責められているような気分になって、二人は顔を歪める。
にしても、予想もしない大きなスケールの話が出てきたものだ。
しかし二人は、ポルカがした説明に妙に納得していた。
一つで生まれるものが、二つに分かれてしまった。
そう言われてかなりしっくりとくる。
互いに半身であることを、二人は常に意識して生きてきたからだろう。
「まあよく聞け。そのエネルギーを持って生まれてきたお前さん達は、膨大な力を持っておる。なら、それを使わない手はなかろう」
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