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二話 秘密
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(昨日は失敗したわ。でも神崎くんと少しお話できたし、今日も神崎くんとお話したい……)
「神崎くん。おはよう」
「え!?、あ、うん。おはよう」
(な、なんで東雲さんが俺に挨拶してるわけ!?昨日からどうしたんだろう?あ、担当の人からメール来てる)
(よし!朝の挨拶はできたわ。でも神崎くん『おはよう』ていった後にすぐにスマホに視線を戻したけど……。そうだわ『学校一の美少女』に挨拶されたものきっと恥ずかしいのね。神崎くんってかわいい……)
「あ、あの神崎くん?」
「あ……な、何かな?」
「神崎くんは何を見ているの?」
「え、ああメールだよ」
「そ、そう」
(なんのメールかしら。神崎くんはいつもクラスで一人だからメールなんてするのかしら?あ、家族とメールしてるのね。ま、まさか神崎くんは彼女とかいないわよね?)
(まずい。メール見せてって言われたらどうしよう。秘密でラノベ書いていることばれたら超恥ずかしいんだけど……。あ、イラスト担当の人また挿絵書いてる。これで何枚目だよ……)
「神崎くんは誰とメールしてるのかしら……?」
「え、編集さんだよ」
「は?」
「え?」
(編集さん?神崎くん漫画とかでも連載してるのかしら?私も秘密でイラストレイターやってるけどこれは神崎くんと仲良くなれそう!神崎くんともっと話したい!)
(ああ、つい反動で言ってしまったけど秘密でラノベ作家ってばれたかなぁ。月収とか聞かれたらどうしよう……あんまり言いたくない学なんだよなぁ。『は?』て言ってたけど超恥ずかしい……東雲さんとはなるべく避けたほうがいいな)
キーンコーンカーンコーン
(ああ、授業始まっちゃうわ。次の授業で今日は終わりだから終わったら神崎くんといっぱいお話しましょう!)
(次の美術の授業で終わりか。今日はもうさっさと帰ろう)
数分後
「はい。今からペアになって似顔絵を描いてもらいたいと思います」
(よ、よし。これは神崎くんを誘うのよ私!)
(あの、先生?これっていじめですか?陰キャの俺にペアなんてできるわけないだろ!だっての子クラスは全員で40人いるんだぞ!?え?偶数だって?こういう時は三人組作るバカがいるんだよ!)
「あ、あの神崎くん。よかったら一緒に、なろ?」
「え?お、俺なんかでいいの?」
「う、うん。神崎くんとがいいの」
(また東雲さん!?てか上目遣いの東雲さんめっちゃ可愛い……)
(よし。日頃から絵は描きまくっているからここで神崎くんと仲良しになるわよ!)
「よ、よし描けたわ。神崎君はどう?」
「え、ああ。俺も描けたよ」
「じゃぁいっせーのーでで見せ合いましょう」
「分かった」
「じゃぁ行くわよ?いっせーのーで!」
「……」
「……」
(ナニコレめっちゃうまいんだけど。え、東雲さんってこんなに絵がうまいの?でもこの画風「どこかで見たことあるような……)
「か」
「え?」
「神崎くんのばかああああああああああ!!!」
(ええええええええええええ!!??)
(なにこれゴブリンじゃないの!?え?神崎くんって漫画書いていないの?じゃぁ何の編集さんとメールしてたの!?)
(俺の絵下手だったかな?だたら謝らなきゃ)
「東雲さんごめん!俺、絵は苦手でさ……。だから許して!なんでもするから!」
「なんでも……?」
((気まずい……))
「神崎くん。おはよう」
「え!?、あ、うん。おはよう」
(な、なんで東雲さんが俺に挨拶してるわけ!?昨日からどうしたんだろう?あ、担当の人からメール来てる)
(よし!朝の挨拶はできたわ。でも神崎くん『おはよう』ていった後にすぐにスマホに視線を戻したけど……。そうだわ『学校一の美少女』に挨拶されたものきっと恥ずかしいのね。神崎くんってかわいい……)
「あ、あの神崎くん?」
「あ……な、何かな?」
「神崎くんは何を見ているの?」
「え、ああメールだよ」
「そ、そう」
(なんのメールかしら。神崎くんはいつもクラスで一人だからメールなんてするのかしら?あ、家族とメールしてるのね。ま、まさか神崎くんは彼女とかいないわよね?)
(まずい。メール見せてって言われたらどうしよう。秘密でラノベ書いていることばれたら超恥ずかしいんだけど……。あ、イラスト担当の人また挿絵書いてる。これで何枚目だよ……)
「神崎くんは誰とメールしてるのかしら……?」
「え、編集さんだよ」
「は?」
「え?」
(編集さん?神崎くん漫画とかでも連載してるのかしら?私も秘密でイラストレイターやってるけどこれは神崎くんと仲良くなれそう!神崎くんともっと話したい!)
(ああ、つい反動で言ってしまったけど秘密でラノベ作家ってばれたかなぁ。月収とか聞かれたらどうしよう……あんまり言いたくない学なんだよなぁ。『は?』て言ってたけど超恥ずかしい……東雲さんとはなるべく避けたほうがいいな)
キーンコーンカーンコーン
(ああ、授業始まっちゃうわ。次の授業で今日は終わりだから終わったら神崎くんといっぱいお話しましょう!)
(次の美術の授業で終わりか。今日はもうさっさと帰ろう)
数分後
「はい。今からペアになって似顔絵を描いてもらいたいと思います」
(よ、よし。これは神崎くんを誘うのよ私!)
(あの、先生?これっていじめですか?陰キャの俺にペアなんてできるわけないだろ!だっての子クラスは全員で40人いるんだぞ!?え?偶数だって?こういう時は三人組作るバカがいるんだよ!)
「あ、あの神崎くん。よかったら一緒に、なろ?」
「え?お、俺なんかでいいの?」
「う、うん。神崎くんとがいいの」
(また東雲さん!?てか上目遣いの東雲さんめっちゃ可愛い……)
(よし。日頃から絵は描きまくっているからここで神崎くんと仲良しになるわよ!)
「よ、よし描けたわ。神崎君はどう?」
「え、ああ。俺も描けたよ」
「じゃぁいっせーのーでで見せ合いましょう」
「分かった」
「じゃぁ行くわよ?いっせーのーで!」
「……」
「……」
(ナニコレめっちゃうまいんだけど。え、東雲さんってこんなに絵がうまいの?でもこの画風「どこかで見たことあるような……)
「か」
「え?」
「神崎くんのばかああああああああああ!!!」
(ええええええええええええ!!??)
(なにこれゴブリンじゃないの!?え?神崎くんって漫画書いていないの?じゃぁ何の編集さんとメールしてたの!?)
(俺の絵下手だったかな?だたら謝らなきゃ)
「東雲さんごめん!俺、絵は苦手でさ……。だから許して!なんでもするから!」
「なんでも……?」
((気まずい……))
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