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五話 将来
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「ではこれで打ち合わせを終わります。次の原稿の入稿日にまた会いましょう」
「はい。ありがとうございました」
(し、東雲さんに俺がラノベ作家だってことアピールできたかな?)
(神崎くんすごい……。神崎くんがラノベ作家だったなんて。かっこいい……)
「じゃぁ東雲さん。出ようか」
「え?う、うん。わかったわ」
((緊張するなぁ……))
(東雲さんには親友ってことで一緒に参加させてもらえたけど、少し自慢しすぎたかなぁ)
「あ、私の家こっちだから」
「そう、俺の家はあっちだから。それじゃぁここでさようならだね」
「そ、そうね」
「じゃぁまた明日、学校で」
「分かったわ。じゃぁね」
(それにしても神崎くんは本当にすごいわ。この年齢で世間に認められている作品を書いているんだから……私も神崎くんと一緒にしたい……。何かをしたい。でも何を?)
「神崎くん!」
「え!?な、なに?」
「私、将来神崎くんの作品の挿絵を描きたい!だから、私頑張る!」
(そうだ。これで神崎くんと一緒にできる……。あれ?これってつまり将来神崎くんと一緒にいることになるんだから。そ、そそそそそれって!けけけっこ……!!!)
「ち、ちがうの!」
「え?」
「べ、別にわ、私は神崎くんのことがすすすす――――じゃなくて!」
「お、落ち着いて東雲さん!」
(いきなりどうしたんだろう東雲さん)
(ああ、なんで頭の中が神崎くんでいっぱいになるのよ!)
「と、とりあえずそういうことだから!じゃぁね!」
「あ、待って―――――行ってしまわれた」
(東雲さんどうしたんだろう。でも将来東雲さんが挿絵書いてくれるとなんかうれしいな……ってこれ以上東雲さんを想像すると惚れてしまう!陰キャは惚れやすいんだ!)
(ああ、やっぱり私、神崎くんが『好き』なんだわ。いまも頭の中がかんざきくんでいっぱい……)
(やばい東雲さんが頭から離れない……。確かに東雲さんは学校一と言うだけあってかわいいし、噂によると成績も常に学年上位に位置するらしいし。この前だって上目づかいもかわいくて、一緒にペンを買いに行った時も嬉しそうにはしゃいでて……だめだ!これ以上考えるな!)
(明日ももっと神崎くんと話したい……)
(明日から東雲さんとは話すのを避けておこう)
~翌日~
「あ、神崎くんおはよう!」
「東雲さん。お、おはよう……」
(神崎くんやけに消極的ね。もっと神崎くんとお話したい!yくよく考えてみればアニメの話全然できていないし!目的を忘れちゃだめよ私!)
(東雲さんやけに元気だな。可愛い……は!考えるな!東雲さんは俺のことをどうにも思っていないんだから)
「はい。ありがとうございました」
(し、東雲さんに俺がラノベ作家だってことアピールできたかな?)
(神崎くんすごい……。神崎くんがラノベ作家だったなんて。かっこいい……)
「じゃぁ東雲さん。出ようか」
「え?う、うん。わかったわ」
((緊張するなぁ……))
(東雲さんには親友ってことで一緒に参加させてもらえたけど、少し自慢しすぎたかなぁ)
「あ、私の家こっちだから」
「そう、俺の家はあっちだから。それじゃぁここでさようならだね」
「そ、そうね」
「じゃぁまた明日、学校で」
「分かったわ。じゃぁね」
(それにしても神崎くんは本当にすごいわ。この年齢で世間に認められている作品を書いているんだから……私も神崎くんと一緒にしたい……。何かをしたい。でも何を?)
「神崎くん!」
「え!?な、なに?」
「私、将来神崎くんの作品の挿絵を描きたい!だから、私頑張る!」
(そうだ。これで神崎くんと一緒にできる……。あれ?これってつまり将来神崎くんと一緒にいることになるんだから。そ、そそそそそれって!けけけっこ……!!!)
「ち、ちがうの!」
「え?」
「べ、別にわ、私は神崎くんのことがすすすす――――じゃなくて!」
「お、落ち着いて東雲さん!」
(いきなりどうしたんだろう東雲さん)
(ああ、なんで頭の中が神崎くんでいっぱいになるのよ!)
「と、とりあえずそういうことだから!じゃぁね!」
「あ、待って―――――行ってしまわれた」
(東雲さんどうしたんだろう。でも将来東雲さんが挿絵書いてくれるとなんかうれしいな……ってこれ以上東雲さんを想像すると惚れてしまう!陰キャは惚れやすいんだ!)
(ああ、やっぱり私、神崎くんが『好き』なんだわ。いまも頭の中がかんざきくんでいっぱい……)
(やばい東雲さんが頭から離れない……。確かに東雲さんは学校一と言うだけあってかわいいし、噂によると成績も常に学年上位に位置するらしいし。この前だって上目づかいもかわいくて、一緒にペンを買いに行った時も嬉しそうにはしゃいでて……だめだ!これ以上考えるな!)
(明日ももっと神崎くんと話したい……)
(明日から東雲さんとは話すのを避けておこう)
~翌日~
「あ、神崎くんおはよう!」
「東雲さん。お、おはよう……」
(神崎くんやけに消極的ね。もっと神崎くんとお話したい!yくよく考えてみればアニメの話全然できていないし!目的を忘れちゃだめよ私!)
(東雲さんやけに元気だな。可愛い……は!考えるな!東雲さんは俺のことをどうにも思っていないんだから)
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