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三
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三
私たちの暴力代行会社「ストライク社」のオフィスは、一之瀬市街の、はずれにあるビルの一角にある。
オフィスと言っても、狭い空間で、人数分のデスクもない。あるのは社長であるマザーこと、ミスリードのデスクと、情報関係担当のイクトシのデスクだけだ。私とイアンは、ソファに座るのが普通になっている。
そして私とイアンが帰投すると、ソファには良司が座り込んでいた。
「マザー、帰ったぜ」
私が言うと、奥のデスクに座っていた中年女性が、こちらを見た。パンツスーツを着ていて、ネクタイをきっちりと締めている。にこりともせずに、こちらを見る。
「ケイト、イアン、ご苦労だった。状況は、新谷さんから聞いている。データチップはあったか?」
「あったぜ。ほらよ、イクトシ」
自分のデスクでパソコンを弄っていたイクトシに、私はデータチップを投げた。イクトシが受け取り、それを眺めた後、パソコンと接続したようだった。
「ケイト」ミスリードが言う。「まさか、派手にドンパチをやっていないだろうな? 武装は届けたが、それは保険のつもりだったが?」
「いや、どうかな、それほど派手なドンパチはなかったかと……」
「ケイト、上着の袖が切れているぞ」
咄嗟に手で隠すが、遅い。
「ケイト、確かに今回の弾薬代は、新谷さんが持ってくれる。それでも、余計な揉め事は起こすな。火の粉を進んで被る必要はない。敵を多く作る必要もない。分かるな?」
「わ、分かります」
「気をつけるように」
ミスリードがそう言ってから、私はホッとして、良司の前に腰を下ろした。イアンも隣に腰を下ろす。良司が不安そうにこちらを見る。
「データチップは、確かにあったんですね?」
「あぁ。でも、連中、あんたの荷物が回収された、って言っていたぜ? 心当たりはあるか?」
「回収? なんですか、それ?」
私は眉間に皺を寄せて、良司を見る。良司がおびえた表情になるので、私も嫌な気分になる。拳銃に手を伸ばして、良司が息を飲むのを見て、溜飲を下げる。と、「ケイト、余計なことをするな」とミスリードに突っ込まれた。
「なんだ、こりゃ」
イクトシの言葉に、全員がそちらを向く。ミスリードが席を立ち、イクトシのパソコンの画面を覗き込んだ。私もイアンもそれに続く、最後に、恐る恐るといった様子で、良司がついてきた。
「何が分かった、イクトシ?」
「マザー、これは、名簿じゃありません、帳簿です」
「帳簿? 何の帳簿だ?」
イクトシがキーボードを叩く。
「これは防衛省の昨年度の会計の帳簿の一部ですよ、マザー」イクトシが言う。「概要はネットが使えれば、誰でも閲覧できる。少し詳細なようだけど、それだって、情報公開を求めれば、いくらでも閲覧できるはずです」
「帳簿……」
ミスリードが良司を見る。良司は首を振った。
「そんな、馬鹿な! 僕は確かに、あの名簿をコピーしたんです」
「おいおい、おっさん。嘘はよくねぇな」
私が拳銃を引き抜いて近づくと、良司がこちらに背中を向けて駆け出した。私が撃とうとすると、それより先に、私の横に並んだミスリードが銃身を掴んで下げさせた。
「マザー!」
「ケイト、お前、貸金庫で誰かが回収に来たというようなことを聞いた、と言っていたな?」
私は頷く。良司はオフィスのドアに到達したが、そのドアがあかず、外に出られないでいた。
「新谷さん、ここのオフィスは出るのも入るのも、社員でなければ不可能ですよ」
イアンが優しく言いながら、良司の首根っこを掴むと、その体をソファまで引きずって行った。そして自分が隣に座り、私とミスリードがその前に座ってから、良司を解放した。
「イクトシ、貸金庫の組織のコンピュータを洗え。誰が来たか調べるんだ。今ごろ、警察も動いているだろう。注意しろ。この国の警官はやけに勤勉で実直だ」
「了解」
「では、新谷さん。あなたは本当に、貸金庫に、データチップを入れたのですね?」
ミスリードが普段と違う口調を使うと、それだけで、威圧感がある。良司がガクガクと頷く。
「ほ、本当です。間違いありません。確かに、預けたんです!」
「そのデータは名簿で間違いない?」
「在日米軍の内部の、ハーミットの名簿です。ご存じの通り、各国の軍はハーミットの存在を認めながらも、その軍事的な関わりについては特秘事項としています。だから、あの名簿は、特別なものだと……」
私はそれを聞きながら、息を吐いた。
「おっさん、そんなもん、コピー取ってどうするつもりだったんだ? そんなもん、手元に置いておいたら、余計に危ねえだろうが。正気じゃねぇぜ。それてもなんだ、情報屋に売るつもりだったのか?」
「事実の、確認のため、証拠として……」
「そいつは認識が甘かったな」
私の言葉に、良司が肩を縮ませる。ミスリードがゆっくりと息を吐き、言った。
「事実が確認される証拠がなければ、契約は破棄され、あなたはここから放り出されることになります。良いですね?」
「そ、そんな! 僕は殺されてしまう!」
「自分で蒔いた種なんじゃねぇか? おっさんよ」
私の言葉で、場が沈黙に支配された。嫌な気分だ。
「マザー、情報が出てきた」
イクトシがそう言ったのは、私が煙草を吸いたくてうずうずし始めた頃だった。
「報告しろ」
「あの貸金庫は、コンピュータで管理されていた。扉が開くと、その時間がきっちりと記録されるんだ。それと同時に、別のコンピュータが金庫の中身の出入りをチェックしている。ケイトとイアンが到着する二十分前に、誰かが金庫を開けて、新谷氏の預けた品物が入った箱を弄ってる。中身をどう変えたのかまでは分からない。でも、確かに誰かが来たようだ」
「じゃあ、あのチンピラどもの言葉は正しかったのか?」
私は思わず言いながら、良司を見る。彼は少し安堵した表情になっていた。ケッ。
「イクトシは、もう少し情報を洗え。そもそも、あの貸金庫は、どこの系列だ? 国の秘密会社じゃないだろうな」
そんなミスリードの言葉に、良司が即座に言う。
「それはありません。あそこは、暴力団の貸金庫です」
「その通りだよ、マザー。あそこは国とは関係はないはずだ。表立っては、だけど」
イクトシの補足に、ミスリードが頷く。そしてしばらく何かを考えていた。
「何か、興味深い点でもあるのかよ、マザー」
「いや、ない。ただ、何が事実か、考えていた」
ミスリードがイアンの方を見た。
「イアン、お前は新谷さんをセーフハウスへお連れしろ。三番のセーフハウスだ。そこで事態が進展するか、何かしらの新情報が入るまで、彼を監視しつつ護衛しろ。夜明けにケイトと交替だ。車は一番を使って良い」
「了解しました。新谷さん、こちらへ」
イアンが立ち上がり、良司を連れて、オフィスから出て行った。私はそれを見送ってから、ミスリードを見た。
「一番の車って、防弾車両だろ? そこまでするか?」
「ケイト、お前の勘はどう言っている? 今回の件」
ミスリードの言葉に、私は顔をしかめる。
「デカいヤマの気配がするな。あと、嫌な気配もある。そうだな、こいつは、スナイパーに頭を狙われている気分だ。それか、泳いでいたら、サメの群れが周囲を取り囲み始めたというか……」
「私もだ。嫌な気配がする。しかし、未だ、その正体は分からない。あの中年男性が疫病神なのか、それとも良い稼ぎなのかは、分からない。とりあえず、だ。とりあえず、様子を見る。一か所に固まっていたくないというのもある」
「国が相手だからな。確かに、用心に越したことはない」
私はソファから立ち上がると、ドアへ向かった。
「タバコでも吸ってくらぁ、マザー。何かあったら、呼び出してくれ」
私は煙草をくわえながら、オフィスを出ると、廊下でさっそく火をつけた。
煙草が美味い。生きているっていうのは、こういうことだ。
私たちの暴力代行会社「ストライク社」のオフィスは、一之瀬市街の、はずれにあるビルの一角にある。
オフィスと言っても、狭い空間で、人数分のデスクもない。あるのは社長であるマザーこと、ミスリードのデスクと、情報関係担当のイクトシのデスクだけだ。私とイアンは、ソファに座るのが普通になっている。
そして私とイアンが帰投すると、ソファには良司が座り込んでいた。
「マザー、帰ったぜ」
私が言うと、奥のデスクに座っていた中年女性が、こちらを見た。パンツスーツを着ていて、ネクタイをきっちりと締めている。にこりともせずに、こちらを見る。
「ケイト、イアン、ご苦労だった。状況は、新谷さんから聞いている。データチップはあったか?」
「あったぜ。ほらよ、イクトシ」
自分のデスクでパソコンを弄っていたイクトシに、私はデータチップを投げた。イクトシが受け取り、それを眺めた後、パソコンと接続したようだった。
「ケイト」ミスリードが言う。「まさか、派手にドンパチをやっていないだろうな? 武装は届けたが、それは保険のつもりだったが?」
「いや、どうかな、それほど派手なドンパチはなかったかと……」
「ケイト、上着の袖が切れているぞ」
咄嗟に手で隠すが、遅い。
「ケイト、確かに今回の弾薬代は、新谷さんが持ってくれる。それでも、余計な揉め事は起こすな。火の粉を進んで被る必要はない。敵を多く作る必要もない。分かるな?」
「わ、分かります」
「気をつけるように」
ミスリードがそう言ってから、私はホッとして、良司の前に腰を下ろした。イアンも隣に腰を下ろす。良司が不安そうにこちらを見る。
「データチップは、確かにあったんですね?」
「あぁ。でも、連中、あんたの荷物が回収された、って言っていたぜ? 心当たりはあるか?」
「回収? なんですか、それ?」
私は眉間に皺を寄せて、良司を見る。良司がおびえた表情になるので、私も嫌な気分になる。拳銃に手を伸ばして、良司が息を飲むのを見て、溜飲を下げる。と、「ケイト、余計なことをするな」とミスリードに突っ込まれた。
「なんだ、こりゃ」
イクトシの言葉に、全員がそちらを向く。ミスリードが席を立ち、イクトシのパソコンの画面を覗き込んだ。私もイアンもそれに続く、最後に、恐る恐るといった様子で、良司がついてきた。
「何が分かった、イクトシ?」
「マザー、これは、名簿じゃありません、帳簿です」
「帳簿? 何の帳簿だ?」
イクトシがキーボードを叩く。
「これは防衛省の昨年度の会計の帳簿の一部ですよ、マザー」イクトシが言う。「概要はネットが使えれば、誰でも閲覧できる。少し詳細なようだけど、それだって、情報公開を求めれば、いくらでも閲覧できるはずです」
「帳簿……」
ミスリードが良司を見る。良司は首を振った。
「そんな、馬鹿な! 僕は確かに、あの名簿をコピーしたんです」
「おいおい、おっさん。嘘はよくねぇな」
私が拳銃を引き抜いて近づくと、良司がこちらに背中を向けて駆け出した。私が撃とうとすると、それより先に、私の横に並んだミスリードが銃身を掴んで下げさせた。
「マザー!」
「ケイト、お前、貸金庫で誰かが回収に来たというようなことを聞いた、と言っていたな?」
私は頷く。良司はオフィスのドアに到達したが、そのドアがあかず、外に出られないでいた。
「新谷さん、ここのオフィスは出るのも入るのも、社員でなければ不可能ですよ」
イアンが優しく言いながら、良司の首根っこを掴むと、その体をソファまで引きずって行った。そして自分が隣に座り、私とミスリードがその前に座ってから、良司を解放した。
「イクトシ、貸金庫の組織のコンピュータを洗え。誰が来たか調べるんだ。今ごろ、警察も動いているだろう。注意しろ。この国の警官はやけに勤勉で実直だ」
「了解」
「では、新谷さん。あなたは本当に、貸金庫に、データチップを入れたのですね?」
ミスリードが普段と違う口調を使うと、それだけで、威圧感がある。良司がガクガクと頷く。
「ほ、本当です。間違いありません。確かに、預けたんです!」
「そのデータは名簿で間違いない?」
「在日米軍の内部の、ハーミットの名簿です。ご存じの通り、各国の軍はハーミットの存在を認めながらも、その軍事的な関わりについては特秘事項としています。だから、あの名簿は、特別なものだと……」
私はそれを聞きながら、息を吐いた。
「おっさん、そんなもん、コピー取ってどうするつもりだったんだ? そんなもん、手元に置いておいたら、余計に危ねえだろうが。正気じゃねぇぜ。それてもなんだ、情報屋に売るつもりだったのか?」
「事実の、確認のため、証拠として……」
「そいつは認識が甘かったな」
私の言葉に、良司が肩を縮ませる。ミスリードがゆっくりと息を吐き、言った。
「事実が確認される証拠がなければ、契約は破棄され、あなたはここから放り出されることになります。良いですね?」
「そ、そんな! 僕は殺されてしまう!」
「自分で蒔いた種なんじゃねぇか? おっさんよ」
私の言葉で、場が沈黙に支配された。嫌な気分だ。
「マザー、情報が出てきた」
イクトシがそう言ったのは、私が煙草を吸いたくてうずうずし始めた頃だった。
「報告しろ」
「あの貸金庫は、コンピュータで管理されていた。扉が開くと、その時間がきっちりと記録されるんだ。それと同時に、別のコンピュータが金庫の中身の出入りをチェックしている。ケイトとイアンが到着する二十分前に、誰かが金庫を開けて、新谷氏の預けた品物が入った箱を弄ってる。中身をどう変えたのかまでは分からない。でも、確かに誰かが来たようだ」
「じゃあ、あのチンピラどもの言葉は正しかったのか?」
私は思わず言いながら、良司を見る。彼は少し安堵した表情になっていた。ケッ。
「イクトシは、もう少し情報を洗え。そもそも、あの貸金庫は、どこの系列だ? 国の秘密会社じゃないだろうな」
そんなミスリードの言葉に、良司が即座に言う。
「それはありません。あそこは、暴力団の貸金庫です」
「その通りだよ、マザー。あそこは国とは関係はないはずだ。表立っては、だけど」
イクトシの補足に、ミスリードが頷く。そしてしばらく何かを考えていた。
「何か、興味深い点でもあるのかよ、マザー」
「いや、ない。ただ、何が事実か、考えていた」
ミスリードがイアンの方を見た。
「イアン、お前は新谷さんをセーフハウスへお連れしろ。三番のセーフハウスだ。そこで事態が進展するか、何かしらの新情報が入るまで、彼を監視しつつ護衛しろ。夜明けにケイトと交替だ。車は一番を使って良い」
「了解しました。新谷さん、こちらへ」
イアンが立ち上がり、良司を連れて、オフィスから出て行った。私はそれを見送ってから、ミスリードを見た。
「一番の車って、防弾車両だろ? そこまでするか?」
「ケイト、お前の勘はどう言っている? 今回の件」
ミスリードの言葉に、私は顔をしかめる。
「デカいヤマの気配がするな。あと、嫌な気配もある。そうだな、こいつは、スナイパーに頭を狙われている気分だ。それか、泳いでいたら、サメの群れが周囲を取り囲み始めたというか……」
「私もだ。嫌な気配がする。しかし、未だ、その正体は分からない。あの中年男性が疫病神なのか、それとも良い稼ぎなのかは、分からない。とりあえず、だ。とりあえず、様子を見る。一か所に固まっていたくないというのもある」
「国が相手だからな。確かに、用心に越したことはない」
私はソファから立ち上がると、ドアへ向かった。
「タバコでも吸ってくらぁ、マザー。何かあったら、呼び出してくれ」
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