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二章 天満月くんの秘密
5.開け『開かずの部屋』
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『オイ、ソンナニ急イデドウシタ?』
……知らない声だった。
つい天満月くんかと…。
…いやでも、気になる声だったな。
高校生にしては幼いような、だけど子供っぽい話し方でもなかったような。
『事件ガ発生シタ』
『事件? 光絡ミ?』
『ソウダ』
…光?
それって、天満月くんの下の名前…。
ということは、今廊下にいるのは、天満月くんと仲が良い誰か——。
もちろん、同名の別人ってことはあり得る。
だけど足が動いていた。
私がいるとは気づかれないように、気配を消して…。
そおっと、廊下をのぞきこむ。
「‼」
途端、私は大声を出しそうになってすんでのところで止めた。
その後高速で目をぱちぱち。…うん、幻覚じゃない。
そこに確かに人はいた…………身長が、十五センチくらいの。
着物に袴に下駄の和装スタイル。そして両方ともお面をつけている。
片方は狐、もう片方は烏。
隠しているのは目元で、小さな口は見えていた。
こわくはない。むしろかわいいかも。
へー、小人ッテ実在スルンダネー……ん?
『それって妖精が盗んだんじゃない…⁉』
ふと、興奮する鈴ちゃんの声を思い出す。
もっ、もしかして、あれが…⁉
『マダ俺ハ理由ヲ聞イテイナイガ、トニカク機嫌ガ悪イラシイ』
『ダカラ“ソレ”運ンデイルノカ。手伝ウ』
『助カル。急ゴウ』
狐の側に置いてあった小箱(妖精にとっては身体の半分くらいの大きさ)を、二人は同時に持ち上げた。
そして小走りで奥の方に去っていく。
数秒、私は呆然とその後ろ姿を眺めていた。
しかしすぐにとんでもないことに気づいてしまう。
「えっあの箱っ…私のチョコレート⁉」
今朝コンビニで買って、体育の後ないことに気づいたやつ。
なんで、どうして妖精が持ってるの‼
口をぱくぱくさせていたら、脳内に清華ちゃんの声も流れてきた。
『七不思議の一つにあるんだよ。持っていたはずの物が突然消えるっていうね。それは妖精の仕業で、悪戯する代わりに学校を災いから守ってくれてるんだってさ』
ああ、そうなんだ…七不思議は本当の話だったんだ……。
もう、「これは夢!」と抵抗する気持ちは少しも起こらなかった。
この学校には感情のない美男子がいたんだもの、初めから私の常識なんて通じない場所だったんだよ。
受け入れたなら、とるべき行動は一つだ。
私は足音を出来る限り抑えて妖精たちが向かった方へ進む。
どんなに急いでも身長十五センチと一六〇センチの歩幅の差は圧倒的で、彼らを見つけるのは早かった。
曲がり角で一旦ストップ。
顔の半分だけ出して様子を確認。
妖精たちが立ち止まったのは、第二音楽室…の隣の木戸。
そう、鈴ちゃん&清華ちゃんが『開かずの部屋』と言っていた所。
ところが。
妖精二人が一緒になって戸に手をつきスライドさせると…
すすーっといとも簡単に開いてしまった。
あれ、『開かずの部屋』さん?
建てつけが悪いんだよね⁇
大人数名がかりでも開かないんじゃ⁇
七不思議が本当か嘘かわからなくなっているうちに、妖精は隙間に箱を放り込むと自分たちの身体も中にすべりこませる。
ぴしゃん。
木戸は再び閉じられた。
「……」
うーむ、妖精だけが開けられる戸だったのかなあれは。
念のためまた足音を消して、私も前に移動する。
心臓をドキドキさせながら、ひんやりと冷たい木戸に右耳を押し当てた。
傍から見たら不審者すぎるけど、幸い放課後の西棟は学校とは思えないくらい静かで人がいない。
そのおかげもあってか、中の声は思った以上に聞き取れそう。
なんだか騒がしい、三人…いや、もっといる。
『ウワアッ! 光、イキナリ脚ヲ伸バスナ! ツブレル!』
「…るさい。そんなところに立つな」
こ、この声…天満月くん…!
棒読みじゃなくて、突如現れたイライラモードの。
心臓のドキドキがうるさくなった。
だって普通に喋ってるんだもの、人の寄らない&寄せつけない彼が。
その姿を見たくて身体がうずうずした。
だけどなんとかしずめて耳に集中する。
『ヒトマズ落チ着ケ。ホラ、チョコレート持ッテ来タゾ』
あ、この声は狐だ。『ホラ』ってそれ、私のですから!
『イラナイノカ』
「…そうは言ってない」
もらうんだ。
私のチョコレートがご機嫌取りに利用されている。
天満月くんは、甘いもの好きなのかな。
『何ガアッタンダ』
尋ねる狐に、
『分身ガ消エタミタイ』
天満月くんではない、女の子寄りな声が答える。
この子も妖精かしら。…いったい、彼の交友関係はどうなってるの?
開かずの部屋に入ってるってことは、天満月くんは大きい妖精説も……いや今は考えないことにしよう。
『分身ガ消エタ…⁉ ソレッテ…』
「誰かが俺に告白した。…わけわかんねえ」
どきっ。
今度は天満月くんが答えて、心臓が大きく跳ねる。
私だ。
私が天満月くんに告白した。
…分身が消えた?
その分身って天満月くんの分身なの?
告白されたら消える仕掛けなの?
まさか、私が見てきた天満月くんはずっと——
「たぶん消える瞬間見られてる。最悪だ。他人の記憶をいじれたらよかったのに…」
『幻ト思ッテモラウカ、口止メガ必要ネ』
「まず告白した奴を特定しなきゃならない…面倒だ」
『マ、イツカコウナル日ハ来ルト思ッテタケドナ』
「は⁉ なんでだよ、俺の分身は見た目と能力は完璧だが目は死んでるしうまく話せない。そんなやつ…」
『ソンナヤツ、誰モ好キニナラナイッテ? デモナー、ナー?』
『ナー、顔ガスゴク好ミデ、ソレダケデ側ニ置キタクナル人間ガイナイトハ限ラナイ』
『光ハ愛想ハ悪イケド、顔ハ良イ』
「うるせ。あと怖いこと言うなよな…でもたしかに、相当俺の顔面が好みだったか、罰ゲームだろうな。そんなくだらない告白で俺の生活が乱されたと思うと——」
手が伸びていた。
戸に向かって。
まだ自分でも正体のわからない、何か強い感情に突き動かされていた。
「くだらないとは失礼ね! ちょっとは緊張したんだから!」
叫んだ後、すぐに思いましたとも。
——あ、やってしまった。
……知らない声だった。
つい天満月くんかと…。
…いやでも、気になる声だったな。
高校生にしては幼いような、だけど子供っぽい話し方でもなかったような。
『事件ガ発生シタ』
『事件? 光絡ミ?』
『ソウダ』
…光?
それって、天満月くんの下の名前…。
ということは、今廊下にいるのは、天満月くんと仲が良い誰か——。
もちろん、同名の別人ってことはあり得る。
だけど足が動いていた。
私がいるとは気づかれないように、気配を消して…。
そおっと、廊下をのぞきこむ。
「‼」
途端、私は大声を出しそうになってすんでのところで止めた。
その後高速で目をぱちぱち。…うん、幻覚じゃない。
そこに確かに人はいた…………身長が、十五センチくらいの。
着物に袴に下駄の和装スタイル。そして両方ともお面をつけている。
片方は狐、もう片方は烏。
隠しているのは目元で、小さな口は見えていた。
こわくはない。むしろかわいいかも。
へー、小人ッテ実在スルンダネー……ん?
『それって妖精が盗んだんじゃない…⁉』
ふと、興奮する鈴ちゃんの声を思い出す。
もっ、もしかして、あれが…⁉
『マダ俺ハ理由ヲ聞イテイナイガ、トニカク機嫌ガ悪イラシイ』
『ダカラ“ソレ”運ンデイルノカ。手伝ウ』
『助カル。急ゴウ』
狐の側に置いてあった小箱(妖精にとっては身体の半分くらいの大きさ)を、二人は同時に持ち上げた。
そして小走りで奥の方に去っていく。
数秒、私は呆然とその後ろ姿を眺めていた。
しかしすぐにとんでもないことに気づいてしまう。
「えっあの箱っ…私のチョコレート⁉」
今朝コンビニで買って、体育の後ないことに気づいたやつ。
なんで、どうして妖精が持ってるの‼
口をぱくぱくさせていたら、脳内に清華ちゃんの声も流れてきた。
『七不思議の一つにあるんだよ。持っていたはずの物が突然消えるっていうね。それは妖精の仕業で、悪戯する代わりに学校を災いから守ってくれてるんだってさ』
ああ、そうなんだ…七不思議は本当の話だったんだ……。
もう、「これは夢!」と抵抗する気持ちは少しも起こらなかった。
この学校には感情のない美男子がいたんだもの、初めから私の常識なんて通じない場所だったんだよ。
受け入れたなら、とるべき行動は一つだ。
私は足音を出来る限り抑えて妖精たちが向かった方へ進む。
どんなに急いでも身長十五センチと一六〇センチの歩幅の差は圧倒的で、彼らを見つけるのは早かった。
曲がり角で一旦ストップ。
顔の半分だけ出して様子を確認。
妖精たちが立ち止まったのは、第二音楽室…の隣の木戸。
そう、鈴ちゃん&清華ちゃんが『開かずの部屋』と言っていた所。
ところが。
妖精二人が一緒になって戸に手をつきスライドさせると…
すすーっといとも簡単に開いてしまった。
あれ、『開かずの部屋』さん?
建てつけが悪いんだよね⁇
大人数名がかりでも開かないんじゃ⁇
七不思議が本当か嘘かわからなくなっているうちに、妖精は隙間に箱を放り込むと自分たちの身体も中にすべりこませる。
ぴしゃん。
木戸は再び閉じられた。
「……」
うーむ、妖精だけが開けられる戸だったのかなあれは。
念のためまた足音を消して、私も前に移動する。
心臓をドキドキさせながら、ひんやりと冷たい木戸に右耳を押し当てた。
傍から見たら不審者すぎるけど、幸い放課後の西棟は学校とは思えないくらい静かで人がいない。
そのおかげもあってか、中の声は思った以上に聞き取れそう。
なんだか騒がしい、三人…いや、もっといる。
『ウワアッ! 光、イキナリ脚ヲ伸バスナ! ツブレル!』
「…るさい。そんなところに立つな」
こ、この声…天満月くん…!
棒読みじゃなくて、突如現れたイライラモードの。
心臓のドキドキがうるさくなった。
だって普通に喋ってるんだもの、人の寄らない&寄せつけない彼が。
その姿を見たくて身体がうずうずした。
だけどなんとかしずめて耳に集中する。
『ヒトマズ落チ着ケ。ホラ、チョコレート持ッテ来タゾ』
あ、この声は狐だ。『ホラ』ってそれ、私のですから!
『イラナイノカ』
「…そうは言ってない」
もらうんだ。
私のチョコレートがご機嫌取りに利用されている。
天満月くんは、甘いもの好きなのかな。
『何ガアッタンダ』
尋ねる狐に、
『分身ガ消エタミタイ』
天満月くんではない、女の子寄りな声が答える。
この子も妖精かしら。…いったい、彼の交友関係はどうなってるの?
開かずの部屋に入ってるってことは、天満月くんは大きい妖精説も……いや今は考えないことにしよう。
『分身ガ消エタ…⁉ ソレッテ…』
「誰かが俺に告白した。…わけわかんねえ」
どきっ。
今度は天満月くんが答えて、心臓が大きく跳ねる。
私だ。
私が天満月くんに告白した。
…分身が消えた?
その分身って天満月くんの分身なの?
告白されたら消える仕掛けなの?
まさか、私が見てきた天満月くんはずっと——
「たぶん消える瞬間見られてる。最悪だ。他人の記憶をいじれたらよかったのに…」
『幻ト思ッテモラウカ、口止メガ必要ネ』
「まず告白した奴を特定しなきゃならない…面倒だ」
『マ、イツカコウナル日ハ来ルト思ッテタケドナ』
「は⁉ なんでだよ、俺の分身は見た目と能力は完璧だが目は死んでるしうまく話せない。そんなやつ…」
『ソンナヤツ、誰モ好キニナラナイッテ? デモナー、ナー?』
『ナー、顔ガスゴク好ミデ、ソレダケデ側ニ置キタクナル人間ガイナイトハ限ラナイ』
『光ハ愛想ハ悪イケド、顔ハ良イ』
「うるせ。あと怖いこと言うなよな…でもたしかに、相当俺の顔面が好みだったか、罰ゲームだろうな。そんなくだらない告白で俺の生活が乱されたと思うと——」
手が伸びていた。
戸に向かって。
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叫んだ後、すぐに思いましたとも。
——あ、やってしまった。
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