鬼系上司は甘えたがり 苦手な主任が私にだけ独占欲も甘えたがりも鬼並みな件

白野よつは(白詰よつは)

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■6.鬼と下僕と、愛の言葉

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 それから社内は一か月ほど『〝あの〟新田真紘が同じ編集部の渡瀬薪と付き合っている』という噂で持ち切りになった。
 周知を受けた編集部の人たちがこぞって言う――なんていうことはもちろんなくて、薪がプレゼントした時計を見せびらかす勢いで付けていた真紘が、例えば「その時計は?」とか「買い換えた?」と他部署の顔見知りや同期などに聞かれた際に「彼女の薪からのクリスマスプレゼントだ」「付き合っている」と言いまくることで、あっという間に社内で有名になってしまったと、そういうわけである。
 ……もしかしたら、自分から進んで見せたり言ったりしていたのかもしれない。
 だって、噂の広まり方にはものすごいものがあったのだ。
 編集部への周知を年明けにしようと決めたときに言った『編集部に付き合ってることを打ち明けたら、私からのクリスマスプレゼントだって言ってくれると、もっと』という言葉通りに行動に移してくれたことは嬉しかったし、真紘が自分から発信することで薪を守っているのと同じ意味になることも十分にわかっていた。ただ純粋に、はしゃいじゃって可愛いなと思ったのも本当だ。
 けれど、あまりに有名になりすぎて、由里子にも「……幸せでも死相って出かかるものなんだね。頑張れ薪ちゃん」と苦笑交じりに励ましてもらったほど、これまで有名でも何でもなかった薪の名前も、『iroha編集部』も、そして改めて『〝あの〟新田真紘』という異名も、瞬く間に社内に知れ渡ることになったのだった。
 その噂はもちろん、真紘を格好いいと言う女子社員の間にも広まった。
 あからさまな視線を浴びたり、ましてや何か言われる、されるなんてことは間違ってもなかったものの、彼女たちの中から自然と『渡瀬さんのことが本当に大切なんだね』『そういうところも格好いいし、めちゃくちゃ推せる』『あんなに大事にしてもらっている彼女が羨ましい』などという声が出て、真紘の株は以前にも増して上がるという、薪としては恋人が褒められて嬉しいやら、彼女たちの推しになって普通に妬けるやら、なんとも複雑な心境になることもしばしばだった。
 それでも、月末になってくると噂も徐々に落ち着きどころを得たようで、薪と真紘は〝社内公認カップル〟的な位置付けとして定着していた。
 これにはさすがの真紘も驚きを隠せない様子で、事あるごとに「この会社はなんていい会社なんだ」と言っては、嬉しすぎる誤算に幸せそうな表情を浮かべつつも相変わらずの〝鬼〟の顔で仕事に励み、ひとたびプライベートになれば薪にとことん甘く尽くし、大いに甘えたがりを発動する一か月だった。

 そして、それに比例するように、仕事の面でも薪たちは大きな成果を上げる。
「薪、例の温泉街のバレンタイン特集な、薪がギリギリまで頑張ってくれたおかげで、めちゃくちゃ順調な滑り出しだって、今、先方の担当者から連絡が来たぞ。薪のことをすげー褒めてた。気に入ってもらえてよかったな」
「本当ですか⁉」
「俺が嘘なんて言うかよ。これからも薪と一緒に仕事がしたい、だそうだ。それにこれは、薪の熱意が誌面や画面の向こうにいるたくさんの読者に届いたってことなんだから。十分、自分の仕事のやり方や方向性に誇りを持っていい」
「……はい。はい……っ!」
「薪。よくやった」
「そんな……。主任や編集部のみなさんのおかげです。ありがとうございます」
 毎月、二十五日を誌面の発行日やウェブサイト、アプリの更新日としている、フリーペーパー雑誌『iroha』のほうでは、去年から手掛けていたバレンタイン特集の内容がえらく好調だということで、その日の午後には直接、先方から真紘にお礼の電話が掛かってくるほど、嬉しい悲鳴が上がっているという。
 真紘は薪のことを〝ギリギリまで頑張ってくれたおかげ〟だとか〝よくやった〟と褒めてくれたけれど、それらはこれまで真紘が投げ出さずに薪のことを育ててくれたからで、自分でも伸び悩んでいるなと思っていたとき、部長の諸住に〝薪を半年、預けてほしい〟と何度も直談判して掬い上げてくれたからにほかならない。
 それに、そんな薪たちを見守りながら、自分の仕事で忙しい中でも嫌な顔をせずに担当を引き継いでくれた由里子たち編集部のみんなのおかげで、こうして〝これからも一緒に仕事がしたい〟なんていう、お褒めの言葉を頂けるまでに至った。
「……ううっ。ぐずっ……」
「薪?」
「すみません、仕事中なのに。……いろいろ嬉しくて」
 加えて〝自分の仕事のやり方や方向性に誇りを持っていい〟とまで言ってくれた真紘の言葉にどうしようもなく泣けてきて、薪はここが編集部の中だというのに、とめどなく溢れてくる嬉し涙をどうすることもできない。
「いいよ。薪の電話ももうじき鳴るだろうから、泣きじゃくったまま出たらいい。びっくりされるだろうけど、それだけ薪のほうも嬉しいんだって伝わるだろ」
「え?」
「先方の担当者からに決まってるだろ? 褒められたのは薪なんだから、そのまま電話に出たらいいさ。俺なんて要所、要所でチェックしたりアドバイスをしただけで、全部、薪が一から先方と作り上げたようなものなんだ。責任者は俺だからって律儀だよな。俺じゃなくて先に薪に電話があってもいいくらいなのに」
 そして、真紘がそう言ったそばからデスクに置いた薪の社用のスマホに着信があり、表示された登録名に、本当に掛かってきたとあわあわしていれば、その真紘は「な?」と意味ありげに笑って、薪の背中をとん、と押す。
 そのまま自分のデスクに戻っていった真紘の背中と手元で鳴り続けるスマホを交互に見やった薪は、ひとまずさっと涙を拭うと、スマホを耳に押し当てる。
「は、はい。『iroha』編集部、渡瀬です」
『渡瀬さん……! 先ほど新田さんにもお礼のお電話をしたんですけど、もう聞きました? 渡瀬さんが一生懸命に特集を組んでくださったおかげで、これまでにないほどの宿泊予約やバレンタインディナーの予約が来ていますよ! 渡瀬さんと一緒にお仕事をさせて頂いて本当によかったです。掲載店舗一同の代表として、お礼を言わせてください。……渡瀬さん、最高です! ありがとうございました!』
 すると、電話に出るや否や待ちきれなかったといった様子でそう言ってくれた担当者に、なんとか止めたはずの涙がまたぶわりとこみ上げた薪は、真紘に言われた通り、泣きじゃくったまま「こちらこそありがとうございます」とか「また一緒にお仕事をさせてください」と、つっかえつっかえに返し、その涙声を聞いた先方に『泣くほど喜んで頂けるなんて……』と、もらい泣きまでさせてしまった。
「はい、はい――こちらこそまた、よろしくお願いいたします」
 やがて通話を終えて顔を上げると、真紘からも由里子からも、そのとき編集部にいたほかの社員たちからも、薪は温かな眼差しを向けられていた。
 その一人一人の顔を見回して、薪は編集部全体に響くように声を張る。
「今回の特集、出だしからものすごく好調なようで、今、先方からお礼のお電話を頂きました。みなさんのおかげです! 本当にありがとうございます!」
 そうすると、どこからともなく拍手が起こって、薪はまたしても大粒の嬉し涙を零しながら、この会社の、この編集部の人たちに巡り会えたことや、これまで育ててもらったこと、見守ってきてもらったことを改めて心から誇りに思った。

 *

 そうして、公私共に充実した毎日の中で迎えた、三月――。
「新田君、薪ちゃん、ちょっといい?」
「はい」
「なんでしょう、部長」
 編集部の中にある会議室のほうへ諸住から揃って呼ばれた薪と真紘は、いったん仕事の手を止めてそちらに向かった。中に入ると、会議室の中を四角く囲むようにして並べられた会議机のひとつに腰を下ろした諸住は、薪たちにも出入口から一番近い席に座るように指示を出すと、改めて薪と真紘を見つめて口を開く。
「そろそろ組んで半年になる頃だけど、新田君から見て薪ちゃんはどう? 薪ちゃんも、この半年、新田君と仕事をしてみてどうだったか、ふたりの話を聞かせてほしいと思ってね。忙しいところ申し訳ないけれど、聞かせてくれる?」
 そして、そう言うと、にっこりと人好きのする笑顔で微笑んだ。
 ――そっか、もう半年に。そんなになるんだな……。
 つい先日、三月に入ったなと思ったところだったけれど、諸住に言われるまで、真紘と組んで仕事をしていることは、そういえばそうだったと、この場で思い出すほど、薪にとっては意識の外にあった、いわゆるひとつの〝目安〟だった。
 仕事でもプライベートでも真紘と一緒にいることが当たり前になっていて――というわけではなく、温泉街のバレンタイン特集で気に入ってもらえて薪が正式に担当することになったり、新たに真紘の顧客を引き継いだり、真紘が受け持っていたその他の仕事を徐々に任せてもらえるようになったりと、以前にも増して責任の重さも仕事量もぐんと増えたことで〝半年〟を意識する暇もなかったというわけだ。
 おかげで今、ますます仕事が楽しい。
 それもこれも全部、部長や真紘や由里子、それに〝薪と真紘がどんな関係でも、これまでと何も変わらない〟編集部の人たちがいてくれるおかげだ。
「はい。上司の贔屓ひいき目を抜きにしても、この半年の薪の化けっぷりには目を瞠るものがあります。先日のバレンタイン特集のことは部長もよくご存じでしょうけど、あそこまで顧客の希望や期待に寄り添い、かつ、それを上回るプラスアルファを提供できたのも、それが多くの読者の心を掴む結果になったのも、薪が本来持っている自分の力を惜しげもなく発揮できたからこそだと思います。……もう十分、背中を預けて仕事に取り組めるようになりましたよ、薪は。あのとき部長が薪を俺に預けてくれたからです。本当にありがとうございます」
 すると真紘が淀みなくそう言い切り、諸住に深く頭を下げた。その横で薪も慌てて頭を下げながら、どうしたって熱くなってしまう目頭を必死で鎮める。
 仕事に私情は挟まない〝鬼の新田真紘〟が言うことだ、真紘は心からそう思って薪を評価してくれているだろうし、クリスマス旅行のときに思った〝背中を預け合えるように、もっと強く、凛とした自分になりたい〟という目標にも少しは近づけたのかなと思えるような真紘の言葉に、薪の胸は言いようのない思いが満ちる。
 まだまだ真紘の足元にも及ばないとか、編集部のみんなには適わないなと、自分の力の無さを思い知ることは、しょっちゅうだ。責任も仕事量も増えたけれど、相変わらず抜けているところは健在だし、顧客先の人たちにもたくさん助けてもらって、ようやく〝仕事〟として形にさせてもらうことも、ままある。
 でも、薪は今の自分がとても好きだ。
 大切な仲間と、気の置けない親友と、それから、心から尊敬し、上司としても恋人としても、この人以外はいないと思うほど大好きな真紘に囲まれて伸び伸びと仕事に取り組ませてもらっている〝今の渡瀬薪〟が、たまらなく。
 そのことは、もうじき目安の半年になる今、薪の心の中に深く根付いている。
「うん。よくわかった。薪ちゃんは? どうだった?」
 穏やかな表情と声色で諸住に尋ねられ、薪はゆっくりと口を開く。
「私は、今の自分がとても好きです。部長や主任をはじめとした編集部のみなさんや、顧客先の方々のおかげで、半年前とは比べものにならないほど、今の自分のことが好きになりましたし、自信も付けて頂きました。この仕事が好きかって聞かれたら〝もちろんです〟って即答できるくらい、本当にこの仕事が好きです。そのことを仕事でお返しできるように、もっともっと頑張りたいです。主任と組ませて頂いて本当にありがとうございました……!」
 そして、そう言うと机に額がくっつくほど頭を下げる。
 感謝の言葉は挙げたらきりがない。その気持ちを伝えるには、きっとどうしたって、どんなにもっともらしい言葉を並べても足りないだろう。
 だったら、これからの仕事で返すしかないと薪は思った。
 ほかの編集部の人たちへの負担もあるため、いつまでも真紘と組んでいるわけにはいかないし、実際に編集部に配属になるかは人事部の考え次第だろうけれど、四月になれば新入社員も入ってくる。そんな中で真紘におんぶに抱っこでは、薪としては〝社内公認カップル〟の名がかすんでしまうように思う。
 せっかく真紘が〝もう十分、背中を預けて仕事に取り組めるようになった〟と言ってくれたのだから、それに恥じない自分でありたいと強く強く思う。
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