日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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斥候を出す。

対シナ紛争が始まった。

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 「隊長、そろそろじゃないですか。」と、部下が進言だ。 装甲車部隊の隊長が、「そろそろ、ヤツらが来そうな頃合いなんですよ。」「斥候を出しますので。」「偵察ですか。」と、今野だ。 「え、え、ヤツらは作戦なぞ無いような、烏合の軍ですが用心はしないと・・」 どうやら、侮れないヤツららしい。 「どうですか、斥候に同行しますか?」「いいんですか?」「え、え、シナの前線も知っておいた方が、いいかと。」「なら、同行をお願いします。」「おい、神野君、頼むぞ。」「わかりました。」「紹介します、神野軍曹です。」「装甲車部隊の斥候、神野です。」と、敬礼だ。 「うむ、よろしく。」と、答礼した今野少尉だ。 「あ、神野軍曹、オレは同行するだけだから指揮権は頼んだぞ。」「承知しております。」なかなか、打てば響く隊員である。 斥候は4名だった。 装甲車の偵察用があり、2名づつ乗車だ。 運転員と機銃員の2名が乗車である。 戦車ほど大きくはない。 まあ、自家用車の中型くらいの大きさだ。 装甲は2センチから1センチだ。 機関銃が防げるくらいである。 それも、7ミリ機関銃までである。 戦闘機の13ミリや20ミリでは、紙の装甲である。 しかし、シナ軍相手にはじゅうぶんだった。 しかし、ソ連戦車には紙の装甲である。 それで、応援要請なのだが・・・ 斥候は速度が大切だ。 それで、偵察用の装甲車である。 速度が40キロ巡行ができるのだ。 最高だと、50キロはでるそうだ。 シナの道路は凸凹だから、50キロ毎時は無理とは思うが。 装甲車部隊は、満州とシナとの国境から北へ、約20キロにあった。 つまり、30分ほどで紛争地帯へ到着だ。 道路が比較的いいのが満州国で、凸凹なのがシナである。 そう、説明する神野軍曹だ。 装甲車は自動車である。 戦車より静かである。 それで、車内の会話は普通にできるのだ。 戦車なぞ、通話装置なしでは無理だが。 「ところで、日本軍はシナへの越境はしないと満州国と協定を結んでいるんですが。」「そうらしいですね。」と、答える今野少尉だ。 「それで、敵が逃げても国境までしか追跡できませんので。」「うむ、承知している。」「まあ、砲弾は別ですがね。」と、神野軍曹だ。 偵察用装甲車には無線が搭載されていない。 もちろん、鎮圧用装甲車もである。 理由は、乗せるところがないからである。 機銃の砲塔はひとり用で、狭いし、運転席はギリなのだ。 エンジンも非力で無線用に発電ができないからだ。 それで、装甲車同士は旗や懐中電灯の信号などで相互連絡しているそうだ。 「やはり、無線は絶対だぞ。」と、言いたいが今野は避けたのだ。 そこは、空気を読んだ今野である。 まだ、背中に背負う携帯無線機も開発は出来てはいないのだ。 一番の理由は電源問題である。 電池がショボイから無線機の電力を賄えないのだ。 最低3アンペアで10ボルトは欲しいんだが。 電池でヒーターを熱する、電池真空管も開発が・・・
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