日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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取り換えられるのか。

その場、その場での交換ができそうだ。

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 「よし、では距離500のギリから砲撃だな。」 つまり、照準器のギリということである。 戦車はエンジンの振動などで停止していても振動はあるのだ。 それに、ヒトの眼に見やすい倍率もあるのだ。 倍率が高い=よく見える・ということは無いのだ。 倍率が高くなるほど、見える画面は暗くなるのだ。 カメラのレンズがそうである。 明るいレンズほど、レンズがデカイ。 砲塔に、デカイ照準器は射撃の的にしかならない。 それに、光学機械は振動に弱いのである。 距離をレンジフアィンダーという複雑な機器で測る砲塔を試作したが、振動でボツである。 戦車とは、荒れ地や不整地運用である。 振動に強い照準器が求められたのだ。 それで、単なる望遠鏡にメモリを付けたヤツだ。 双眼鏡は光軸が振動でずれてダメだった。 二つの鏡胴が振動でずれて、使えるもんじゃなかったのだ。 「ふむ、ここが限界だな。」と、砲手がつぶやいた。 「どれ、見せてみろ。」と、今野が覗く。 メモリの数と的の大きさから距離が計算できるのだ。 もちろん、誤差はあるが。 「こんなものかな。」と、照準器から離れた今野隊長だ。 無線で、「いまから試射する。」「了解。」 つくづく便利な無線である。 「て~っ。」と今野だ。 砲手がレバーを引いた。「どうん、ん、ん、ん。」と、砲身が反って砲撃である。 「ん、外したのか。」「まさか、いえ跳ね返ったんですよ。」と、砲手だ。 あまりの遠方で今野が見間違えたのである。 無線で、観測班から、「装甲は耐えた、次を。」と、入る。 「前進、300まで寄せろ。」と、今野が指令する。 「了解。」と、操縦者だ。 ここは、地面に500とか300の目印がつけてあるからOKである。 そこで、無線だ。「装甲を新しいヤツと、耐えたヤツと並べるから。」とのことだ。 「なかなか、ここの技師も・・・」と、思う今野である。 装甲は耐久性も大切なのだ。 1発は耐えるが2発目は穴が開いては・・・ 撃たれ強い装甲板が求められるのだ。 装甲板は装甲車の前部と同じ角度がつけてある。 つまり、斜め装甲の効果を、ここの技師は承知なのである。 砲撃には斜め装甲が効果的なのだ。 砲弾を跳ね返すからである。 それに、見かけ上の装甲厚が増えるのだ。 「よし、て~っ。」「どうん、ん、ん。」と砲撃である。 「では、耐えたヤツいくぞ。」と、無線だ。 「て~っ。」「どうううん、ん、ん。」 「よし、次ぎ・・」と指示をしようと・・そこに無線だ。「装甲板を観察したい、すこし待ってくれ。」「了解だ。」と、今野が返答する。 ぞろぞろ、技師やら整備員らが出てきた。 2枚の装甲板を並べて、話し合いをしてるようである。 なかなか終わらない。 「ヤツらは、こうなると時間もわすれるからな。」と、今野隊長がこぼす。 「そうですね、あれでは飯食ってウンチして寝るほどかかりそうですね。」と、砲手である。 そうなのだ、それから3時間ほどの議論が・・・ あたりが暗くなって、「そろそろ、明日へ日延べでいいか?」と、無線を入れる今野隊長であった・・・
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