日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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対空機銃の扱い方。

目測で、撃つのだ。

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 そして、対空戦車の2連装、7,7ミリ機銃の訓練が始まったのだ。 
模型飛行機を使っての訓練である。 
実際に、ソ連の戦闘機が出てきたときのためである。 
「キュル、キュル。」と、練兵場へ対空戦車が出てきた。 
我が国と満州国に1両しかない試作戦車である。 
まあ、車台へ機銃を載せただけなんだが・・・ 少し離れて、模型飛行機を飛ばす用意だ。 
吹き流しも付けてある。 
「こちらは、いつでも準備できました。」と、連絡員が駆け寄った。 
機銃座には、砲手が座っている。 
2,3回失敗して、4回目にやっとエンジンが掛かった。 
なんせ、手作りエンジンだ。 部品の精度も、まあまあなのだ。 
佐藤技師が両手で飛行機を投げる。 だいぶ、慣れたようである。 
模型飛行機は吹き流しを曳きながら、対空戦車の上空へ向かう。 
なかなか、いい飛行コースだ。 
「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ。」と、2連装機銃が射撃する。 
当たってるようにも見えるが・・・ やがて、模型飛行機は彼方へ飛んでった・・・ 
「おい、見けたら報酬金だぞ。」と、元馬賊へ。 
「了解、アルヨ。」と、元馬賊は馬へムチだ。 
さすが、満州馬賊だ、馬の扱いは上手い。 ちなみに、1頭の馬を曳いている。 
それに、模型飛行機を乗せるためだ。 
やがて、馬賊は、飛行機を馬に乗せて、帰ったきた。 1時間ほどかかった。 
「うむ、吹き流しへは、5発だな。」「連絡機の時より、少ないぞ。」
「そろゃあ、吹き流しが小さいからだよ。」 
そうなのだ。 模型飛行機だ、普通の吹き流しでは、無理だ。  
「じゃあ、今度は別の砲手がやってみろ。」と、今野少尉だ。 
「では、自分は飛行機を狙ったことがないんです。」「じゃあ、いい機会だ。」
「操作はわかるか。」「え、え、駆逐艦の機銃と同じなら。」「うむ、なら大丈夫だ。」 
そして、再度の訓練が始まった。 
模型飛行機が対空戦車の上へ差し掛かる。 
「いまだ、撃てっ。」と、今野が叫んだ。 
「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ。」と、機銃が唸る。 
そして、元馬賊が・・・ 今度は、30分で戻ってきた。 馬賊もコツをつかんだようだ。 
「なんじゃ、1発も当たっておらんぞ。」と、主任が・・・ 
「えっ、ちゃんと狙いましたよ。」「どこを、、狙ったんだ。」
「吹き流しですよ。」「いや、狙うのは模型飛行機の・・・」と、空送距離について説明する主任技師だ。 
もちろん、この砲手も、それは承知したるのだが・・・ やはり、実際に空飛ぶ的への射撃は、経験がモノをいうようだ。 
現在なら、パソコンが照準器へ赤い点を示してくれるが。 まだ、ヒトの判断で狙う時代なのだ。 
「やはり、空飛ぶヤツで訓練しないと・・・」と、対空戦車が訓練された機銃員でないとダメなことが判明するのだ。 
まあ、1両しかないから・・・ 
「いや、将来的には、中隊へ1両の対空戦車が配置となる予定なんだ。」と、司令だ。 
つまり、3両で小隊だ。 9両で中隊だ。 
そこへ、1両の対空戦車だ。 
つまり、この前線部隊へ3両は配置されるのだ。 
それも、機銃員の予備も必要だ。 
対空戦車の乗員は全員が操作できないと・・・「なら、馬賊を増やさねば。」と、庶務がいう。 
いや、問題はそこではないんだが・・・
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