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戦車兵用のメルメット。
歩兵用とも違うのだ。
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「うむ、このアンケートは、おもしろいぞ。」と、主任が技師らへ示した。
「なに、なに。」「戦車の車内は狭いので、鉄カブトが邪魔でなんとかならないですか、と書いてあるな。」
「鉄カブト?」「え、え、歩兵の弾除けですよ。」「あ、あ、ヘルメットか。」「え、え。」
日本軍のヘルメットはツバがひろくなった中華ナベ風だ。 まあ、カッコ悪いのだ。
格好で戦争はしないんだが・・・鉄カブトは古代から、色々のカブトが・・・・
古代ローマ兵は、ガリア式の鉄カブトを好んだ。
後ろの首への攻撃や、蛮族のこん棒からの攻撃に耐えることができるスグレモノだ。
耳に穴が開けてあり、指示が聞こえるようになっている。
「まあ、我が国の戦車内は狭いからな。」と、納得する技師らである。
まあ、どこの戦車も内部は広くないが・・・
「鉄カブトって、歩兵のヤツか。」「そうらしいな。」「戦車で鉄カブトはいらんだろう。」
「いや、いや、ハッチから頭を出すと、狙撃兵に狙われる。」「それに、車内は鉄のカタマリだ。」
「あちこちへ、頭をぶつけてケガが絶えないから、かぶるようになったそうだ。」
「しかし、歩兵用はツバが広がってるからな。」「だから、アンケートで出たんだよ。」
納得すr技師らである。
「で、どうすんだ?」「うむ、専用にヘルメットをイヤフォンとマイクを仕込んだヤツだよ。」
「そうか、戦車内はエンジン音が五月蠅いからな。」と、納得の技師らである。
「そうだ、車内は汗をかきやすいから、空気の通るヘルメットがいいぞ。」
「それに、軽い方が。」「待ってくれ、そうも要求は無理だぞ。」「予算も限られるからな。」
「・・・・・」
こうして、アンケートからの戦車内専用にヘルメットが考案されたのだ。
もちろん、技師らが試用して、造ったんだが・・・
表面は豚革張だ。 豚革は安価なのだ。 芯は、穴が開いているジュラルミンの板である。
まだ、チタンは加工が難しくて無理である。
そして、内張は綿の帽子だ。 つまり、はじめに帽子をかぶり、その上からヘルメットである。
つまり、綿の帽子は汗取りだ。
耳にイヤフォンがついて、首にヘルメットの留め金があるんだが、そこにマイクが付いてるのだ。
音は首の奥の声帯から出るからだ。
はじめは、口のまえにマイクだったが・・・じゃまなのだ。
軽量で使い勝手がいい、ヘルメットが・・・しかし、欠点は防弾ではないことだ。
しかし、戦車内では文句がないのである。
キューポラ(戦車の砲塔)から頭を出すときは自己責任なのである。
そして、ヘルメットには、後頭部からイヤフォンとマイクのコードが出ている。
コードはプラグで接続されている。 途中で断線しても、容易く交換ができるからだ。
そして、戦車の壁には、そのプラグを差し込む穴があり、マイクとイヤフォンは大きさや形が違うのだ。
間違えないようにだ。 人間工学なのである。
ヒトは間違いをするモノなのである。 その間違いをしないように考えられてるのだ。
それは、操縦装置もである。 ボタンは無い。 すべて、レバーの切り替えだ。
パット見で、ボタンでは判別ができないからだ。 レバーなら、方向が違うから、判別がカンタンなのである。
車内は配色は白色である。 少しの光でも判別できるように、白く塗ってあるのだ。
砲弾も、徹甲弾はテッコウと、榴弾はリュウと色分けとカナで描いてあるのだ。
あとは、歩兵殲滅用の散弾だ。 これは、サンダンとカタカナだ。
そして、極めつけは燃料キャップだ。 フタにケイユと描いてあるのだ。 戦闘機はガソリンだから、そうカタカナで描いてある。 間違えると、燃料を交換しないと、エンジンが壊れる危険があるからだ。
こうして、満州に展開する、我が軍の攻撃型戦車は使える兵器になっていくのである。
性能的にはソ連軍のT34に劣るかもしれないが・・・使い勝手がグンバツな点が、T34以上に使える戦車として、以後の日本戦車のカナメになっていくのである。
「なに、なに。」「戦車の車内は狭いので、鉄カブトが邪魔でなんとかならないですか、と書いてあるな。」
「鉄カブト?」「え、え、歩兵の弾除けですよ。」「あ、あ、ヘルメットか。」「え、え。」
日本軍のヘルメットはツバがひろくなった中華ナベ風だ。 まあ、カッコ悪いのだ。
格好で戦争はしないんだが・・・鉄カブトは古代から、色々のカブトが・・・・
古代ローマ兵は、ガリア式の鉄カブトを好んだ。
後ろの首への攻撃や、蛮族のこん棒からの攻撃に耐えることができるスグレモノだ。
耳に穴が開けてあり、指示が聞こえるようになっている。
「まあ、我が国の戦車内は狭いからな。」と、納得する技師らである。
まあ、どこの戦車も内部は広くないが・・・
「鉄カブトって、歩兵のヤツか。」「そうらしいな。」「戦車で鉄カブトはいらんだろう。」
「いや、いや、ハッチから頭を出すと、狙撃兵に狙われる。」「それに、車内は鉄のカタマリだ。」
「あちこちへ、頭をぶつけてケガが絶えないから、かぶるようになったそうだ。」
「しかし、歩兵用はツバが広がってるからな。」「だから、アンケートで出たんだよ。」
納得すr技師らである。
「で、どうすんだ?」「うむ、専用にヘルメットをイヤフォンとマイクを仕込んだヤツだよ。」
「そうか、戦車内はエンジン音が五月蠅いからな。」と、納得の技師らである。
「そうだ、車内は汗をかきやすいから、空気の通るヘルメットがいいぞ。」
「それに、軽い方が。」「待ってくれ、そうも要求は無理だぞ。」「予算も限られるからな。」
「・・・・・」
こうして、アンケートからの戦車内専用にヘルメットが考案されたのだ。
もちろん、技師らが試用して、造ったんだが・・・
表面は豚革張だ。 豚革は安価なのだ。 芯は、穴が開いているジュラルミンの板である。
まだ、チタンは加工が難しくて無理である。
そして、内張は綿の帽子だ。 つまり、はじめに帽子をかぶり、その上からヘルメットである。
つまり、綿の帽子は汗取りだ。
耳にイヤフォンがついて、首にヘルメットの留め金があるんだが、そこにマイクが付いてるのだ。
音は首の奥の声帯から出るからだ。
はじめは、口のまえにマイクだったが・・・じゃまなのだ。
軽量で使い勝手がいい、ヘルメットが・・・しかし、欠点は防弾ではないことだ。
しかし、戦車内では文句がないのである。
キューポラ(戦車の砲塔)から頭を出すときは自己責任なのである。
そして、ヘルメットには、後頭部からイヤフォンとマイクのコードが出ている。
コードはプラグで接続されている。 途中で断線しても、容易く交換ができるからだ。
そして、戦車の壁には、そのプラグを差し込む穴があり、マイクとイヤフォンは大きさや形が違うのだ。
間違えないようにだ。 人間工学なのである。
ヒトは間違いをするモノなのである。 その間違いをしないように考えられてるのだ。
それは、操縦装置もである。 ボタンは無い。 すべて、レバーの切り替えだ。
パット見で、ボタンでは判別ができないからだ。 レバーなら、方向が違うから、判別がカンタンなのである。
車内は配色は白色である。 少しの光でも判別できるように、白く塗ってあるのだ。
砲弾も、徹甲弾はテッコウと、榴弾はリュウと色分けとカナで描いてあるのだ。
あとは、歩兵殲滅用の散弾だ。 これは、サンダンとカタカナだ。
そして、極めつけは燃料キャップだ。 フタにケイユと描いてあるのだ。 戦闘機はガソリンだから、そうカタカナで描いてある。 間違えると、燃料を交換しないと、エンジンが壊れる危険があるからだ。
こうして、満州に展開する、我が軍の攻撃型戦車は使える兵器になっていくのである。
性能的にはソ連軍のT34に劣るかもしれないが・・・使い勝手がグンバツな点が、T34以上に使える戦車として、以後の日本戦車のカナメになっていくのである。
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