大東亜戦争を回避する方法

ゆみすけ

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イ号は古い?

すでに、旧型だ。

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 独逸帝国がUボートで、英仏海峡を席巻していたとき、イ号潜水艦は、わが国で開発された。 そして、現在は独逸帝国は内政が混乱状態で、Uボートどころではない。 (それで、100隻のUボートのシナへの密輸入が・・・) 海底軍艦は、維持や整備、開発に国家予算を爆食いするのだ。 それで、3隻しか持てない、日本政府である。 それに、公にはできない、秘匿兵器である。 だから、日本の海の守りはイ号潜水艦が担っていたのだ。 だが、キールン軍港(台湾の軍港)紛争で、シナのUボートは標的艦とはいえ、軍艦を魚雷で撃沈させたのだ。 そして、2回目の攻撃は、生け捕り駆逐艦で、シナの潜水艦を生け捕りにして防ぐことはできた。 が、ここで問題だ。 最初のシナの奇襲には、おめおめとヤラれたのだ。 「これは、汚点だ。」 「では、どうするんだ。」 「いまから、新型の開発は・・・」 「まあ、イ号でアグラを掻いていたからな。」 潜水艦艦長会議での落胆の声だ。 山田総理は長期政権が怠慢だ、と突き上げが激しくて対処する暇が・・・ 対馬では、いまだにシナや半島から小型潜航艇で売春婦を送り込んでくるのだ。 博多の浜もあぶないのだ。 夜間の警戒はしてるんだが、日本側の女衒と組んでいるから発見されにくいのだ。 日本が豊かな国となり、体を売って暮らす日本人女性は皆無だ。 それでは、夜の観光産業が全滅だ。 売春は法律で認められている時代だ。 それで、満州国からの踊り子や接待係りと名を換えてのソープ嬢の入国許可である。 そこに、半島の伝統文化であるキーセンなどの売春婦が眼をつけたのだ。 以前はスパイとして送り込んできたが、半島女は日本の暮らしに毒されて、身請けで玉の輿を狙うことがほとんどで、スパイとしてつかえねえ~となった。 それで、もっぱら外貨稼ぎの売春婦送りとなったのだ。 夜間、音も無く、海面スレスレでやってくる潜航艇は発見されにくい。 そして日本側の、女衒の漁船に売春婦が乗り移れば成功だ。 金を受け取り、潜航艇は逃げるし、漁船は売春婦を陸揚げすれば金になるのだ。 そして、日本人女衒が日本語を、旦那様とかご主人様とか言えるように教育を少しする。 そして、吉原とか雄琴とかに高額で売るのだ。 そして、ニセの満州娘として春を売るのである。 なお、これは人身売買ではない、法の抜け道は多々あるのだ。 半島は暮らしが厳しい、それで借財を娘の身売りで埋める親は少なくない。 半島女衒は娘を日本へ潜航艇で密輸する。 その娘を日本人女衒が高額で買い取る。 そして、その女衒から春を売る花街が高額で買い取るのだ。 そして、花街で働きに応じて娘の借金は減る、または高額で身請けされるかだ。  まあ、人権なぞ皆無の世界だが、現在も、かなりの国で残っているのだ。 人類最古の職業である、売春婦はなくならないのである。 取り締まりは、やってるんだが・・・は生け捕り駆逐艦の艦長のいい訳だ。 24時間365日、ハエは追えない。 どうしても網にかからないヤツは出るのだ。 ところで、新型イ号の話は・・・
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