大東亜戦争を回避する方法

伏兵の米国トヨス。

これが、米国トヨスの技術だ。

　今回の潜水艦比べに、伏兵として米国トヨスが参加した。　それは、ガーランド大統領夫人が、「ロンメロ夫人は自国の潜水艦を・・・」　からである。　ハンナには鎌倉造船のフネがある。　では、私は・・・　それでは、軍事バランスが・・・だ。　それで、米国トヨス自動車に大統領補佐官が泣きついたのだ。　「米国の威信と対面が・・」　と泣きつかれて、「わかりました、顧客の要望に答えるのが社訓です。」　と米国トヨスは遅れてのスタートとなった。　しかし、米国トヨスは日本の本社より規模がでかい。　まあ、１０倍だ。　米国の繁栄の１割は米国トヨスの繁栄の利益なのだ。　　米国の繁栄の象徴である、鎌倉型米空母は、はじめは鎌倉造船であったが、今は米国の会社が建造してのだ。　それも、なぜか米国トヨス自動車がだ。　成り行きは、はっきりしないが・・・　　おそらく、ファルコンをホンヤ自動車が製造していたが、米国では、大量生産が無理だ。　それで、ホンヤがトヨスに泣きついたのが始まりらしい。　艦載機がトヨス製だ、それで空母もとなるのは成り行きである。　顧客の要望に答えていた結果とのことである。　もとより、空母護衛の潜水艦だ。　空母とセットなら都合がいいのである。　「あれが、米国トヨスの潜水艦ですか？」　と日本の本土トヨス自動車の幹部が見学だ。　「艦橋がないが。」　すると、米国トヨスの案内嬢が、「いま、お見せします。」　とリモコンスイッチを入れた。　「グーイン。」　と艦橋が胴体からでてきた。　まさか、海底軍艦のパクリか！　「空母の底に、はめ込みで収納しますので。」　と案内嬢だ。　「いかん、これでは、本土のトヨスが負けてしまう。」　危機感満載のトヨス幹部だ。　あわてて、本社トヨスへご注進だ。　日本の自動車産業と軍事産業をけん引してきた自負がある、トヨス本社は、「まさか、エンジンは？」　そこで、米国トヨスのパンフを観る。　「あっ、いかんっ。」　「ここに、小型原子炉と・・・」　「うちより小さいのか。」　原子力は米国が開発国だ。　日本のシュタイン博士の孤軍奮闘では勝てない。　今さら、米国トヨスを小ばかにしていた本社幹部の手落ちである。　本社トヨスの幹部は目の前の本社製潜水艦を見て途方にくれた。　日本では、空母は鎌倉造船が独占状態なのだ。　空母護衛の潜水艦である。　空母を造船している強みが米国トヨスにはあるのである。　まあ、軍事関係者には関係ない話だ。　それで、各潜水艦のブースは、、焼き芋や焼きぞばなどの出店が立ち並んで買い食いの招待客で、あふれていた。　なんか、軍事見本市ではなくて、潜水艦祭りのようだ。　これは、総理の作戦だ。　平和を維持しているのが、軍事兵器である、と自然におもわせるのである。　　「あっ、沖に空母だ。」　米国海軍の最新空母が姿を見せた。　それにしてもでかい。　１０万トンを超えるそうだ。　艦載機や燃料などを積載すると１６万トンはいくだろう。　日本の正規空母の倍だ。　米国と軍事同盟を結んでいてよかった、と思うのは総理だけではないようだ。