293 / 497
日本軍の細菌兵器への研究。
これを、使わない日本軍はバカか?
しおりを挟む
半年前のことだ、「将軍、日本軍のカバンがでてきましたですだ。」 と部下のひとりがソレを持ってきた。 ソレとは、地中から発見されたカバンだ。 医者のカバンらしい。 病院の増設工事で、地下室がでてきて、そこから発見されたとか・・ 「ふむ、日本語はわからん、学者を呼べ。」 「ハ、ハ、ハァ~。」 部下は日本語が読める学者を連れてきた。 「将軍様、これは日本軍の軍医の覚書です。」 「なにが、書いてあるのじゃ。」 「風土病への対処方法ですね。」 「風土病?」 「地方の独特の病気ですよ。」 「ふむ、それで。」 「それが、シナの兵の捕虜から日本軍の兵に蔓延して苦労したことが、書いてあります。」 「つまり、変な病気に日本軍が掛かったんだな。」 「そういうことです。」 「カバンに培養した、サンプリが入っていました。」 「なんだと。」 将軍は覚書を観る。 なあ、日本語はチンプンカンプンなのだが・・・ 「これは、兵器として、使えるぞ。」 「その風土病の地方の兵は?」 「この覚書には、風土病への免疫を持っているそうです。」 「メンエキ?」 「つまり、風土病への抵抗力があるそうです。」 「なんと、まことか!」 将軍はよろこんだ。 国際法で病原菌の兵器は禁止なのだが、シナ人には通用しない。 勝てば、どんな非道なことでも許されるのだ。 それが、シナの道徳なのだ。 勝てるなら、宇宙人にでも地球を売りかねないシナだ。 金のためなら、親友でも殺すシナ人なのだ。 脱亜論の福沢先生の教えであるのだ。 関わらなかった山田総理も、火の粉は払わなければならない。 将軍は、風土病の地方の兵を麻薬中毒の兵にして、突撃させたのだ。 つまり、麻薬中毒だから、手傷を負っても、平気なのだ。 痛みがないからだ。 派手に、爆死をも恐れない兵士ができあがったのだ。 まさに、人間の値段が、お安いシナだからできる人間細菌兵器である。 ギガントで、日本の空から細菌が撒かれたら、日本壊滅である。 山田総理が切り札(海底軍艦3番艦)を切ったのもうなずけるのだ。 しかし、どうして、シナに日本軍の医療資料が渡ってしまったのか・・・ 悔やまれる総理だった。 「くそっ、どこから、だれが、どうしてなんだ~。」 と悔やむが、なんともできない総理だった。 自身の進退を賭けて、シナへの強襲しか無い。 そう結論ずけた総理である。 ・・・「アイシャ、聞こえるか。」 「ハイ。」 「やっと連絡がとれたか。」 「アイシャ、座標を示すからターニャの応援だ、行けるか?」 「ハイ。」 「いい返事だ、では、座標を送る。」 海底軍艦の有賀艦長からだった。 「ホクト、座標がくるよ。」 「まかされよ。」 イマドコ衛星と連動させればイマドコが案内したくれるのだ。 日本が金のかかるイマドコを打ち上げた、やっと成果がでてきたのだ。 ホクトがジャンプだ。 位置が特定されたようだ。 「アイシャ、中に入れ。」 「えっ。」 「現場は乱戦だ、守り切れない。」 「わかったわ。」 アイシャはホクトの中に、また入った。 アイシャのヘルメットのゴーグルに現場が見えてきた。 「えっ、どうして・・・・」 どうする、アイシャ、そしてホクト・・・・・
0
あなたにおすすめの小説
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
天竜川で逢いましょう 〜日本史教師が石田三成とか無理なので平和な世界を目指します〜
岩 大志
歴史・時代
ごくありふれた高校教師津久見裕太は、ひょんなことから頭を打ち、気を失う。
けたたましい轟音に気付き目を覚ますと多数の軍旗。
髭もじゃの男に「いよいよですな。」と、言われ混乱する津久見。
戦国時代の大きな分かれ道のド真ん中に転生した津久見はどうするのか!!???
そもそも現代人が生首とか無理なので、平和な世の中を目指そうと思います。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる