大東亜戦争を回避する方法

ゆみすけ

文字の大きさ
上 下
312 / 497
愛では戦争なんて、できはしない。

やはり、怒りしかないのか・・・

しおりを挟む
 汝の敵を愛せよ、なんて聖書には書いてるそうだ。 まあ、あれは宗教だからだが。 実際の戦闘に、愛なんて無い。 互いの殺し合いだ。 殺すか、殺されるかだ。 殺されるのはイヤだ。 なら、殺すしかない。 それが、正論である。 そして、仲間を殺されたら、仕返しだ。 殺された仲間の仇だ。 それも正論である。 戦争は悲惨だ、なんては平和人は言うが、やってる兵らには、そんなもんどうでもいいのだ。 「殺されたくない、それだけだ。」 そこに、正義や理論や法律は存在しないのだ。 米軍の兵も日本の兵も、戦争体験は語りたがらない。 よく、パヨクに騙された、弱小兵がウソのでっち上げの体験談を語るが・・・ 原爆資料館の語り部は、左翼のヤツらだった。 原爆の悲惨さや日本の非を、さも懺悔するように語るのだ。 自虐史観を植え付けるパヨクのワナである。 国際法に違反して、米軍が黄色い猿(日本人のことだ。)を原爆の人体実験に使ったなんて言わない。 ひとえに、戦争を始めた日本の非をいうのだ。 ソ連のコミンテルンのスパイと同じヤツらだ。 ソ連やチャイナの原爆はキレイな原爆で、米国の原爆はきたないらしい。 まあ、ヤツらの話なぞ、どうでもいいが。 着なれない防疫服で、シナの朝鮮兵を殲滅する陸戦隊であった。 「C班から、応援要請です。」 「場所は?」 「ここから、南に2キロくらいかと。」 カンタンな図面を示す、偵察員だ。 「うむ、ここの安全は確認した、いくぞ。」 「おう。」 しかし、防疫服は暑い、こんなもん着て戦闘などできない。 しかし、我慢だ。 陸戦隊員は、我慢ができる兵であった。 重い突撃銃に鉄カブトに防弾チョッキに予備の弾倉、携帯無線機、そして、防疫服と体重は倍だ。 日頃から、荷物をもっての訓練はしていたが、さすがに堪える。「ハア、ハア。」 と息でゴーグルが曇る。 電熱をいれれば晴れるが、顔が熱い。 しかし、外気は疫病が・・・ それで、フィルターを通してはいるが、いかんせん蒸れるのだ。 レンジャーの機械のハーネスが欲しい陸戦隊員だ。 (レンジャーのハーネスはお高いのだ、陸戦隊までは配給は無理である。) アイシャのホクトなら、アイシャいわく、「あたいの体はひとつしかないわ、あちこちの作戦全部には参加できないわ。」 言うとおりである。 それに、ウイグル少女は数が少ないのだ。 日本のJKほど数はいないのだ。 変態科学者がロボットを量産できない理由のひとつだ。 銃声だ。 あれは、モーゼルの音だ。 いかん、遅れたか。 焦る、小隊長だ。 陸戦隊に犠牲は出してはならんのだ。 「あそこだ。」 偵察員が手信号だ。 小隊長は瞬時に現場を把握する。 それが、小隊長の技量である。 現場の瞬時の判断が冴えるヤツが小隊長の資格があるのだ。 「いかん、膠着状態か。」 シナ兵と日本軍と撃ち合いで、互いに動けない位置なのだ。 先に動いた方がヤラれるのだ。 「ここは、背後か、それとも横か。」 小隊長は判断する。 地形は、そしてシナ兵の位置と日本側の配置を観る。 「よし、いくぞ。」 手信号で、左右を指示だ。 そして、2人の隊員を示して、ついてこいと指示の手信号だ。 もちろん、二人は使える兵だ。 それより落ちるヤツは援護に廻す。 「いそがないと、日本側がヤラれる。」 
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

俺を裏切り大切な人を奪った勇者達に復讐するため、俺は魔王の力を取り戻す

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:5,212pt お気に入り:92

女學生のお嬢さまはヤクザに溺愛され、困惑しています

恋愛 / 完結 24h.ポイント:227pt お気に入り:686

異世界ライフは山あり谷あり

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,307pt お気に入り:1,552

規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,442pt お気に入り:139

甘い婚約~王子様は婚約者を甘やかしたい~

恋愛 / 完結 24h.ポイント:633pt お気に入り:387

アナルスタンド

BL / 完結 24h.ポイント:220pt お気に入り:196

処理中です...