391 / 497
国境紛争のはじまり。
満洲との紛争。
しおりを挟む
最初に動いたのは満州軍だった。 定番の国境紛争だ。 シナの警備兵と満州側の警備兵が国境で金網越しに、罵声の嵐である。 シナ兵は得意のウソ八百で、「満州兵はキンタマ無しと聞いてるが、どうやら本当らしいぞ。」 「こちらを見てるだけだ。」 と笑い飛ばす。 満洲兵も負けるわけにはいかない。 「キンタマ無しはシナだ。」 と言い返すが、オゲレツな罵声はシナが得意なのだ。 ウンコとかチンポとか下話はシナ兵の生きがいなのだ。 どうしても、勢いがシナがあるのだ。 歯ぎしりして、悔しがる満州兵だ。 それを見たシナ兵らは、「やぁ~い、満州のうんこタレ、お尻ペンペンだ。」 と尻を叩いて、大笑いである。 さすがに、キレる満州兵らである。 「班長、オレはもう我慢できん。」 「オレもだ。」 と班長に詰め寄る。 「いいか、撃つぞ。」 とライフルを構える。 「あ、待て。」と止める班長。 警備兵の数はシナが倍だ。 金網越しとはいえ、撃ちあいでは、勝てないからだ。 シナも満州もメンツの国だ。 バカにされては黙ってはいられないのだ。 ハッタリとメンツがすべてなのである。 定番の国境での撃ち合いが始まったのだ。 まあ、メンツを保もつだけだから、マジではないが・・ そして、数が多いシナの弾丸の嵐で、満州側が引くのである。 ところが、引くときに数人が銃弾で怪我をした。 (ほんとは、ヤラセだが・・) 待ってましたとばかりに満州軍戦車隊が国境を越える。 シナの警備兵らは、やけに満州の戦車隊が早いなと思ったが、あとの祭りだ。 警備兵のモーゼル銃と満州軍の戦車では勝負にならない。 穴だらけになった、シナ兵のできあがりである。 「なにっ、満州軍が国境を越えただと。」 とペーキンの禁城に急報だ。 「まだ、米軍は侵攻していないとな。」 「ハハ~ッ。」 と平伏する大臣らである。 「なら、V型戦車で殲滅じゃ。」 と命令が下る。 独逸帝国から買ったV型とシナの模造型のV型との混成部隊がペーキンから出撃である。 米軍は、まだ出撃しないのだ。 まあ、油断させるのである。 まあ、どうせ、毎度の国境紛争とシナへ思わせるのである。 とりあえずは、成功したようだ。 ゴタゴタで、ロンメロ軍団のことなど忘れているシナである。 そして、シナのV型戦車と満州軍のトヨス戦車との混戦となった。 まあ、性能はトントンである。 トヨス装甲はV型では抜けないから、ヤラれるトヨス戦車はなかったが・・・ そして、徐々に撤退する満州軍だ。 これは、作戦である。 そうなのだ。 米軍参戦の口実をつけるためである。 そうとは、知らないシナの戦車隊は、「さすが、V型だ。」 「いけっ、このまま満州軍を蹴散らすのだ。」 と意気盛んなシナの戦車隊である。 「そろそろかな。」 と米軍のバゥアー大佐が部下に司令だ。 「米軍出撃だ。」 国境付近に隠れていた米軍戦車隊が満州軍を援護するかのように国境を越える。 「どうやら、下ごしらえは完了したようだな。」 戦闘指揮車のキューポラからロンメロ将軍が片手をあげた。 そして、「パンツァーフォー。」 ロンメロが叫んだ・・・・・
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
天竜川で逢いましょう 〜日本史教師が石田三成とか無理なので平和な世界を目指します〜
岩 大志
歴史・時代
ごくありふれた高校教師津久見裕太は、ひょんなことから頭を打ち、気を失う。
けたたましい轟音に気付き目を覚ますと多数の軍旗。
髭もじゃの男に「いよいよですな。」と、言われ混乱する津久見。
戦国時代の大きな分かれ道のド真ん中に転生した津久見はどうするのか!!???
そもそも現代人が生首とか無理なので、平和な世の中を目指そうと思います。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる