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トヨス戦車への要望。
ヒトの技が見たい。
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ロンメロが提案だ。 「トヨスの弾道計算機はスイッチを切ってくれないか。」 である。 「100発100中は、勝敗が付きにくいからだ。」と、論ずる。 「我が、ロンメロ軍団は、戦車兵の技量を高めることで、命中率をあげているのだ。」 とも断言する、ロンメロだ。 これには、各国も言葉が無いのだ。 「これは、戦車戦ではあるが、ある意味は試合である。」「うううむ。」確かに戦車大会といっても戦争ではない。 試合なのだ。 なら、双方が実力が出せるルールが必要である。 しかし、しかしである。 いままで、弾道計算機に頼ってきた戦車兵は、ロンメロ軍団には、計算機なしでは、勝てないのだ。 それを指摘されると、ロンメロも、「ううむ、それはそうだな、我が軍ばかり勝っては、つまらんからな。」 である。 では、このルールは次回よりとする。 「えっ、次回が・・」 「当然だ、我がロンメロ軍団に勝てる軍団が見たいのだ。」と、ドヤ顔のロンメロである。 それで、戦車試合のルールを細かく規定する案がでて、次回から適用することとなる。 まあ、これで、訓練に弾道計算機なしでの砲撃が加わるのだ。 経験とカンの世界である。 もとろん、照準器の性能はあるのだが・・・ 「であは、米国トヨスと満州型は優劣つけがたしだが、安価な欧州型とか亜細亜型とは、どうなのかな。」 との疑問が。 しかし、トヨス本社の技師が、「それは、基本性能、つまり装甲や砲撃、エンジンなどは変わらないですから、結果は同じですよ。」と、説明する。 「では、どうして、米国型や満州型は、あんなに高額なんだ。」 と、疑問がでる。 「あ、あ、あれはカプチーノやエスプレッソが飲めたり、いい音楽が聴けたり、エアコンなど車内環境の差ですね。」「下手な家庭用や安いプロ用のオーディオ以上の性能ですし、米軍はコーヒーは譲れないですから。」 「ハア・・・」 米国の潤沢な軍事費があきらかになっただけだった・・・・ 「内緒ですが、戦車用のエスプレッソマシンは、戦車本体より高額なんですよ。」「まさか・・・」 あんぐり開いた、お口、が・・・ 「以前は、洗浄トイレまで車内装備なので、現在はトイレ用の専用のクルマがありますからね。」と解説のトヨス本社社員だ。 「洗浄トイレまで装備・・・」 なんとも、うらやましい限りだ。 ロンメロが、「聞いた話だが、汚物は車内で燃やして灰にして始末するとか。」「よく、ご存じですね。」 と社員が感心する。 ロンメロ軍団では、簡易トイレを使い、汚物袋に保存して、基地で始末するのだ。 シナなぞ、車外へお尻をだして、ブリブリだとか・・・ さすが、シナのトイレは世界イチ劣悪だ。 ヒトも劣悪だが、トイレもそうなのだ。 地方なぞ、路肩に穴があるだけなのだ。 それが、シナのトイレである。 囲いなんて無い。 板が2本渡してある。 そこに足を置いて、ウンチ座りだ。 ヒトが歩く路肩で、お尻を出して、ウンチなのだ。 そう、若いお姉さまも同じなのだ。 ウンチ座りで、ブリブリと・・・ すいません、お食事中の読者の諸君。 謝罪と反省であります。
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