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モンモンハンでの2回戦めだっ!
九七式改、零式輸送機を守れっ・・・っ!
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奉天の満州派遣軍司令部(やっと、司令部のカンバンが・・・)の無線機から叫び声が・・・
「こちら、モンモンハン守備隊、歩哨が狙撃された。」
「ヤツらが、やってくる。」
「至急・・・応援を・・・」
「ツーーーーーーーッ。」
無線機の送信ボタンを押したまま・・・無音が続く・・・
相手が送信状態では、こちらの送信電波が受信できない。
まだ、同時通話無線ではないからだ。
内地で実験段階なんだが・・・数年先なのだ。
「おい、通信士が殺られたかもしれんぞ。」
「隊長へ・・・」
伝令が藤堂大佐へ通信内容を伝える。
「おい、輸送機のペラを廻しておけ。」
「九七隊にも伝令だ。」
「隊員の装備は?」
「そうだな、通信士が殺されたとなると、騎馬隊ではないな。」
「相手はソ連軍だ。」「モンゴル軍では無いぞ。」
「締めてかかれっ!」
「用意出来次第、集合。」
「了解です。」敬礼して、伝令が走る。
軍隊で歩いてるヤツなんていないのだ。
きびきびした動作が鉄則なのだ。
なんせ、鬼より怖い日本陸軍だ。
規律と皇軍たる誇りと使命感が、そうさせるのである。
「隊長、集合しました。」「うむ。」
藤堂少佐が広場のお立ち台へ・・・
壇上へ・・・
「敬礼。」と、号令だ。
全員が敬礼だ、答礼する少佐だ。
さすが、100名ほどの隊員への訓示である。
拡声器は使うのだ。
もちろん、軍事機密事項はしゃべらないのだ。
「諸君、おそらくソ連軍の戦車隊だと思われる。」
「しかし、T-2型では無いかもしれん。」「各員、気を引き締めて・・・」
数分で訓示は終わる。
そして、エンジン始動して15分あまり・・・だ。
今回は1号機2号機の2機の零式輸送機が出撃だ。
そして、九七式改は12機全機が・・・つまり、派遣空挺部隊の戦力すべてが投入されるようだ。
なぜなら、無線が途絶えて・・・敵の情報が皆無だからだ。
それで、最大戦力で当方も挑まねばならない。
20分後には、輸送機から発進だ。
後から戦闘機が離陸する。
なぜなら、最高速度は九七式改が速いからである。
「場所は、わかるな。」
「ハイ、満州軍の国境警備隊ですね。」
「うむ、無線は依然不通だ。」「全滅してるやもしれん。」
「わかりました。」「報復攻撃、了解です。」
ヤラれたら、3倍返しなのだ。
なんなら、ソ連軍前線基地へ爆撃(今回は爆装はしてない。)したいくらいだ。
「いいか、焦りは禁物だぞ。」
伊佐美隊長が隊員らへ機内で訓示だ。
最近、無線電話装置が小型化されて・・・携帯できるようになった。
通話時間は受信が2時間、送信が30分と短いが・・・隊員らの相互連絡が格段に向上したのである。
これには、電池駆動の豆真空管の発明が大きいのだ。
通話距離は300メートルと狭いが・・・狭い方が秘匿性があり、暗号を使わなくてもいいのである。
それに、ソ連軍戦車は隊長車しか無線機は無い。
そして、周波数が全く違うのだ。
140メガサイクルの高周波無線は日本の技術で初めて運用できるのだ。
露スケが逆立ちしても・・・永遠に無理なのだ。
零式輸送機は最高速度340キロ毎時で高度3000を飛行する。
九七式改は余裕だ。
最高速度520キロ越えは伊達ではない。
零式輸送機の航空士が・・・「まもなく、モンモンハン上空です。」と、航空図を観ていう。
と・・・その時だ。
「ん、なんや・・・」と、サイトウ君の優秀な視力が、「キラリ。」と、光る遠方の点を認めたのだ。
キラリと光るのは飛行機だからだ。
そして、この場合は味方機ではない。
そう、敵機だ。 敵の戦闘機に間違いはないのだ。
「隊長、敵機です。」「方向はホクホクセイで高度はトントンです。」
「わかった。」「各機、我に続け。」「おう。」
12機の九七式改は高度を盗りつつ・・・北西へ進路を変えた。
この地域で、この時間に飛んでるヤツは・・・まさか、米軍ではないからね・・・
「まだ、敵は感ずいてないと・・・」「うむ。」
サイトウ君の慧眼は敵の位置の変化が無いことを確認しているのだ。
当方の編隊を敵が視認すれば、必ず動くからだ。
今回は事前の偵察や敵の情報が全く無い。
それで、空挺部隊の最大戦力で挑むのだが・・・
「まさか、敵はイー16は4機を除いて全滅だ。」
「たとえ、欧州でドイツ軍と張り合ってるヤツがでてくるとは思えんが・・・」と、想像する伊佐美隊長である。
それは、欧州のドイツとソ連の紛争だ。
ドイツ軍は機械化部隊で電撃戦だ。
それに対して、総力戦で挑むソ連軍だ。
ヒトの命が安価なソ連である。
なんせ、弾除けにモンゴル兵が並んでるからだ。
逃げると、背後の懲罰部隊の機関銃が吠えて終わりだ。
アフリカの黒人奴隷以下のモンゴル兵のようだ。(米軍は黒人兵を弾除けには使わない。)
モンゴルに産まれなくてよかった・・・
ソ連軍はモンゴル兵などの小数民族の兵隊の待遇が劣悪なようなのだ。
まあ、それでもシベリア収容所へ送られるよりはマシかもしれない・・・
産まれた場所で、勝ち組か負け組みなのか決まってしまうようなのである。
まったく、この世は理不尽この上ないのである。
しかし、日本軍人は戦うことが使命である。
敵兵の境遇なんて、どうでもいいのである。
神武建国2600年、まさに最初に太陽が拝める・・・日(ひ)の本(もと)の国なのだ。
その国を守るための使命感が派遣軍としての空挺部隊を支えているのだ。
満州がソ連軍に抜かれれば・・・日本海を渡ってソ連軍が内地へ・・・
それは、絶対に阻止せねばならない。
たとえ、大和民族が1人になろうとも・・・
アマテラス大御神の国を敵のドロ靴で汚してはならない。
眼下に平然と変態、いや編隊を組んで飛行するソ連軍だ。
「隊長、イー16じゃないですよ。」「足がありません。」と、サイトウ君の慧眼が告げる。
「うむ、あれがウワサの新型イー16か。」と、伊佐美隊長だ。
空力的に抵抗がかなりあるイー16だ。
それを改善するには引き込み脚しかない、と情報部からの話がでていた。
「うむ、なら空戦性能は、どれほどか・・・」と、思う伊佐美隊長である。
九七式よりバツグンな九七式改の旋回性能だ。
それが、露スケの改造戦闘機の負けるなんて、1ミリも思わない伊佐美君である。
史実でも、日本陸軍の九七式戦闘機はソ連軍のツポレフに圧勝してるのである。
実際、九六式艦上戦闘機より運動性は抜群なのだ。
艦上戦闘機は空母への離着艦があるから、機体の制約があるのだ。
ところが、空母で運用しない陸上機の九七式戦闘機は模擬空戦で九六式に圧勝だったのだ。
かなり、海軍が悔しがったとか・・・なんせ、九六式を真似た九七式だったからである。
「敵は同数の12機だな。」
「よし、我に続け!」と、反転急降下して敵の頭上から・・・攻撃をかける隊長機だ。
そして、やっと日本軍機の攻撃に感ずいたソ連軍機だ。
「いかん、分散しろ。」「敵の攻撃だ。」
イワノビッチ隊長が無線機で怒鳴った。
あわてて散開するソ連軍のツポレフ戦闘機だ。
「遅いわ!」と、7ミリ機銃2丁が吠える。
新型照準器の性能は上々だ。
機銃弾が敵へ吸い込まれるように入る。
「ん、なかなか火を吹かないぞ。」と、伊佐美君だ。
ドイツ軍の猛攻にソ連軍は対抗するのだが・・・空戦性能ではドイツ軍には勝てないとソ連軍は判断したようだ。
それで、防弾板を張りドイツ軍に抵抗したのだが・・・
ツポレフはイー16より防弾板があるのである。
それで機体重量がかさんだのだが・・・空戦性能を犠牲にしたのである。
それで、以前はドイツ軍に全滅だったが・・・半分は残るようになったのだとさ・・・めでたしめでたし
まあ、それではドイツ軍が墜ちないのだが・・・
防弾板は技術が足りなくても装備できるからね・・・
高馬力のエンジンや空戦性能は技術がなければ、なんともならないのだ。
防弾はソ連軍にはピッタリな装備だったのである。
初弾でツポレフを1機も墜とせなかった日本軍だ。
「各機、適宜攻撃しろ。」と、指示を出す隊長だ。
沈黙は美徳なりとも言うが・・・この場面では沈黙はダメなのだ。
その都度のサポート指示が不可欠なのだ。
それが、隊の連帯感をもたらすのだ。
自分は一人で戦ってるのではないということだ。
同数なら、1対1の空戦となるからだ。
散開したツポレフ戦闘機の12機は、日本軍機が同じ数だとわかると・・・逃走することなく、対抗してきたのである。
「よし、新型ツポレフがどれだけのモノか、付いてこれるかな。」
九七式改とツポレフの1対1の空戦が始まったのだ。
「増槽を落とすのを忘れるな。」と、隊長が無線だ。
狭い半径の急旋回には増槽が両翼に付いて無いほうがイイのだ。
操縦席の横にある、増槽投下レバーを引く。
飛行機のスイッチは誤動作を防ぐために、レバーは倒す動作は無いのだ。
引くか押すのだ。
引くとランプが点灯して、動作OKと示すのだ。
押すとランプが消灯して、動作停止を示すのだ。
「ガクン。」と、軽いショックがあり・・・速度計の針が30キロほど上がる。
増槽の空気抵抗がなくなるからだ。
「よし、敵さんの性能を見せてもらおう。」と、ドッグ・ファイトへ投入する各戦闘機だ。
「こちら、モンモンハン守備隊、歩哨が狙撃された。」
「ヤツらが、やってくる。」
「至急・・・応援を・・・」
「ツーーーーーーーッ。」
無線機の送信ボタンを押したまま・・・無音が続く・・・
相手が送信状態では、こちらの送信電波が受信できない。
まだ、同時通話無線ではないからだ。
内地で実験段階なんだが・・・数年先なのだ。
「おい、通信士が殺られたかもしれんぞ。」
「隊長へ・・・」
伝令が藤堂大佐へ通信内容を伝える。
「おい、輸送機のペラを廻しておけ。」
「九七隊にも伝令だ。」
「隊員の装備は?」
「そうだな、通信士が殺されたとなると、騎馬隊ではないな。」
「相手はソ連軍だ。」「モンゴル軍では無いぞ。」
「締めてかかれっ!」
「用意出来次第、集合。」
「了解です。」敬礼して、伝令が走る。
軍隊で歩いてるヤツなんていないのだ。
きびきびした動作が鉄則なのだ。
なんせ、鬼より怖い日本陸軍だ。
規律と皇軍たる誇りと使命感が、そうさせるのである。
「隊長、集合しました。」「うむ。」
藤堂少佐が広場のお立ち台へ・・・
壇上へ・・・
「敬礼。」と、号令だ。
全員が敬礼だ、答礼する少佐だ。
さすが、100名ほどの隊員への訓示である。
拡声器は使うのだ。
もちろん、軍事機密事項はしゃべらないのだ。
「諸君、おそらくソ連軍の戦車隊だと思われる。」
「しかし、T-2型では無いかもしれん。」「各員、気を引き締めて・・・」
数分で訓示は終わる。
そして、エンジン始動して15分あまり・・・だ。
今回は1号機2号機の2機の零式輸送機が出撃だ。
そして、九七式改は12機全機が・・・つまり、派遣空挺部隊の戦力すべてが投入されるようだ。
なぜなら、無線が途絶えて・・・敵の情報が皆無だからだ。
それで、最大戦力で当方も挑まねばならない。
20分後には、輸送機から発進だ。
後から戦闘機が離陸する。
なぜなら、最高速度は九七式改が速いからである。
「場所は、わかるな。」
「ハイ、満州軍の国境警備隊ですね。」
「うむ、無線は依然不通だ。」「全滅してるやもしれん。」
「わかりました。」「報復攻撃、了解です。」
ヤラれたら、3倍返しなのだ。
なんなら、ソ連軍前線基地へ爆撃(今回は爆装はしてない。)したいくらいだ。
「いいか、焦りは禁物だぞ。」
伊佐美隊長が隊員らへ機内で訓示だ。
最近、無線電話装置が小型化されて・・・携帯できるようになった。
通話時間は受信が2時間、送信が30分と短いが・・・隊員らの相互連絡が格段に向上したのである。
これには、電池駆動の豆真空管の発明が大きいのだ。
通話距離は300メートルと狭いが・・・狭い方が秘匿性があり、暗号を使わなくてもいいのである。
それに、ソ連軍戦車は隊長車しか無線機は無い。
そして、周波数が全く違うのだ。
140メガサイクルの高周波無線は日本の技術で初めて運用できるのだ。
露スケが逆立ちしても・・・永遠に無理なのだ。
零式輸送機は最高速度340キロ毎時で高度3000を飛行する。
九七式改は余裕だ。
最高速度520キロ越えは伊達ではない。
零式輸送機の航空士が・・・「まもなく、モンモンハン上空です。」と、航空図を観ていう。
と・・・その時だ。
「ん、なんや・・・」と、サイトウ君の優秀な視力が、「キラリ。」と、光る遠方の点を認めたのだ。
キラリと光るのは飛行機だからだ。
そして、この場合は味方機ではない。
そう、敵機だ。 敵の戦闘機に間違いはないのだ。
「隊長、敵機です。」「方向はホクホクセイで高度はトントンです。」
「わかった。」「各機、我に続け。」「おう。」
12機の九七式改は高度を盗りつつ・・・北西へ進路を変えた。
この地域で、この時間に飛んでるヤツは・・・まさか、米軍ではないからね・・・
「まだ、敵は感ずいてないと・・・」「うむ。」
サイトウ君の慧眼は敵の位置の変化が無いことを確認しているのだ。
当方の編隊を敵が視認すれば、必ず動くからだ。
今回は事前の偵察や敵の情報が全く無い。
それで、空挺部隊の最大戦力で挑むのだが・・・
「まさか、敵はイー16は4機を除いて全滅だ。」
「たとえ、欧州でドイツ軍と張り合ってるヤツがでてくるとは思えんが・・・」と、想像する伊佐美隊長である。
それは、欧州のドイツとソ連の紛争だ。
ドイツ軍は機械化部隊で電撃戦だ。
それに対して、総力戦で挑むソ連軍だ。
ヒトの命が安価なソ連である。
なんせ、弾除けにモンゴル兵が並んでるからだ。
逃げると、背後の懲罰部隊の機関銃が吠えて終わりだ。
アフリカの黒人奴隷以下のモンゴル兵のようだ。(米軍は黒人兵を弾除けには使わない。)
モンゴルに産まれなくてよかった・・・
ソ連軍はモンゴル兵などの小数民族の兵隊の待遇が劣悪なようなのだ。
まあ、それでもシベリア収容所へ送られるよりはマシかもしれない・・・
産まれた場所で、勝ち組か負け組みなのか決まってしまうようなのである。
まったく、この世は理不尽この上ないのである。
しかし、日本軍人は戦うことが使命である。
敵兵の境遇なんて、どうでもいいのである。
神武建国2600年、まさに最初に太陽が拝める・・・日(ひ)の本(もと)の国なのだ。
その国を守るための使命感が派遣軍としての空挺部隊を支えているのだ。
満州がソ連軍に抜かれれば・・・日本海を渡ってソ連軍が内地へ・・・
それは、絶対に阻止せねばならない。
たとえ、大和民族が1人になろうとも・・・
アマテラス大御神の国を敵のドロ靴で汚してはならない。
眼下に平然と変態、いや編隊を組んで飛行するソ連軍だ。
「隊長、イー16じゃないですよ。」「足がありません。」と、サイトウ君の慧眼が告げる。
「うむ、あれがウワサの新型イー16か。」と、伊佐美隊長だ。
空力的に抵抗がかなりあるイー16だ。
それを改善するには引き込み脚しかない、と情報部からの話がでていた。
「うむ、なら空戦性能は、どれほどか・・・」と、思う伊佐美隊長である。
九七式よりバツグンな九七式改の旋回性能だ。
それが、露スケの改造戦闘機の負けるなんて、1ミリも思わない伊佐美君である。
史実でも、日本陸軍の九七式戦闘機はソ連軍のツポレフに圧勝してるのである。
実際、九六式艦上戦闘機より運動性は抜群なのだ。
艦上戦闘機は空母への離着艦があるから、機体の制約があるのだ。
ところが、空母で運用しない陸上機の九七式戦闘機は模擬空戦で九六式に圧勝だったのだ。
かなり、海軍が悔しがったとか・・・なんせ、九六式を真似た九七式だったからである。
「敵は同数の12機だな。」
「よし、我に続け!」と、反転急降下して敵の頭上から・・・攻撃をかける隊長機だ。
そして、やっと日本軍機の攻撃に感ずいたソ連軍機だ。
「いかん、分散しろ。」「敵の攻撃だ。」
イワノビッチ隊長が無線機で怒鳴った。
あわてて散開するソ連軍のツポレフ戦闘機だ。
「遅いわ!」と、7ミリ機銃2丁が吠える。
新型照準器の性能は上々だ。
機銃弾が敵へ吸い込まれるように入る。
「ん、なかなか火を吹かないぞ。」と、伊佐美君だ。
ドイツ軍の猛攻にソ連軍は対抗するのだが・・・空戦性能ではドイツ軍には勝てないとソ連軍は判断したようだ。
それで、防弾板を張りドイツ軍に抵抗したのだが・・・
ツポレフはイー16より防弾板があるのである。
それで機体重量がかさんだのだが・・・空戦性能を犠牲にしたのである。
それで、以前はドイツ軍に全滅だったが・・・半分は残るようになったのだとさ・・・めでたしめでたし
まあ、それではドイツ軍が墜ちないのだが・・・
防弾板は技術が足りなくても装備できるからね・・・
高馬力のエンジンや空戦性能は技術がなければ、なんともならないのだ。
防弾はソ連軍にはピッタリな装備だったのである。
初弾でツポレフを1機も墜とせなかった日本軍だ。
「各機、適宜攻撃しろ。」と、指示を出す隊長だ。
沈黙は美徳なりとも言うが・・・この場面では沈黙はダメなのだ。
その都度のサポート指示が不可欠なのだ。
それが、隊の連帯感をもたらすのだ。
自分は一人で戦ってるのではないということだ。
同数なら、1対1の空戦となるからだ。
散開したツポレフ戦闘機の12機は、日本軍機が同じ数だとわかると・・・逃走することなく、対抗してきたのである。
「よし、新型ツポレフがどれだけのモノか、付いてこれるかな。」
九七式改とツポレフの1対1の空戦が始まったのだ。
「増槽を落とすのを忘れるな。」と、隊長が無線だ。
狭い半径の急旋回には増槽が両翼に付いて無いほうがイイのだ。
操縦席の横にある、増槽投下レバーを引く。
飛行機のスイッチは誤動作を防ぐために、レバーは倒す動作は無いのだ。
引くか押すのだ。
引くとランプが点灯して、動作OKと示すのだ。
押すとランプが消灯して、動作停止を示すのだ。
「ガクン。」と、軽いショックがあり・・・速度計の針が30キロほど上がる。
増槽の空気抵抗がなくなるからだ。
「よし、敵さんの性能を見せてもらおう。」と、ドッグ・ファイトへ投入する各戦闘機だ。
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