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【R18】afterStory happy honeymoon〜
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しおりを挟むまたたく間に生まれたままの姿にされて、縮こまる。
忘れていたけれど、昨夜も千秋さんの話を聞いているうちに、それが子守唄に聞こえてきてきたりして、いつの間にか寝落ちしていた。たぶん沢山歩いて疲れていたのだろう。
とはいえ――
「しゅ、俊敏すぎやしませんか……」
「ライト本当に消して欲しいんですか? もうココ反応してる……」
だけど、そんな聞こえていない。
千秋さんはニヤリとして胸を隠していた私の腕を広げると、つんと先端に触れて指摘される。
まだ脱がされただけで触れられてもいないのに、突起がぷっくり膨らんでいた。早く触って欲しいと乞うているみたいに。
――恥ずかしい……
でも、〝隅々まで温める〟と言われた瞬間から、体が一気に熱を持ちズクズクと蜜道の奥から熱が潤むのを感じていた。
「もしかして、こっちももう溢れてるの……?」
察した長い指先が、擦り合わせていた足の間に滑り込み敏感なそこにクチュッと触れる。
「んぅ……っ」
粘着質な音と共に、繊細な指がねっとり溝を撫で上げヒクヒク戦慄くのを感じた。
「……すごいな……もうこのまま挿りそうなくらい濡れてる……」
気づかれてしまった。指でいじられながら淫らに耳元で囁かれて、淫靡な気持ちが高まる。
「どうする? このままここでする? それともシャワーのあとがいい?」
「んぁ……あ、ぁ……」
ちゃぷちゃぷと指が浅く出入りをはじめ、反対の手で、きゅっと乳首を摘んで捏ね回される。
……判断が揺さぶられる。
欲を言えばこのまま繋がりたいくらい昂っている。でも……昼間から沢山歩いて汗をかいていたのが気になっているのも確かだ。
「しゃ、しゃわーの……あとで……」
「ふふ、承知しました」
息絶え絶えにそう呟くと、眼鏡を剥いだ千秋さんは、クスっと笑ったあと自分も全裸になって私を抱いてバスルームに入る。
ふと、一緒に入ることを快諾してしまったことに気づいたが、こうなってしまえばもう抗えない。
腰に触れる熱にドキリもしたのもつかの間、大きなバスタブの中に座らされた。
温まって下さいと言われたあと、彼はシャワーのコックをひねり髪を洗いはじめた。
心地よい温度のお湯が体を包み気持ちがいい。
大きな浴槽のお湯がたまるまでには、時間がかかる。フロントに連絡すれば手配してくれると書かれていたから、ツアーの合間に千秋さんが連絡を入れてくれたのだろう。
ちなみに海外ではシャワーのみという客室が多い。だけど今回の旅行では、体を冷やさないようにといった千秋さんの配慮でこの部屋がチョイスされていた。
私を気遣う彼は優しいと思うし、幸せだと常々感じる……でも、やっぱり、色々と抜かりなさすぎるし容赦ないともと思う。
「ひゃっ……」
「ほら、あなたの番ですよ」
……やっぱり。
千秋さんは髪を洗い流すと、のんびりお湯に浸かっていた私の腕を引いて、奇襲をかける。
有無を言わせず椅子に座らせ、ちょうどいい温度のお湯で私の頭を洗いはじめた。
わしゃわしゃと犬のように泡立てられ、トリートメントまでしっかり施される。千秋さんの長くて綺麗な指で髪を洗ってもらえるのはとても気持ちがよくて、幸せで、顔がとろけてしまう。
だけれど……
「でも、これだけじゃ物足りないですよね」
――もちろん、それで終わるわけがない。
流し終わって髪をタオルで包むと、今度は悪い笑みを浮かべ、私を向かい合う形で膝の上に乗せ、自分が椅子に座ってしまう。
そして、備え付けの新しいスポンジにボディーソープの泡を馴染ませると、それを私に持たせ耳元で妖しく囁いた。
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