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開かずの扉
開かずの扉8
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事が終わる頃、乙はと言えば輝李がシーツを代えている間も部屋の隅っこに布団をかぶり目も合わせようとはしなかった。
いくら熱に浮かされ敏感になっていたとはいえ、タチでありながら看病の最中にイカされた挙げ句にその後、何度も絶頂を迎え、潮まで噴いて快楽に支配されてしまった事に完全にへそを曲げて、その後もベッドの中で丸く縮こまって輝李に背を向けていた。
輝李が両手を合わせて必死に言葉を繕った。
「だ~か~らゴメンって、乙」
「………」
「お願いだから機嫌治してよ~」
「もう輝李なんか…知らん」
「今度はちゃんと看病するから!!」
「……」
駄目だ。
完全にへそを曲げている。
輝李は小さくため息をつくと、乙に寄り添った。
「乙…」
「俺に触るなって言ってるだろ!! 」
「あ…!!」
振り向いた乙の顔は怒っていたあの時の鋭い眼光ではなく、顔を赤らめ置いてきぼりを食らって、今にも泣きそうな少年のような、あの子供の頃の顔をしていたのだ。
「乙、子犬みたい…///」
「ッ…///」
「クス…可愛い♪」
「うるさいな…///」
「少しの間…今だけ、昔の僕達に戻りたい…」
その輝李の言葉に乙は小さなため息をついて抱き締めて眠った…。
あの時と同じように…。
子供の頃と…
そして
愛し合っていた頃のように…。
あの日から輝李は、甲斐甲斐しく乙の風邪の看病をこなし、その甲斐あってか乙の身体も順調に回復すると、また輝李との距離はいつもと変わらず、いつの間にか離れてしまった距離に戻っていた。
いくら熱に浮かされ敏感になっていたとはいえ、タチでありながら看病の最中にイカされた挙げ句にその後、何度も絶頂を迎え、潮まで噴いて快楽に支配されてしまった事に完全にへそを曲げて、その後もベッドの中で丸く縮こまって輝李に背を向けていた。
輝李が両手を合わせて必死に言葉を繕った。
「だ~か~らゴメンって、乙」
「………」
「お願いだから機嫌治してよ~」
「もう輝李なんか…知らん」
「今度はちゃんと看病するから!!」
「……」
駄目だ。
完全にへそを曲げている。
輝李は小さくため息をつくと、乙に寄り添った。
「乙…」
「俺に触るなって言ってるだろ!! 」
「あ…!!」
振り向いた乙の顔は怒っていたあの時の鋭い眼光ではなく、顔を赤らめ置いてきぼりを食らって、今にも泣きそうな少年のような、あの子供の頃の顔をしていたのだ。
「乙、子犬みたい…///」
「ッ…///」
「クス…可愛い♪」
「うるさいな…///」
「少しの間…今だけ、昔の僕達に戻りたい…」
その輝李の言葉に乙は小さなため息をついて抱き締めて眠った…。
あの時と同じように…。
子供の頃と…
そして
愛し合っていた頃のように…。
あの日から輝李は、甲斐甲斐しく乙の風邪の看病をこなし、その甲斐あってか乙の身体も順調に回復すると、また輝李との距離はいつもと変わらず、いつの間にか離れてしまった距離に戻っていた。
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