アリスと女王

ちな

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「もう、凛ってば。可哀想だと思わないの?」

「んっんっおもう…思うよ…!」

「じゃあどうしてそんなに締めるの」

ぐちゅんぐちゅんと大きくグラインドして、蓮の滾ったそれが凛を咎めます。ぎゅうぎゅうと締め上げる中を牽制するみたいに、クリトリスを平手で打ってやりました。

  「きゃんっ!」

ぱちゅっと湿った音が電気を作り、ビキビキと血管を浮かばせる蓮をぎゅうぎゅうと締め付けました。

「悪い子だね。お仕置きだよ」

お仕置き、という単語に、きゅんとまた締まりました。奥までずっぷりと差し込んだ陰茎は、凛の心の声を正しく汲み取ってしまうのです。

お仕置きの声に反応してしまった凛のはしたないクリトリスを、思い切り振りかぶってぱしんと叩きました。

「きゃあんっ!」

「お仕置きなのに悦んでるの?悪い子だね」

クリトリスの皮をぐっと捲りあげ、露出したクリトリスを思い切り叩きました。

「きゃあっああ!」

びくんっと体を緊張させ、ぴゅ、と特濃の蜜が煉瓦の壁に飛び散りました。
調教した甲斐があるなぁと呟く蓮は、どろりとした蜜を掬いあげ、凛の口の中に突っ込みました。
なんとも言えない味に顔を顰める凛の舌を指で挟み込み、ゆるく扱いてやりました。
お利口さんに舌を伸ばし、蓮の愛撫を受け止めながら、凛はうっとりと目を細めるのでした。

広場では変わらずアリスの蜜がこれでもかと噴射しています。それを全部合わせたって、壁に飛び散った凛のこのあまい蜜には勝てません。

特濃の蜜は煉瓦に少し吸われた後、とろりと垂れていきました。
蓮は凛の一番深いところのもっと奥を目指して腰をぶつけます。ぱちゅんぱちゅんと濡れた肉がぶつかる音を心地よく聴きながら、震える白い背中を見つめました。

「蓮っ…あぁあっ深いっ…!」

「うん。深いところ突いてるからね…ここだよ。ここまで入ってる」

「ひっ…ああっ!」

腕をまわし、凛のおへその辺りをぐっと押し込みました。ぎゅうっと締まる中に、蓮は切なく眉間に皺を寄せます。そのままグリグリと亀頭を押し付けると、蓮がずっと焦がれた可愛らしい声で鳴きました。
子宮の奥目掛けてごんごんと叩きつけ、外からぐいぐいと指で押し込んでやります。太いそれは凛の肉壁を限界まで押し開き、絶対に抜けてやるものかといきり立つカリが壁を引っ掻いてかき混ぜます。鈴口から滲むカウパーと凛のあまい蜜が混じり合い、ピストン運動を助けました。

「ああっあ!蓮っ蓮いきそっ…!」

散々まで焦らされた凛は、性急に絶頂の階段を上ります。轟く胎内で絶対が近いことを報せ、煉瓦に爪を立てました。

「いいよ、何回でも。さあイって」

「あっひぃっああああっ!!」

パンパンと乾いた音が、朽ちた煉瓦作りの四角い部屋に響きます。どちゅどちゅと蓮が大きくグラインドするたび、凛の小さな体はガクガクと揺れました。強すぎるピストンに足を閉じますが、勿論そんなものはなんの抵抗にもなりませんでした。

凛はもう声を抑えることができませんでしたが、それよりも広場の完成の方が大きく響きました。丁度、食事のショーが始まったところだったのです。

機械に拘束されていたアリスたちが一斉に解放され、四人がかりで足を広げられていました。強いお日様の日差しを余すところなくたっぷりと浴び、痙攣した体を開いているのです。群がる衛兵たちは、迷うことなく蜜を啜りました。


「見て、凛。可哀想なアリスたちだね」

「ああんっあっあ!蓮いくっいくいくいくぅぅうぅ!!!!」

大きく体を開いて舐られる姿。凛はどうにも、森での出来事を思い出してしまいます。可哀想と思いながら、本当は気持ちいいことを知っているのです。

ガリガリと煉瓦を引っ掻き、子宮を破壊する勢いで激しいピストンの波に溺れ、凛の思考がぱちんと弾けました。

「ぃっあああああっ!!」

びくんっと大きく背中を反らせ、暴力的な蓮のそれを力の限り締め付けました。

「っ…凛、すごっ…」

涼しい顔を貫き通していた蓮ですら、思わず眉間の皺を濃くしてしまいます。

ふたりの足元にはぱたぱたと甘い蜜が滴りました。

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