25 / 55
第二章 カップル(ABC)編
10
しおりを挟む
「おー!初キスおめでとう!!」
「……あ、ありがとう」
「そうか、エッチまではしなかったのかー」
「う、うん」
「本当に辛抱強いな、山田君」
「……うん」
初めてお家デートした日、始め触れるだけだった唇は、徐々に角度を変え、深くなった。少し苦い良ちゃんの舌先が私の口内に入ったところで、私はギブアップ。
「良ちゃん、ちょっと、待って」
と一度お願いしたら、良ちゃんはぎゅうっと一回私を抱き締めた後、もうその日は私に何もしてくれなくなってしまった。
安心した気持ちと、少し物足りない気持ち。でも、初めて良ちゃんとキス出来たことが嬉しくて、また次もしたいと思ってしまった。
「ま、今回キス出来たなら、後は早いかもねー。山田君だって、そんなに待てないだろうし」
「うん」
良ちゃんが、私と同じでキス以上の事をしたいと思ってくれていたら……嬉しい。
私がやめてと言えばやめてくれる人だし、初めてを捧げたいと思える程、私は良ちゃんが大好きだ。付き合い始めてからも、好きな気持ちは一向に減る様子がない。むしろ右肩上がりだった。
そんな私達は、何度も良ちゃんのお家デートを重ねた。良ちゃんの部屋に、私の私物が増えていく。そんな何気ないことが嬉しくて、私の滞在時間も比例して増えていった。
「んっ……は、ぁ、良ちゃ……」
「キララの口の中、甘い」
最初は戸惑って上手に出来なかった舌を絡ませ合うキスも、もう普通に出来るようになった。良ちゃんとキスをするのは大好きで、触れ合った唇から彼の優しさとか、大事にしてくれていることとか、良ちゃんの気持ちが沢山伝わってくるようだった。
そして交際を始めてから、約半年。夏休みの真っ最中に、私達はいよいよ次のステップに進む事となった。
「……ふ、んぁっ……」
「……キララ……」
良ちゃんの家で、一緒にパソコン画面で映画を見て。見終わったタイミングで、私の後ろに座っていた良ちゃんが、私の顔に手を添えて横に向けさせた。そのままいつものキスをして……私はこっそり足をすり合わせる。そう、良ちゃんとのキスで私は感じるようになってしまい、キスする度に身体の中心が濡れてしまうようになっていた。
「……キララ、胸、触ってもいい……?」
「う、ん」
良ちゃんは、ひとつひとつ私に確認を取りながら先に進んでいく。良ちゃんであれば聞かないでも良いのに……どこまでも私の反応を気になしてくれる。大事にされているという安心感と、もっと私に好かれていると自信を持ってくれても良いのにという思いが私の中で交錯した。
良ちゃんが後ろから、私の胸を持ち上げるように触る。何度かたぷたぷと重みを確かめるように持ち上げた後、五本の指が開いてボールを持つように鷲掴みにされた。
良ちゃんの指が私の胸に食い込み、やわやわと揉まれるのを、私はドキドキしながら俯き薄目で見る。すると、良ちゃんの右手の人指し指が動いて、私の頂きを掠めた。
「んっ……」
「痛かった?大丈夫?」
「大丈夫……むしろ、気持ち、良くて……」
私は答えながら赤面する。自分で胸を触っても何も感じた事ないのに、良ちゃんが触るだけでこんなに違うなんて。
「ここ?」
良ちゃんはそう私に聞きながら、指先でしっかりと先端を捉えて、薄い生地の上からくりくりと回すように刺激を送ってくる。
「ぁっ……、そ、そう……」
「キララ、乳首弱いの?……可愛い。直接触ってもいい?」
良ちゃんに耳元で囁かれ、私は頷いた。ばくばくばくと、心臓の音がやばい。
私がこの日着ていたのは、カジュアルな淡いピンクのコットンブラウスだ。ウエストに装飾がついたショートパンツを履いていたのでトップスはタックインしていたけれども、良ちゃんは器用にそのトップスをするすると裾が外に出るまで引き上げた。
「……っ」
暑い部屋はクーラーで冷やされて、少しひんやりした良ちゃんの手がするりとトップスの下から潜り込んでくる。
この日はトップスに色が響かないように、白く可愛いレースにピンクの小花柄のついたブラとショーツのセットを身に着けていた。脇高でフルカップのブラだから、ブラと胸の間に手を差し込みにくかったのか、良ちゃんは「外すね」と言ってバックベルトのホックを外した。
私の胸への圧迫感がなくなり、解放感を味わうと共に心もとなさも感じる。
ホックを外した良ちゃんの手が再び前に回り、とうとう私の胸は良ちゃんの手で直に揉まれてしまった。
「……あ、ありがとう」
「そうか、エッチまではしなかったのかー」
「う、うん」
「本当に辛抱強いな、山田君」
「……うん」
初めてお家デートした日、始め触れるだけだった唇は、徐々に角度を変え、深くなった。少し苦い良ちゃんの舌先が私の口内に入ったところで、私はギブアップ。
「良ちゃん、ちょっと、待って」
と一度お願いしたら、良ちゃんはぎゅうっと一回私を抱き締めた後、もうその日は私に何もしてくれなくなってしまった。
安心した気持ちと、少し物足りない気持ち。でも、初めて良ちゃんとキス出来たことが嬉しくて、また次もしたいと思ってしまった。
「ま、今回キス出来たなら、後は早いかもねー。山田君だって、そんなに待てないだろうし」
「うん」
良ちゃんが、私と同じでキス以上の事をしたいと思ってくれていたら……嬉しい。
私がやめてと言えばやめてくれる人だし、初めてを捧げたいと思える程、私は良ちゃんが大好きだ。付き合い始めてからも、好きな気持ちは一向に減る様子がない。むしろ右肩上がりだった。
そんな私達は、何度も良ちゃんのお家デートを重ねた。良ちゃんの部屋に、私の私物が増えていく。そんな何気ないことが嬉しくて、私の滞在時間も比例して増えていった。
「んっ……は、ぁ、良ちゃ……」
「キララの口の中、甘い」
最初は戸惑って上手に出来なかった舌を絡ませ合うキスも、もう普通に出来るようになった。良ちゃんとキスをするのは大好きで、触れ合った唇から彼の優しさとか、大事にしてくれていることとか、良ちゃんの気持ちが沢山伝わってくるようだった。
そして交際を始めてから、約半年。夏休みの真っ最中に、私達はいよいよ次のステップに進む事となった。
「……ふ、んぁっ……」
「……キララ……」
良ちゃんの家で、一緒にパソコン画面で映画を見て。見終わったタイミングで、私の後ろに座っていた良ちゃんが、私の顔に手を添えて横に向けさせた。そのままいつものキスをして……私はこっそり足をすり合わせる。そう、良ちゃんとのキスで私は感じるようになってしまい、キスする度に身体の中心が濡れてしまうようになっていた。
「……キララ、胸、触ってもいい……?」
「う、ん」
良ちゃんは、ひとつひとつ私に確認を取りながら先に進んでいく。良ちゃんであれば聞かないでも良いのに……どこまでも私の反応を気になしてくれる。大事にされているという安心感と、もっと私に好かれていると自信を持ってくれても良いのにという思いが私の中で交錯した。
良ちゃんが後ろから、私の胸を持ち上げるように触る。何度かたぷたぷと重みを確かめるように持ち上げた後、五本の指が開いてボールを持つように鷲掴みにされた。
良ちゃんの指が私の胸に食い込み、やわやわと揉まれるのを、私はドキドキしながら俯き薄目で見る。すると、良ちゃんの右手の人指し指が動いて、私の頂きを掠めた。
「んっ……」
「痛かった?大丈夫?」
「大丈夫……むしろ、気持ち、良くて……」
私は答えながら赤面する。自分で胸を触っても何も感じた事ないのに、良ちゃんが触るだけでこんなに違うなんて。
「ここ?」
良ちゃんはそう私に聞きながら、指先でしっかりと先端を捉えて、薄い生地の上からくりくりと回すように刺激を送ってくる。
「ぁっ……、そ、そう……」
「キララ、乳首弱いの?……可愛い。直接触ってもいい?」
良ちゃんに耳元で囁かれ、私は頷いた。ばくばくばくと、心臓の音がやばい。
私がこの日着ていたのは、カジュアルな淡いピンクのコットンブラウスだ。ウエストに装飾がついたショートパンツを履いていたのでトップスはタックインしていたけれども、良ちゃんは器用にそのトップスをするすると裾が外に出るまで引き上げた。
「……っ」
暑い部屋はクーラーで冷やされて、少しひんやりした良ちゃんの手がするりとトップスの下から潜り込んでくる。
この日はトップスに色が響かないように、白く可愛いレースにピンクの小花柄のついたブラとショーツのセットを身に着けていた。脇高でフルカップのブラだから、ブラと胸の間に手を差し込みにくかったのか、良ちゃんは「外すね」と言ってバックベルトのホックを外した。
私の胸への圧迫感がなくなり、解放感を味わうと共に心もとなさも感じる。
ホックを外した良ちゃんの手が再び前に回り、とうとう私の胸は良ちゃんの手で直に揉まれてしまった。
22
あなたにおすすめの小説
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる