フツメンを選んだ筈ですが。

イセヤ レキ

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第二章 カップル(ABC)編

12

「……うん」
相手が良ちゃんなのだから、私が下着を脱ごうが脱ぐまいが、絶対にどっちでも大丈夫、ということに気付かされて肩の力が抜けた。
良ちゃんはそんな私の状態をいち早く察知すると、またゆっくりと背中から密着し、ブラをするりと早業で脱がせて左手で胸を揉み、右手は前に回して私の太腿の間にするりと差し入れた。
「あっ……」
他人に初めて太腿を撫でられ、ぞわぞわとした感覚が身体に走る。
「怖かったら、そのまま閉じてて。怖くなくなるまで、待つから」
「……うん」
良ちゃんの手が、優しく、優しく、私の太腿を撫でた。掌全体でさするようにする時もあれば、指先で軽くタッチされ、くすぐったく感じる時もあった。
「ふふ、くすぐったい」
「そう?キララの肌、気持ちいい」
そんなことを言い合えば、少しだけ私の気持ちは落ち着いてきて。ゆっくり……本当にゆっくり、私は足を左右に開いた。開いても良ちゃんの手が直ぐにそこに触れることはなく、何度か太腿や腰、胸を行ったり来たりしてから漸く一度お腹を摩り、そうっとそのままショーツの上から私の割れ目へと右手の指が到着した。
ぴたぴたとクロッチ部分を中指で軽く叩くように触られ、ジメジメっとした感覚がショーツに広がっていく。
「……」
良ちゃんは何も言わないけれども、きっと「濡れてる」と思っているに違いない、とその瞬間感じた。そして、良ちゃんは何度かその湿り具合をショーツ越しに確かめた後、ショーツと肌の間に手を差し入れ、湿った毛を掻き分けた指先で直接その泥濘に触れた。
くちゅ……くちゅ……。
「んっ……、ぁあ……っ」
「キララ……、痛くない?」
良ちゃんの問い掛けに、私はこくこくと頷く。
揃えた指で膣を上下に擦られ、今度はそのままぬるぬるになった指でびらびらの襞や尖ったクリトリスを引っ掻くように可愛がられ、私の腰は刺激でびくびくと反射的に振れる。
良ちゃんは、処女である私の膣に指を差し入れる前に、にゅっと主張するクリトリスを親指と人差し指で挟んで、ペニスを扱くように上下に優しく擦り上げた。
「ぁはあんっ!あっ!ぁあ……ッッ」
「キララ、ここでオナニーしたことある?」
良ちゃんに聞かれ、今度は首を横に振った。そこがクリトリスだという知識はあっても、自慰をしたことはない。身体を洗う時に触っても、胸同様気持ちいいという感覚にはならなかったからだ。
なのに、どうして今はこんなに……!
「そっか。してたら好みのやり方教えて貰おうかな、と思ったんだけど。加減とかわからないから、嫌だったり痛かったりしたら言って?」
そう言いながらも、良ちゃんはずっと陰核をしこしこと弄り続けていて、私は口を手の甲で押さえながら必死で返事をする。
「う、ん……っ」
顔が、身体が熱い。膣からとろとろとした液体がとめどなく溢れて、自分の身体はどうかしてしまったのではないか、とすら思う程。
「……凄い、ぬるぬる……」
良ちゃんがはぁ、と熱い息を吐き出しながら呟くので、一気に不安が押し寄せる。
「へ、変、なのかなぁ?普通、じゃない……っ?」
「普通だよ、キララ。……普通」
良ちゃんは安心させるようにちゅ、ちゅ、と私の首筋にキスしながら「ごめんね、キララが濡れてくれたのが嬉しくて」とぽそっと呟いた。
そして「……舐めても、いい?」と私に聞く。
ええっ!?
私は固まった。舐める?いやいや、それって普通なんだっけ??
私にはわからなくて、「……胸、なら」と答えていた。
良ちゃんは、「うん、わかった」と言って優しく私をベッドに横たえ、今度は上から覆い被さってくる。私の脚を開いたところに良ちゃんの片脚が入ってきて、濡れた股に良ちゃんの膝が触れた。少し上にずり上がろうとした私の首の後ろに左腕を回し、右手で今度は正面から胸を触る。私の左胸が良ちゃんの右手で形を変えていく中、右胸は良ちゃんの口で愛撫された。下乳を持ち上げるように舌全体で舐め上げられ、やがて乳輪をくるくると舌先でなぞった。刺激を欲しがる乳首はしばらく放置されてぷるぷると震え、ようやっと良ちゃんの口内に含まれた時にはじんじんとした痺れが胸から腰まで広がるようだった。
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