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第23章 幻の英雄
第554話 手荒い歓迎
しおりを挟む『大気圏突入』と聞くと、なんかこう……すごい熱が発生して襲ってくる、みたいなイメージを抱いたりしないだろうか?
SF映画とかで、地球に着陸する間際のスペースシャトルとか、隕石が降ってくるシーンとかで、すごい赤く見えるような熱をまとってたりするよね? そういう場面でよく描写される。
そのせいで、隕石の大半は地上に落下する前に燃え尽きて消滅したりするし。
この熱がどうやって発生するのかというと、大気との摩擦によるものだとか、高速で移動する際に前方の大気が圧縮されることによるものだとか、色々言われてるのをネットで見た気がするんだけど……僕もそこまで詳しいわけじゃないので、正確なところは知らない。
ただ、摩擦だろうと圧縮だろうと、問題なく『大気圏突入』が可能になるように、この『オルトヘイム号』は作ってあるので、安心してもらっていい。
船全体を覆うように球体の決壊が発生し、大気圏突入の際の衝撃やら熱から船を守るようになっている。
しかも力場はただ頑丈なだけじゃなく、表面が微妙に波打つようになっているので、それを利用して、下から来る衝撃や熱を側面や広報に排出し、逃がすことができるようになっている。
それにそもそも、重力操作と浮遊魔法の組み合わせでゆっくり降りていくので、速度は出ない。
空気の摩擦も圧縮も、気になるレベルにはならないはずだ。ロケットや隕石が降ってくる際には熱が問題になるけど、気球が降りていく時に熱が問題になったなんて話は聞いたことない。
まあ、気球よりは早く降りていくとは思うけどね。
そんなわけで……皆で一緒にご飯を食べたその翌日、僕らは予定通り、『渡り星』の大気圏に突入した。
予想していた通り、空気の摩擦とかそのへんは特に問題なく、それらによる船体へのダメージはなしだ。
……ただ、空気以外のものが、船にダメージを与えるべく、直接的に襲ってきてるけどね。
窓の外に、何匹ものドラゴンが。
宇宙空間にいた時から観測できていた、成層圏を飛んでいるドラゴン達。それらが、僕らが大気圏に入ってきたとほぼ同時に襲ってきて、一斉に火炎ブレスを吐いたり、牙や爪を突き立てて攻撃してきたのである。
まあ……これも、予想通りと言えば予想通りではあるんだけどね。
テオから『そんな場所に住んでるドラゴンなんていない』とは聞いてたから、あれらが成層圏なんかにいる理由は、十中八九、僕らを迎撃するためだろうとは思ってたし。
そしてその攻撃も……さっき説明した、大気圏突入用のバリアに阻まれて、全然届いてない。
炎も、爪も、牙も、全部バリアの表面を多少波立たせるくらいで終わってしまっている。
もっとも、バリア展開中はこっちも手出しはできないんだけどね。
そのため降下中は好き放題というか、やりたいようにやらせることになった。その間、『オルトヘイム号』はゆっくりと、しかし確実に『渡り星』の大地へと降りていった。
降りている間に、周囲の大気を解析。
テオから『大丈夫だ』って話は聞いていたけど、念のためね。
結果……うん、問題なし。
この星の大気は、地球の人間が生活するうえでも問題ない組成だと確認できた。
……確認できたわけなので……そろそろ行こうか。
☆☆☆
「というわけでアターック!!」
ある程度の高度まで降りたところで、バリアを大気圏突入用から通常のもの――防御しつつこちらも攻撃できるが、代わりに防御力は少し劣るタイプ――に変換。
そのあとすぐ、僕は甲板に出て……カタパルトで戦闘機よろしく発射された。
そのままの勢いで、空中を飛んでいるドラゴンに突撃し、脳天に飛び蹴りを叩き込む。
『……それって兵器類の射出用の兵装じゃなかったっけ?』
『まー、今更でしょ』
スピーカーの向こう、コントロールルームにいるエルクとクロエの呆れたような声が聞こえてきたけど、クロエの言う通り、カタパルトや魚雷の発射口から人間砲弾として射出されるくらいは、僕の戦い方だと割と今更なので、気にしないことにする。
で、そのドラゴンが大きく体勢を崩したところで、僕は空気を蹴って移動、ドラゴンの首元に飛び移って、ちょうど背中と頭の間くらいの場所に飛び乗った。
そして、右手の5本指全てを揃えて手刀の形にし……魔力を込める。
その手刀を覆うように、黒紫色の魔力の火花が、バチバチバチ、とはぜるような音を立てて飛び散り始める。僕のオリジナル魔法、切り刻む電撃……『エレキャリバー』である。
まあ、魔法というか、技というか……近接各様用の『魔法格闘技』の1つだけどね。
それをまとわせた状態で手刀を一閃させれば、当たった場所がきれいに消し飛ぶ。『斬る』ってよりは『削る』に近いな……まあどっちでもいいが。
首と胴体を泣き別れにさせれば、さすがにドラゴンも死ぬ。
しかし、そのままだと落下していってしまうので、僕はその死体を、首と胴体の両方、あらかじめ用意しておいた空間収納用アイテムに格納する。
死体を回収する理由? もちろん研究のためです。
未知の種族だから、ってのもあるけど……それとは別に、ちょっと気になることがあるんだよね。
ひとまずサンプルを1匹分確保できたので……僕はそのまま空中に立ち、振り返って言う。
「あと3~4匹くらいはほしいかな……サンプルの回収は僕がやるんで、後は皆さん好きに暴れちゃってくださーい」
「心得たァッ!!」
と、そんな応答が響き渡った次の瞬間、
僕と同じように、甲板のカタパルトから射出され、猛烈な勢いで飛び出してきたテーガンさんが、獲物である大矛を頭上でぶんぶんと振り回しながら空中を舞う。
さも当然のように、僕と同じように空気を蹴って、踏みつけて空中を走り、真正面から別な龍に突っ込んでいく。
龍は彼女を獲物としか見なかったんだろう。大口を開けてひと口で食べてしまいそうな勢いで突っ込んでくるが……その口が閉じられることは二度となかった。
テーガンさんが横薙ぎに大きくふるった一撃が、上あごと下あごの間の部分から走り抜け、ドラゴンの巨体を上下、あるいは前後に2枚に切りおろしてしまったのである。
またきれいに斬れたな……内部構造までよく見える。
しかしその直後にはテーガンさん、空中で方向転換して別な龍めがけて走っていく。
今度標的になった龍は、仲間が一撃で殺されたにも関わらず、動揺も何もせずに襲い掛かってくる。……まあ1秒後には大体同じようなことになるだろうけど。
出てきたのはテーガンさんだけじゃない。船の方を見れば、母さんやエレノアさん、シェリーに師匠といった、こういう場面で積極的ないし好戦的な面々が出てくるところだった。
あと、好戦的とは違うけど……戦闘用の戦乙女型ボディに憑依した状態のリュドネラも、少し遅れて飛び出してきた。
……もっとも、カタパルトで出撃してきたのはいなかったけど。皆、自力で空飛んできた。
母さんと師匠は飛行魔法、エレノアさんはテーガンさんと同じで空中を走ってる。
シェリーは背中に生やした炎の翼で飛翔。リュドネラは、戦闘用ボディの背中にブースターがついてるので、それをふかして飛んでるな。
エレノアさんが腕を一振りすれば、カマイタチが発生してドラゴンの巨体が輪切りになる。
シャラムスカでも使ってた技だな。爪に魔力を込めて高速でふるうことで、風の刃になる奴。
魔法っぽく見えるけど、これもどっちかっていうと体術だ。
シェリーはドラゴンの攻撃をよけながら突っ込んでいって、すれ違いざまに剣を振りぬく。
凝縮された超高温の炎をまとった刃の一撃は、鉄を軽く上回る硬さを持つドラゴンの鱗をも難なく切り裂く。
傷自体もかなり大きい上に、翼に近い位置だったので、飛行能力がガクッと落ちたみたいだ。
体勢を崩したところで、舞い戻ってきたシェリーが袈裟懸けにもう一撃、さらにとどめに首を切り落とす一撃を放って絶命させた。
リュドネラはというと……彼女の戦闘用ボディはもともと僕が作った奴で、趣味全開でSFとファンタジーを融合させた仕上がりになっている。
なので、手に持った槍でけん制しつつ……体中に仕込んだ魔力式の砲撃機構やレーザー照射装置なんかを使って戦っている。ちなみに、槍の先端からもビームや電撃が出せる。
相手の攻撃に対しては、オートガードのバリアが発動するので問題ないしね。
そして母さんはというと……またとんでもないことやってるな。
手に『プリズムブレイザー』を持ち、魔力を注いで光の刀身を作り出しているんだが……そのサイズがちょっと、いやかなりぶっ飛んでる。
……何百mあるんだよ、あの刀身……もはや攻城兵器のレベルだ。
それを振り回してドラゴンをすぱすぱ切り刻んでる。ブレスも届かない位置から一方的に。
長さが長さだから、剣を持ってる母さんの手の動き自体は小さい。指揮棒でも降ってるみたいに……軽やかで、細やかな動きだ。
しかし、伸びた先数百mのところでは、切っ先を含む刀身が縦横無尽に動いてるもんだからたまったもんじゃないよな……
そしてそれでいて、味方の邪魔には絶対にならないように動かしてる当たり、母さんのテクニックの巧みさがわかる。
……っと、ぼーっと見てる場合じゃなかった。
ドラゴン、結構な数がいた上に、他の場所からも増援が集まってきてるっぽいんだけど……このペースだとすぐに狩りつくすな。戦力不足ってもんを全く感じさせない勢いだもの。
借りつくされる前に、僕と師匠で研究用のサンプル、必要数確保しないと! できれば肉体の損傷が極力少ない形で!
「師匠!」
「言われんでも分かってる。……とりあえず、リリンと逆方向に出てきたやつらから狩るぞ。あっちは向かっても俺らが到着した時にはもう多分残ってねえだろうし。あと、船にも連絡しとけよ」
「わかりました。……あーもしもしクロエ? 見たらわかると思うけど、もうなんか支援砲撃とか必要なさそうだから、防衛とか迎撃だけにとどめておいて」
『はーい、了解』
これでよし。さーて、続きだ。
サンプル、あと3体は最低でも欲しいな。さっきは首を切り落としたから……今度は首の部分が無事な状態で回収したいな……頭とかつぶしてみるか?
☆☆☆
そんなこんなで、ものの十数分ほどで、襲撃してきたドラゴンは全滅。
その死体は、サンプルにする奴だけ僕と師匠が回収して……残りは、普通に落下していった。
そりゃまあ、空のめっちゃ高い位置で戦ってたんだし、当然の結末である。僕らも、落ちていく死体の始末までは面倒見れないので、それは放っておかせてもらうことにした。
で、そのドラゴンについて、念のためテオには肉眼で直接見て確認もしてもらっていたんだが……見たことない種族だってさ
既存の種族の中で。似たような見た目の奴はいるらしいけど、特徴やら何やらが微妙に違うんだそうだ。
そしてテオには、これからのことについても相談していた。
……相談というか、その話は事前にもうやってあって終わってるので、確認って感じだけど。
この『渡り星』は、地球よりは小さいとはいえ、その面積は非常に広大であり……ここをしらみつぶしに見て、探していくわけにはいかない。
なので、テオにあらかじめ、『何かありそうなところ』を聞いてリストアップしてあるのだ。
冒険者として探索するのによさそうなスポットという意味でもそうだが……条件的に、『ダモクレス財団』の連中が隠れ住めそうな地域なんかも、両方載っている。
まあでも今回のこの宇宙旅行(?)は、どっちかと言えば『女楼蜘蛛』と『邪香猫』としての、冒険者の楽しみという意味でのダンジョン攻略が目的だ。いうなれば観光。
『ダモクレス財団』の連中の捜索や対処も大事だろうけど、優先順位は二番手である。そこまで力入れて探すかって言われると、どうしたものかなんだが……
……もっとも、それに関する手掛かりについては……まずは1つ、探すまでもなく手に入るかもしれないけどね。
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