悪役令嬢のペットは殿下に囲われ溺愛される

白霧雪。

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花籠の泥人形

04 ※22.10.16追記

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 ささやかな風が心地よい。
 ゆっくりとまぶたを持ち上げると、ぼんやりと潤んだ視界に眉を下げたエドワードが映り込んだ。

「……その、ゴメン。私が悪いんだ。風呂の中でシて、逆上せてしまうのはわかっていたことなのに。ごめんね、止められなかった。無理、させてしまったね」

 ヴィンスがかわいくって、と小さく付け足された言葉ですべてを許してしまった。ちょろいとか言わないでほしい。シュン、と耳の垂れたエディがおっきいワンコに見えてしまったんだもの。

 火照った体を冷ましてくれる涼風はエディの魔法によるものだった。ひんやりと、熱の溜まった体が冷やされて気持ちがいい。うっとりと目を細めて、支えられながらゆっくり身体を起こした。

「水、飲める?」
「ウウン、飲めないから、飲ませてください」

 サイドテーブルの上から水差しを引き寄せて、苦笑しながらも口移しで飲ませてくれる。
 殿下に対して僕もずいぶんと気軽に接することができるようになった。警戒心の強い子犬がようやく懐いてくれた気分、とエディはいうが、子犬にしては僕は大きすぎやしないか。

「ン、」

 エディの魔力が込められた水はツンと痛いくらい冷たくて、気だるく火照った体によく染み渡った。

 魔力は人によって属性が違えば形や色も異なる、と論文で発表されたのはつい数年前だ。確か、この論文はメインで研究していた学者と連名で治癒魔法使いも関わっていた。
 通常、魔力とは目に見えないエネルギー体だが、時たま目に視える人がいて、人を覆うオーラのように見えているらしい。
 体の中を巡るエディの魔力は冷たく透き通った冬の匂いがする。きっと目に見えたなら真っ白で雪の結晶の形をしているんだろう。

 僕が気を失って、ずいぶんと慌てたみたいだ。僕の髪はさらさらとしっかり乾いているのに、エディの頭は毛先から水が滴っている。バスローブを着せられていた体もしっかり水気を拭き取られていて、何から何までお世話してくれたみたいだった。
 出会ったばかりの頃は、殿下から与えられるものすべてが恐ろしかった。ベティに尽くしたい僕に殿下自ら甲斐甲斐しく世話を焼くものだから、騙されているんじゃないかと内心で常にビクビクしていた。
 それが今では、尽くされることに満たされて、周りが羨むたび優越感に浸ってしまう。

 エドワードは僕を選んでくれた。
 ほかの誰でもない、美しい王女様でも、かわいらしいお嬢様でもない、ヴィンセント・ロズリアぼくを選んでくれた。

 ささやかな日常を享受するたび、愛しさが込み上げてきて涙があふれそうになる。エドワードと時間を共にするたび、僕はどんどん弱くなって、その弱さを自覚してしまう。以前なら気にしなかった、些細なことでも気に留めてしまうのがとても生き辛くて息苦しかった。

 冷たい水とエディの魔力のおかげで支えられなくても起き上がれるくらい快復した。

「風邪、引いちゃいますよ」

 ぽた、ぽたり、と肩を濡らす水滴が見ていられなくて、無造作に置かれていたタオルを手に取って、白銀の頭を包み込んだ。形の良い丸い頭をわしゃわしゃ拭いて、ある程度水気が拭き取れたら備え付けの魔力式送風機ドライヤーで温かい風を出しながら指通りの良い白銀を乾かしてするすると梳いていく。

 普及の進んでいる魔力製品は、魔法が使えずともその代わりとなる便利な道具だ。
 例えば直接魔法で火を灯すタイプのランプもあれば、使用者の体内の魔力に反応するタイプのランプもある。反応式製品のほうがやはり高価なのだが、魔力切れを起こす心配もないため、一般家庭での人気が高かった。
 学園しかり、大聖教会しかり。ベティの生家である古きを重んじるローザクロス邸ですら、最新の魔力反応式製品を取り揃えている。
 だからなおさら時代に取り残された遺物であふれた僕の実家にはうんざりする。部屋の明かりは炎魔法を使わなければいけないし、シャワーを浴びるにも水魔法が必要だなんていつの時代だ。さっさとあんな家、取り潰されてしまえばいいのに。

「浮かない顔をしているね」

 頬を撫でられる。風呂の中じゃあんなに熱かった手のひらも、すっかり冷めていた。

「――不安、なんです」
「不安?」
「聖女様にお会いするのも、家に帰らなければいけないのも、全部不安なんです。前は、こんなんじゃなかった。こんなに、揺らぐことなかったのに、あなたと離れ離れになってしまうのではないかと、そればっかり考えてしまうんです。今しか、一緒にいられないんじゃないか、って」

 重たい気持ちに従って、自然と目線が下がっていく。頬を撫でる手のひらがなければ地面に伏していた。

「……私もだよ。ヴィンセントがいないと生きていられないのは私もだ。一時だって離れがたい。マリベル様との謁見は私も一緒だ。――でも、本当は、このままお前をさらって、ふたりでどこか遠いところへ、私のことも知らない場所へ行ってしまいたいよ」

 腕が伸びてきて、抱きしめられる。
 しっとりと艶やかな肌が触れ合い、少しだけ火照った体からエディの性命を感じた。

「言っただろう。ヴィンセントが助けを求めたら、私はどこへだって駆けつける」
「……それがたとえ、冥府だったとしても?」
「ふふ、オルフェウスのようにはならないさ」

 くすくす、と喉を転がして微笑わらいあう。
 不安は消えないけれど、肩の強張りは緩んでいった。




 フィアナティア嬢が用意してくれた真っ白なシルクのルームウェアは、さらさらつるつるで肌触りが良く、やたらとふわふわしている。なんとなく、僕のほうがひらひらしてる気もする。いや、十分エディのウェアもひらひらふわふわなんだけども。
 女性用と間違っていないか確認したが、フィアナティア嬢が見せてくれた女性用のルームウェアはもっとひらひらふわふわしていた。あれを見てから用意してくれたモノを見れば、確かに、男性用と言えるくらいには落ち着いたデザインだったが、来会者はみんなこれを着ているんだろうか。
 ぴったりのサイズがあったのでご用意いたしましたわ、とにっこり笑うフィアナティア嬢に、それ以上言葉を重ねられず、エディも不満はなさそうだったので僕の文句も飲み込んだ。

「体のラインに沿った衣装も似合うけど、こういうふわふわしたのも似合っているね。今度、紳士用のドレスでも仕立てに行くかい?」
「………………」
「ゴメン。冗談だよ」

 何を言っているんだこの人は。白い目でエディを見てから、ふと、男性同士のウェディングを思い浮かべた。身近で同性結婚をした人がいないから参加したことはないけれど、どちらも紳士服なんだろうか。
 紳士用のドレス、ということはベティやお嬢様たちが着ているようなドレスとはまた違うんだろう。
 口では否定しながらも、エドワードが喜ぶんだったら着てみてもいい。女装に抵抗はあるが、まぁ、二人きりのときになら、と思う僕もすっかり凝り固まった固定観念をバラバラにほぐされていた。

 夕食を部屋で済ませて、消灯時間までゆっくりと過ごす。
 フィアナティア嬢は「食事に期待はしないでください」と言っていたとおり、精進料理ほどではないにしろ、シンプルな味付け――言ってしまえば全体的にとっても薄味だった。素材の味といえば聞こえは良いけど、学園の学生向けな濃い味がとっても恋しくなった。

 明日は聖女様に会うために丸一日が禊の日で、朝食を食べた後は水は飲んでもよいが翌日の聖女様との謁見が終わるまでは断食をしなければならない。薄味だとか嫌いなモノが入っていたとか、つべこべ文句を言わずに食べられるうちに腹を満たす必要がある。
 王子様が耐えられるのだろうか、とは無用の心配だった。公務で年に数回、聖女様と会う行事があるたびに禊やら絶食やらは行っていた。慣れてしまえばなんとも、と肩をすくめたエディが恨めしい。
 僕は初めてなので「苦」なのが明らかである。

 天蓋付きのベッドに仲良く並んで、くっついて目を閉じる。

 目を閉じると、エドワードの鼓動をより強く感じて――同時に、腹の奥で渦巻くを感じた。今だけじゃない。教会を訪れてからずっと、それは落ち着きなく胎の中を蠢いていた。

 ドクン、ドクン、と確かに、自分以外の命の拍動がするんだ。まるで、胎児を孕んでいるかのようで、今にも腹が膨らんでくるんじゃないかと、不安と恐怖で泣きそうになる。
 これは、悪魔の子なんだ。リリンやレイビーのように、醜悪で凶悪な存在なんだ。

「……ヴィンス、ねむれない?」
「……エドワードは、ねむれそうですか?」
「お前とくっついているからね。とっても暖かくて、いい匂いで、よく眠れそうだよ」

 低く耳障りの良い声が頭の中に吹き込まれる。
 甘くて、優しい声だ。

「私がいるのだから、恐れることはないよ」
「……ほんとう、に?」
「マリベル様は、少々人嫌いなところがあるお方だけど、悪い人じゃない。良くも悪くも、だれに対しても無関心だ。だからそう、悪いようにはされないよ。フィアナティア嬢もいるんだから」
「もし、……もし、僕が、殺されそうになったら、どうしますか?」

 ぱち、と暗闇の中で冬が瞬いた。
 まどろみなんと遠く彼方へ放り投げたエドワードは、驚きと怒りをないまぜにした目でこちらを見てくる。

「殺されてしまう前に、私がそいつを殺してやるよ」

 うっそりと、月影にひっそりと咲く花のように笑むエドワードに言葉を失った。

「そいつを殺して、それこそ、遠いどこかへ逃げてしまおう」
「で、も……エドワードは……」
「――いつも、言っているじゃないか。お前のためなら、ヴィンセントのためなら、私は地位も名誉も、何もかも捨てられるって」

 ついに、こらえきれなくなった涙がぽろぽろとあふれていく。暗く、闇に侵食された室内に不安が決壊してしまった。
 もし、腹の存在が目覚めてしまったら、僕はどうなるんだろう。取り除くことはできるんだろうか。

 ただの闇の魔力のカタマリなんかじゃないんだ。たしかに拍動して、その存在を確かにしていってる。生きて、いるのだ。
 セレーネ・ロスティーのように生気を吸い取られて植物状態となるのか、エリザベス・ジェルセミームのように存在すら奪われてしまうのか。不安に、恐れないほうがおかしかった。
 前なら、ベティだけが唯一だった僕なら何にも思わなかった。でも、エドワードに愛されて、ぬくもりを知って、愛することを知った僕はダメだ。怖くて怖くて、仕方がないんだ。

「ふふ、かぁいいなぁ。ほら、おいで。ぎゅっとしてあげる」

 上質なシルクに涙だとか鼻水だとかが付くのもかまわず、広げられた腕の中に体を寄せると、言った通りにぎゅっと抱きしめられて、目尻に唇を寄せられる。
 涙を吸い取って、ちゅ、ちゅ、と幼子のキスを繰り返した。

 孕むなら、エドワードの子供がよかった。
 そう願いながら、泣き疲れた僕は、エドワードに慰められながら眠りへと意識を落としていった。



『――………………』

 こぽん、と胎を蹴る感触がした。


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