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メインストーリー2
メクタウの章:選択編
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パカッパカッパカッ・・・
「ウスタスさーん」
僕は避難の指示を出しているウスタスさんのところへ向った。
メクタウの章:選択編
「メクタウ様!ご無事でしたか」
「一応、戦いは回避できたよ」
ウスタスさんはホッとした顔をしている。
「一応・・・ってことは、また攻めてくる可能性が?」
「あるような、ないような・・・」
「はて?」
ウスタスさんは首をかしげている。
気持ちはわかる。
僕自身もプリジュドの行動が読めない。
「プリジュド・・・あ、アイツの名前ですけど、プリジュドはこの世を手中に治めたいみたい」
「えっ!ということは、タウス族もプリジュドとやらの支配下に?」
「うーん・・・今のところは大丈夫・・・のはず」
「なんだか煮え切らない返事ですが、大丈夫と考えていいんですね」
「プリジュドはオレとは戦いたくない・・・みたい」
ウスタスさんは困った顔をしている。
曖昧な返事ばかりだから仕方ないか。
「うーん・・・」
ウスタスさんが考え込んでしまった。
「うーん・・・」
僕も考えこんだ。
「それで、ウスタスさんに相談なんですけど」
「なんでしょうか?」
「これからどうしましょう」
ウスタスさんががっかりした顔になった。
完全に顔に出るタイプだな。
「メクタウ様。アナタは長になられたのです。タウス族の今後の事はご自身で決めてください」
体よく逃げられた気分だ。
「はぁ・・・わかりました」
トボトボと歩いて立ち去ろうとした。
「あの、メクタウ様」
「はい?」
何か妙案でもあるのかな?
「メクタウ様が、そのプリジュドとやらを倒せばよいのでは?」
「えーっ!」
ここにきて無茶振りしてきた。
メムロの姿よりは強いはずだが、それでもまだプリジュドに勝てそうな気がしない。
戦っている姿は見てないが、攻撃方法はたぶん魔法だろう。
実際にタウス達は魔法でやられている。
「プリジュドの魔法さえなんとかできればね・・・」
だから無理です感を出してみた。
「できます」
「ね、だから手も足も出な・・・って、えーっ!」
できるのか?
「またまたぁ、そんな冗談を言って・・・」
そう言いながらチラッとウスタスさんの顔を見たが真剣だ。
「何とかできます」
「どういうこと?」
「メクタウ様は、ドマドマシが戦う姿を見た事は?」
「一応・・・」
ガイアさんの時にだが。
「ドマドマシは魔法を吸収することができます」
だからルーナさんは手も足も出なかったな。
「もしかして?」
「はい。そのもしかしてです」
「で、その方法を覚えるには?」
・・・
何故そこで黙る。
「わかりません」
よかった。
いや、よくないか。
「それじゃぁ、結局手も足も出ないってことじゃないか」
これで押しきれるかも!
「でも・・・」
なんだか、微妙に嫌な予感が。
「でも?」
またセキダイコに行けとか言われるのかな。
「ドマドマシに直接聞けばいいのです」
「なーんだ、そんな事かぁ・・って、えーっ!?」
セキダイコよりはマシ・・・なのかな。
「ドマドマシに聞くってどうやって?」
「メクタウ様なら可能です」
「何故そう言い切れる?」
「メクタウ様はプリジュドと話できたじゃないですか」
あぁ、なるほど・・・って、いやいや。
「会話できたとしても教えてもらえるかどうかわからないし、オレが使えるかどうかもわからないじゃないか」
「やってみないとわからないでしょ!」
怒られた。
「ハァハァハァ・・・失礼しました」
というかかなり興奮気味だ。
「できなくても、恨みっこなしですからね!」
結局僕は根負けした。
「メクタウ様、ご武運を」
仕方ない、ドマシの洞窟に行くか。
でも、あそこにある本には興味があったので、実は行ってみたかったので行く口実が出来た。
パカッパカッパカッ・・・
セキダイコの前を通過した時に、空気が変わった。
レクドが居るからなのかな?
でも、今回は行く必要が無いので素通りした。
あ、そうだ。
ポワッ!
おお、毒を守る魔法は使えた。
ドマシの洞窟の周辺は毒の沼があるから、念のためと思って試したらこの姿なら魔法は使えるようだ。
パカッパカッパカッ・・・
ドマシの洞窟の前に着いた。
見張りは居ないようだ。
念のため、警戒は怠らずに中に入っていった。
・・・
あれ?
ドマドマシどころか、ドマシの声も聞こえてこない。
でも、ここが住処になってるはずなのに。
パカッパカッパカッ・・・
これはこれで困った。
まぁいいか。
本のある場所に行こう。
パカッパカッパカッ・・・
『!』
『ん、誰だ?』
プリジュドが居た。
『なんだ、メクタウ・・・だったか』
『あ、あぁ』
『ここに何のようだ?』
『本を読みに来た』
嘘は言ってない。
『クックック、タウス族が本を読むか。タウス族・・・いや、オマエは面白いヤツだ』
バカにしている感じではなさそうだ。
『本を読んでどうするつもりだ?』
『長になるから知識をつけるためだ』
さすがにプリジュドを倒すためとは言えない。
『クックック、オレの物じゃないから、好きに読むがいい。だが、オレを倒す方法は載ってないぞ』
『!』
さすがにバレてるか。
『なぁ、メクタウ。家来になれとは言わない。手を組まないか?』
な、なんという提案をしてくるんだ。
『な、なぜだ?』
『オレはオマエを気に入った。それだけだ』
『そう言って油断させておいて後で裏切るつもりだろ!』
『オレがそんな事をするように見えるか?』
プリダルエなら裏切るだろう。
でも、こいつは本気で誘っている。
『組むと言ったらどうするつもりだ?』
『まずはオマエがこの前に言っていたプリダルエとやらを倒しに行く』
『そ、そのあとは?』
『まだ考えていない』
たぶん、本当に考えていないのだろう。
『オレがプリダルエと組んでいて、オマエを倒すかもしれないぞ?』
『それは絶対にない』
『何故、絶対と言い切れる?』
『わからん。わからんが、オマエはプリダルエに恨みを持っているはずだ』
確かに合っている。
『組まないと言ったら?』
『別になにもしない。ドマシとジュマシを連れてプリダルエを倒しに行くだけだ。いや、後ろから攻撃されないように近くの村から制圧しておくか』
『タスト村か!』
『ほう、タスト村というのか』
しまった。
でも、今は名前を知られるのは問題ではない。
タスト村が狙われるのが問題だ。
『タウス族がタスト村の守りにつくかもしれないぞ』
『今のオマエにオレを止められるのか?』
『くっ』
痛いところをつかれた。
タウス族で守りについたとしても、こいつは僕だけを狙わずに攻撃をするだろう。
『今すぐ返事をする必要はない。しかし、長くも待たない』
『本を全て読み終わるまで・・・か』
『クックック、やはりオマエは面白い』
会話をしながらも次々と本を読み進めているので、残り時間も目に見えてわかる。
どうする!
どうする?
『オレはオマエと手を・・・』
『組まない』
メインストーリー2のメクタウの章につづく
『組む』
プリジュドルートのメクタウの章につづく
※ここから別のストーリーに分岐します。
それぞれのストーリーが影響し合うかどうかはわかりません。
例によって見切り発車です。
「ウスタスさーん」
僕は避難の指示を出しているウスタスさんのところへ向った。
メクタウの章:選択編
「メクタウ様!ご無事でしたか」
「一応、戦いは回避できたよ」
ウスタスさんはホッとした顔をしている。
「一応・・・ってことは、また攻めてくる可能性が?」
「あるような、ないような・・・」
「はて?」
ウスタスさんは首をかしげている。
気持ちはわかる。
僕自身もプリジュドの行動が読めない。
「プリジュド・・・あ、アイツの名前ですけど、プリジュドはこの世を手中に治めたいみたい」
「えっ!ということは、タウス族もプリジュドとやらの支配下に?」
「うーん・・・今のところは大丈夫・・・のはず」
「なんだか煮え切らない返事ですが、大丈夫と考えていいんですね」
「プリジュドはオレとは戦いたくない・・・みたい」
ウスタスさんは困った顔をしている。
曖昧な返事ばかりだから仕方ないか。
「うーん・・・」
ウスタスさんが考え込んでしまった。
「うーん・・・」
僕も考えこんだ。
「それで、ウスタスさんに相談なんですけど」
「なんでしょうか?」
「これからどうしましょう」
ウスタスさんががっかりした顔になった。
完全に顔に出るタイプだな。
「メクタウ様。アナタは長になられたのです。タウス族の今後の事はご自身で決めてください」
体よく逃げられた気分だ。
「はぁ・・・わかりました」
トボトボと歩いて立ち去ろうとした。
「あの、メクタウ様」
「はい?」
何か妙案でもあるのかな?
「メクタウ様が、そのプリジュドとやらを倒せばよいのでは?」
「えーっ!」
ここにきて無茶振りしてきた。
メムロの姿よりは強いはずだが、それでもまだプリジュドに勝てそうな気がしない。
戦っている姿は見てないが、攻撃方法はたぶん魔法だろう。
実際にタウス達は魔法でやられている。
「プリジュドの魔法さえなんとかできればね・・・」
だから無理です感を出してみた。
「できます」
「ね、だから手も足も出な・・・って、えーっ!」
できるのか?
「またまたぁ、そんな冗談を言って・・・」
そう言いながらチラッとウスタスさんの顔を見たが真剣だ。
「何とかできます」
「どういうこと?」
「メクタウ様は、ドマドマシが戦う姿を見た事は?」
「一応・・・」
ガイアさんの時にだが。
「ドマドマシは魔法を吸収することができます」
だからルーナさんは手も足も出なかったな。
「もしかして?」
「はい。そのもしかしてです」
「で、その方法を覚えるには?」
・・・
何故そこで黙る。
「わかりません」
よかった。
いや、よくないか。
「それじゃぁ、結局手も足も出ないってことじゃないか」
これで押しきれるかも!
「でも・・・」
なんだか、微妙に嫌な予感が。
「でも?」
またセキダイコに行けとか言われるのかな。
「ドマドマシに直接聞けばいいのです」
「なーんだ、そんな事かぁ・・って、えーっ!?」
セキダイコよりはマシ・・・なのかな。
「ドマドマシに聞くってどうやって?」
「メクタウ様なら可能です」
「何故そう言い切れる?」
「メクタウ様はプリジュドと話できたじゃないですか」
あぁ、なるほど・・・って、いやいや。
「会話できたとしても教えてもらえるかどうかわからないし、オレが使えるかどうかもわからないじゃないか」
「やってみないとわからないでしょ!」
怒られた。
「ハァハァハァ・・・失礼しました」
というかかなり興奮気味だ。
「できなくても、恨みっこなしですからね!」
結局僕は根負けした。
「メクタウ様、ご武運を」
仕方ない、ドマシの洞窟に行くか。
でも、あそこにある本には興味があったので、実は行ってみたかったので行く口実が出来た。
パカッパカッパカッ・・・
セキダイコの前を通過した時に、空気が変わった。
レクドが居るからなのかな?
でも、今回は行く必要が無いので素通りした。
あ、そうだ。
ポワッ!
おお、毒を守る魔法は使えた。
ドマシの洞窟の周辺は毒の沼があるから、念のためと思って試したらこの姿なら魔法は使えるようだ。
パカッパカッパカッ・・・
ドマシの洞窟の前に着いた。
見張りは居ないようだ。
念のため、警戒は怠らずに中に入っていった。
・・・
あれ?
ドマドマシどころか、ドマシの声も聞こえてこない。
でも、ここが住処になってるはずなのに。
パカッパカッパカッ・・・
これはこれで困った。
まぁいいか。
本のある場所に行こう。
パカッパカッパカッ・・・
『!』
『ん、誰だ?』
プリジュドが居た。
『なんだ、メクタウ・・・だったか』
『あ、あぁ』
『ここに何のようだ?』
『本を読みに来た』
嘘は言ってない。
『クックック、タウス族が本を読むか。タウス族・・・いや、オマエは面白いヤツだ』
バカにしている感じではなさそうだ。
『本を読んでどうするつもりだ?』
『長になるから知識をつけるためだ』
さすがにプリジュドを倒すためとは言えない。
『クックック、オレの物じゃないから、好きに読むがいい。だが、オレを倒す方法は載ってないぞ』
『!』
さすがにバレてるか。
『なぁ、メクタウ。家来になれとは言わない。手を組まないか?』
な、なんという提案をしてくるんだ。
『な、なぜだ?』
『オレはオマエを気に入った。それだけだ』
『そう言って油断させておいて後で裏切るつもりだろ!』
『オレがそんな事をするように見えるか?』
プリダルエなら裏切るだろう。
でも、こいつは本気で誘っている。
『組むと言ったらどうするつもりだ?』
『まずはオマエがこの前に言っていたプリダルエとやらを倒しに行く』
『そ、そのあとは?』
『まだ考えていない』
たぶん、本当に考えていないのだろう。
『オレがプリダルエと組んでいて、オマエを倒すかもしれないぞ?』
『それは絶対にない』
『何故、絶対と言い切れる?』
『わからん。わからんが、オマエはプリダルエに恨みを持っているはずだ』
確かに合っている。
『組まないと言ったら?』
『別になにもしない。ドマシとジュマシを連れてプリダルエを倒しに行くだけだ。いや、後ろから攻撃されないように近くの村から制圧しておくか』
『タスト村か!』
『ほう、タスト村というのか』
しまった。
でも、今は名前を知られるのは問題ではない。
タスト村が狙われるのが問題だ。
『タウス族がタスト村の守りにつくかもしれないぞ』
『今のオマエにオレを止められるのか?』
『くっ』
痛いところをつかれた。
タウス族で守りについたとしても、こいつは僕だけを狙わずに攻撃をするだろう。
『今すぐ返事をする必要はない。しかし、長くも待たない』
『本を全て読み終わるまで・・・か』
『クックック、やはりオマエは面白い』
会話をしながらも次々と本を読み進めているので、残り時間も目に見えてわかる。
どうする!
どうする?
『オレはオマエと手を・・・』
『組まない』
メインストーリー2のメクタウの章につづく
『組む』
プリジュドルートのメクタウの章につづく
※ここから別のストーリーに分岐します。
それぞれのストーリーが影響し合うかどうかはわかりません。
例によって見切り発車です。
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