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メインストーリー2
続々々々々・メムロの章:防衛戦編
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ハァハァハァ・・・
ようやく街が見えてきた。
続々々々々・メムロの章:防衛戦編
『おう、ちっこいの。そんなに慌てて何があるんですかい?・・・って、通じないかな』
ワフが話しかけてきた。
『言葉はわかるけど、今はゆっくり話してる暇はないです。ごめんなさい』
『話をするぐらいの時間もないのかい。急いては事を仕損じるって言葉がありましてね・・・』
長くなりそうなので、申し訳ないが無視してギルドに向った。
「おー、メムロちゃん。噂をすればなんとやらやな。こんどはどこでおねんねしてたんや?」
ギルドに入るなりサーカさんに絡まれた。
「ハァハァハァ・・・あの・・・ハァハァハァ・・・その・・・」
「と、とりあえず水飲んで、座って落ち着いて」
ルーナさんが水を用意してくれた。
ゴクゴクゴク・・・ハァ。
「ルーナさん、ありがとうございます。えっと時間が惜しいので結論から言います。タスト村に危険が迫ってます。早くみんなで向いましょう!」
「ん?どういうこっちゃ?」
「危険ってなにがだ?」
一斉に質問が飛んできた。
当然とういえば当然か。
「ボルカシと同じ姿をしたヤツ。プリジュドがタスト村を攻め込みます。タスト村はゴブリ族が守ってくれてますが、プリジュド相手では守りきれません」
「え?え?ゴブリが村を守るってどういうこと?」
ルーナさんが聞いてきた。
「ルーナ、それに関してはあとで説明してやる、メムロ続きを話せ」
セイドさんがルーナさんを制した。
「タウス族も増援としてタスト村に向ってます。それでもプリジュドの力を抑える事はできないと思います。だからみんなで・・・」
「メムロちゃん、ちょいまち」
オオカさんが僕の話を止めた。
「ボルカシと似たようなヤツがおるっちゅーのは、サーカから聞いてたからえぇけど、そこになんでタウス族がからんでくんねん」
「えっと・・・あの・・・その・・・」
さすがに実はさっきまでタウスでしたとは言えない。
「オオカ、どこでもおねむできる頭でっかちのメムロちゃんやで。そないな夢でも見たんちゃうか?」
珍しくサーカさんが助け?に入った。
「アホいえ、サーカ。誰がそないな話信じるっちゅーねん」
オオカさんとサーカさんが揉めそうだ。
「でもなオオカ、ロキはん救ったのんはタウスがくれた変な草やで」
あ、よかったロキさんは助かったのか。
でも変な草って。
「はぁ・・・、サーカ、オマエはアホやとは思っとったけど、アホの血は争えんか」
え?え?どういうこと?
「時間ないんやろ、はよいくでー」
どこまで信用してくれたかわからにが、オオカさんはそう言ってギルドを出て行った。
「メムロちゃん、タスト村に行く口実作ってくれてありがとなー。おばちゃんのごはんっ!ごはんっ!」
「は、はぁ」
サーカさんが話に乗ってきたのはご馳走目当てか。
とはいえ、助かった。
「遂にメムロくんのお母さんのごはんを食べることが出来る日が来たのね!」
ルーナさんは目をキラキラさせながらギルドを出て行った。
「さ、メムロいくぞ」
セイドさんとドンリンさんも出て行った。
『私も行った方がいいですか?』
ボルカシが聞いてきた。
ある程度は人間の話がわかるようになったのかな。
『いや、君は来ないほうがいい』
『でも魔法を使う相手ということなら、私の魔法が役に立つような・・・』
なんとなくだが、ボルカシとプリジュドを会わせてはいけない気がする。
『来るな!』
思わず叫んでしまった。
ボルカシはビクッとなった。
『あ、ごめん、ごめん。君はロキさんの手当てをお願い』
そういって、僕もギルドを出た。
『私と同じ姿・・・プリジュド・・・』
みんなギルドを出た後なので、ボルカシが何を思っていたのか、この時は誰も知らなかった。
みんなバラバラだがタスト村に向って移動している。
「おーい、メムロちゃーん。言いだしっぺがドンケツはあかんでー」
「もう!メムロくんはずっと走りっぱなしだから仕方ないでしょ!」
サーカさんとルーナさんは僕の身を案じてか、僕のペースで移動してくれている。
別れ道の壊れた看板を越えたぐらいで、村の方面から音が聞こえてきだした。
「うわ、ほんまかいな」
サーカさんが驚いた。
「メムロくんの言う通りっぽいね。でもおかしくない?」
「なにが変なんや?」
「ドマシかジュマシか区別つかないけど、魔力あがってない?」
まだ直接見たわけではないが、確かに魔法の音が凄い。
ドゴーンッ!
近づくにつれて大きくなっていく。
「おいおい、ドマシのくせになんでこんな威力あんねん」
オオカさんが愚痴りながらドマシの魔法を弾いて倒していくのが見えた。
ガキンッ!
「むぅ、この盾でどれだけ耐えられるか・・・」
セイドさんが不安そうに言いながらジュマシを倒している。
ゴブリ族とタウス族も協力しながら村に入らないように守っている。
両方とも間に合ったのか、よかった。
「メムロちゃん、こっからが本番やでー」
「メムロくん、サポートするから一緒に戦うわよ!」
サーカさんとルーナさんは戦闘モードに入った。
「はい!」
僕は足を引っ張らないようにしないと。
ヒューン!
サッ!
ズバッ!
「なんやしらんけど、こいつらレベルあがっとるやん」
サーカさんは魔法を華麗にかわしながら倒している。
レベルがあがるにしては全員が同じぐらいレベルがあがるってのはなんだかおかしい気がする。
うーん・・・
「メムロくん、のんびり考えている場合じゃないよ!」
そうだ、まだ戦いの最中だ。
ヒューン!
サッ!
ジューッ!
「あっつー」
「大丈夫?ほいっ!」
ポワーッ!
ザクッ!ボッ!
ギャーッ!
ダメージを喰らいながらだが、ルーナさんのサポートもありなんとか戦えている。
でもやっぱりおかしい。
ドマシもジュマシもなにか変だ。
はっ!
そうだ、目つきが違いすぎる。
ガイアさんの時に見たドマシや、カシジュマの時に見ていたジュマシの目つきとは大違いだ。
『ちっ、人間どもの援軍か!』
どこからか声が聞こえてくる。
「ルーナさん、あっちの方に向って魔法撃ってみて!」
「え、何もないよ?」
「いいから、特大の魔法をドーンと!」
「特大って簡単にいわないでよー!」
そういいながらも、ルーナさんは魔法を撃った。
ブオーン!
パーン!
魔法で相殺された。
『オレの居場所を見破ったことは褒めてやろう。だが、この程度の魔力で倒せると思ったか!』
そう言うと、こっちに向けて魔法を撃ってきた。
「メムロ!あぶない!」
セイドさんが盾を構えて立ちはだかってくれた。
ドガーーンッ!
セイドさんの盾が粉々に砕け散って衝撃波でみんな後ろに吹き飛んだ。
『ちっ、なかなかいい盾だったようだな』
ゴンッ!
「いつつっ!」
僕は後ろに転がりすぎて木に頭をぶつけた。
声が大きかったのか僕の姿に気付いたようだ。
『あのちっこいのは!そうか、そういうことか・・・!』
『一旦引くぞ!全員撤退だ!』
プリジュドがそう言うと、敵は撤退していった。
「ふー、なんとかなったわね」
そういいながら、ルーナさんは僕の身体を起こしてくれた。
「ルーナさん、ありがとうございます」
「さて、メムロ。説明してもらおうか」
セイドさんが目の前に立っている。
さすがに夢で見ましたなんて冗談は通じない。
「とりあえず、タスト村のギルドに行きましょう」
僕がそういうとみんなギルドに向っていった。
ウスタウさんが居た。
『ありがとうございました』
僕はウスタウさんに頭を下げて礼を言った。
ウスタウさんはキョトンとした顔をしていたが、何かを察したように話しかけてきた。
『あなた、名前は?』
『メムロです』
『そう、メムロね。何かあったらいつでも呼んで頂戴。さぁ、みんな帰るよ』
タウス族が去っていった。
ビブリが村の入り口で立っていた。
『ありがとうございました』
僕はビブリに頭を下げて礼を言った。
『約束があるからな。ちっこいの名前は?』
『メムロです』
『そうか、メムロしっかりな。戦いは終わりだ、帰るぞー!』
ゴブリ族も去っていった。
久しぶりに帰ってきた気がする。
さて、どう説明しよう・・・
とりあえず、僕はみんなの待つギルドへ向った。
続々々々々・メムロの章つづく
ようやく街が見えてきた。
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『言葉はわかるけど、今はゆっくり話してる暇はないです。ごめんなさい』
『話をするぐらいの時間もないのかい。急いては事を仕損じるって言葉がありましてね・・・』
長くなりそうなので、申し訳ないが無視してギルドに向った。
「おー、メムロちゃん。噂をすればなんとやらやな。こんどはどこでおねんねしてたんや?」
ギルドに入るなりサーカさんに絡まれた。
「ハァハァハァ・・・あの・・・ハァハァハァ・・・その・・・」
「と、とりあえず水飲んで、座って落ち着いて」
ルーナさんが水を用意してくれた。
ゴクゴクゴク・・・ハァ。
「ルーナさん、ありがとうございます。えっと時間が惜しいので結論から言います。タスト村に危険が迫ってます。早くみんなで向いましょう!」
「ん?どういうこっちゃ?」
「危険ってなにがだ?」
一斉に質問が飛んできた。
当然とういえば当然か。
「ボルカシと同じ姿をしたヤツ。プリジュドがタスト村を攻め込みます。タスト村はゴブリ族が守ってくれてますが、プリジュド相手では守りきれません」
「え?え?ゴブリが村を守るってどういうこと?」
ルーナさんが聞いてきた。
「ルーナ、それに関してはあとで説明してやる、メムロ続きを話せ」
セイドさんがルーナさんを制した。
「タウス族も増援としてタスト村に向ってます。それでもプリジュドの力を抑える事はできないと思います。だからみんなで・・・」
「メムロちゃん、ちょいまち」
オオカさんが僕の話を止めた。
「ボルカシと似たようなヤツがおるっちゅーのは、サーカから聞いてたからえぇけど、そこになんでタウス族がからんでくんねん」
「えっと・・・あの・・・その・・・」
さすがに実はさっきまでタウスでしたとは言えない。
「オオカ、どこでもおねむできる頭でっかちのメムロちゃんやで。そないな夢でも見たんちゃうか?」
珍しくサーカさんが助け?に入った。
「アホいえ、サーカ。誰がそないな話信じるっちゅーねん」
オオカさんとサーカさんが揉めそうだ。
「でもなオオカ、ロキはん救ったのんはタウスがくれた変な草やで」
あ、よかったロキさんは助かったのか。
でも変な草って。
「はぁ・・・、サーカ、オマエはアホやとは思っとったけど、アホの血は争えんか」
え?え?どういうこと?
「時間ないんやろ、はよいくでー」
どこまで信用してくれたかわからにが、オオカさんはそう言ってギルドを出て行った。
「メムロちゃん、タスト村に行く口実作ってくれてありがとなー。おばちゃんのごはんっ!ごはんっ!」
「は、はぁ」
サーカさんが話に乗ってきたのはご馳走目当てか。
とはいえ、助かった。
「遂にメムロくんのお母さんのごはんを食べることが出来る日が来たのね!」
ルーナさんは目をキラキラさせながらギルドを出て行った。
「さ、メムロいくぞ」
セイドさんとドンリンさんも出て行った。
『私も行った方がいいですか?』
ボルカシが聞いてきた。
ある程度は人間の話がわかるようになったのかな。
『いや、君は来ないほうがいい』
『でも魔法を使う相手ということなら、私の魔法が役に立つような・・・』
なんとなくだが、ボルカシとプリジュドを会わせてはいけない気がする。
『来るな!』
思わず叫んでしまった。
ボルカシはビクッとなった。
『あ、ごめん、ごめん。君はロキさんの手当てをお願い』
そういって、僕もギルドを出た。
『私と同じ姿・・・プリジュド・・・』
みんなギルドを出た後なので、ボルカシが何を思っていたのか、この時は誰も知らなかった。
みんなバラバラだがタスト村に向って移動している。
「おーい、メムロちゃーん。言いだしっぺがドンケツはあかんでー」
「もう!メムロくんはずっと走りっぱなしだから仕方ないでしょ!」
サーカさんとルーナさんは僕の身を案じてか、僕のペースで移動してくれている。
別れ道の壊れた看板を越えたぐらいで、村の方面から音が聞こえてきだした。
「うわ、ほんまかいな」
サーカさんが驚いた。
「メムロくんの言う通りっぽいね。でもおかしくない?」
「なにが変なんや?」
「ドマシかジュマシか区別つかないけど、魔力あがってない?」
まだ直接見たわけではないが、確かに魔法の音が凄い。
ドゴーンッ!
近づくにつれて大きくなっていく。
「おいおい、ドマシのくせになんでこんな威力あんねん」
オオカさんが愚痴りながらドマシの魔法を弾いて倒していくのが見えた。
ガキンッ!
「むぅ、この盾でどれだけ耐えられるか・・・」
セイドさんが不安そうに言いながらジュマシを倒している。
ゴブリ族とタウス族も協力しながら村に入らないように守っている。
両方とも間に合ったのか、よかった。
「メムロちゃん、こっからが本番やでー」
「メムロくん、サポートするから一緒に戦うわよ!」
サーカさんとルーナさんは戦闘モードに入った。
「はい!」
僕は足を引っ張らないようにしないと。
ヒューン!
サッ!
ズバッ!
「なんやしらんけど、こいつらレベルあがっとるやん」
サーカさんは魔法を華麗にかわしながら倒している。
レベルがあがるにしては全員が同じぐらいレベルがあがるってのはなんだかおかしい気がする。
うーん・・・
「メムロくん、のんびり考えている場合じゃないよ!」
そうだ、まだ戦いの最中だ。
ヒューン!
サッ!
ジューッ!
「あっつー」
「大丈夫?ほいっ!」
ポワーッ!
ザクッ!ボッ!
ギャーッ!
ダメージを喰らいながらだが、ルーナさんのサポートもありなんとか戦えている。
でもやっぱりおかしい。
ドマシもジュマシもなにか変だ。
はっ!
そうだ、目つきが違いすぎる。
ガイアさんの時に見たドマシや、カシジュマの時に見ていたジュマシの目つきとは大違いだ。
『ちっ、人間どもの援軍か!』
どこからか声が聞こえてくる。
「ルーナさん、あっちの方に向って魔法撃ってみて!」
「え、何もないよ?」
「いいから、特大の魔法をドーンと!」
「特大って簡単にいわないでよー!」
そういいながらも、ルーナさんは魔法を撃った。
ブオーン!
パーン!
魔法で相殺された。
『オレの居場所を見破ったことは褒めてやろう。だが、この程度の魔力で倒せると思ったか!』
そう言うと、こっちに向けて魔法を撃ってきた。
「メムロ!あぶない!」
セイドさんが盾を構えて立ちはだかってくれた。
ドガーーンッ!
セイドさんの盾が粉々に砕け散って衝撃波でみんな後ろに吹き飛んだ。
『ちっ、なかなかいい盾だったようだな』
ゴンッ!
「いつつっ!」
僕は後ろに転がりすぎて木に頭をぶつけた。
声が大きかったのか僕の姿に気付いたようだ。
『あのちっこいのは!そうか、そういうことか・・・!』
『一旦引くぞ!全員撤退だ!』
プリジュドがそう言うと、敵は撤退していった。
「ふー、なんとかなったわね」
そういいながら、ルーナさんは僕の身体を起こしてくれた。
「ルーナさん、ありがとうございます」
「さて、メムロ。説明してもらおうか」
セイドさんが目の前に立っている。
さすがに夢で見ましたなんて冗談は通じない。
「とりあえず、タスト村のギルドに行きましょう」
僕がそういうとみんなギルドに向っていった。
ウスタウさんが居た。
『ありがとうございました』
僕はウスタウさんに頭を下げて礼を言った。
ウスタウさんはキョトンとした顔をしていたが、何かを察したように話しかけてきた。
『あなた、名前は?』
『メムロです』
『そう、メムロね。何かあったらいつでも呼んで頂戴。さぁ、みんな帰るよ』
タウス族が去っていった。
ビブリが村の入り口で立っていた。
『ありがとうございました』
僕はビブリに頭を下げて礼を言った。
『約束があるからな。ちっこいの名前は?』
『メムロです』
『そうか、メムロしっかりな。戦いは終わりだ、帰るぞー!』
ゴブリ族も去っていった。
久しぶりに帰ってきた気がする。
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