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佐々村家の闇
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座敷牢を出た光は、猛の部屋へと向かう。
だが、ちょうど台所の前を通りかかった時に、バタバタという物音が聞こえた。
間違いなく人のいる気配がしたが、台所は明かりも点いていない。
(誰かいるのかしら……?)
不審に思った光は、音を立てないようにそっと台所を覗く。
台所には誰もいなかったが、裏庭に通じる勝手口のドアが僅かに開いていた。
(まさか泥棒……ってことはないだろうけど、一応確認しておいた方がいいかな)
光は備え付けの下駄を履き、勝手口の外へ出る。
裏庭へ続く通路を進むと、ちょうど水遣り用の水道の前に二つの人影を発見した。
最初は誰か分からなかったが、近づくと二人が涼子と乃恵だと分かった。
しかし、何か様子がおかしい。ただならぬ雰囲気を感じ取った光は、声を掛けることをやめて、少し離れた所から様子を窺うことにした。
すると、次の瞬間、乃恵の頬に涼子の平手が飛んだ。
パチンという乾いた音が響き、叩かれた乃恵は大きくよろめく。
驚いた光は「ひゃっ」と小さな声を漏らすが、幸いにも二人には聞こえなかったようだ。
光は右手を口元に持ってきて、そっと成り行きを見守る。
「乃恵、あなたは自分の立場というものを分かっていないみたいね。誰のおかげでここまででかくなれたと思ってるんだい?」
「も、勿論、分かっています……。佐々村の方々には、本当にいくら感謝しても足りないと思っていますから……」
ただでさえ小柄な身体を更に縮めて、乃恵は弱々しく言葉を紡ぐ。だが、その言葉を聞いた涼子はキッと敵意に満ちた目で乃恵を睨みつけた。
「ふざけんじゃないよ! 何が感謝だ! この恩知らずが!」
「えっ?」
「あんた、昨日の夕方こそこそ隠れて猛さんと会っていたでしょう。あんたの言う感謝は男をたぶらかすことなのかい?」
光は昨日のことを思い出した。人目を忍んで会っていた乃恵と猛。そして、その二人を鬼の形相で見下ろしていた涼子。彼女は、乃恵が猛を誘惑していたと考えているのだろう。
「ご、誤解です。私はそんなこと……」
「この期に及んでまだ言い逃れをしようっていうの? 本当に性根まで腐っちまってるみたいだね! この淫売が!」
そこでもう一度、涼子の右手が乃恵の頬を打った。
その後も、涼子は汚い言葉で乃恵を罵り続ける。
乃恵は余計な発言は火に油を注ぐだけだと学習したようで、ただただ下を向いて耐えるだけだった。
涼子の怒りは収まらない。だが、光はそんな彼女に『焦り』のようなものも感じ取っていた。
「あんた、猛さんを籠絡して、あわよくば佐々村家の正妻につこうって腹積もりなんだろ? 泥棒猫みたいな真似しやがって! 考えが卑しいんだよ!」
そこで光は気付く。
考えてみれば、涼子は涼子でかなり苦しい状況に追い込まれているのだ。佐々村家の正妻といっても、夫は早くに他界。そのうえ、跡取り娘であった美守までもが、まともな状態ではなくなってしまった。万が一、美守が回復せず、乃恵と猛が結ばれることになれば、涼子の地位は全て乃恵に移ってしまう可能性もある。そうなれば、厄介者扱いされるのは涼子の方だ。頼みの綱と思っていた宗介が倒れたことで、そうした不安やストレスが一気に噴出してしまったのかもしれない。
「全く、親が親なら子も子だね。あんたのそういうところは母親そっくりだよ!」
今までじっと痛罵に耐えていた乃恵だが、この言葉にはびくんと肩を震わせた。
「思えばあんたの母親もそうだった。人の欲しいものを、何の苦労もなく横から掻っ攫っていく女。それで少しは嬉しそうにすればまだ可愛げがあるものを、まるで『私はそんなもの別に欲しくなかった』とでも言いたげに澄ました顔をするのよ。本当に忌々しい! 思い出しただけで腹が立つわ!」
涼子はヒステリックに叫ぶ。乃恵の母親と涼子は面識があるのだろうか。少し例えは悪いが『恋人を取られた恨み節』のように聞こえてしまう。
「まあ、いいわ。もう死んでしまった女の話なんて。大事なのは汚らわしいメス猫のあんたに、ちゃんと躾をしないといけないってことよね」
声の調子は落ち着きを取り戻したが、代わりに悪魔染みた笑みが涼子の顔に浮かぶ。
「着ているものを脱ぎなさい」
それまで俯いたままだった乃恵も、この命令には「えっ」と声を漏らして顔を上げた。
困惑する乃恵に対して「さっさとしろ!」と涼子の怒声が響く。
抗う術などない乃恵は、悲痛な面持ちで着物に手をかけ帯を解き始めた。
「そこに正座なさい」
和服を脱ぎ白の下着だけになった乃恵は、涼子に指示された通り地べたに正座する。
それを見て、涼子は水遣り用のホースを手に取った。
そして、ホースの先を乃恵に向けると、躊躇いなく蛇口を捻った。
乃恵は頭から水をかぶる。
だが、彼女は一切声を漏らさず、正座の姿勢も崩さなかった。
俯いたまま両手で膝を掴み、必死に水の冷たさと屈辱に耐えている様子だ。
涼子は指でホースの口を狭め、放水の勢いを増幅させ、容赦なく、顔、胸、さらに股間へと水を浴びせ掛けた。まるでそこが一番汚れているかのように。
ようやく水が止まった時には、乃恵は全身ずぶ濡れ状態。髪からは雫が滴り、身体は小刻みに震えているようにも見えた。それが寒さから来るものなのか、それとも悔しさから来るものなのかは、光には分からなかったけれど。
「これで少しは綺麗になったでしょう」
涼子は言いながら、手に持っていたホースを乃恵に投げつけた。
「これに懲りたら、もう猛さんに変なちょっかいを出すんじゃないよ! 次やったらこんなもんじゃ済まないから、ね!」
最後の「ね!」に合わせて、涼子は乃恵の脇腹を蹴り飛ばす。華奢な乃恵の身体は衝撃に堪え切れず、濡れた地面にべちゃりと倒れ込んだ。
「あ~あ、せっかく綺麗にしてやったのに、また汚れてしまったわね。私はもう洗ってあげないから、後は自分で洗いなさい。くれぐれも家の中を汚すんじゃないよ!」
それだけ言い残すと、涼子は足早に勝手口の方へ去って行く。
幸いにも隠れていた光には気付かなかったようで、涼子はそのまま家の中へと消えていった。
光は乃恵に視線を戻す。
涼子に蹴り倒された格好のまま、乃恵はしばしその場で蹲っていた。
(どうしよう……手を貸した方がいいのかな。でも……)
光が戸惑っている間に、乃恵はゆっくりと立ち上がり、落ちているホースを拾い上げた。
そして、蛇口を捻ると、涼子に言われた通り泥で汚れた自分の身体を洗い始めた。
月明かりだけが差す夜の庭。そこで泥に汚れた少女が、ホースの水で身体を洗っている。
禁忌的とも思える情景に、光は呼吸をすることすら忘れて見入ってしまう。
やがて、全身を洗い終えると、乃恵は脱いだ着物を持ってその場を去ろうとした。彼女の気持ちを考えると、ここで出ていって声を掛けるべきではないのかもしれない。
だが、小さな乃恵の背中を見ていると、光はどうにも放っておくことができなくなった。
「あ、あの」
光は隠れていた場所を出て、乃恵の背中に声を掛ける。
乃恵は一瞬びくり身体を震わせ、動きを止めた。
けれど、光の方を振り返ることはしなかった。
「ご、ごめんね。覗き見るつもりはなかったんだけど……。あのさ……余計なことかもしれないけど、乃恵ちゃんは猛さんと一緒にこの家を出た方がいいよ」
光は思っていたことを素直に口にする。
「こんな扱いを受けていたら、きっと長くは持たないよ。色々としがらみがあるのは分かるけど、猛さんは優しい人だしきっと乃恵ちゃんのことを幸せに――」
「お客様には関係ない」
それは恐ろしく冷たい声だった。
乃恵が放ったとは思えない冷徹な声に、光は返す言葉を失ってしまう。
時間が止まったような沈黙の後、乃恵は再び歩き出した。
光には彼女の背中を見送ることしかできない。
乃恵の姿が見えなくなると、光は一つ息を吐き出し、後ろにある佐々村の屋敷に目をやった。
呪いに蝕まれているのは、美守や宗介だけではない。
佐々村家全体が、呪いの渦に飲み込まれようとしている。
光はもう一度胸に手を置き、自身に課せられた責任の重みを噛みしめた。
だが、ちょうど台所の前を通りかかった時に、バタバタという物音が聞こえた。
間違いなく人のいる気配がしたが、台所は明かりも点いていない。
(誰かいるのかしら……?)
不審に思った光は、音を立てないようにそっと台所を覗く。
台所には誰もいなかったが、裏庭に通じる勝手口のドアが僅かに開いていた。
(まさか泥棒……ってことはないだろうけど、一応確認しておいた方がいいかな)
光は備え付けの下駄を履き、勝手口の外へ出る。
裏庭へ続く通路を進むと、ちょうど水遣り用の水道の前に二つの人影を発見した。
最初は誰か分からなかったが、近づくと二人が涼子と乃恵だと分かった。
しかし、何か様子がおかしい。ただならぬ雰囲気を感じ取った光は、声を掛けることをやめて、少し離れた所から様子を窺うことにした。
すると、次の瞬間、乃恵の頬に涼子の平手が飛んだ。
パチンという乾いた音が響き、叩かれた乃恵は大きくよろめく。
驚いた光は「ひゃっ」と小さな声を漏らすが、幸いにも二人には聞こえなかったようだ。
光は右手を口元に持ってきて、そっと成り行きを見守る。
「乃恵、あなたは自分の立場というものを分かっていないみたいね。誰のおかげでここまででかくなれたと思ってるんだい?」
「も、勿論、分かっています……。佐々村の方々には、本当にいくら感謝しても足りないと思っていますから……」
ただでさえ小柄な身体を更に縮めて、乃恵は弱々しく言葉を紡ぐ。だが、その言葉を聞いた涼子はキッと敵意に満ちた目で乃恵を睨みつけた。
「ふざけんじゃないよ! 何が感謝だ! この恩知らずが!」
「えっ?」
「あんた、昨日の夕方こそこそ隠れて猛さんと会っていたでしょう。あんたの言う感謝は男をたぶらかすことなのかい?」
光は昨日のことを思い出した。人目を忍んで会っていた乃恵と猛。そして、その二人を鬼の形相で見下ろしていた涼子。彼女は、乃恵が猛を誘惑していたと考えているのだろう。
「ご、誤解です。私はそんなこと……」
「この期に及んでまだ言い逃れをしようっていうの? 本当に性根まで腐っちまってるみたいだね! この淫売が!」
そこでもう一度、涼子の右手が乃恵の頬を打った。
その後も、涼子は汚い言葉で乃恵を罵り続ける。
乃恵は余計な発言は火に油を注ぐだけだと学習したようで、ただただ下を向いて耐えるだけだった。
涼子の怒りは収まらない。だが、光はそんな彼女に『焦り』のようなものも感じ取っていた。
「あんた、猛さんを籠絡して、あわよくば佐々村家の正妻につこうって腹積もりなんだろ? 泥棒猫みたいな真似しやがって! 考えが卑しいんだよ!」
そこで光は気付く。
考えてみれば、涼子は涼子でかなり苦しい状況に追い込まれているのだ。佐々村家の正妻といっても、夫は早くに他界。そのうえ、跡取り娘であった美守までもが、まともな状態ではなくなってしまった。万が一、美守が回復せず、乃恵と猛が結ばれることになれば、涼子の地位は全て乃恵に移ってしまう可能性もある。そうなれば、厄介者扱いされるのは涼子の方だ。頼みの綱と思っていた宗介が倒れたことで、そうした不安やストレスが一気に噴出してしまったのかもしれない。
「全く、親が親なら子も子だね。あんたのそういうところは母親そっくりだよ!」
今までじっと痛罵に耐えていた乃恵だが、この言葉にはびくんと肩を震わせた。
「思えばあんたの母親もそうだった。人の欲しいものを、何の苦労もなく横から掻っ攫っていく女。それで少しは嬉しそうにすればまだ可愛げがあるものを、まるで『私はそんなもの別に欲しくなかった』とでも言いたげに澄ました顔をするのよ。本当に忌々しい! 思い出しただけで腹が立つわ!」
涼子はヒステリックに叫ぶ。乃恵の母親と涼子は面識があるのだろうか。少し例えは悪いが『恋人を取られた恨み節』のように聞こえてしまう。
「まあ、いいわ。もう死んでしまった女の話なんて。大事なのは汚らわしいメス猫のあんたに、ちゃんと躾をしないといけないってことよね」
声の調子は落ち着きを取り戻したが、代わりに悪魔染みた笑みが涼子の顔に浮かぶ。
「着ているものを脱ぎなさい」
それまで俯いたままだった乃恵も、この命令には「えっ」と声を漏らして顔を上げた。
困惑する乃恵に対して「さっさとしろ!」と涼子の怒声が響く。
抗う術などない乃恵は、悲痛な面持ちで着物に手をかけ帯を解き始めた。
「そこに正座なさい」
和服を脱ぎ白の下着だけになった乃恵は、涼子に指示された通り地べたに正座する。
それを見て、涼子は水遣り用のホースを手に取った。
そして、ホースの先を乃恵に向けると、躊躇いなく蛇口を捻った。
乃恵は頭から水をかぶる。
だが、彼女は一切声を漏らさず、正座の姿勢も崩さなかった。
俯いたまま両手で膝を掴み、必死に水の冷たさと屈辱に耐えている様子だ。
涼子は指でホースの口を狭め、放水の勢いを増幅させ、容赦なく、顔、胸、さらに股間へと水を浴びせ掛けた。まるでそこが一番汚れているかのように。
ようやく水が止まった時には、乃恵は全身ずぶ濡れ状態。髪からは雫が滴り、身体は小刻みに震えているようにも見えた。それが寒さから来るものなのか、それとも悔しさから来るものなのかは、光には分からなかったけれど。
「これで少しは綺麗になったでしょう」
涼子は言いながら、手に持っていたホースを乃恵に投げつけた。
「これに懲りたら、もう猛さんに変なちょっかいを出すんじゃないよ! 次やったらこんなもんじゃ済まないから、ね!」
最後の「ね!」に合わせて、涼子は乃恵の脇腹を蹴り飛ばす。華奢な乃恵の身体は衝撃に堪え切れず、濡れた地面にべちゃりと倒れ込んだ。
「あ~あ、せっかく綺麗にしてやったのに、また汚れてしまったわね。私はもう洗ってあげないから、後は自分で洗いなさい。くれぐれも家の中を汚すんじゃないよ!」
それだけ言い残すと、涼子は足早に勝手口の方へ去って行く。
幸いにも隠れていた光には気付かなかったようで、涼子はそのまま家の中へと消えていった。
光は乃恵に視線を戻す。
涼子に蹴り倒された格好のまま、乃恵はしばしその場で蹲っていた。
(どうしよう……手を貸した方がいいのかな。でも……)
光が戸惑っている間に、乃恵はゆっくりと立ち上がり、落ちているホースを拾い上げた。
そして、蛇口を捻ると、涼子に言われた通り泥で汚れた自分の身体を洗い始めた。
月明かりだけが差す夜の庭。そこで泥に汚れた少女が、ホースの水で身体を洗っている。
禁忌的とも思える情景に、光は呼吸をすることすら忘れて見入ってしまう。
やがて、全身を洗い終えると、乃恵は脱いだ着物を持ってその場を去ろうとした。彼女の気持ちを考えると、ここで出ていって声を掛けるべきではないのかもしれない。
だが、小さな乃恵の背中を見ていると、光はどうにも放っておくことができなくなった。
「あ、あの」
光は隠れていた場所を出て、乃恵の背中に声を掛ける。
乃恵は一瞬びくり身体を震わせ、動きを止めた。
けれど、光の方を振り返ることはしなかった。
「ご、ごめんね。覗き見るつもりはなかったんだけど……。あのさ……余計なことかもしれないけど、乃恵ちゃんは猛さんと一緒にこの家を出た方がいいよ」
光は思っていたことを素直に口にする。
「こんな扱いを受けていたら、きっと長くは持たないよ。色々としがらみがあるのは分かるけど、猛さんは優しい人だしきっと乃恵ちゃんのことを幸せに――」
「お客様には関係ない」
それは恐ろしく冷たい声だった。
乃恵が放ったとは思えない冷徹な声に、光は返す言葉を失ってしまう。
時間が止まったような沈黙の後、乃恵は再び歩き出した。
光には彼女の背中を見送ることしかできない。
乃恵の姿が見えなくなると、光は一つ息を吐き出し、後ろにある佐々村の屋敷に目をやった。
呪いに蝕まれているのは、美守や宗介だけではない。
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