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8章 付与の商会の準備
8-2. 通信手段
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コハツのダンジョンを攻略してカザナラに戻ると、付与の商会についての原案が出来たと連絡が来ていた。
どうやら、僕たちがドガイから帰ってきて休んでいるだろうからもう少ししてからと待っていてくれたのに、僕たちがコハツへダンジョン攻略に行ってしまったので、準備は出来ているのでいつでも声を掛けて欲しいと連絡をくれたようだ。申し訳ない。
ちなみに、コハツの野菜ダンジョンの最下層のドロップ品は、カボチャだった。ホクホクの甘いカボチャは、僕の希望でパンプキンパイにしてもらった。流石元王宮の料理人さんだけあって、甘いデザートのパイも美味しいし、アルのためにスパイスのきいた甘さ控えめの物まで作ってくれた。
応接室で、前回も同席した孤児院出身の2人も一緒にフェリア商会の担当者を迎え、話を聞いた。
孤児院出身の子たちを従業員にするのは問題ないので、検討していたのは、付与魔法スキル持ちのスカウトと給料、それに魔石の確保の3点だ。
スキル持ちの給料は、売り物になる付与ができるようになるまでは見習いの店員と同じお給料で、商品が作れるようになったら、付与の魔石から元の魔石の値段を引いた売り上げの一部をスキル持ちの給与に上乗せし、一部を練習用の魔石の返済に充て、半分くらいは商会の取り分とするのはどうかと提案された。今現在、僕が納品している付与の魔石は、僕が自分で魔石を用意しているので、商会の取り分は少ない。けれど、商会が魔石を用意し、見習いの間も給料を払うことを考えると妥当な気がする。
そして、練習用の魔石の分の返済が終わった時点で、再度契約をし直す。これは、どの属性の魔法が使えるかによって、付与魔法への対価が異なるからだ。例えば僕の氷魔法の付与は、他にできる人がいないので高くても売れる。けれど属性がなくても使えるライトやクリーンはありふれているので安くなる。人によって使える魔法が異なるため、一律に決められないので、個人個人で契約を結び直すことにする。
聞く限り、問題はないように思う。
店は、フェリア商会の一角に間借りするので、賃料はいらない。元々は新しく店舗を用意する予定だったが、僕が統一規格で売りたいと言ったため、規格が決まっているならサンプルだけで全商品を並べる必要がないので、広さが不要になったのだ。それに、孤児院出身の子を雇うなら、周りの目が合ったほうがいいだろう。中には横柄な態度をとる人もいるかもしれない。
問題は、魔石の確保だ。スキル持ち1人につき最大1000個の練習用の魔石が必要になる。そしてその後一人前になったとして、魔力量によるが1日に10個付与の魔石を作るとすると、1年で2500個は必要だ。魔石は魔道具の燃料として使われているので、大量に買い込むと値上がりしてしまう。冒険者ギルドに依頼を出すとしても、付与の練習用の魔石が安定的に確保できるようになるまでは、契約するスキル持ちは数人に限定したほうがいいだろう、というのがフェリア商会の提案だった。
「魔石なら僕がカークトゥルスで取ってきます。冬はカークトゥルスに潜る予定なので」
「ユウ、それはやめたほうがいい」
「え?」
「ユウがいないと成り立たない仕組みは作らないほうがいい。サネバのギルドに、カークトゥルスの魔石の常時依頼を出す方がいいだろう」
たしかに。言われてみれば、僕が何らかの理由でダンジョンに潜れなくなったら破綻する仕組みは危険だ。
「1つユウ様にお願いしたいことがあるのですが、資金ではなくマジックバッグをご提供いただけないでしょうか」
「構いませんが、魔石の運搬用ですか?」
「はい。工房をどこに構えるかにもよりますが、工房への材料となる魔石の運搬、工房から店舗への商品の運搬に使用したいと思っています」
「じゃあ、工房はホオチカヤにしましょう」
横でアルが呆れているが、サネバの街に近くて、それなりに大きい街だとホオチカヤでしょう。サネバから王都ニザナに向かう間にあるし、いいと思うんだけどな。温泉があるからじゃないよ。
けれど、工房の候補はすでに決まっていて、キナミクヌマの街だそうだ。ホオチカヤの近くのキナミクヌマのほうが街も大きく、工房に使えそうなフェリア商会の建物があるそうだ。僕のお気に入りの温泉街であるホオチカヤでないのは残念だけど、キナミクヌマの街にも温泉はあるそうなので、楽しみだ。
スキル持ちの確保については、冒険者ギルドに登録しておくと、スキル鑑定の担当者から特定のスキルを持つ本人に就職先として紹介してもらえる制度があるらしいので、そこに申し込んで付与魔法スキル持ちの勧誘から始める。
スキル持ちが育たないことには店も始められないので、店舗や工房の準備などは、壁際にいる孤児院出身の使用人の子たちがフェリア商会の従業員に教わりながら進めることになった。この教えてくれるフェリア商会の従業員も孤児院出身なので張り切っているそうだ。
店が軌道に乗るまでの従業員の給料は、フェリア商会が投資という形で出してくれる予定だ。
実際に動き出してみないと分からないけれど、これで国内は目途がたった。次はドガイだ。
「ドガイの教会が、同じように付与の商会を作りたいそうなんです」
「教会が、ですか?」
「ドガイも孤児院出身の子たちの仕事を探すのが大変だそうです。でも、僕はそこまで手が回らないと思うんです」
ドガイの教会からは全面協力してもらえると言われているし、ドガイ側の責任者はカリラスさんになる予定だ。けれどモクリーク内ですら上手くいくか分からないのに、ドガイにまで手を広げられない。
しばらく考えた後、フェリア商会の担当者から提案があった。
「付与魔法スキル持ちをドガイからモクリークによんで、こちらで訓練するのはどうでしょう?」
「留学のように?」
「ええ。本当は、こちらが軌道に乗ってからというのが一番いいと思うのですが、それだと時間がかかります。かかるのは、ユウ様の求めるレベルまで付与魔法が上達する時間ですから、こちらで一緒に指導してしまえば、商会を開くこと自体はドガイの商会に任せても構わないのではないでしょうか」
なるほど。今回の商会のポイントは、付与魔法に関することを抜いてしまえば、孤児院出身の子を従業員にすることだけだ。それなら、ドガイの商会なり教会に任せてしまったほうが、現地の事情にも詳しいから上手く行くだろう。それに僕は立場上、気軽にドガイへ行けないので、来てもらうしかない。
アルを見ると、カリラスを一度こちらへ呼ぶか、と呟いている。確かに、一度ドガイの人も含めて話したほうがいいだろう。
「ドガイの人を呼んで話すとして、場所はここカザナラでいいですか?それとも王都か、キナミクヌマのほうがいいですか?」
「カザナラで構いませんよ。ドガイから王都ニザナまでは遠いでしょうから」
ドガイの教会とカリラスさんに手紙を書いて、返事が来てからフェリア商会に連絡することになった。
電話がないのは不便だな。ギルドや教会は、国を跨いで通信手段を持っているけど、それは私信での使用は禁止されている。結果、ギルドが定期的に運搬している定期便に手紙を任せるしかない。
「ブラン、僕って鳥をテイムできる?」
『出来るぞ』
フェリア商会の担当者が帰り、部屋でダラダラくつろぎながら、ブランに質問している。余所行きの顔をして頭を使ったので疲れた。こういう時はブランのもふもふに癒されないとね。
「鳥の毛は、ユウが求めるようなもふもふではないぞ?」
「違うよ。伝書鳩が欲しいなと思って」
「デンショバト?」
アルにもふもふコレクションを増やす疑惑をかけられたが、そうじゃない。そして、久しぶりに翻訳機能が仕事をしなかった。ということは、この世界に伝書鳩はいないんだ。翻訳機能は、この世界に概念としてない言葉は翻訳しようがないみたいで、日本語の音のまま伝わるのだ。
今後ドガイとやり取りが増えるなら、手紙では効率が悪すぎるので、鳥の足に手紙を括りつけて運べないか考えたのだと説明をする。伝書鳩はおうちに帰ることしか出来なかったはずだが、テイムした鳥なら2点間の往復も出来るかなと思ったのだ。
『出来なくはないが、途中で狩られる可能性があるぞ』
「街の上空から魔物の鳥が降りてきたら攻撃されるかもしれないな」
強ければ勝てるけど、強い魔物が街にいきなり来たら攻撃されちゃうのも分かる。小さい鳥ならどうかなと思ったけど、当たり前だけど小さい鳥は長距離を飛べないことを指摘されてしまった。
どうやら企画倒れのようだ。やっぱり大人しくギルドに手紙を託すしかないのか。ブランがその条件に合う鳥を見つけたら教えてくれるそうだが、望みは薄そうだ。
コンビニとスマホがないのが、この世界で不便だと思う筆頭だけど、ないものねだりしてもしょうがないので諦めよう。
どうやら、僕たちがドガイから帰ってきて休んでいるだろうからもう少ししてからと待っていてくれたのに、僕たちがコハツへダンジョン攻略に行ってしまったので、準備は出来ているのでいつでも声を掛けて欲しいと連絡をくれたようだ。申し訳ない。
ちなみに、コハツの野菜ダンジョンの最下層のドロップ品は、カボチャだった。ホクホクの甘いカボチャは、僕の希望でパンプキンパイにしてもらった。流石元王宮の料理人さんだけあって、甘いデザートのパイも美味しいし、アルのためにスパイスのきいた甘さ控えめの物まで作ってくれた。
応接室で、前回も同席した孤児院出身の2人も一緒にフェリア商会の担当者を迎え、話を聞いた。
孤児院出身の子たちを従業員にするのは問題ないので、検討していたのは、付与魔法スキル持ちのスカウトと給料、それに魔石の確保の3点だ。
スキル持ちの給料は、売り物になる付与ができるようになるまでは見習いの店員と同じお給料で、商品が作れるようになったら、付与の魔石から元の魔石の値段を引いた売り上げの一部をスキル持ちの給与に上乗せし、一部を練習用の魔石の返済に充て、半分くらいは商会の取り分とするのはどうかと提案された。今現在、僕が納品している付与の魔石は、僕が自分で魔石を用意しているので、商会の取り分は少ない。けれど、商会が魔石を用意し、見習いの間も給料を払うことを考えると妥当な気がする。
そして、練習用の魔石の分の返済が終わった時点で、再度契約をし直す。これは、どの属性の魔法が使えるかによって、付与魔法への対価が異なるからだ。例えば僕の氷魔法の付与は、他にできる人がいないので高くても売れる。けれど属性がなくても使えるライトやクリーンはありふれているので安くなる。人によって使える魔法が異なるため、一律に決められないので、個人個人で契約を結び直すことにする。
聞く限り、問題はないように思う。
店は、フェリア商会の一角に間借りするので、賃料はいらない。元々は新しく店舗を用意する予定だったが、僕が統一規格で売りたいと言ったため、規格が決まっているならサンプルだけで全商品を並べる必要がないので、広さが不要になったのだ。それに、孤児院出身の子を雇うなら、周りの目が合ったほうがいいだろう。中には横柄な態度をとる人もいるかもしれない。
問題は、魔石の確保だ。スキル持ち1人につき最大1000個の練習用の魔石が必要になる。そしてその後一人前になったとして、魔力量によるが1日に10個付与の魔石を作るとすると、1年で2500個は必要だ。魔石は魔道具の燃料として使われているので、大量に買い込むと値上がりしてしまう。冒険者ギルドに依頼を出すとしても、付与の練習用の魔石が安定的に確保できるようになるまでは、契約するスキル持ちは数人に限定したほうがいいだろう、というのがフェリア商会の提案だった。
「魔石なら僕がカークトゥルスで取ってきます。冬はカークトゥルスに潜る予定なので」
「ユウ、それはやめたほうがいい」
「え?」
「ユウがいないと成り立たない仕組みは作らないほうがいい。サネバのギルドに、カークトゥルスの魔石の常時依頼を出す方がいいだろう」
たしかに。言われてみれば、僕が何らかの理由でダンジョンに潜れなくなったら破綻する仕組みは危険だ。
「1つユウ様にお願いしたいことがあるのですが、資金ではなくマジックバッグをご提供いただけないでしょうか」
「構いませんが、魔石の運搬用ですか?」
「はい。工房をどこに構えるかにもよりますが、工房への材料となる魔石の運搬、工房から店舗への商品の運搬に使用したいと思っています」
「じゃあ、工房はホオチカヤにしましょう」
横でアルが呆れているが、サネバの街に近くて、それなりに大きい街だとホオチカヤでしょう。サネバから王都ニザナに向かう間にあるし、いいと思うんだけどな。温泉があるからじゃないよ。
けれど、工房の候補はすでに決まっていて、キナミクヌマの街だそうだ。ホオチカヤの近くのキナミクヌマのほうが街も大きく、工房に使えそうなフェリア商会の建物があるそうだ。僕のお気に入りの温泉街であるホオチカヤでないのは残念だけど、キナミクヌマの街にも温泉はあるそうなので、楽しみだ。
スキル持ちの確保については、冒険者ギルドに登録しておくと、スキル鑑定の担当者から特定のスキルを持つ本人に就職先として紹介してもらえる制度があるらしいので、そこに申し込んで付与魔法スキル持ちの勧誘から始める。
スキル持ちが育たないことには店も始められないので、店舗や工房の準備などは、壁際にいる孤児院出身の使用人の子たちがフェリア商会の従業員に教わりながら進めることになった。この教えてくれるフェリア商会の従業員も孤児院出身なので張り切っているそうだ。
店が軌道に乗るまでの従業員の給料は、フェリア商会が投資という形で出してくれる予定だ。
実際に動き出してみないと分からないけれど、これで国内は目途がたった。次はドガイだ。
「ドガイの教会が、同じように付与の商会を作りたいそうなんです」
「教会が、ですか?」
「ドガイも孤児院出身の子たちの仕事を探すのが大変だそうです。でも、僕はそこまで手が回らないと思うんです」
ドガイの教会からは全面協力してもらえると言われているし、ドガイ側の責任者はカリラスさんになる予定だ。けれどモクリーク内ですら上手くいくか分からないのに、ドガイにまで手を広げられない。
しばらく考えた後、フェリア商会の担当者から提案があった。
「付与魔法スキル持ちをドガイからモクリークによんで、こちらで訓練するのはどうでしょう?」
「留学のように?」
「ええ。本当は、こちらが軌道に乗ってからというのが一番いいと思うのですが、それだと時間がかかります。かかるのは、ユウ様の求めるレベルまで付与魔法が上達する時間ですから、こちらで一緒に指導してしまえば、商会を開くこと自体はドガイの商会に任せても構わないのではないでしょうか」
なるほど。今回の商会のポイントは、付与魔法に関することを抜いてしまえば、孤児院出身の子を従業員にすることだけだ。それなら、ドガイの商会なり教会に任せてしまったほうが、現地の事情にも詳しいから上手く行くだろう。それに僕は立場上、気軽にドガイへ行けないので、来てもらうしかない。
アルを見ると、カリラスを一度こちらへ呼ぶか、と呟いている。確かに、一度ドガイの人も含めて話したほうがいいだろう。
「ドガイの人を呼んで話すとして、場所はここカザナラでいいですか?それとも王都か、キナミクヌマのほうがいいですか?」
「カザナラで構いませんよ。ドガイから王都ニザナまでは遠いでしょうから」
ドガイの教会とカリラスさんに手紙を書いて、返事が来てからフェリア商会に連絡することになった。
電話がないのは不便だな。ギルドや教会は、国を跨いで通信手段を持っているけど、それは私信での使用は禁止されている。結果、ギルドが定期的に運搬している定期便に手紙を任せるしかない。
「ブラン、僕って鳥をテイムできる?」
『出来るぞ』
フェリア商会の担当者が帰り、部屋でダラダラくつろぎながら、ブランに質問している。余所行きの顔をして頭を使ったので疲れた。こういう時はブランのもふもふに癒されないとね。
「鳥の毛は、ユウが求めるようなもふもふではないぞ?」
「違うよ。伝書鳩が欲しいなと思って」
「デンショバト?」
アルにもふもふコレクションを増やす疑惑をかけられたが、そうじゃない。そして、久しぶりに翻訳機能が仕事をしなかった。ということは、この世界に伝書鳩はいないんだ。翻訳機能は、この世界に概念としてない言葉は翻訳しようがないみたいで、日本語の音のまま伝わるのだ。
今後ドガイとやり取りが増えるなら、手紙では効率が悪すぎるので、鳥の足に手紙を括りつけて運べないか考えたのだと説明をする。伝書鳩はおうちに帰ることしか出来なかったはずだが、テイムした鳥なら2点間の往復も出来るかなと思ったのだ。
『出来なくはないが、途中で狩られる可能性があるぞ』
「街の上空から魔物の鳥が降りてきたら攻撃されるかもしれないな」
強ければ勝てるけど、強い魔物が街にいきなり来たら攻撃されちゃうのも分かる。小さい鳥ならどうかなと思ったけど、当たり前だけど小さい鳥は長距離を飛べないことを指摘されてしまった。
どうやら企画倒れのようだ。やっぱり大人しくギルドに手紙を託すしかないのか。ブランがその条件に合う鳥を見つけたら教えてくれるそうだが、望みは薄そうだ。
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