『天使』にも『悪魔』の顔がある

双葉 陽菜

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ターゲット第2弾!

体育祭練習

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亜衣「あ!ヒナ~!」

雛「亜衣」

雛が屋上に着くと亜衣は雛にぎゅっと抱き着いた。

雛「ねぇ亜衣。
私と木藤さんどっちが勝つと思う?」

亜衣「え?そりゃもちろん…
圧倒的に可愛いくて賢いヒナの圧勝だと思う!」

雛「だよねっ!」

格の違い…見せつけてあげる。


その後、そのあとは割と平然と普通に過ごした。
そしてどんなに愚痴っても体育祭はやって来るわけで…

今日はいっぱい走るから後ろの高い位置で可愛くポニーテールをして、いつもは両サイドに結んでいる水色のリボンをポニーテールの結び目に結んだ。
みんなは目の下にキラキラのシールを貼ったりティアラをつけたりしていた。

雛はみんなに勧められてシールは貼ったがティアラは走るのに邪魔になりそうだったため遠慮した。

亜衣と一緒にお喋りしていると、教室のドアがガラッと空いた。

花苗「おっはよぉ~!」

亜衣「わ…」

雛「ひえっ…」

亜衣と雛は彼女をみて硬直した。
彼女はバッサバサの髪をツインテールにし雛の真似なのか結び目には赤のリボン、濃いピンクのチークをつけていた。
彼女はドスドスと入ってきて、雛を押しのけ悠に話しかけた。

花苗「悠たん!今日のあたしどうかなぁ~」

は?悠たん?
はっ…きもっ笑
吐き気催すこといってんじゃねぇよ、ブス!

でも、教室では可愛くて小さい天使の私。

亜衣「ヒナ、大丈夫?」

私のことをわかってくれる亜衣がすぐにフォローに入ってくれる。

おっきな木藤さんに突き飛ばされた小さい私。
亜衣の手を取り、少し怖がるような顔をして亜衣の袖を握って小さく震えると亜衣が私の肩に手を添えてくれる。もちろん亜衣は演技ってわかってるけど…

亜衣が口を開こうとすると、1人の女子が口を開いた。

「ねぇ!突き飛ばしといて無視はないんじゃない?」

雛「若葉ちゃん…」

私と中学の頃から仲良しの朝比奈  若葉ちゃん。
正直亜衣のキャラと若干似てるのは私に気に入られたいだけみたい。と朔が言ってた。

木藤さんは小さく舌打ちをしてごめんとだけ言った。その態度に私の心中は怒りMAX!
心の中で自分でもよく意味のわからない罵倒を繰り返す。

は?なにその謝り方…まじふざけんな!

なにそのチーク盛りすぎだし!

なにそのリボン…私の真似してるの?
私と同じカッコすれば悠に気に入られるとでも思ってんの?赤とかまじありえないから。
はっ…あんたがしてもキモすぎですけど?

なにその顔…まじぶっさいく!

香水キツすぎ!
ほんと鼻折れそう!

悠に気持ち悪いアダ名付けんなよ!

可愛くて見せるにはね、TPOもわきまえなきゃいけないんだよ?

そんなこともわかってないデブでブスなあなたが私の上に立っていいわけない。
私に歯向かっていいわけがない。

決めた。あなたのことプライバシーもクソも関係ない。あなたこと徹底的に晒してぶっ潰してあげる。
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