私立栄呂学園

lib

文字の大きさ
5 / 6
変化の訪れ

葦峰新 1

しおりを挟む

その日もいつも通り、体験入学に来た子を案内していた。

 この学校では交わることが当然であるかのように行われている。

 そこでの俺の役割は見学に来た子に在校生たちのセックスを見せることだった。

 ときには大人のおもちゃを与え、こちらに来れば気持ちいいことをずっとできると思い込ませるようにする。

 本当にここでは毎日のようにセックスなどができるが、同時に俺にとっては味気ない日々だった。

 その日来た子は意外にも俺の好みど真ん中だった。

 清楚な印象があるがスタイルは抜群で、清潔にしているらしく髪からもいい匂いが漂っていた。

 ほかの教師とは違い俺はここで学生生活を過ごしいていない。

 しかし、俺もここの空気にだいぶ毒されているようだった。

 その子―白沢雫は感情が顔に出やすいらしく、赤面したり難しい顔をしたりとなかなかに面白かった。

 そして、一週したあたりからどうにも淫らな顔になっていた。

 だからだろうか、近くの休憩室に連れ込み犯してしまったのは。

 しかも向こうから望ませるという狡いやり方で。

 一段落つく頃にはすべてが好きになっていた。

 いわゆる一目惚れというやつだ。


 その子が、俺を誘ってきている。

 どこか子犬のような表情で、俺と付き合いたいと言っている。

 俺に断る理由はない。

 俺だって、もし雫がこの学校に入ったら一番に好きだと言いに行こうと決めていたんだ。

 返事はしなかった。

 それ以前に、目の前の彼女がどうしようもなく愛しくて、気が付けば口づけをしていた。

 今度は向こうから舌を出してくる。

 ゆっくりと、丁寧に舌同士でキスをする。

 自分のものが勃起していくのが分かる。

 雫から喘ぎ声が漏れる。

 女らしい声で、感じているのが分かる。

 長いキスを終えて、そういえば返事をしていなかったと思い出す。

 抱き寄せて、耳元で言う。

 「好きだ」

 「っーー!」

 雫から声にならない声が漏れた。

 雫はどうやら耳元でささやかれるのに弱いようだ。

 腰を抜かしてしまったらしいので抱きかかえる。

 「…イっちゃった?」

 「…イきました」

 耳まで真っ赤にして雫が答える。

 強引なのにどこか初心なのも雫のいいところなのかもしれない。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

乳首当てゲーム

はこスミレ
恋愛
会社の同僚に、思わず口に出た「乳首当てゲームしたい」という独り言を聞かれた話。

処理中です...