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淫花
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おや、どうしました?
こんな時間にこんな場所で。
随分お疲れのように見えますが。
少しネクタイを緩めてはどうですか?
呼吸が楽になりますよ。
え?それはまた穏やかではないですね。
だからそんなにやつれてしまっているのですね、おかわいそうに。
では、冥途の土産になるかどうかはわかりませんが珍しいものをお見せしましょうか。
ええ、死ぬのが1時間くらい遅くなってもどうってことはありませんよ。
そっと私の鞄を覗いてごらんなさい。
ほら、可愛いでしょう。
丸くなって眠っていますよ。
これがなんだかご存知ですか?
少年?
見た目はそうなんですが違いますね。
ええ、知らなくて当然ですよ。
とても珍しいものなので知らない人がほとんどです。
これはね、淫花《いんか》というものです。
人の形をしていますが、花なんですよ。
貴方、花はどうして咲くと思います?
そう、種を残すために咲いているんですよ。
種を残すには交わりが必要。
ええ、ですから花が咲いているというのは発情していることなんです。
ほら、もっとよくご覧になってください。
髪は少し緑がかっているでしょう。
ふふふ、おかしくないですよ。
服を着た花なんて見たことありますか?
それとも何も着ていないと、このすべらかな白い肌にさわってみたくて我慢できなくなりますか。
おや、珍しい。
淫花が目を覚ましました。
御覧なさい、淡い青い目をしているでしょう?
この子は青い花なんですよ。
貴方を見ていますね。
目が潤んで可愛らしくなっていますよ。
貴方もずっと見ていらっしゃるから、淫花も恥ずかしくなりましたか。
淫花の頰もピンクに染まってきましたね。
あらあら、茎に蜜が滴っている。
こんなにたっぷり。
はしたないとは思わないでくださいね。
先程お話したようにずっと発情しているんです。
さ、淫花、足を開いてごらん。
この間教えただろう?
膝裏に手をやって足を支えてもっと開いてごらん。
そう、そうだよ。
ピンクの可愛い蕾がよく見えるよ。
おやおや、茎の先から出た蜜が蕾まで濡れるほどかい。
蕾がてかてかと光ってる。
そうだ、淫花の蜜を舐めてみませんか?
ええ、そこですよ。
なに、苦いことはありません。
ほら、いい匂いでしょ。
最初は舌先でちょんちょんと舐めてやってください。
ね、甘いでしょう。
この味を好まれる方は多いんですよ。
慣れてきたら少し口に含んだり、舐め上げたりして。
お上手ですよ。
ああ、淫花も気持ちよさそうにしている。
よかったね、おまえ。
そうそう、舌を使って蜜を舐め取って。
ご希望なら吸ってもかまいませんよ。
ほら、淫花が身をよじらせて啼き始めた。
顔を赤くしてかわいいよ。
そのままこの方にお任せしておいで。
そうかい、腰が揺れてきたね。
どんどん蜜が出ているよ。
ああ、いっぱい出ましたね。
気持ちよかったかい、おまえ。
舐めてもらえて満足だろう。
おや、どうした?
すみません、淫花がどうやら貴方のことを気に入ったようなのです。
淫花も貴方の蜜が舐めたいみたいで。
ほら小さい手でもさわられると布越しでも貴方も気持ちいいでしょう?
ね、舐めさせてやってくださいませんか?
こんな機会、滅多にないですよ。
淫花は発情していますが、やはり好みがあるようで。
こらこら、まだいいと言ってもらっていないよ。
ちょっと目を離すと、もうファスナーを下ろして取り出している。
これはお辛いでしょう。
それに蜜も滲んでる。
淫花もたまらないようですね。
身体がうずうずしている。
さ、舐めさせておもらい。
いかがですか?
どうです?
小さい口いっぱいに頬張っているのはかわいらしくないですか。
まだ舌も小さいですが仔猫みたいにぺろぺろ舐められると、小刻みな刺激で貴方も気持ちいいでしょう?
そうそう、淫花。
両手で持ってもっと舐め上げてごらん。
大きいから興奮しているね。
おまえの好きな蜜がどんどん出てきたよ。
うん、おいしそうに舐めるね。
どんどん舐めないと零れてしまうよ。
ほら、茎の下の袋も舐めてごらん。
きっと蜜がもっと出るよ。
やわやわと揉んで差し上げて。
そうそう、中の玉を転がすように口に入れて。
ああ、まだ口が小さいか。
でもできるだけがんばってみるといい。
今度はあれをやってごらん。
喉をいっぱい広げるんだよ。
そう、茎を奥までそっと入れて。
さあ、首を動かして。
違う違う、横じゃなくて前後に。
最初はゆっくりだよ。
そう。
そうだ。
上手い上手い。
いかがですか?
少し物足りないですか?
小柄ですがこれでも成体なんですよ。
花は成熟している証拠ですから、淫花には幼生はいないんです。
小さい淫花の拙い様子を好む方もいらっしゃいます。
どうぞ、口に蜜を出してやってください。
遠慮なんかなさらずに。
貴方も気持ちよさそうですよ。
淫花もだいぶ慣れてきたね。
腰も揺れてきた。
おまえもまた蜜が出ているね。
ほらほらほら、いっぱい出してもらったよ。
こぼさず全部飲み込むんだよ。
ああ、おまえは本当に小さいんだね。
飲み切れずにこぼれてしまった。
自分で舐めてきれいにするんだよ。
ああ、貴方、大丈夫ですか?
ご覧になりました?
淫花が貴方の蜜を飲み込む様子。
愛らしくがんばっていましたよ。
随分濃いようだったから、淫花も喜んでいます。
本当におまえはこの方が気に入ったんだね。
身体をすり寄せている。
さわってもらうかい?
ええ、いいですとも。
よかったね、おまえ。
撫でてくださるって。
最初は優しく撫でてやってください。
あ、その背中の小さな羽根のようなもの。
すぐに傷ついてしまうデリケートなものなのでそこは注意してさわってやってください。
これは花びらなんですよ。
ほら、青いでしょう。
淫花の肌は吸いつくようでしょう。
手ざわりがいいと好評なんです。
もちもちしてぷるんとしていて弾力があっていつまでもさわっていたくなる。
聞こえますか?
淫花がまた啼き始めました。
かわいいでしょう?
そこ、乳首をつまんでみてください。
あらら、それは力を入れすぎです。
痛がっている。
手本を見せましょう。
ほうら、こう。
啼き声が大きくなった。
そうそう、ね、尖ってきたでしょう?
色も薄い紅だったのに少し濃くなった。
ここまでくればさっきくらいの力を入れても大丈夫です。
この子は乳首をいじられるのが好きで。
いい声で啼き始めたでしょう。
こうやってこねってやったり、逆にふれるかふれないかのぎりぎりで焦らしてやるのもいいんです。
ああ、今夜は一層いい声で啼くね。
舌でつついてやるのもいいんですよ。
やってごらんになりますか?
ほら、ぷっくりしてきた。
口の中で転がすのも、吸うのもいいですね。
甘い?
そうですよ、淫花は蜜を出すんですから。
気に入りました?
唾液で濡らすと滑りがよくなるでしょう?
いい顔になったね、おまえ。
久しぶりにこんないい顔を見たよ。
声も最高じゃないか。
ねえ、もっと啼かせてみたくありませんか?
この顔はおねだりしている顔ですよ。
もっともっとと欲しがっています。
腰も揺れて我慢できていませんね。
もっと奥に貴方の蜜がほしいとねだっています。
ほら淫花の蜜もこぼれている。
淫花、この方の指を舐めてあげなさい。
そう、この指でどうされたいのかねだりながらしゃぶってごらん。
唾液を絡めて、そうそう。
上手だね。
おやおや、貴方の茎に手を伸ばしている。
それが欲しいのかい。
貴方も苦しそうだ。
指を淫花の後ろの孔にそっと入れてみてください。
ほら、淫花、上手におねだりして見せてごらん。
さっきしたのをもう一回だよ。
足を開いて、持ち上げて。
おまえに蕾がようく見えるように。
ピンクが濃くなってきて、もの欲しそうにひくひくしているね。
それからどうするんだった?
そうそう、甘く啼いてみせるんだよ。
目がいいね。
さあ、この方をよくごらん。
おまえが気に入って可愛がっていただきたいんだろう。
いいえ、そんなものはありませんよ。
淫花はなぜか雄ばかりなんです。
花の多くが両性ですが、ふたなりではないんですね。
でも大丈夫。
まずは中指で蕾を、そう。
ね、心配いらないでしょう?
淫花は孔の中が濡れるんです。
気持ちよければいいほど、蜜が溢れてきます。
これも甘いですよ。
指を抜いて舐めてみてください、本当だから。
ああ、すまないすまない。
指を抜かれたからってそんなに怒るもんじゃないよ。
おまえが甘くておいしいんだって知っていただくためなんだから。
指をまた入れて動かしてみてください。
あ、ちょっと待って。
もうちょっと引き抜いて浅いところ。
ええ、そのあたり。
指の腹になにか当たりませんか?
よくわからない?
少し失礼しますよ。
一旦指を抜いてください。
いいですか、よくご覧くださいね。
指をこれくらい入れて。
かき回しながら、ああ、ありました、この辺りです。
ここになにか当たるものがあるから、それをさわってみてください。
試しに今、私の指でやってみせましょうか。
ほら、ここにありますよ。
ふふふ、驚きましたか?
身体がびくんとなって感じ方が全然違うでしょう。
ほら、ほら、また蜜が溢れてきた。
ここが淫花のいいトコロなんです。
はい、では交代。
こら、そんなに睨むんじゃないよ。
おまえも私のよりこの方のほうがいいんだろう?
すぐに気持ちよくしてもらえるからね。
じゃあ、もっと腰を上げて指を入れやすくしておあげ。
そうそう、そのままそのまま。
ぴくぴくしている。
おまえは安心して気持ちよくなっておいで。
あ、今度はわかりましたか?
そう、それです!
ほらほらほら、今までと全然違う。
顔も上気していい紅色になっているし、本当に可愛らしい声で啼くでしょう?
艶が変わったのがわかりますか?
ああ、もう蕾の蜜でべとべとだ。
指、増やしてみてください。
ああ、背中を反らせて。
気持ちいいんだね。
中もいいでしょう?
ほんのりと温かくて。
花だと知ると冷たいと思われるのですが、中は温かいんですよ。
ねえ、入れてみたくありませんか?
貴方もお辛そうですね、そんなに張りつめて。
気持ちいいですよ、淫花の中は。
淫花、おまえはどうだい?
ああ、欲しくて欲しくてたまらない顔をしているね。
蕩けてるよ。
もっと上手にねだってごらん。
身体の奥が疼いて仕方ないと教えてあげてごらん。
そして、自分がいかに気持ちいいのかわかるようにしておあげ。
あっあっ!
そんなに乱暴にしないでくださいよ。
難しいですが、少し抑えて。
貴方はお若いから仕方ないことですが、淫花が裂けて傷ついては死んでしまいますからね。
花は傷がつくと治らないんですよ。
そう、だからここは慎重に慎重に。
まずは蕾に貴方の茎をあてがってください。
少しこすって馴染ませて。
淫花の蜜で貴方の先も気持ちいいでしょう。
ふふふ、あまりやると淫花が焦れてしまいますよ。
こんなに欲しがっているのに。
そこからゆっくり、ゆっくりと。
そう、そうです。
ああ、貴方はとても立派なものをお持ちですね。
蕾の入口がこれ以上開かないほど伸びていますよ。
きついですか。
一番太いところですからね。
もう少しです。
そのままそのまま。
ああ、上手に飲み込めた。
全部入りましたね。
少しずつ動かしてみてください。
とろとろで蜜もたっぷり出ていたから、痛くはないと思いますが。
どうですか、淫花の中は?
ほら、気持ちいいでしょう?
締め具合はいかがですか?
淫花、淫花。
深呼吸をしてごらん。
おまえも焦りすぎているから、この方も痛いそうだよ。
そんなにきゅうきゅうと締め上げてはお気の毒だ。
おまえも痛いだろうに。
そう、息を吐いて、ゆっくり吸って。
そしてまた吐く。
そうだ、上手だね。
またやってごらん。
そう、そうだよ。
おや、まだきついままですか。
淫花、少し緩めて差し上げないと動いてもらえないよ。
仕方ないねぇ。
失礼しますよ。
ほら、淫花。
おまえの好きな乳首を弄ってあげよう。
もう真っ赤になっているじゃないか。
さっきより腫れているね。
これは敏感になっているだろう。
ほうれ、どうだ。
ふふふ、感じるか。
乳輪も盛り上がってる。
先はずっとずっと敏感になっているね。
これは息を吹きかけるだけでもびくびくしそうだよ。
ふーぅ。
ほら、ね、私の言った通りだろう?
切なそうだねぇ。
今度はいかがですか?
いいですね、貴方もとろとろに溶けてきた。
緩んできたからもう動けるでしょう?
ふふふ、貴方も焦らされていたんですね。
淫花、今夜のおまえは上出来だよ。
自分でもいいところに当たるように腰を動かしてごらん。
おや、ぐちゃぐちゃとすごい音がしてきた。
ああ、そんなに激しく動かすのかい?
やれやれ、この方もびっくりなさるよ。
ああもう二人とも聞いてはいないね。
悦んでばかりだよ。
止められないんだね。
この方の腰づかい、よっぽどいいトコロに当たるんだね。
こんなに乱れたおまえを見るのは初めてかもしれないよ。
そんな顔もするんだ。
もっと見せてごらん。
もうなにがなんだかわからなくなってきてるの?
ほら、昇り詰めてきた。
ええ、注いでやってください、中にたっぷりと。
いいですよ。
おまえの茎もこんなに腫れて立ち上がって。
もう出そうかい?
この方ももう限界だって。
ほらほらほら、もっと腰を使っておあげ。
もっと動くだろう。
そう、そうだよ。
おまえも気持ちいいだろう?
ふふふ、蕾が泡立ってきた。
あっあっあっ。
すごい勢いだ。
いっぱい出たね。
あれだけ滴らせていたのに、まだこんなに出るんだ。
自分の蜜で腹がべっとり濡れてしまったじゃないか。
気持ちよかったかい。
どこもかしこもべとべとだよ。
ああ、すっかりいやらしい顔になった。
ええ?まだほしいの?
いったばかりだろう?
今日のおまえは欲張りだね。
そんなによかったのかい?
さあ、次は私にはわからないよ。
もっと?
それはどうだろう?
おや、貴方も蜜を出したのにまだ硬いままじゃないですか。
もう一回いけそうですね。
どうします?
この子、まだ欲しがっていますよ。
淫花、今度はうつ伏せになって。
そう、そうしたらどうするんだった?
そうだ、腰を上げる。
よく覚えていたね、えらいえらい。
この方の白い蜜が蕾から垂れているのがよく見える。
たっぷり出してもらったんだね。
なんだい、見られて興奮してきたの?
困ったね、今日の乱れっぷりは。
さあ、次はどうするんだい?
おねだりするんだろ?
腰を擦りつけて、指を舐めて。
そんな切なそうな目で見られても。
おねだりが上手くいっているかどうか、私にはわからないよ。
私ではなくて、この方を見るんだろう?
ふふふふふ、よっぽど我慢できなかったんだね。
太い茎を手で支えて自分で入れようとしている。
ああ、その体勢じゃあ難しいだろうよ。
自分で入れるときはどうしたらいいのか、また今度教えてあげようね。
おやおや、欲しいのに入らないから泣き始めたのかい?
涙が次から次へと出てきているよ。
つらいんだねぇ。
そんなに欲しいんだねぇ。
貴方の茎もまたそんなに上を向いて。
いいですよ、さっきやったから今度は少々乱暴に扱っても大丈夫です。
ほら、ぐっと一思いに。
そうぐぐうっと。
今度は一気に入った。
よかったね、こんなに激しく奥まで突いてもらえて。
欲しかったんだろう?
もう泣き止んで、いい声を聞かせて差し上げな。
そのまま淫花の身を起こして膝の上に乗せてごらんなさい。
ほうら、もっと深くまで入った。
淫花の奥、感じているでしょう。
当たっているの、わかりますよね。
下から突いてごらんなさい。
ほら、もっと深いところへ。
それから簡単に乳首もさわれるでしょう。
ね、ぎゅっと締まるでしょ。
乳首をさわられながら突かれるのが好きなのだよね、おまえ。
ほら、ほら、もっと可愛く啼いてごらん。
もっともっとご褒美がもらえるように。
肌もピンクになってきた。
おまえは色が白いから、すぐに赤くなるのがわかるね。
全てこの方にお任せするんじゃないよ。
おまえもいやらしく腰を振ってごらん。
私が言わなくても、それは得意だろう。
そうそう。
じゅぶじゅぶと音が大きくなった。
くっくっくっ。
本当に可愛いねぇ。
***
もういいんじゃないかい?
ほら、淫花見せてごらん。
ああ、いっぱい蜜をもらったんだね。
でもおまえはまだ小さいから孔からとろとろとこぼれ出てているよ。
蕾も真っ赤に腫れてしまった。
しかし満足そうな顔だね。
そんなによかったのかい?
そう、それはよかったね。
ね、貴方。
大丈夫ですか?
魂が抜けたようになっていますよ。
でも、淫花は気持ちよかったでしょう?
愉しんでいただけましたか?
この子も満足しています。
可愛がってくれてありがとうございます。
え、いえいえ、淫花はお譲りすることはないんですよ。
これで結構世話が大変なんです。
なにせ、とても貴重なものですからね。
下手をして淫花が死んでしまえば、次、いつ新しい淫花に出会えるかわからないんですよ。
私も今までどれほど涙をのんだことか。
すみませんね。
さ、淫花。
私たちもそろそろ行くよ。
おや、珍しいね。
おまえから口づけするだなんて。
貴方、本当にこの子に気に入られましたよ。
素晴らしい。
ほら、眠たくなったのだろう。
自分で鞄に入るんだよ。
髪もきちんと入れて。
挟むと痛いからね。
じゃあ、行こうか。
では私たちはこれで失礼します。
こんなに淫乱なこの子を見たのは初めてですよ。
これからますます世話のし甲斐がありますね。
愉しみだ。
ありがとうございます。
いつかまた、どこかでお会いできるといいですね。
そのときにはまた、淫花に蜜を注いでやってくださいよ。
きっとこの子も喜びます。
じゃ、貴方もお気をつけて。
こんな時間にこんな場所で。
随分お疲れのように見えますが。
少しネクタイを緩めてはどうですか?
呼吸が楽になりますよ。
え?それはまた穏やかではないですね。
だからそんなにやつれてしまっているのですね、おかわいそうに。
では、冥途の土産になるかどうかはわかりませんが珍しいものをお見せしましょうか。
ええ、死ぬのが1時間くらい遅くなってもどうってことはありませんよ。
そっと私の鞄を覗いてごらんなさい。
ほら、可愛いでしょう。
丸くなって眠っていますよ。
これがなんだかご存知ですか?
少年?
見た目はそうなんですが違いますね。
ええ、知らなくて当然ですよ。
とても珍しいものなので知らない人がほとんどです。
これはね、淫花《いんか》というものです。
人の形をしていますが、花なんですよ。
貴方、花はどうして咲くと思います?
そう、種を残すために咲いているんですよ。
種を残すには交わりが必要。
ええ、ですから花が咲いているというのは発情していることなんです。
ほら、もっとよくご覧になってください。
髪は少し緑がかっているでしょう。
ふふふ、おかしくないですよ。
服を着た花なんて見たことありますか?
それとも何も着ていないと、このすべらかな白い肌にさわってみたくて我慢できなくなりますか。
おや、珍しい。
淫花が目を覚ましました。
御覧なさい、淡い青い目をしているでしょう?
この子は青い花なんですよ。
貴方を見ていますね。
目が潤んで可愛らしくなっていますよ。
貴方もずっと見ていらっしゃるから、淫花も恥ずかしくなりましたか。
淫花の頰もピンクに染まってきましたね。
あらあら、茎に蜜が滴っている。
こんなにたっぷり。
はしたないとは思わないでくださいね。
先程お話したようにずっと発情しているんです。
さ、淫花、足を開いてごらん。
この間教えただろう?
膝裏に手をやって足を支えてもっと開いてごらん。
そう、そうだよ。
ピンクの可愛い蕾がよく見えるよ。
おやおや、茎の先から出た蜜が蕾まで濡れるほどかい。
蕾がてかてかと光ってる。
そうだ、淫花の蜜を舐めてみませんか?
ええ、そこですよ。
なに、苦いことはありません。
ほら、いい匂いでしょ。
最初は舌先でちょんちょんと舐めてやってください。
ね、甘いでしょう。
この味を好まれる方は多いんですよ。
慣れてきたら少し口に含んだり、舐め上げたりして。
お上手ですよ。
ああ、淫花も気持ちよさそうにしている。
よかったね、おまえ。
そうそう、舌を使って蜜を舐め取って。
ご希望なら吸ってもかまいませんよ。
ほら、淫花が身をよじらせて啼き始めた。
顔を赤くしてかわいいよ。
そのままこの方にお任せしておいで。
そうかい、腰が揺れてきたね。
どんどん蜜が出ているよ。
ああ、いっぱい出ましたね。
気持ちよかったかい、おまえ。
舐めてもらえて満足だろう。
おや、どうした?
すみません、淫花がどうやら貴方のことを気に入ったようなのです。
淫花も貴方の蜜が舐めたいみたいで。
ほら小さい手でもさわられると布越しでも貴方も気持ちいいでしょう?
ね、舐めさせてやってくださいませんか?
こんな機会、滅多にないですよ。
淫花は発情していますが、やはり好みがあるようで。
こらこら、まだいいと言ってもらっていないよ。
ちょっと目を離すと、もうファスナーを下ろして取り出している。
これはお辛いでしょう。
それに蜜も滲んでる。
淫花もたまらないようですね。
身体がうずうずしている。
さ、舐めさせておもらい。
いかがですか?
どうです?
小さい口いっぱいに頬張っているのはかわいらしくないですか。
まだ舌も小さいですが仔猫みたいにぺろぺろ舐められると、小刻みな刺激で貴方も気持ちいいでしょう?
そうそう、淫花。
両手で持ってもっと舐め上げてごらん。
大きいから興奮しているね。
おまえの好きな蜜がどんどん出てきたよ。
うん、おいしそうに舐めるね。
どんどん舐めないと零れてしまうよ。
ほら、茎の下の袋も舐めてごらん。
きっと蜜がもっと出るよ。
やわやわと揉んで差し上げて。
そうそう、中の玉を転がすように口に入れて。
ああ、まだ口が小さいか。
でもできるだけがんばってみるといい。
今度はあれをやってごらん。
喉をいっぱい広げるんだよ。
そう、茎を奥までそっと入れて。
さあ、首を動かして。
違う違う、横じゃなくて前後に。
最初はゆっくりだよ。
そう。
そうだ。
上手い上手い。
いかがですか?
少し物足りないですか?
小柄ですがこれでも成体なんですよ。
花は成熟している証拠ですから、淫花には幼生はいないんです。
小さい淫花の拙い様子を好む方もいらっしゃいます。
どうぞ、口に蜜を出してやってください。
遠慮なんかなさらずに。
貴方も気持ちよさそうですよ。
淫花もだいぶ慣れてきたね。
腰も揺れてきた。
おまえもまた蜜が出ているね。
ほらほらほら、いっぱい出してもらったよ。
こぼさず全部飲み込むんだよ。
ああ、おまえは本当に小さいんだね。
飲み切れずにこぼれてしまった。
自分で舐めてきれいにするんだよ。
ああ、貴方、大丈夫ですか?
ご覧になりました?
淫花が貴方の蜜を飲み込む様子。
愛らしくがんばっていましたよ。
随分濃いようだったから、淫花も喜んでいます。
本当におまえはこの方が気に入ったんだね。
身体をすり寄せている。
さわってもらうかい?
ええ、いいですとも。
よかったね、おまえ。
撫でてくださるって。
最初は優しく撫でてやってください。
あ、その背中の小さな羽根のようなもの。
すぐに傷ついてしまうデリケートなものなのでそこは注意してさわってやってください。
これは花びらなんですよ。
ほら、青いでしょう。
淫花の肌は吸いつくようでしょう。
手ざわりがいいと好評なんです。
もちもちしてぷるんとしていて弾力があっていつまでもさわっていたくなる。
聞こえますか?
淫花がまた啼き始めました。
かわいいでしょう?
そこ、乳首をつまんでみてください。
あらら、それは力を入れすぎです。
痛がっている。
手本を見せましょう。
ほうら、こう。
啼き声が大きくなった。
そうそう、ね、尖ってきたでしょう?
色も薄い紅だったのに少し濃くなった。
ここまでくればさっきくらいの力を入れても大丈夫です。
この子は乳首をいじられるのが好きで。
いい声で啼き始めたでしょう。
こうやってこねってやったり、逆にふれるかふれないかのぎりぎりで焦らしてやるのもいいんです。
ああ、今夜は一層いい声で啼くね。
舌でつついてやるのもいいんですよ。
やってごらんになりますか?
ほら、ぷっくりしてきた。
口の中で転がすのも、吸うのもいいですね。
甘い?
そうですよ、淫花は蜜を出すんですから。
気に入りました?
唾液で濡らすと滑りがよくなるでしょう?
いい顔になったね、おまえ。
久しぶりにこんないい顔を見たよ。
声も最高じゃないか。
ねえ、もっと啼かせてみたくありませんか?
この顔はおねだりしている顔ですよ。
もっともっとと欲しがっています。
腰も揺れて我慢できていませんね。
もっと奥に貴方の蜜がほしいとねだっています。
ほら淫花の蜜もこぼれている。
淫花、この方の指を舐めてあげなさい。
そう、この指でどうされたいのかねだりながらしゃぶってごらん。
唾液を絡めて、そうそう。
上手だね。
おやおや、貴方の茎に手を伸ばしている。
それが欲しいのかい。
貴方も苦しそうだ。
指を淫花の後ろの孔にそっと入れてみてください。
ほら、淫花、上手におねだりして見せてごらん。
さっきしたのをもう一回だよ。
足を開いて、持ち上げて。
おまえに蕾がようく見えるように。
ピンクが濃くなってきて、もの欲しそうにひくひくしているね。
それからどうするんだった?
そうそう、甘く啼いてみせるんだよ。
目がいいね。
さあ、この方をよくごらん。
おまえが気に入って可愛がっていただきたいんだろう。
いいえ、そんなものはありませんよ。
淫花はなぜか雄ばかりなんです。
花の多くが両性ですが、ふたなりではないんですね。
でも大丈夫。
まずは中指で蕾を、そう。
ね、心配いらないでしょう?
淫花は孔の中が濡れるんです。
気持ちよければいいほど、蜜が溢れてきます。
これも甘いですよ。
指を抜いて舐めてみてください、本当だから。
ああ、すまないすまない。
指を抜かれたからってそんなに怒るもんじゃないよ。
おまえが甘くておいしいんだって知っていただくためなんだから。
指をまた入れて動かしてみてください。
あ、ちょっと待って。
もうちょっと引き抜いて浅いところ。
ええ、そのあたり。
指の腹になにか当たりませんか?
よくわからない?
少し失礼しますよ。
一旦指を抜いてください。
いいですか、よくご覧くださいね。
指をこれくらい入れて。
かき回しながら、ああ、ありました、この辺りです。
ここになにか当たるものがあるから、それをさわってみてください。
試しに今、私の指でやってみせましょうか。
ほら、ここにありますよ。
ふふふ、驚きましたか?
身体がびくんとなって感じ方が全然違うでしょう。
ほら、ほら、また蜜が溢れてきた。
ここが淫花のいいトコロなんです。
はい、では交代。
こら、そんなに睨むんじゃないよ。
おまえも私のよりこの方のほうがいいんだろう?
すぐに気持ちよくしてもらえるからね。
じゃあ、もっと腰を上げて指を入れやすくしておあげ。
そうそう、そのままそのまま。
ぴくぴくしている。
おまえは安心して気持ちよくなっておいで。
あ、今度はわかりましたか?
そう、それです!
ほらほらほら、今までと全然違う。
顔も上気していい紅色になっているし、本当に可愛らしい声で啼くでしょう?
艶が変わったのがわかりますか?
ああ、もう蕾の蜜でべとべとだ。
指、増やしてみてください。
ああ、背中を反らせて。
気持ちいいんだね。
中もいいでしょう?
ほんのりと温かくて。
花だと知ると冷たいと思われるのですが、中は温かいんですよ。
ねえ、入れてみたくありませんか?
貴方もお辛そうですね、そんなに張りつめて。
気持ちいいですよ、淫花の中は。
淫花、おまえはどうだい?
ああ、欲しくて欲しくてたまらない顔をしているね。
蕩けてるよ。
もっと上手にねだってごらん。
身体の奥が疼いて仕方ないと教えてあげてごらん。
そして、自分がいかに気持ちいいのかわかるようにしておあげ。
あっあっ!
そんなに乱暴にしないでくださいよ。
難しいですが、少し抑えて。
貴方はお若いから仕方ないことですが、淫花が裂けて傷ついては死んでしまいますからね。
花は傷がつくと治らないんですよ。
そう、だからここは慎重に慎重に。
まずは蕾に貴方の茎をあてがってください。
少しこすって馴染ませて。
淫花の蜜で貴方の先も気持ちいいでしょう。
ふふふ、あまりやると淫花が焦れてしまいますよ。
こんなに欲しがっているのに。
そこからゆっくり、ゆっくりと。
そう、そうです。
ああ、貴方はとても立派なものをお持ちですね。
蕾の入口がこれ以上開かないほど伸びていますよ。
きついですか。
一番太いところですからね。
もう少しです。
そのままそのまま。
ああ、上手に飲み込めた。
全部入りましたね。
少しずつ動かしてみてください。
とろとろで蜜もたっぷり出ていたから、痛くはないと思いますが。
どうですか、淫花の中は?
ほら、気持ちいいでしょう?
締め具合はいかがですか?
淫花、淫花。
深呼吸をしてごらん。
おまえも焦りすぎているから、この方も痛いそうだよ。
そんなにきゅうきゅうと締め上げてはお気の毒だ。
おまえも痛いだろうに。
そう、息を吐いて、ゆっくり吸って。
そしてまた吐く。
そうだ、上手だね。
またやってごらん。
そう、そうだよ。
おや、まだきついままですか。
淫花、少し緩めて差し上げないと動いてもらえないよ。
仕方ないねぇ。
失礼しますよ。
ほら、淫花。
おまえの好きな乳首を弄ってあげよう。
もう真っ赤になっているじゃないか。
さっきより腫れているね。
これは敏感になっているだろう。
ほうれ、どうだ。
ふふふ、感じるか。
乳輪も盛り上がってる。
先はずっとずっと敏感になっているね。
これは息を吹きかけるだけでもびくびくしそうだよ。
ふーぅ。
ほら、ね、私の言った通りだろう?
切なそうだねぇ。
今度はいかがですか?
いいですね、貴方もとろとろに溶けてきた。
緩んできたからもう動けるでしょう?
ふふふ、貴方も焦らされていたんですね。
淫花、今夜のおまえは上出来だよ。
自分でもいいところに当たるように腰を動かしてごらん。
おや、ぐちゃぐちゃとすごい音がしてきた。
ああ、そんなに激しく動かすのかい?
やれやれ、この方もびっくりなさるよ。
ああもう二人とも聞いてはいないね。
悦んでばかりだよ。
止められないんだね。
この方の腰づかい、よっぽどいいトコロに当たるんだね。
こんなに乱れたおまえを見るのは初めてかもしれないよ。
そんな顔もするんだ。
もっと見せてごらん。
もうなにがなんだかわからなくなってきてるの?
ほら、昇り詰めてきた。
ええ、注いでやってください、中にたっぷりと。
いいですよ。
おまえの茎もこんなに腫れて立ち上がって。
もう出そうかい?
この方ももう限界だって。
ほらほらほら、もっと腰を使っておあげ。
もっと動くだろう。
そう、そうだよ。
おまえも気持ちいいだろう?
ふふふ、蕾が泡立ってきた。
あっあっあっ。
すごい勢いだ。
いっぱい出たね。
あれだけ滴らせていたのに、まだこんなに出るんだ。
自分の蜜で腹がべっとり濡れてしまったじゃないか。
気持ちよかったかい。
どこもかしこもべとべとだよ。
ああ、すっかりいやらしい顔になった。
ええ?まだほしいの?
いったばかりだろう?
今日のおまえは欲張りだね。
そんなによかったのかい?
さあ、次は私にはわからないよ。
もっと?
それはどうだろう?
おや、貴方も蜜を出したのにまだ硬いままじゃないですか。
もう一回いけそうですね。
どうします?
この子、まだ欲しがっていますよ。
淫花、今度はうつ伏せになって。
そう、そうしたらどうするんだった?
そうだ、腰を上げる。
よく覚えていたね、えらいえらい。
この方の白い蜜が蕾から垂れているのがよく見える。
たっぷり出してもらったんだね。
なんだい、見られて興奮してきたの?
困ったね、今日の乱れっぷりは。
さあ、次はどうするんだい?
おねだりするんだろ?
腰を擦りつけて、指を舐めて。
そんな切なそうな目で見られても。
おねだりが上手くいっているかどうか、私にはわからないよ。
私ではなくて、この方を見るんだろう?
ふふふふふ、よっぽど我慢できなかったんだね。
太い茎を手で支えて自分で入れようとしている。
ああ、その体勢じゃあ難しいだろうよ。
自分で入れるときはどうしたらいいのか、また今度教えてあげようね。
おやおや、欲しいのに入らないから泣き始めたのかい?
涙が次から次へと出てきているよ。
つらいんだねぇ。
そんなに欲しいんだねぇ。
貴方の茎もまたそんなに上を向いて。
いいですよ、さっきやったから今度は少々乱暴に扱っても大丈夫です。
ほら、ぐっと一思いに。
そうぐぐうっと。
今度は一気に入った。
よかったね、こんなに激しく奥まで突いてもらえて。
欲しかったんだろう?
もう泣き止んで、いい声を聞かせて差し上げな。
そのまま淫花の身を起こして膝の上に乗せてごらんなさい。
ほうら、もっと深くまで入った。
淫花の奥、感じているでしょう。
当たっているの、わかりますよね。
下から突いてごらんなさい。
ほら、もっと深いところへ。
それから簡単に乳首もさわれるでしょう。
ね、ぎゅっと締まるでしょ。
乳首をさわられながら突かれるのが好きなのだよね、おまえ。
ほら、ほら、もっと可愛く啼いてごらん。
もっともっとご褒美がもらえるように。
肌もピンクになってきた。
おまえは色が白いから、すぐに赤くなるのがわかるね。
全てこの方にお任せするんじゃないよ。
おまえもいやらしく腰を振ってごらん。
私が言わなくても、それは得意だろう。
そうそう。
じゅぶじゅぶと音が大きくなった。
くっくっくっ。
本当に可愛いねぇ。
***
もういいんじゃないかい?
ほら、淫花見せてごらん。
ああ、いっぱい蜜をもらったんだね。
でもおまえはまだ小さいから孔からとろとろとこぼれ出てているよ。
蕾も真っ赤に腫れてしまった。
しかし満足そうな顔だね。
そんなによかったのかい?
そう、それはよかったね。
ね、貴方。
大丈夫ですか?
魂が抜けたようになっていますよ。
でも、淫花は気持ちよかったでしょう?
愉しんでいただけましたか?
この子も満足しています。
可愛がってくれてありがとうございます。
え、いえいえ、淫花はお譲りすることはないんですよ。
これで結構世話が大変なんです。
なにせ、とても貴重なものですからね。
下手をして淫花が死んでしまえば、次、いつ新しい淫花に出会えるかわからないんですよ。
私も今までどれほど涙をのんだことか。
すみませんね。
さ、淫花。
私たちもそろそろ行くよ。
おや、珍しいね。
おまえから口づけするだなんて。
貴方、本当にこの子に気に入られましたよ。
素晴らしい。
ほら、眠たくなったのだろう。
自分で鞄に入るんだよ。
髪もきちんと入れて。
挟むと痛いからね。
じゃあ、行こうか。
では私たちはこれで失礼します。
こんなに淫乱なこの子を見たのは初めてですよ。
これからますます世話のし甲斐がありますね。
愉しみだ。
ありがとうございます。
いつかまた、どこかでお会いできるといいですね。
そのときにはまた、淫花に蜜を注いでやってくださいよ。
きっとこの子も喜びます。
じゃ、貴方もお気をつけて。
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この世界じゃない何処かで会えるような、そっと男の人の鞄の中で愛されることを待っている美しくも淫ら青い花の蕾……ゾクゾクしながら素敵な世界を堪能いたしました。
honoluluさん
感想、ありがとうございます。
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あの男と淫花は今はどこにいるんでしょうかね。素知らぬふりをして信号を待っている隣にいても、気づかないでしょうね。ふふふ。