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第2話 あっちのほうがいい
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やっぱり良妻賢母を求めてるよなぁ。
俺は今朝の裁縫の時間を思い出し、あちこち刺した指先の痛みをこらえる。
じわじわくるなぁ。
エイガー屋敷に滞在してから午前中は料理だの花だのダンスだのをアルフォードの母親と2人の女性と俺の4人で、一応「楽しむ」ことになっている。
交流を兼ねての息子の婚約者へのもてなし、となっているが、どうやっても、エイガー家の嫁としてどうか、見定められているようにしか思えねぇ。
だって部屋の隅のほうでは男4人が集まって、しゃべりながら、こちらをちらちら見てたもん。
特に父親の視線が厳しくてさぁ。
ま、そうだろうなぁ。
それにさー。
木枠に布を張ったのも初めてだし、針仕事なんてしたことないしさぁ。
刺繍ってどうするか全然知らないもん。
アルフォードに「助けてくれ~!」と目で訴えてみたが「なんとかしろ」の凍てつく視線で返された。
いやぁ、つらかったなぁ、今朝は。
そして滞在2日目からは午後のお茶に「せっかくアルフォードが戻ってきたから」と「親戚」という妙齢のお嬢さんがとっかえひっかえ招待されるようになった。
両親はそのお嬢さんをエスコートするようにアルフォードに強く言いつける。
俺は内心「これだ!」と思った。
いいじゃん!いいじゃん!
今日来た薄緑色の上品なドレスを着たコなんて、アルフォードにぴったりだったよ。
ふかふかっとして、かわいくて、さ。
どう考えてもご両親はアルフォードに「かわいいオンナのお嫁さん」と迎えてほしい!という気満々だ。
アルフォードはお嬢さんたちをエスコートするのが忙しく俺に構っている暇はないなので、俺はお茶の時間に参加しなくてもいいか、と聞いたら、父親より厳しい目で「駄目だ」と一言だけ言った。
ぶーぶー!なんでだよぉ。
俺、いなくてもあの場は成立するじゃん。
あれ、お見合いじゃん。
お見合いの席に「婚約者」がいるって、ヘンじゃん。
……てか、婚約者がいるのにあんなにエスコートをさせる親も冷静に考えるとどうかと思うけど。2人の兄には1回もエスコートさせてないし。
だが、いいことだ!
絶対、お嬢さんのほうがいい、って!
俺も説得したんだよ。
女のほうがいいじゃん!
それも良家のお嬢さん!
親も兄弟も安心するし、大円満じゃん。
中にはいけ好かないコもいたけどさ、よりどりみどりなんだから、慎重に選べば大丈夫だって!
俺が選んでやろうか?
任せなさい、おまえよりオンナを知ってるからさぁ。
って頑張ってたのに、あいつは正式な婚約の手続きについて調べていて、「あほか!」と思った。
それだけは断固阻止しないと!
取り返しのつかないことになっちまう!
気がついたらここに来てもう5日目。
午後のお茶会にはきちんと参加したし、俺はひとりになりたくて広い庭を歩いていた。夕食までに部屋に戻れば大丈夫だろう。
ふあーあ、こんなに長時間、おとなしくしていたことがない。
身体がなまっちまうなぁ。
この庭はよく手入れされて、迷路みたいな植え込みを遊び半分でうろつく。
一昨日の「お庭でお茶会」のときに道はだいたい覚えたから、迷うことはない。
あのときは明るい黄色のドレスのコがアルフォードにおねつだったなぁ。
目がぎらぎらしてて、ちょっと気が強そうだった。
でもああいうコのほうがおとなしいアルフォードには似合っているかもなぁ。
招待されるお嬢さんは2巡目となった。
エイガー夫妻がよしとしたコに絞られているのかも。
兄の婚約者たちも、とっかえひっかえドレスを替えお上品にここでの時間を楽しんでいる。
俺は、というと自分と住む世界が違いすぎて、正直居場所がない。
まぁ、アルフォードの気が済むまでは俺もどうしようもできないんだけどさぁ。
そして俺、嫁ポジションなのね!
あいつ、女性にするように俺をエスコートしようとする。
無理だろ、それ。
俺はなんでも屋として食っている。
用心棒まがいのこともするし、たまに郊外で畑を荒らす小型の魔物退治なんてこともする。
誰かを守るのなら得意だが、俺が守られちゃうのはあまりされたことなくて。
アルフォードが俺を守る?
ぶふーっ。
階段下りるときも先に数段下りて手を差し出してくるし。
ウォールクに来るときも「馬で行けばいいじゃないか」と言ったら「婚約者に馬に?!ありえません、馬車ですよ!」とめちゃめちゃ怒られた。
だからやたらと時間かかってさぁ。
馬飛ばせば、もっと早く着くのにさぁ、1日かかったよ。
長時間アルフォードと馬車で2人きり。
拷問かと思った。
座りすぎて、ケツも痛くなったしさ。
あくまでも紳士的。
あくまでも坊ちゃん。
ばかぁ、それ、俺相手にするの、間違ってるだろう。
だって、俺はおまえより頭ひとつはでかいし、上背もあるんだぜ。
多分、俺、おまえを街の女たちにしたように横抱きにできると思う。
毎朝毎朝、身だしなみもよくわからない俺の髪に櫛を通し、服を用意し、着終わると最後の仕上げは必ずあいつがする。
あー、もうそれ、女にやってやれ!すぐに落とせるって。
ヤった後、ぐったりしているところで乱れた髪をちょっとなでつけてやるだけでとろんとなる女だっていたし。
あー、女抱きたいなぁ。
やべ、股間が反応してきた。
迷路で一通り遊んで出てきたところで、がさりと葉ずれの音がした。
びゃっ、バルク氏じゃんっ。
なんで?!
とりあえず、挨拶をする。
するとバルク氏は向こうのベンチに座ろうと言い出した。
面接か?
面接ですか?
息子さんにふさわしくないと知ってます。わかってます。
俺、帰ってもいいなら王都に帰りますよ、今すぐにでもっ!!!
「アルフォードとはどこで?」
「あ、酒場、で」
あややややや。
答え間違った?!
バルク氏と2人で会話。
初めてだ。
どうしよう。
まさかこんなことになるなんて。
ここじゃアルフォードの助けもあてにできない。
「酒場?」
「あ、はい。馴染みの酒場が一緒で。
いや、アルフォードは、飯…食事に来ていまシタ」
バルク氏はじっとこちらを見ている。
というか不機嫌そうに睨んでる?
やべぇかな。坊ちゃんが得体の知れない男と酒場で出会った、ってまずいかなぁ。
でも、ホントだからなぁ。
「ア、アルフォードはほんと食事だけで。
その店、うまいん……味がいいと評判なんですよ」
「ほう」
王宮に出入りする仕事をしている、というのはなんとなく知っていた。
仕事のあとも休日も勉強をしている、という噂も聞いていた。
つきあいも愛想も悪い、と有名だったが、それが領地の統治論やウォールクを発展させるための情報収集と技術の習得だと知ったのは、ここに来る馬車の中でだった。
「頑張ってましたよ、アルフォード。
仕事も勉強も」
跡継ぎに選ばれたい、というのも本気でこの領地を治めたいという強い気持ちからだった。
ターナー王国の中では北に位置しているウォールクは冬が長く、厳しい。
栽培できる食物も限られているから、領民が安心して無事に越冬できる土地でありたい、とアルフォードは言った。
ちょっと感動してたら、「だから失敗は許されない」と圧をかけてきやがった。
なので、ここで失敗するわけにはいけないんだけど、バルク氏、こわーい!
なんなの、この高圧的な雰囲気。
キャサリンとメアリーと話すときは、もっと優しそうじゃんか。
「アルフォードとのことは本気なのか」
「は、はい!」
「では、あれがどういう立場にあるのかはよく知っているということだな」
「はい」
はい?
う、うん、多分。
「子どもはどうするつもりなんだ?」
はい?
子ども?
「考えていなかったのか。
私の跡を継ぐということは、その次の跡継ぎのことも考えておかなければならない、ということだ。
男同士で、そこはどうするんだ」
ほらぁ!
な、だから言っただろう。
最初から女にしとけばよかったんだよ、アルフォード。
まさか「ですよねぇ!」とは言えず、黙っているとバルク氏はゆっくりと言った。
「帰りの馬車が必要ならいつでも出す。
あれがここに残りたがっているのも知っている。
地元の者と結ばれるほうが、いろいろ都合がいいだろう。
今日来たケイティ嬢はうってつけだ」
ケイティ?ああ、あの薄緑のドレスのコか。うんうん、いい!それ、とってもいい!俺も気に入ってる、あのコ。
「セシルとデギスは正式な婚約をした相手を連れてきたが、アルフォードと君は正式な手続きはしていないと聞いた。
つまらない田舎より刺激的な王都に君が戻っても、私はなにも言わん」
バルク氏は言いたいことは全部言った、とばかりに立ち上がり、なんの挨拶もなく立ち去った。
え…っと、俺、邪魔な存在だってわかってるんですけど、借金のことがあるしなぁ。
バルク氏に全部話して、アルフォードから脅されているのをなんとかしてもらったらいいかな。
それもアリか。
いやあ、そんなことしたらアルフォードになにされるか……
気がついたら随分日が暮れていた。さびーっ。
俺は大きく溜息をついた。
俺は今朝の裁縫の時間を思い出し、あちこち刺した指先の痛みをこらえる。
じわじわくるなぁ。
エイガー屋敷に滞在してから午前中は料理だの花だのダンスだのをアルフォードの母親と2人の女性と俺の4人で、一応「楽しむ」ことになっている。
交流を兼ねての息子の婚約者へのもてなし、となっているが、どうやっても、エイガー家の嫁としてどうか、見定められているようにしか思えねぇ。
だって部屋の隅のほうでは男4人が集まって、しゃべりながら、こちらをちらちら見てたもん。
特に父親の視線が厳しくてさぁ。
ま、そうだろうなぁ。
それにさー。
木枠に布を張ったのも初めてだし、針仕事なんてしたことないしさぁ。
刺繍ってどうするか全然知らないもん。
アルフォードに「助けてくれ~!」と目で訴えてみたが「なんとかしろ」の凍てつく視線で返された。
いやぁ、つらかったなぁ、今朝は。
そして滞在2日目からは午後のお茶に「せっかくアルフォードが戻ってきたから」と「親戚」という妙齢のお嬢さんがとっかえひっかえ招待されるようになった。
両親はそのお嬢さんをエスコートするようにアルフォードに強く言いつける。
俺は内心「これだ!」と思った。
いいじゃん!いいじゃん!
今日来た薄緑色の上品なドレスを着たコなんて、アルフォードにぴったりだったよ。
ふかふかっとして、かわいくて、さ。
どう考えてもご両親はアルフォードに「かわいいオンナのお嫁さん」と迎えてほしい!という気満々だ。
アルフォードはお嬢さんたちをエスコートするのが忙しく俺に構っている暇はないなので、俺はお茶の時間に参加しなくてもいいか、と聞いたら、父親より厳しい目で「駄目だ」と一言だけ言った。
ぶーぶー!なんでだよぉ。
俺、いなくてもあの場は成立するじゃん。
あれ、お見合いじゃん。
お見合いの席に「婚約者」がいるって、ヘンじゃん。
……てか、婚約者がいるのにあんなにエスコートをさせる親も冷静に考えるとどうかと思うけど。2人の兄には1回もエスコートさせてないし。
だが、いいことだ!
絶対、お嬢さんのほうがいい、って!
俺も説得したんだよ。
女のほうがいいじゃん!
それも良家のお嬢さん!
親も兄弟も安心するし、大円満じゃん。
中にはいけ好かないコもいたけどさ、よりどりみどりなんだから、慎重に選べば大丈夫だって!
俺が選んでやろうか?
任せなさい、おまえよりオンナを知ってるからさぁ。
って頑張ってたのに、あいつは正式な婚約の手続きについて調べていて、「あほか!」と思った。
それだけは断固阻止しないと!
取り返しのつかないことになっちまう!
気がついたらここに来てもう5日目。
午後のお茶会にはきちんと参加したし、俺はひとりになりたくて広い庭を歩いていた。夕食までに部屋に戻れば大丈夫だろう。
ふあーあ、こんなに長時間、おとなしくしていたことがない。
身体がなまっちまうなぁ。
この庭はよく手入れされて、迷路みたいな植え込みを遊び半分でうろつく。
一昨日の「お庭でお茶会」のときに道はだいたい覚えたから、迷うことはない。
あのときは明るい黄色のドレスのコがアルフォードにおねつだったなぁ。
目がぎらぎらしてて、ちょっと気が強そうだった。
でもああいうコのほうがおとなしいアルフォードには似合っているかもなぁ。
招待されるお嬢さんは2巡目となった。
エイガー夫妻がよしとしたコに絞られているのかも。
兄の婚約者たちも、とっかえひっかえドレスを替えお上品にここでの時間を楽しんでいる。
俺は、というと自分と住む世界が違いすぎて、正直居場所がない。
まぁ、アルフォードの気が済むまでは俺もどうしようもできないんだけどさぁ。
そして俺、嫁ポジションなのね!
あいつ、女性にするように俺をエスコートしようとする。
無理だろ、それ。
俺はなんでも屋として食っている。
用心棒まがいのこともするし、たまに郊外で畑を荒らす小型の魔物退治なんてこともする。
誰かを守るのなら得意だが、俺が守られちゃうのはあまりされたことなくて。
アルフォードが俺を守る?
ぶふーっ。
階段下りるときも先に数段下りて手を差し出してくるし。
ウォールクに来るときも「馬で行けばいいじゃないか」と言ったら「婚約者に馬に?!ありえません、馬車ですよ!」とめちゃめちゃ怒られた。
だからやたらと時間かかってさぁ。
馬飛ばせば、もっと早く着くのにさぁ、1日かかったよ。
長時間アルフォードと馬車で2人きり。
拷問かと思った。
座りすぎて、ケツも痛くなったしさ。
あくまでも紳士的。
あくまでも坊ちゃん。
ばかぁ、それ、俺相手にするの、間違ってるだろう。
だって、俺はおまえより頭ひとつはでかいし、上背もあるんだぜ。
多分、俺、おまえを街の女たちにしたように横抱きにできると思う。
毎朝毎朝、身だしなみもよくわからない俺の髪に櫛を通し、服を用意し、着終わると最後の仕上げは必ずあいつがする。
あー、もうそれ、女にやってやれ!すぐに落とせるって。
ヤった後、ぐったりしているところで乱れた髪をちょっとなでつけてやるだけでとろんとなる女だっていたし。
あー、女抱きたいなぁ。
やべ、股間が反応してきた。
迷路で一通り遊んで出てきたところで、がさりと葉ずれの音がした。
びゃっ、バルク氏じゃんっ。
なんで?!
とりあえず、挨拶をする。
するとバルク氏は向こうのベンチに座ろうと言い出した。
面接か?
面接ですか?
息子さんにふさわしくないと知ってます。わかってます。
俺、帰ってもいいなら王都に帰りますよ、今すぐにでもっ!!!
「アルフォードとはどこで?」
「あ、酒場、で」
あややややや。
答え間違った?!
バルク氏と2人で会話。
初めてだ。
どうしよう。
まさかこんなことになるなんて。
ここじゃアルフォードの助けもあてにできない。
「酒場?」
「あ、はい。馴染みの酒場が一緒で。
いや、アルフォードは、飯…食事に来ていまシタ」
バルク氏はじっとこちらを見ている。
というか不機嫌そうに睨んでる?
やべぇかな。坊ちゃんが得体の知れない男と酒場で出会った、ってまずいかなぁ。
でも、ホントだからなぁ。
「ア、アルフォードはほんと食事だけで。
その店、うまいん……味がいいと評判なんですよ」
「ほう」
王宮に出入りする仕事をしている、というのはなんとなく知っていた。
仕事のあとも休日も勉強をしている、という噂も聞いていた。
つきあいも愛想も悪い、と有名だったが、それが領地の統治論やウォールクを発展させるための情報収集と技術の習得だと知ったのは、ここに来る馬車の中でだった。
「頑張ってましたよ、アルフォード。
仕事も勉強も」
跡継ぎに選ばれたい、というのも本気でこの領地を治めたいという強い気持ちからだった。
ターナー王国の中では北に位置しているウォールクは冬が長く、厳しい。
栽培できる食物も限られているから、領民が安心して無事に越冬できる土地でありたい、とアルフォードは言った。
ちょっと感動してたら、「だから失敗は許されない」と圧をかけてきやがった。
なので、ここで失敗するわけにはいけないんだけど、バルク氏、こわーい!
なんなの、この高圧的な雰囲気。
キャサリンとメアリーと話すときは、もっと優しそうじゃんか。
「アルフォードとのことは本気なのか」
「は、はい!」
「では、あれがどういう立場にあるのかはよく知っているということだな」
「はい」
はい?
う、うん、多分。
「子どもはどうするつもりなんだ?」
はい?
子ども?
「考えていなかったのか。
私の跡を継ぐということは、その次の跡継ぎのことも考えておかなければならない、ということだ。
男同士で、そこはどうするんだ」
ほらぁ!
な、だから言っただろう。
最初から女にしとけばよかったんだよ、アルフォード。
まさか「ですよねぇ!」とは言えず、黙っているとバルク氏はゆっくりと言った。
「帰りの馬車が必要ならいつでも出す。
あれがここに残りたがっているのも知っている。
地元の者と結ばれるほうが、いろいろ都合がいいだろう。
今日来たケイティ嬢はうってつけだ」
ケイティ?ああ、あの薄緑のドレスのコか。うんうん、いい!それ、とってもいい!俺も気に入ってる、あのコ。
「セシルとデギスは正式な婚約をした相手を連れてきたが、アルフォードと君は正式な手続きはしていないと聞いた。
つまらない田舎より刺激的な王都に君が戻っても、私はなにも言わん」
バルク氏は言いたいことは全部言った、とばかりに立ち上がり、なんの挨拶もなく立ち去った。
え…っと、俺、邪魔な存在だってわかってるんですけど、借金のことがあるしなぁ。
バルク氏に全部話して、アルフォードから脅されているのをなんとかしてもらったらいいかな。
それもアリか。
いやあ、そんなことしたらアルフォードになにされるか……
気がついたら随分日が暮れていた。さびーっ。
俺は大きく溜息をついた。
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