2 / 49
2
しおりを挟む
昼休みが終わり、授業が始まった。先生が授業を開始する。生徒たちが真面目な表情で黒板を見て、ノートに書き写す。
「清水くん。私ね、今、挑戦中なの」
「何に?」
「セクシー下着によ」
「冗談だよね」
「冗談じゃないわ。本当よ。私がセクシー下着持ってきてることを清水くんに信じてもらうために履いてきたのよ。まだ冗談だと思ってる?」
「うん」
「じゃあ自分の目で確かめてみて。私の言葉が冗談かどうかをね。今からスカートを捲ります。捲ってセクシー下着が見えなかったら私の言葉は冗談よ。逆にセクシー下着が見えたら私の言葉は本当よ」
「ちょっと待って。本当にそんなことするの?」
「するわ。清水くんには私の言葉信じてほしいから」
「どうしてそこまでして僕に信じてほしいの?」
「清水くんは友達に疑われて嬉しい?嬉しくないよね?」
「うん」
「私も同じ。嬉しくないの。疑われるのが。私は信じてもらえるほうが好きなの。だからスカートを捲るの。私が冗談ばかり言う女の子じゃないって清水くんに思ってもらいたいから。そう思ってもらえれば次からは私の言葉を信じてもらえるでしょ」
「・・・うん」
「清水くんとは良い友達になりたいの。お互いを信じ合える友達になりたいの。それには清水くんに私の言葉を信じてもらえるようになる必要があるって思ったの。だから清水くんがそんなことと思うようなことをしようと思ったのよ」
「そうだったんだ」
「うん。というわけでスカート捲るね。恥ずかしからチラッとしか見せないからね。よ~く見ててね。これが清水くんと仲良くなるための第一歩だと思ってるの。だから止めろなんて言わないでね」
「うん」
「じゃあ捲るね」
「うん」
小泉さんはスカートを捲り始める。スカートが捲れていく。白い太腿が露わになっていく。太腿の見える範囲が広がっていく。もう少しで下着が見えそうだ。もう少しでお尻が見えそうだ・・・というところで小泉さんの手が止まる。
「ごめんなさい。実はセクシー下着履いてないの」
「そうなの」
「うん。鞄の中に入れておいたんだけど、なくなってたの」
「盗まれたの?」
「かもしれない」
「・・・」
「私の話、信じられないよね。わかってる。信じられないことは。私が清水くんの立場だったら信じられないもん」
小泉さんの言う通りだった。今の段階では小泉さんの話を100%信じることはできない。
「だからね私が本気でセクシー下着を履くつもりだったことを清水くんに証明しようと思ったの。どうしたら証明できるかを考えた。そして思いついた。ノーパンになろうって」
「はっ?」
「ノーパンになろうって思ったの。そうすれば私が本気でセクシー下着を履こうとしていたっていう証明になると思ったの。だってノーパンのほうがハードルが高いでしょ。ハードルが高いことをすれば証明できると思ったの」
僕は唖然としていた。証明するためにハードルの高いノーパンになろうって・・・
「だからね、私、今、ノーパンなの。冗談じゃないよ。本当だよ。一瞬だけお尻見せてあげるね」
小泉さんは僕にお尻を向ける。そしてスカートを捲る。白いお尻が見えた。お尻の割れ目も見えた。本当に小泉さんはノーパンだった。
「ねっ。ノーパンだったでしょ」小泉さんは恥ずかしそうに言う。「お尻丸見えだったでしょ」
「うん」
「私の言葉、信じてくれる?」
「信じるよ」
「ありがとう」
小泉さんのお尻を思い出す。白い肌。割れ目。桃のような形。鼻血の気配を感じる。ダメだ。思い出すな。鼻血が出てしまうぞ。思い出すな。思い出すな。思い出すな。念仏のように繰り返す。
「ノーパンだと無防備な感じがするわ」
「うん」
「こんなときに先生にこの問題解いてって指名されたらヤバイけどね」
「そうだね」
僕にはフラグが立つ音が聞こえた気がした。
僕は想像してしまう。小泉さんが先生に指名されるシーンを。先生に指名された小泉さんが立ち上がる。黒板に向かって歩いていく。歩くたびにスカートが揺れる。ノーパン状態の中が見えそうになる。その場面を想像しているだけでも鼻血の気配が強くなる。
さらに僕の想像は続く。小泉さんは黒板の問題を解く。クラスメートの注目が小泉さんに集まる。そのときなぜか風が吹く。風のいたずらで小泉さんのスカートが捲れる。そしてお尻が露わになる。クラスの全員がそれを見ている。もちろん僕も見ている。さらに鼻血の気配が強くなる。ヤバイヤバイ。
「今すぐ下着履きに行ったほうがいいんじゃないかな?」
「大丈夫だよ。きっと」
「いや、今は数学の時間だ。指名される確率は高い」
「私運が良いから大丈夫。今年のおみくじ大吉だったし」
「僕も大吉だった。だが、その日、なぜか熱が出た。酷い熱だった。死ぬかと思った。それ以来、僕はおみくじを信じていない。所詮おみくじは人が作ったものだ。そんなもので人の運がわかるはずもない。だから信じないほうがいいと思う」
「酷い熱出たんだ。かわいそう」
「おみくじを信じると僕みたいに酷い目に遭うかもしれない。だから下着履いてきたほうがいいと思う」
「そう言われると心配になってきたわ。履いてこようかな」
「履いてきたほうがいいと思う。先生が指名しそうな状況になりそうだし」
数学先生が問題を書いている。そして書き終える。
「この問題を小泉。解けるか?」
先生は小泉さんを指名する。
指名されたくないときに指名されてしまうという法則が発動してしまったようだ。くそっ。
「はい」小泉さんは立ち上がる。スカートが揺れる。黒板に向かって歩き出す。歩くたびにスカートが揺れる。スカートがいつもより短い気がする。お尻が見えそうになる。だが見えない。見えそうで見えない小泉マジックは健在のようだ。
でもさっき僕は小泉さんのお尻を見せてしまった。そのせいで見えそうで見えない小泉マジックの力が弱まってしまっている可能性がある。僕は神風が吹かないことを祈った。
小泉さんは黒板の前に無事到着する。チョークを手にとり、問題を解いていく。その間もスカートが小刻みに揺れる。
さっきよりも心を込めて神風が吹かないことを祈った。
ふいに恐ろしい妄想が浮かんだ。あの数学教師が突然小泉さんのスカートと捲るシーンが浮かんだのだ。先生は40代の中年男性。突然魔が差してスカート捲りをする可能性は十分にある。教師の顔を見る。なんとなく欲求不満そうに見える。
馬鹿なことを考えるな。悪いことを考えるとそれが現実になることだってある。だから考えるな。僕がそんなアホなことを考えているうちに小泉さんが問題を解き終えた。
こちらに向かって歩いてくる。スカートが揺れる。もし今、スカートが捲れたら小泉さんの大事なものが見えてしまう。鼻血の気配が強くなる。
小泉さんは何事もなく席に戻ることができた。ほっとする。
「ふう~。すごくドキドキしたよ」
「だろうね」
僕なんか鼻血が出そうになったよ。
「下着履いてきたほうがいいんじゃない?」
「いいよ。授業が終わってからで。もう指名されないだろうし」
「そうかな」
「そうよ。清水くん。心配してくれてありがとう」
「うん。もう無茶はしないでね」
「うん。ああっ、それにしても今日も暑いわね」小泉さんはスカートを摘み、パタパタを始める。
「小泉さん!パタパタは危険だよ」
「あっ、そうだったね。ごめんね」
「気をつけてね」
「うん」
見えそうで見えない小泉マジックは健在でなければ小泉さんの大事なところが見えていたかもしれないのに。
そう思う僕が心のどこかにいた。煩悩よ。去れ!
「清水くん。私ね、今、挑戦中なの」
「何に?」
「セクシー下着によ」
「冗談だよね」
「冗談じゃないわ。本当よ。私がセクシー下着持ってきてることを清水くんに信じてもらうために履いてきたのよ。まだ冗談だと思ってる?」
「うん」
「じゃあ自分の目で確かめてみて。私の言葉が冗談かどうかをね。今からスカートを捲ります。捲ってセクシー下着が見えなかったら私の言葉は冗談よ。逆にセクシー下着が見えたら私の言葉は本当よ」
「ちょっと待って。本当にそんなことするの?」
「するわ。清水くんには私の言葉信じてほしいから」
「どうしてそこまでして僕に信じてほしいの?」
「清水くんは友達に疑われて嬉しい?嬉しくないよね?」
「うん」
「私も同じ。嬉しくないの。疑われるのが。私は信じてもらえるほうが好きなの。だからスカートを捲るの。私が冗談ばかり言う女の子じゃないって清水くんに思ってもらいたいから。そう思ってもらえれば次からは私の言葉を信じてもらえるでしょ」
「・・・うん」
「清水くんとは良い友達になりたいの。お互いを信じ合える友達になりたいの。それには清水くんに私の言葉を信じてもらえるようになる必要があるって思ったの。だから清水くんがそんなことと思うようなことをしようと思ったのよ」
「そうだったんだ」
「うん。というわけでスカート捲るね。恥ずかしからチラッとしか見せないからね。よ~く見ててね。これが清水くんと仲良くなるための第一歩だと思ってるの。だから止めろなんて言わないでね」
「うん」
「じゃあ捲るね」
「うん」
小泉さんはスカートを捲り始める。スカートが捲れていく。白い太腿が露わになっていく。太腿の見える範囲が広がっていく。もう少しで下着が見えそうだ。もう少しでお尻が見えそうだ・・・というところで小泉さんの手が止まる。
「ごめんなさい。実はセクシー下着履いてないの」
「そうなの」
「うん。鞄の中に入れておいたんだけど、なくなってたの」
「盗まれたの?」
「かもしれない」
「・・・」
「私の話、信じられないよね。わかってる。信じられないことは。私が清水くんの立場だったら信じられないもん」
小泉さんの言う通りだった。今の段階では小泉さんの話を100%信じることはできない。
「だからね私が本気でセクシー下着を履くつもりだったことを清水くんに証明しようと思ったの。どうしたら証明できるかを考えた。そして思いついた。ノーパンになろうって」
「はっ?」
「ノーパンになろうって思ったの。そうすれば私が本気でセクシー下着を履こうとしていたっていう証明になると思ったの。だってノーパンのほうがハードルが高いでしょ。ハードルが高いことをすれば証明できると思ったの」
僕は唖然としていた。証明するためにハードルの高いノーパンになろうって・・・
「だからね、私、今、ノーパンなの。冗談じゃないよ。本当だよ。一瞬だけお尻見せてあげるね」
小泉さんは僕にお尻を向ける。そしてスカートを捲る。白いお尻が見えた。お尻の割れ目も見えた。本当に小泉さんはノーパンだった。
「ねっ。ノーパンだったでしょ」小泉さんは恥ずかしそうに言う。「お尻丸見えだったでしょ」
「うん」
「私の言葉、信じてくれる?」
「信じるよ」
「ありがとう」
小泉さんのお尻を思い出す。白い肌。割れ目。桃のような形。鼻血の気配を感じる。ダメだ。思い出すな。鼻血が出てしまうぞ。思い出すな。思い出すな。思い出すな。念仏のように繰り返す。
「ノーパンだと無防備な感じがするわ」
「うん」
「こんなときに先生にこの問題解いてって指名されたらヤバイけどね」
「そうだね」
僕にはフラグが立つ音が聞こえた気がした。
僕は想像してしまう。小泉さんが先生に指名されるシーンを。先生に指名された小泉さんが立ち上がる。黒板に向かって歩いていく。歩くたびにスカートが揺れる。ノーパン状態の中が見えそうになる。その場面を想像しているだけでも鼻血の気配が強くなる。
さらに僕の想像は続く。小泉さんは黒板の問題を解く。クラスメートの注目が小泉さんに集まる。そのときなぜか風が吹く。風のいたずらで小泉さんのスカートが捲れる。そしてお尻が露わになる。クラスの全員がそれを見ている。もちろん僕も見ている。さらに鼻血の気配が強くなる。ヤバイヤバイ。
「今すぐ下着履きに行ったほうがいいんじゃないかな?」
「大丈夫だよ。きっと」
「いや、今は数学の時間だ。指名される確率は高い」
「私運が良いから大丈夫。今年のおみくじ大吉だったし」
「僕も大吉だった。だが、その日、なぜか熱が出た。酷い熱だった。死ぬかと思った。それ以来、僕はおみくじを信じていない。所詮おみくじは人が作ったものだ。そんなもので人の運がわかるはずもない。だから信じないほうがいいと思う」
「酷い熱出たんだ。かわいそう」
「おみくじを信じると僕みたいに酷い目に遭うかもしれない。だから下着履いてきたほうがいいと思う」
「そう言われると心配になってきたわ。履いてこようかな」
「履いてきたほうがいいと思う。先生が指名しそうな状況になりそうだし」
数学先生が問題を書いている。そして書き終える。
「この問題を小泉。解けるか?」
先生は小泉さんを指名する。
指名されたくないときに指名されてしまうという法則が発動してしまったようだ。くそっ。
「はい」小泉さんは立ち上がる。スカートが揺れる。黒板に向かって歩き出す。歩くたびにスカートが揺れる。スカートがいつもより短い気がする。お尻が見えそうになる。だが見えない。見えそうで見えない小泉マジックは健在のようだ。
でもさっき僕は小泉さんのお尻を見せてしまった。そのせいで見えそうで見えない小泉マジックの力が弱まってしまっている可能性がある。僕は神風が吹かないことを祈った。
小泉さんは黒板の前に無事到着する。チョークを手にとり、問題を解いていく。その間もスカートが小刻みに揺れる。
さっきよりも心を込めて神風が吹かないことを祈った。
ふいに恐ろしい妄想が浮かんだ。あの数学教師が突然小泉さんのスカートと捲るシーンが浮かんだのだ。先生は40代の中年男性。突然魔が差してスカート捲りをする可能性は十分にある。教師の顔を見る。なんとなく欲求不満そうに見える。
馬鹿なことを考えるな。悪いことを考えるとそれが現実になることだってある。だから考えるな。僕がそんなアホなことを考えているうちに小泉さんが問題を解き終えた。
こちらに向かって歩いてくる。スカートが揺れる。もし今、スカートが捲れたら小泉さんの大事なものが見えてしまう。鼻血の気配が強くなる。
小泉さんは何事もなく席に戻ることができた。ほっとする。
「ふう~。すごくドキドキしたよ」
「だろうね」
僕なんか鼻血が出そうになったよ。
「下着履いてきたほうがいいんじゃない?」
「いいよ。授業が終わってからで。もう指名されないだろうし」
「そうかな」
「そうよ。清水くん。心配してくれてありがとう」
「うん。もう無茶はしないでね」
「うん。ああっ、それにしても今日も暑いわね」小泉さんはスカートを摘み、パタパタを始める。
「小泉さん!パタパタは危険だよ」
「あっ、そうだったね。ごめんね」
「気をつけてね」
「うん」
見えそうで見えない小泉マジックは健在でなければ小泉さんの大事なところが見えていたかもしれないのに。
そう思う僕が心のどこかにいた。煩悩よ。去れ!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる