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第6話 散策し、泉を見つける
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朝になった。窓から朝日が差し込んでくる。
「ううっ……………………………………………………………………………………」
空腹と緊張の為、中々寝付けなかった俺もそれでも朝方になれば何とか寝付く事ができた。
「むにゃむにゃ……もう食べれません……グラン様、こんなに沢山のお肉……もう私、お腹いっぱいですから……むにゃむにゃ」
なんだ……これは苦しい……そして柔らかいぞ。
「うっ……なんだこれは」
寝ぼけていた意識が次第に覚醒していく。そして気づいたのだ。俺がリノアの幼い見た目にも関わらず意外にも豊満な両の乳房に顔をうずめている事に……。
リノアは寝相が悪かったようだ。俺をまるで抱き枕のようにして抱きしめてくる。
「……リノア、起きろ、朝だ。朝だぞ……いつまで寝てるんだ」
俺はリノアに囁く。
「うっ……ううっ……むにゃむにゃ……おはようございます、グラン様」
寝ぼけ眼をこすりつつ、リノアは目を覚ました。
「……いつまで寝ているんだ……雨露凌げるようにはなったけど、俺達にはまだまだやる事が盛り沢山なんだ」
「その通りですね! 私達には呑気に寝ている時間なんてないんですっ!」
お前は呑気に寝まくってただろうが……俺は内心で毒づくがその言葉を飲み込んだ。
「今日の目的はだなー」
ぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その時であった。盛大な腹の音が聞こえるではないか。ちなみに俺の音ではない。
リノアの腹の音だ。
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
リノアは押し黙り、長く沈黙した。顔を真っ赤にしている。やはりどれほど落ちぶれようとも、エルフの国の王女としてのプライドや品位を持ち合わせているようだった。恥ずかしいのだろう、腹の音を鳴らしたのが……。
「エルフと言えども、お腹は減るようだな。そう、今日の目的は食糧調達だ!」
俺は本日の任務(ミッション)を食料調達にする事にした。既に食料の持ち合わせは尽きかけている。このまま何もしなければ、雨露は凌げても飢え死にしてしまう事だろう。
生きていく上で優先順位の高い項目には衣食住がある。このうち、住居の問題はまだまだ不十分ではあるが一応クリアされた。残る優先順位が高い項目は食糧問題である。食糧問題を解決しなければ、俺達の生活は瞬く間に立ち行かなくなってしまうのだ。
まだ辛うじて体力がある状態で食糧問題を解決する必要性があったのだ。
「はい! そうですね! その通りです! 私達は食糧を調達する必要があります!
だってお腹が減っていると何もできないですもの!」
そうだ。腹が減っては戦はできないと言う。何事もお腹が減っていては事を成せないのだ。
「そういうわけで今日はこの北の辺境を散策し、食料調達を行う!」
俺達は木の家(ウッドホーム)から出発し、食料調達を目的とした散策を行う事とした。食糧を調達する事が今日の課題(ミッション)と言うわけだった。
◇
「……それにしても見事なくらいに何もない平原ですね」
「そうだな……平原というよりは荒野だけどな」
俺達が住む場所は何もない荒野であった。草木が一本も生えていないような不毛の地だ。
生活をしていく上で絶対的に必要なものがある。それは水と食料だ。そのうちのどちらも俺達は持ち合わせていなかった。
「とりあえずは水がある場所を探そう……飲み水の確保が先だ」
「はい……そうですね。飲み水があるような場所を探しましょう」
俺達は散策を始めた。
◇
「何もないですね……」
「そうだな……残念ながらその通りだ」
俺達は木の家(ウッドホーム)を離れ、実に数時間歩き続けた。歩けば当然体力を消費するし、残り少ない食糧にも手をつけないわけにはいかなかった。ただでさえ少ない食糧の備蓄が減っていく。
「喉がカラカラです……」
「喉……乾いたな」
水もここ数日飲んでいない。元々、あまり雨が降らない気候をしているのだろう。草木もろくに生えていない地形なのだから……その可能性が高かった。
「グラン様……」
「……なんだ? どうした?」
「私達もしかしたら……このまま干からびて死ぬんじゃないでしょうか?」
「よせ……不吉な事を言うな」
俺達の心身は弱っていった。死の恐怖が段々と忍び寄ってくる。
ダメだ……このままでは本当に死んでしまう。
――と、その時だった。
「見てください! グラン様!」
「ん? どうした?」
リノアが声を大きくする。何かを見つけたようだ。
「泉です! あそこに泉があります!」
「本当か!」
リノアが泉を見つけたようだ。あまりに困窮した状態に幻覚を見ているのかと思った。だが、どうやら夢や幻の類ではないようだ。
「は、はい! あっちの方にあります!」
「すぐ向かうぞ!」
俺達は泉の方へと向かった。
◇
泉が確かにそこにはあった。緑が茂り、水が湧き上がっている。ここなら確かに飲料水を手に入れる事が出来そうである。
「はぁ……はぁ……ごくっ、ごくごくっ!」
喉がカラカラになっていた俺達は水質も確かめずに夢中で水を飲んだ。確かに北の辺境にある泉……飲める水なのか気にはなった。後で腹でも壊しはしないかと。
だが、そんな事には構っていられない程に、俺達の喉は乾いていたのだ。一か八か、飲んで確かめるより他にない。文字通り死ぬほど喉が渇いていたのである。
「ごくごくっ! ぷはぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! 生き返る!」
「はぁ……はぁ……、し、死ぬかと思いました」
問題なく飲める水だった。味も良かった。水質にも問題はなさそうだ。結果論ではあるが、思い切って飲んでみて正解であった。
俺達尽きかけていたHP(体力)を何とか泉の水で回復させる事ができた……。
「はぁ……最高だったな」
ただの水がこんなに美味いとは思わなかった。何の変哲もない普通の水なのに、どんなに高級な飲み物よりもおいしく感じられた。
その時であった。リノアがもじもじとした仕草を取る。
「ん? どうしたんだ? リノア」
「グラン様……その……あの……その」
リノアは何かを言いたそうだった。その時、俺は気づいた。リノアも俺も何日も風呂に入っていないという事に。飲料水などは飲む為に使用し、身体を拭く為には僅かばかりの使用すらできなかったのである。
正直、衛生的とは思えなかった。俺も臭いに鈍くなってしまった為、気にもならなかったが、女性であるリノアは臭いが気になっているのであろう。
「リノアは行水したいのか……」
「は、はい……できればしたいです」
これだけの水を目の当たりにして、行水したいというのはもっともな主張であった。俺もしたいくらいだ。だが、俺達は知り合ったばかりの男女だ。良い年齢の大人である。そんな童子みたいに無邪気にお互い裸になって行水を楽しむというわけにもいくまい。
「俺は向こうの方に行くよ……リノアが終わったら俺も行水するから」
「あ、ありがとうございます!」
余程嬉しかったのか、リノアは俺に頭まで下げてくる。俺はその場を外したのだ。
◇
リノアが行水をしている時であった。俺は距離を取り、物陰で身体を休めていた。
「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
――その時の事であった。突如、泉の方からリノアの悲鳴が聞こえてきた。緊急事態のようだ。俺は慌てて、泉までかけていく。
「ど、どうしたんだ! リノア!」
泉に辿り着くと、そこには大きな猪が姿を現したではないか。猪型のモンスター『ファンゴ』である。
しかも、ただのファンゴではない。かなり大きなサイズのファンゴだ。『ビッグファンゴ』であった。
ブヒ! ブヒ! ブヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!
『ビッグファンゴ』は鼻を鳴らし、奇声を放った。『ビッグファンゴ』もまた、泉で水を飲もうとしたのだろう……あるいはリノアの、肉の匂いを嗅ぎ分け、捕食しようとしたのだろう。
どちらにせよ、俺達は『ビッグファンゴ』とカチ合ってしまったのだ。
「大丈夫か! リノア!」
「グラン様! ……」
「うっ……」
「どうしたんですか……グラン様……あっ」
リノアは赤面した。自身があられもない恰好をしている事に気づいたのである。リノアの身体は綺麗な身体をしていた。まるで彫刻品のようであった。不思議とあまりいやらしい気持ちにはならない。性的欲求を感じるより前に、美しいという感情が先立つような気がした。
しかし、『ビッグファンゴ』は俺達の状況など気にはしてくれない。生死の問題の前に羞恥心など二の次の問題だった。
ブヒ! ブヒ! ブヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!
『ビッグファンゴ』は奇声を上げ、俺達に襲い掛かってきたのだ。獰猛な牙を持った『ビッグファンゴ』が巨体からは想像もできない程の速さで一直線に俺達に体当たりをしてきた。
絶体絶命の危機(ピンチ)が俺達に襲い掛かる。
「ううっ……………………………………………………………………………………」
空腹と緊張の為、中々寝付けなかった俺もそれでも朝方になれば何とか寝付く事ができた。
「むにゃむにゃ……もう食べれません……グラン様、こんなに沢山のお肉……もう私、お腹いっぱいですから……むにゃむにゃ」
なんだ……これは苦しい……そして柔らかいぞ。
「うっ……なんだこれは」
寝ぼけていた意識が次第に覚醒していく。そして気づいたのだ。俺がリノアの幼い見た目にも関わらず意外にも豊満な両の乳房に顔をうずめている事に……。
リノアは寝相が悪かったようだ。俺をまるで抱き枕のようにして抱きしめてくる。
「……リノア、起きろ、朝だ。朝だぞ……いつまで寝てるんだ」
俺はリノアに囁く。
「うっ……ううっ……むにゃむにゃ……おはようございます、グラン様」
寝ぼけ眼をこすりつつ、リノアは目を覚ました。
「……いつまで寝ているんだ……雨露凌げるようにはなったけど、俺達にはまだまだやる事が盛り沢山なんだ」
「その通りですね! 私達には呑気に寝ている時間なんてないんですっ!」
お前は呑気に寝まくってただろうが……俺は内心で毒づくがその言葉を飲み込んだ。
「今日の目的はだなー」
ぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その時であった。盛大な腹の音が聞こえるではないか。ちなみに俺の音ではない。
リノアの腹の音だ。
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
リノアは押し黙り、長く沈黙した。顔を真っ赤にしている。やはりどれほど落ちぶれようとも、エルフの国の王女としてのプライドや品位を持ち合わせているようだった。恥ずかしいのだろう、腹の音を鳴らしたのが……。
「エルフと言えども、お腹は減るようだな。そう、今日の目的は食糧調達だ!」
俺は本日の任務(ミッション)を食料調達にする事にした。既に食料の持ち合わせは尽きかけている。このまま何もしなければ、雨露は凌げても飢え死にしてしまう事だろう。
生きていく上で優先順位の高い項目には衣食住がある。このうち、住居の問題はまだまだ不十分ではあるが一応クリアされた。残る優先順位が高い項目は食糧問題である。食糧問題を解決しなければ、俺達の生活は瞬く間に立ち行かなくなってしまうのだ。
まだ辛うじて体力がある状態で食糧問題を解決する必要性があったのだ。
「はい! そうですね! その通りです! 私達は食糧を調達する必要があります!
だってお腹が減っていると何もできないですもの!」
そうだ。腹が減っては戦はできないと言う。何事もお腹が減っていては事を成せないのだ。
「そういうわけで今日はこの北の辺境を散策し、食料調達を行う!」
俺達は木の家(ウッドホーム)から出発し、食料調達を目的とした散策を行う事とした。食糧を調達する事が今日の課題(ミッション)と言うわけだった。
◇
「……それにしても見事なくらいに何もない平原ですね」
「そうだな……平原というよりは荒野だけどな」
俺達が住む場所は何もない荒野であった。草木が一本も生えていないような不毛の地だ。
生活をしていく上で絶対的に必要なものがある。それは水と食料だ。そのうちのどちらも俺達は持ち合わせていなかった。
「とりあえずは水がある場所を探そう……飲み水の確保が先だ」
「はい……そうですね。飲み水があるような場所を探しましょう」
俺達は散策を始めた。
◇
「何もないですね……」
「そうだな……残念ながらその通りだ」
俺達は木の家(ウッドホーム)を離れ、実に数時間歩き続けた。歩けば当然体力を消費するし、残り少ない食糧にも手をつけないわけにはいかなかった。ただでさえ少ない食糧の備蓄が減っていく。
「喉がカラカラです……」
「喉……乾いたな」
水もここ数日飲んでいない。元々、あまり雨が降らない気候をしているのだろう。草木もろくに生えていない地形なのだから……その可能性が高かった。
「グラン様……」
「……なんだ? どうした?」
「私達もしかしたら……このまま干からびて死ぬんじゃないでしょうか?」
「よせ……不吉な事を言うな」
俺達の心身は弱っていった。死の恐怖が段々と忍び寄ってくる。
ダメだ……このままでは本当に死んでしまう。
――と、その時だった。
「見てください! グラン様!」
「ん? どうした?」
リノアが声を大きくする。何かを見つけたようだ。
「泉です! あそこに泉があります!」
「本当か!」
リノアが泉を見つけたようだ。あまりに困窮した状態に幻覚を見ているのかと思った。だが、どうやら夢や幻の類ではないようだ。
「は、はい! あっちの方にあります!」
「すぐ向かうぞ!」
俺達は泉の方へと向かった。
◇
泉が確かにそこにはあった。緑が茂り、水が湧き上がっている。ここなら確かに飲料水を手に入れる事が出来そうである。
「はぁ……はぁ……ごくっ、ごくごくっ!」
喉がカラカラになっていた俺達は水質も確かめずに夢中で水を飲んだ。確かに北の辺境にある泉……飲める水なのか気にはなった。後で腹でも壊しはしないかと。
だが、そんな事には構っていられない程に、俺達の喉は乾いていたのだ。一か八か、飲んで確かめるより他にない。文字通り死ぬほど喉が渇いていたのである。
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「はぁ……はぁ……、し、死ぬかと思いました」
問題なく飲める水だった。味も良かった。水質にも問題はなさそうだ。結果論ではあるが、思い切って飲んでみて正解であった。
俺達尽きかけていたHP(体力)を何とか泉の水で回復させる事ができた……。
「はぁ……最高だったな」
ただの水がこんなに美味いとは思わなかった。何の変哲もない普通の水なのに、どんなに高級な飲み物よりもおいしく感じられた。
その時であった。リノアがもじもじとした仕草を取る。
「ん? どうしたんだ? リノア」
「グラン様……その……あの……その」
リノアは何かを言いたそうだった。その時、俺は気づいた。リノアも俺も何日も風呂に入っていないという事に。飲料水などは飲む為に使用し、身体を拭く為には僅かばかりの使用すらできなかったのである。
正直、衛生的とは思えなかった。俺も臭いに鈍くなってしまった為、気にもならなかったが、女性であるリノアは臭いが気になっているのであろう。
「リノアは行水したいのか……」
「は、はい……できればしたいです」
これだけの水を目の当たりにして、行水したいというのはもっともな主張であった。俺もしたいくらいだ。だが、俺達は知り合ったばかりの男女だ。良い年齢の大人である。そんな童子みたいに無邪気にお互い裸になって行水を楽しむというわけにもいくまい。
「俺は向こうの方に行くよ……リノアが終わったら俺も行水するから」
「あ、ありがとうございます!」
余程嬉しかったのか、リノアは俺に頭まで下げてくる。俺はその場を外したのだ。
◇
リノアが行水をしている時であった。俺は距離を取り、物陰で身体を休めていた。
「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
――その時の事であった。突如、泉の方からリノアの悲鳴が聞こえてきた。緊急事態のようだ。俺は慌てて、泉までかけていく。
「ど、どうしたんだ! リノア!」
泉に辿り着くと、そこには大きな猪が姿を現したではないか。猪型のモンスター『ファンゴ』である。
しかも、ただのファンゴではない。かなり大きなサイズのファンゴだ。『ビッグファンゴ』であった。
ブヒ! ブヒ! ブヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!
『ビッグファンゴ』は鼻を鳴らし、奇声を放った。『ビッグファンゴ』もまた、泉で水を飲もうとしたのだろう……あるいはリノアの、肉の匂いを嗅ぎ分け、捕食しようとしたのだろう。
どちらにせよ、俺達は『ビッグファンゴ』とカチ合ってしまったのだ。
「大丈夫か! リノア!」
「グラン様! ……」
「うっ……」
「どうしたんですか……グラン様……あっ」
リノアは赤面した。自身があられもない恰好をしている事に気づいたのである。リノアの身体は綺麗な身体をしていた。まるで彫刻品のようであった。不思議とあまりいやらしい気持ちにはならない。性的欲求を感じるより前に、美しいという感情が先立つような気がした。
しかし、『ビッグファンゴ』は俺達の状況など気にはしてくれない。生死の問題の前に羞恥心など二の次の問題だった。
ブヒ! ブヒ! ブヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!
『ビッグファンゴ』は奇声を上げ、俺達に襲い掛かってきたのだ。獰猛な牙を持った『ビッグファンゴ』が巨体からは想像もできない程の速さで一直線に俺達に体当たりをしてきた。
絶体絶命の危機(ピンチ)が俺達に襲い掛かる。
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