平凡に生きましょう

sara

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閑話

出会い

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私は空っぽだった
上っ面だけ着飾って、会話して、それで私の世界は完結していると思っていた

でも、ある日のこと
お客様が
「私の息子が学校に行ってるのだけど、成績がな~」

「いやいや、充分ご立派じゃないですか。」

などと話しているのを聞いた

学校…
私はかなりの間学校というものに通っていない
普通の生活、友達…
どんなだろう?
行ってみたいな

私は学校に惹かれた
そこから少しずつ世界は崩れた

「ママ、私ここを止めたい。」

「そろそろ、そう言うと思ったわ。
学校行きたいのでしょう?」

「どうして…」

「あら、娘のことで分からないことがあると思う?
勿論、いいわ。準備はしといたわ。」

「本当に!?
本当に行っていいの?」

「私は娘のしたいことをサポートするだけだわ。おゆきなさい。」

「うん、ありがとう!」


そうして、学校に入った
少しだけ時期が外れていて、途中編入することになったが

学校初日、友達出来るかなと不安やら緊張やらでいっぱいだった
緊張しながら自己紹介をし席に座る

そうしたら隣の子に話しかけられた
「私は華、よろしくね!」
元気いっぱいの笑顔で挨拶された


世界が一瞬でカラフルに、鮮やかに色づいた
視界が鮮明になる


その笑顔は不安でガチガチだった私をとかす物だった

「よろしく、華」


そうして、私の狭い世界は華の存在で壊れていった


    
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