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第165死 合同テントオナニー♡

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 緑の円柱はホテル【バベルB】と名付けられた。

 何故かまりじ先生が至って普通にブレンドしていたサンプルセカイである市街地Bのランドマークとして存在しているイレギュラーである。

 投げ捨てた1枚のクエストカードが市街地Bの景観詳細データを元に育ち作られた緑の円柱。このセカイの中心であると容易に推測が可能であった。


 そんな市街地B、バベルB近辺での生活環境適応実験はまだ続いていた。

 いたって晴天、変わり映えのしない青空の下、バベルBの足元からひろがる少し離れた野原で。

 ベージュ色、円錐型の狭いテントを組み立てて構えた。

 香という女性。ミディアムヘアでウェーブしたセンター分けのブラウン色。アンニュイで大人な感じのスタイルだ。

 いわした腰が痛いからという理由で。まだ少し腰は完治とはいかず療養と実験的側面も兼ねて現世より静かなこのセカイへとやって来ていた。

 テントの中──

 不思議な魅力のあるエスニック柄の緑、アウトドア用品のファスナー付きレギンスはすぐ用を足せる作りになっている。ファスナーを下ろした秘部は露わになり。

 既におまんこへと結合された青年の陰茎。みちみちに吸い付く膣圧に青年は悶えてしまう。

「そうよ」

「ふあぁあっ」

「訓練しないとね、そんなんじゃ」

「よぉしグッドボーイよ、ラッキーボーイ」

 重なり合う2人。男女が正常位でオーソドックスなセックスに励んでいる。簡易ベッドマットの上で、青年は仰向けになり脚を広げた女性に腰をゆっくりと打ち付けていく。

「ちゃんとしたセックスが出来ないと困るのは自分よ」



 円錐テントの閉じられた空間で。

 薄暗い空間を照らすのはシンプルなLEDランタン、オレンジの電球色が温かみのあるダークでお忍びな雰囲気を演出。

 テント内、狭い空間での2人だけのセックスに興奮が増幅されていく。

 しっかりと香の指導の下、前戯で濡らしたおまんこをGスポットを擦るように斜め下腹側の膣壁に沿わせ突いた。

「やさしくよ、女はやさしく」

「ちゃんとキスも、自分からね」

 今度は指し示す艶リップに吸い込まれていく。ゆっくりと密着するように合わさる──恍惚の表情なのに青年の遠慮気味なソフトなキスが3秒ほど──そのぎこちなさが何故か逆に香の興奮を高める事に成功した。

 香はスキル、キョーシャルを微弱なチカラに制御して青年の腰の動きの補助をしている。キスもピストンも彼女の指導に青年は従っていた。

「ほら」

「どんな味かちゃんとおちんぽで唇で私の事をおぼえて」

「そうすればもっと気持ち良い、セックスしてもっと女を好きになる」

「あっあっふあぁ」

 右の人差し指でくいっとスキルを操作し青年の腰を後ろから押し、誘導する。彼女の指の動きに合わせてピストンは速まっていく。やがて押される補助に従い身を任せた──密着して彼の右手と彼女の左手を恋人のようにぎゅっと繋ぎ合わせた。

 密着ピストン、正常位で作り出されるオーソドックスな男女の結合快楽に呼吸と腰の動きが荒くなっていく。

「んっあっ……はぁはぁ……香お姉ちゃんって呼びながらね」

「ああぁあっ香お姉ちゃんん」

「だめだめもでりゅうう──」

 最後は密着キスしながらの射精。青年のザーメンは勢いよく矢のように膣内に放射されていく。

「グッドボーイ、ラッキーボーイ──」

 大人の魅力に染まっていく。射精に至るまでもはや香のスキル、キョーシャルの補助なしで女体を犯し青年は魅力的な艶唇に吸い寄せられすべり込まされた舌と唾液を絡める淫靡なキスを貪っていた。

 そして再度、キス。今度はゆっくりやわらかな唇と唇がしっかりと触れ合う────。



▼軍用テント(まりじのいえ)▼

 AIカメラは密かに撮影していた香のテント内の様子を別モニターに映し出し観察しながら──微かな女たちの喘ぎ声が静寂の空間によく響く。

「んっ……オトウト……ふぅふぃ、んっ」

「んん……ンッんん……。はぁぁ…………篭ってばかりより外の空気を吸うのはいいものだな、結局こもってはいるが私はもっぱらインドア派だからね。このようなシチュエーションもこのところの男女間のセックスのマンネリを打破するには悪くはない」

 パンツは一丁。左手で大きな自身の乳房を揉みしだき乳首を指でこねくりながら、右はクリトリスを円を描きさすり弄りやがて速まる強い刺激で快感を高めて、イク。

 映像の香と自分を重ねて、特別なシチュエーションを用いた自慰で大きな快楽を貪る事に成功。

 そしてさっそく実験の成果を確認していく。仰け反りイキぐしょぐしょになった青いパンツのままスパコンを操作した。

 将棋の駒たちが灰色の空の下で寝込みキャンプをしている意味不明すぎる深層スキルのセカイをライブ電子盤で簡易表示。



香くん:

キョーシャル→キョーシャルル→MAXキョーシャルル

成・キョーシャル♡

ヒシャマス♡

マスカク♡

持・パーティーダイシャル♡



「さすがリーダー、ポテンシャルが高いようだな、それに……おもしろい、フフ。研究というよりは君たち個人のことを……もっとしりたくなってきたよ、可能性というものをね」


 机上のスパコンをカタカタと、簡易チェアーにもたれながら。まだまだ興味の尽きない研究にふけりその成果にニヤついてるいると──


「ほいいい見回りいってきたよー人っ子はひとりだぁ。ついでに無人のコンビニがさぁエクレアホイップがたっぷり入ってるやつあったよ先生さん」

「ありがとうエクレアはホイップが入ってないとな、なんならカスタードもいらないのさ」

 まりじ先生に指示されて動ける元気のある夏海はローラーブーツをトバし市街地Bの見回りに行っており、たった今帰って来た。手土産の袋に詰めたエクレアやその他の食材を背負うリュックに収納して補給物資も持ち帰ってきていた。

 そして夏海は広い軍用テント内でねっとりとしたオナニーに耽っている水井露やぐしょったパンツ一丁に白衣姿が少し滑稽な者を見回した。

「それはシュークリームでもう……ってオナニー大会開催中。無法地帯でヤバイじゃん……! まだ終わってないよね? 合同テントオナニー、チョコっと夏海もまぜてよ!」

 誰もいないセカイ、アウトドアの醍醐味はセックス。だがテント内に篭ってしまっては開放感というよりは独占欲。

 狭いテントの中で、汗を流す香と青年のセックスを────

 軍用テントの中むわっとした空気が空間を満たす、女子3人の隠し撮り風合同テントオナニーはつづいている。
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