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第196死 ブラックエデン
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▼【第32死】虫な要らないな居るよ▼
白い森の中に7人のパーティーは迷い込んだ。
黒い帽子は鍔付きロゴなしのシンプル。
身長は178cmのスタイリッシュ、スタイリッシュな黒のオーバーオールは目を惹く。
身体はしっかりと鍛え上げられている、剣道でも習っていたのか黒紫色の半袖シャツから見える前腕筋が太く発達している。
そして背に背負う黒い機械。そこから伸びた────
叩きつける、たたき砕く。影の存在、甲殻虫。影のモンスターを一振りひと砕きで滅していく。
パーティーを後ろに男は1人で虫の敵集団を相手に突貫していった。取り囲む虫たちの攻撃をいなし、強靭なパイプノズルがクワガタとカブトのツノを折る。
ぐるぐると伸縮する掃除機パイプを片手に回し周囲の寄る黒蟲共を砕きDELETEまさに物語の主人公のような獅子奮迅の無双劇。
平べったいフロアノズルは死骸の光の粒を掃除し吸収していく。
「使う程でもないがこいつ虫はあまり食いたくないようだな」
「さぁ、なら魅せろよブラックエデン、ボールボルトだ!」
ハナから放たれた黒い球、連続で排出された黒雷の球は敵を貫き敵を飲み込む。13、14と周囲に撒き散らし蹴散らす。
白い森に見えていた、大木と大木の間に張り付き吊り下がる大型の蜂の巣のシャドウにそのハナを向けてチャージした中型の黒雷は放たれた。
巣から出陣していた羽虫もろとも貫き焼き尽くす。ターゲットのモンスターハウ巣をオーバーキル。凄まじい火力とコントロールした狙撃で敵陣を大きく抉り取った。
敵の半数程を蹴散らした男は、風圧で横被りになった帽子を正し。乱れたグレーとみずいろの髪を整えた。
「さぁ残党の雑魚はたのんだよ、働けレベル上げだチリトリたち」
程々に暴れ回った男が後ろに控える女メンバーたちに指示を出す、そしてそれに喜んで従うしかない彼女達はゆっくりと戻ってきた彼と手をタッチ、バトンタッチの死鳥舎サービスを受けて前線へと向かった。
「よし、その間お前らのくだらねぇ質問に答えよう」
宙に展開したビジョン、パープルブルーの妖しい瞳に映るぼこぼこチューブのぼこが勢いよく流れていく。
ぼこ:おいクズ
ぼこ:彼女は居ますか?
ぼこ:虫モンスターまぢむり
ぼこ:おまんこくちゅくちゅりw
「彼女? 初見か小学生かな君は? セフレを彼女というならそうだろうな、ハッハハ、引くなよ?」
ぼこ:狙っている吐い信者
「吐い信者なんてただの顔面平均60点の素人集団だろ、カッカッカ、そうだなメスガキには興味ないし今流行りのそこそこ強いと噂の丘梨栄枯と……おまけのホトプレ野郎かな。ホットプレートが武器とか馬鹿だろアイツ、カッカッ」
ぼこ:お前も馬鹿定期
ぼこ:掃除機野郎がなんか言ってるよ
ぼこ:ほんじつのイケメンギャグ
ぼこ:まさかのホモ?
ぼこ:やめてよ
ぼこ:BLきんし
ぼこ:丘梨栄枯にげろ
ぼこ:丘梨ババァやん
ぼこ:↑おまえもな
ぼこ:あの婆じゃ掃除屋には敵わないよ
「ちょっと言っただけで馬鹿かよお前ら、ネチネチきもいなぁ! ハッハハ」
ぼこ:丘梨×掃除屋
ぼこ:↑あ、ここカップリングNG
ぼこ:荒れるからね、やめてよね
ぼこ:パクリ野郎
ぼこ:パスタは塩派?
「フ、パクリ野郎? なんのことかな」
ぼこ:↓ぶさアンチ
ぼこ:つよくてもモラルがないもよう
ぼこ:好きな味噌汁メーカー
「モラル? それを重んじる事によって人は強くなれるのか? お前はそこからモラル正しくおっ勃てて正座しながら俺を観ていればいいだろ、ハッハハ」
ぼこ:イケメンギャグ
ぼこ:掃除屋のゴミ掃除
ぼこ:アンチはぽいっw
ぼこ:オーバーキルよ
ぼこ:それなw
ぼこ:げひんなり! げひんなり!
「まぁ待てよチリトリババァども。俺は別に批判やアンチなんて等しくお前ら死鳥舎と同じチリゴミだからなあんまゴミ同士でイジメんなよ、カッカッカ」
「おーけーおーけー、全然いいぜ、むしろ足りねぇぐらいだアンチども」
「なんならアンチくんも参加するか? 案外こっちじゃ仲良くできるかもだぜ? なぁブラックエデン、お前はババァより男の方が好きだからな」
白い草原に胡座を組み座る、懐に相棒のブラックエデンを抱え込む。そのノズルパイプの裏を撫で上げていくと、ブラックエデンは男のその手を長鼻で丸め握り甘えだした。
ぼこ:エデンちゃんきゃわわ
ぼこ:尊い死
ぼこ:アンチこの光景を見習え
ぼこ:さすがエデン、アンチより賢い
ぼこ:↑比べるのが失礼
ぼこ:死鳥舎からアンチへのオーバーキル
ぼこ:馬鹿な人ですよ、ええ
ぼこ:今頃学習机の↓で震えてるよこいつ
ぼこ:行ってやるよおい! 首洗って待ってろや埃まみれのダニイケメン!
ぼこ:!?!?
ぼこ:え、ちょっと待って……?
ぼこ:行くのかよ(笑)
ぼこ:誘い受けかな?
ぼこ:アンチくんまさかのビンビンに立ててた三下逃亡フラグをへし折る
ぼこ:どう考えても涙目敗走フラグだったんですが……
ぼこ:埃まみれのダニイケメンw
「ハッハハハッかっかっか、いいぜいいぜ面白ぇヤツは歓迎だぜ」
「ミハシがやられた!? 掃除屋さま! もうワタシきついです!!」
「ちょうどチリゴミが1匹死んだようだな、じゃ召喚するから来いよ。ゴミスキルでも誰でも恥じるなよ歓迎だぜ俺は」
「──マ、イノチの保証はしねぇがな。カッカッカ」
男の名は掃除屋。DODO公式探索者ランキング3位のDランクに位置づけされる人気吐い信者である。相棒のブラックエデンと共に死のダンジョンの死階を突き進んでいく。彼が贈る最大の死鳥舎サービスは死のダンジョンで死鳥舎が彼の為に尽くし楽しませ死ぬことである。
「ちなみにパスタは塩派!」
「うどんは関西!」
「冷やし中華は大っ嫌いだぜ! カッカッカ! って、おいおい死んでんじゃねぇよチリゴミども、ったく生き残ったらエデンもふらせてやるから死ぬ気で死んで来い! ハッハハ────」
白い森の中に7人のパーティーは迷い込んだ。
黒い帽子は鍔付きロゴなしのシンプル。
身長は178cmのスタイリッシュ、スタイリッシュな黒のオーバーオールは目を惹く。
身体はしっかりと鍛え上げられている、剣道でも習っていたのか黒紫色の半袖シャツから見える前腕筋が太く発達している。
そして背に背負う黒い機械。そこから伸びた────
叩きつける、たたき砕く。影の存在、甲殻虫。影のモンスターを一振りひと砕きで滅していく。
パーティーを後ろに男は1人で虫の敵集団を相手に突貫していった。取り囲む虫たちの攻撃をいなし、強靭なパイプノズルがクワガタとカブトのツノを折る。
ぐるぐると伸縮する掃除機パイプを片手に回し周囲の寄る黒蟲共を砕きDELETEまさに物語の主人公のような獅子奮迅の無双劇。
平べったいフロアノズルは死骸の光の粒を掃除し吸収していく。
「使う程でもないがこいつ虫はあまり食いたくないようだな」
「さぁ、なら魅せろよブラックエデン、ボールボルトだ!」
ハナから放たれた黒い球、連続で排出された黒雷の球は敵を貫き敵を飲み込む。13、14と周囲に撒き散らし蹴散らす。
白い森に見えていた、大木と大木の間に張り付き吊り下がる大型の蜂の巣のシャドウにそのハナを向けてチャージした中型の黒雷は放たれた。
巣から出陣していた羽虫もろとも貫き焼き尽くす。ターゲットのモンスターハウ巣をオーバーキル。凄まじい火力とコントロールした狙撃で敵陣を大きく抉り取った。
敵の半数程を蹴散らした男は、風圧で横被りになった帽子を正し。乱れたグレーとみずいろの髪を整えた。
「さぁ残党の雑魚はたのんだよ、働けレベル上げだチリトリたち」
程々に暴れ回った男が後ろに控える女メンバーたちに指示を出す、そしてそれに喜んで従うしかない彼女達はゆっくりと戻ってきた彼と手をタッチ、バトンタッチの死鳥舎サービスを受けて前線へと向かった。
「よし、その間お前らのくだらねぇ質問に答えよう」
宙に展開したビジョン、パープルブルーの妖しい瞳に映るぼこぼこチューブのぼこが勢いよく流れていく。
ぼこ:おいクズ
ぼこ:彼女は居ますか?
ぼこ:虫モンスターまぢむり
ぼこ:おまんこくちゅくちゅりw
「彼女? 初見か小学生かな君は? セフレを彼女というならそうだろうな、ハッハハ、引くなよ?」
ぼこ:狙っている吐い信者
「吐い信者なんてただの顔面平均60点の素人集団だろ、カッカッカ、そうだなメスガキには興味ないし今流行りのそこそこ強いと噂の丘梨栄枯と……おまけのホトプレ野郎かな。ホットプレートが武器とか馬鹿だろアイツ、カッカッ」
ぼこ:お前も馬鹿定期
ぼこ:掃除機野郎がなんか言ってるよ
ぼこ:ほんじつのイケメンギャグ
ぼこ:まさかのホモ?
ぼこ:やめてよ
ぼこ:BLきんし
ぼこ:丘梨栄枯にげろ
ぼこ:丘梨ババァやん
ぼこ:↑おまえもな
ぼこ:あの婆じゃ掃除屋には敵わないよ
「ちょっと言っただけで馬鹿かよお前ら、ネチネチきもいなぁ! ハッハハ」
ぼこ:丘梨×掃除屋
ぼこ:↑あ、ここカップリングNG
ぼこ:荒れるからね、やめてよね
ぼこ:パクリ野郎
ぼこ:パスタは塩派?
「フ、パクリ野郎? なんのことかな」
ぼこ:↓ぶさアンチ
ぼこ:つよくてもモラルがないもよう
ぼこ:好きな味噌汁メーカー
「モラル? それを重んじる事によって人は強くなれるのか? お前はそこからモラル正しくおっ勃てて正座しながら俺を観ていればいいだろ、ハッハハ」
ぼこ:イケメンギャグ
ぼこ:掃除屋のゴミ掃除
ぼこ:アンチはぽいっw
ぼこ:オーバーキルよ
ぼこ:それなw
ぼこ:げひんなり! げひんなり!
「まぁ待てよチリトリババァども。俺は別に批判やアンチなんて等しくお前ら死鳥舎と同じチリゴミだからなあんまゴミ同士でイジメんなよ、カッカッカ」
「おーけーおーけー、全然いいぜ、むしろ足りねぇぐらいだアンチども」
「なんならアンチくんも参加するか? 案外こっちじゃ仲良くできるかもだぜ? なぁブラックエデン、お前はババァより男の方が好きだからな」
白い草原に胡座を組み座る、懐に相棒のブラックエデンを抱え込む。そのノズルパイプの裏を撫で上げていくと、ブラックエデンは男のその手を長鼻で丸め握り甘えだした。
ぼこ:エデンちゃんきゃわわ
ぼこ:尊い死
ぼこ:アンチこの光景を見習え
ぼこ:さすがエデン、アンチより賢い
ぼこ:↑比べるのが失礼
ぼこ:死鳥舎からアンチへのオーバーキル
ぼこ:馬鹿な人ですよ、ええ
ぼこ:今頃学習机の↓で震えてるよこいつ
ぼこ:行ってやるよおい! 首洗って待ってろや埃まみれのダニイケメン!
ぼこ:!?!?
ぼこ:え、ちょっと待って……?
ぼこ:行くのかよ(笑)
ぼこ:誘い受けかな?
ぼこ:アンチくんまさかのビンビンに立ててた三下逃亡フラグをへし折る
ぼこ:どう考えても涙目敗走フラグだったんですが……
ぼこ:埃まみれのダニイケメンw
「ハッハハハッかっかっか、いいぜいいぜ面白ぇヤツは歓迎だぜ」
「ミハシがやられた!? 掃除屋さま! もうワタシきついです!!」
「ちょうどチリゴミが1匹死んだようだな、じゃ召喚するから来いよ。ゴミスキルでも誰でも恥じるなよ歓迎だぜ俺は」
「──マ、イノチの保証はしねぇがな。カッカッカ」
男の名は掃除屋。DODO公式探索者ランキング3位のDランクに位置づけされる人気吐い信者である。相棒のブラックエデンと共に死のダンジョンの死階を突き進んでいく。彼が贈る最大の死鳥舎サービスは死のダンジョンで死鳥舎が彼の為に尽くし楽しませ死ぬことである。
「ちなみにパスタは塩派!」
「うどんは関西!」
「冷やし中華は大っ嫌いだぜ! カッカッカ! って、おいおい死んでんじゃねぇよチリゴミども、ったく生き残ったらエデンもふらせてやるから死ぬ気で死んで来い! ハッハハ────」
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