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お気に入り1000人突破記念
赤ずきんちゃん1.
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「こら、フレドリック様。頭巾の紐が解けてますよ。」
リーシャは赤い頭巾に手を伸ばし首のとこで可愛いちょうちょ結びをした。
「ありがとう!」
満面の笑みに、きゅんとくる。
「んん、今日は森の中にすむおばあさんにパンとワインを届けてあげてくださいね。
大丈夫ですか?私ついて行った方がいいですよね。」
「大丈夫だよ!僕だって10歳なんだから。」
(うう~!なんかはじめてのおつかいに行かせる気持ちだわ!!!!!!)
「知らない人について行っては行けませんよ!あと、重いからワインは後で郵送しましょう。」
軽くなったかごをみてフレドリックがしゅんとする。
「代わりにカップケーキを入れときますからおばあさんと食べてくださいね。」
「おばあさん役って誰なの?」
「急なメタ発言!!!!!!」
いや、結構メタ入ってたよ。
「私も知らないんですよね。
なんてったって赤ずきんちゃんを狼といる森に1人で送りだすお母さん役ですから。」
リーシャも吹っ切れて普通に話し出した。
「そっかー。楽しみだなぁ。」
(これイオさんじゃなかったらショック受けるんだろーな)
リーシャはしみじみとそんなことを思った。
「じゃあ、リーシャ…じゃなくてお母さん!いってきまーす!!」
元気よくお家を出ていったフレドリックにリーシャは手を振って見送った。
リーシャは赤い頭巾に手を伸ばし首のとこで可愛いちょうちょ結びをした。
「ありがとう!」
満面の笑みに、きゅんとくる。
「んん、今日は森の中にすむおばあさんにパンとワインを届けてあげてくださいね。
大丈夫ですか?私ついて行った方がいいですよね。」
「大丈夫だよ!僕だって10歳なんだから。」
(うう~!なんかはじめてのおつかいに行かせる気持ちだわ!!!!!!)
「知らない人について行っては行けませんよ!あと、重いからワインは後で郵送しましょう。」
軽くなったかごをみてフレドリックがしゅんとする。
「代わりにカップケーキを入れときますからおばあさんと食べてくださいね。」
「おばあさん役って誰なの?」
「急なメタ発言!!!!!!」
いや、結構メタ入ってたよ。
「私も知らないんですよね。
なんてったって赤ずきんちゃんを狼といる森に1人で送りだすお母さん役ですから。」
リーシャも吹っ切れて普通に話し出した。
「そっかー。楽しみだなぁ。」
(これイオさんじゃなかったらショック受けるんだろーな)
リーシャはしみじみとそんなことを思った。
「じゃあ、リーシャ…じゃなくてお母さん!いってきまーす!!」
元気よくお家を出ていったフレドリックにリーシャは手を振って見送った。
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