105 / 141
連載
第百十八話 新たな葛藤
しおりを挟む
第百十八話 新たな葛藤
「部屋を用意して・・・の前にクリーン掛けて、ノミやらダニやらはあれを使」
考えながら歩いていると、脳内にピロ~ンと音が聞こえた。
な、懐かしい!ゲーム時代に聞いた音!
『猫を飼った事により、スキル発現』
猫が猫を飼った・・・それは、赤いリボンを付けた某白いね・・・。
『スキル:ニャリンガル。猫の言葉が分かるようになりました』
「ふぉおっふ!?」
「どうしたの?」
突然叫んだ私を不思議そうに見つめるクレス。
「い、いや~」
『主?』
あるじ!?
「えっと・・・」
私を案内してくれた猫。彼は黒猫だ。
『我が家族を救って頂き、感謝申し上げる』
黒猫がペコリと頭を下げた。マジか。本当に言葉が分かる様になったみたいだ。
色々と聞きたい事はあるが、身重の子もいるし、子猫達も心配だ。
「・・・早く、皆が休める所を作るね」
『ありがとうございます』
今度は女の人の声がした。箱の中の母猫の声か。
「ヒナちゃん?どうしたの、ニャアニャア言っちゃって」
「へ?ニャアニャア?」
「まるで、猫達と会話してるみたいで可愛いけど」
私は普通に喋っているつもりだが、クレスにはニャアニャア言っている様に聞こえるみたいだ。
まぁ、この外見なら違和感はないから良いか。
皆に猫を紹介しつつ、家に入る。
「さて、部屋は」
使っていない部屋が一階にあったな。
「ここにしようか」
日当たり良好。広さは十二畳。三家族なら大丈夫だろう。
キャットタワーやクッション、ご飯やお水の器を用意。
落ち着ける様に大き目の箱にクッションを入れ、母猫と子猫達はそちらへ。
同じ箱をもう二つ用意し、身重の子達を案内した。
「どうかな?」
『ありがとうございます!安心して子供を産めます』
「何か足りない物があったら、いつでも言ってね。ご飯は何が良いかなぁ」
スキル:ホームセンターでキャットフードを検索してみると、これでもかって程の種類が出て来た。
自給自足を目指すなら、島の食材を使って作った方が良いんだろう。
だが、今のこの子達は圧倒的に栄養不足。
先ずはちゃんと栄養バランスを考えて作られた物で回復してもらって、それから応相談かな。
言葉が通じるって、素敵!
「先ずは、妊婦さんと母猫さん用ね」
超有名キャットフード、ロイヤルニャナン!
カリカリとウェットを用意。
「これ、どうかな?」
こっちからすると、異世界の物だからなぁ。
猫達がフンフンと匂いを嗅ぐと、一口食べた。
『美味しい!』
『美味しいです!』
『こんなに美味しい物、食べた事ないです!』
おお、高評価!
安心していると、後ろからゴクリと唾を飲み込む音が聞こえてきた。
「君達は、こっちね」
父親猫達にも用意してあげると、ガツガツと勢いよく食べ始めた。
口に合ったようで、良かった。
ちょっと美味しそう・・・いや、駄目だろう!
美味しそうにご飯を食べる猫の動画を見た時は、こんな気持ちにならなかったのに!
「いかん、いかん」
気を紛らわす為に、猫用トイレを用意。
部屋の扉に穴を開け、猫用扉を取り付けた。
「島を案内したいから、一人ついて来てほしいけど・・・」
『我が行きます』
名乗り出たのは、黒猫だった。
奥さんはお腹いっぱいになったのか箱の中に戻り、子猫達におっぱいをあげている。
うぅ、可愛い・・・まだ目も開いていない子猫を間近で見られるなんて!
「じゃあ、行こうか」
先ずは家の中を案内し、下宿の食堂に向かった。
丁度猫達が休憩中だったので、黒猫を紹介・・・ややこしいな。
「皆!新しく家に来た子だよぉ」
「わぁ!ねこさんだぁ!」
君もだけどね、ミケ。
ニャ種から生まれているから、正確には猫ではないけど。
「よろしくぅ」
「よろしくね」
『よろしくお願いいたす』
さっきから気になっていたけど、この黒猫さん、言葉がちょいちょい武士っぽいと言うか、硬い?
「ニャアって言ったぁ!」
「キュ!」
コマ達にも、普通に「ニャア」と聞こえているみたいだな。
「子猫もいるし、お腹が大きい子もいるからね」
「こねこ!」
「なにかあったら、言ってね。ぼくたち、おてつだいするから」
『感謝する』
なんて優しい子達!
皆の頭を撫でてから食堂を出ると、家の周辺を案内してあげた。
「ここは浮島。一応柵はしてあるけど、落ちると・・・まぁ、この高さなら分かるだろうけど、危ないからね」
『なんと、空に浮く島とは』
「それから、畑にはカルガモのモニュナさん一家がいる。あ、ポチにも紹介しなきゃね」
ナーブには聞きたい事もあったし、丁度良い。
「ナーブ!ポチ!」
「主!」
「ヒナ、その子、新しい子?」
『な・・・フェンリル!』
黒猫さんの背中の毛が逆立った。
「大丈夫だよ」
ポチの頭を撫でてあげると、尻尾をブンブンと勢いよく振った。
黒猫さん、フェンリルを知っているのか。
「よろしくな!」
「よろしく」
『こ、こちらこそ、よろしくお願いいたす』
ポチは元の大きさよりも小さくなってもらっているが、それでも大型犬よりは大きいからなぁ。
まぁ、その内打ち解けるだろう。
「ナーブ、この種なんだけど」
「ん。これは、ハニーの種、だね。とっても甘い蜜が採れる樹になるよ」
蜜!そっちのハニーか!
「土でも水でも芽吹かないらしいんだけど、どうしたら良い?」
「土に魔力、必要。普通の土じゃ無理。でも、ここなら大丈夫」
「そっか。ここの土なら私の魔力が入っているから」
「ん」
ナーブがこくんと頷いた。
彼が言うなら、大丈夫だな。後で植えてみよう。
「ありがとう!」
二人と別れ、家に戻ってきた。
「他にも鍛冶場と神社があるけど、また追々ね」
あまり奥さんから離れるのは心配だろうしね。
『主は』
「ヒナで良いよ。ああ、自己紹介がまだだったね。私の名前は、ヒナ。一応、獣人。この浮島の主、かな。ここには冒険者やエルフのお婆さんや賢者なんかもいる。偶に古龍とか来るけど、クロのお母さんだから心配しないでね。魔王も来るけど、畑を手伝いに来てくれてるだけだから、安心して」
『はぁ・・・』
「あと、ここに閉じ込めるつもりはないよ。ここが合わないと思ったら、言ってね。さっきの町に戻る事も出来るし、他の住みやすそうな場所が良いなら探す事も出来るから」
黒猫さんは数秒目を閉じると、フルフルと頭を横に振った。
『きっとその日は、来ないでしょう』
「そう?」
『ヒナ様の温情、末代まで』
この子、本当に猫か?
そっと頭を撫でてみると、ゴロゴロと喉が鳴る音が聞こえてきた。
「そろそろ戻ろうか」
『はい』
「そうだ。さっきのご飯、どうだった?」
『とても美味でした』
「良かった」
美味しそうだったもんなぁ・・・っと、いかん!超えてはいけない一線だ!
自分の新たな一面に葛藤しながら、家へと戻った。
「部屋を用意して・・・の前にクリーン掛けて、ノミやらダニやらはあれを使」
考えながら歩いていると、脳内にピロ~ンと音が聞こえた。
な、懐かしい!ゲーム時代に聞いた音!
『猫を飼った事により、スキル発現』
猫が猫を飼った・・・それは、赤いリボンを付けた某白いね・・・。
『スキル:ニャリンガル。猫の言葉が分かるようになりました』
「ふぉおっふ!?」
「どうしたの?」
突然叫んだ私を不思議そうに見つめるクレス。
「い、いや~」
『主?』
あるじ!?
「えっと・・・」
私を案内してくれた猫。彼は黒猫だ。
『我が家族を救って頂き、感謝申し上げる』
黒猫がペコリと頭を下げた。マジか。本当に言葉が分かる様になったみたいだ。
色々と聞きたい事はあるが、身重の子もいるし、子猫達も心配だ。
「・・・早く、皆が休める所を作るね」
『ありがとうございます』
今度は女の人の声がした。箱の中の母猫の声か。
「ヒナちゃん?どうしたの、ニャアニャア言っちゃって」
「へ?ニャアニャア?」
「まるで、猫達と会話してるみたいで可愛いけど」
私は普通に喋っているつもりだが、クレスにはニャアニャア言っている様に聞こえるみたいだ。
まぁ、この外見なら違和感はないから良いか。
皆に猫を紹介しつつ、家に入る。
「さて、部屋は」
使っていない部屋が一階にあったな。
「ここにしようか」
日当たり良好。広さは十二畳。三家族なら大丈夫だろう。
キャットタワーやクッション、ご飯やお水の器を用意。
落ち着ける様に大き目の箱にクッションを入れ、母猫と子猫達はそちらへ。
同じ箱をもう二つ用意し、身重の子達を案内した。
「どうかな?」
『ありがとうございます!安心して子供を産めます』
「何か足りない物があったら、いつでも言ってね。ご飯は何が良いかなぁ」
スキル:ホームセンターでキャットフードを検索してみると、これでもかって程の種類が出て来た。
自給自足を目指すなら、島の食材を使って作った方が良いんだろう。
だが、今のこの子達は圧倒的に栄養不足。
先ずはちゃんと栄養バランスを考えて作られた物で回復してもらって、それから応相談かな。
言葉が通じるって、素敵!
「先ずは、妊婦さんと母猫さん用ね」
超有名キャットフード、ロイヤルニャナン!
カリカリとウェットを用意。
「これ、どうかな?」
こっちからすると、異世界の物だからなぁ。
猫達がフンフンと匂いを嗅ぐと、一口食べた。
『美味しい!』
『美味しいです!』
『こんなに美味しい物、食べた事ないです!』
おお、高評価!
安心していると、後ろからゴクリと唾を飲み込む音が聞こえてきた。
「君達は、こっちね」
父親猫達にも用意してあげると、ガツガツと勢いよく食べ始めた。
口に合ったようで、良かった。
ちょっと美味しそう・・・いや、駄目だろう!
美味しそうにご飯を食べる猫の動画を見た時は、こんな気持ちにならなかったのに!
「いかん、いかん」
気を紛らわす為に、猫用トイレを用意。
部屋の扉に穴を開け、猫用扉を取り付けた。
「島を案内したいから、一人ついて来てほしいけど・・・」
『我が行きます』
名乗り出たのは、黒猫だった。
奥さんはお腹いっぱいになったのか箱の中に戻り、子猫達におっぱいをあげている。
うぅ、可愛い・・・まだ目も開いていない子猫を間近で見られるなんて!
「じゃあ、行こうか」
先ずは家の中を案内し、下宿の食堂に向かった。
丁度猫達が休憩中だったので、黒猫を紹介・・・ややこしいな。
「皆!新しく家に来た子だよぉ」
「わぁ!ねこさんだぁ!」
君もだけどね、ミケ。
ニャ種から生まれているから、正確には猫ではないけど。
「よろしくぅ」
「よろしくね」
『よろしくお願いいたす』
さっきから気になっていたけど、この黒猫さん、言葉がちょいちょい武士っぽいと言うか、硬い?
「ニャアって言ったぁ!」
「キュ!」
コマ達にも、普通に「ニャア」と聞こえているみたいだな。
「子猫もいるし、お腹が大きい子もいるからね」
「こねこ!」
「なにかあったら、言ってね。ぼくたち、おてつだいするから」
『感謝する』
なんて優しい子達!
皆の頭を撫でてから食堂を出ると、家の周辺を案内してあげた。
「ここは浮島。一応柵はしてあるけど、落ちると・・・まぁ、この高さなら分かるだろうけど、危ないからね」
『なんと、空に浮く島とは』
「それから、畑にはカルガモのモニュナさん一家がいる。あ、ポチにも紹介しなきゃね」
ナーブには聞きたい事もあったし、丁度良い。
「ナーブ!ポチ!」
「主!」
「ヒナ、その子、新しい子?」
『な・・・フェンリル!』
黒猫さんの背中の毛が逆立った。
「大丈夫だよ」
ポチの頭を撫でてあげると、尻尾をブンブンと勢いよく振った。
黒猫さん、フェンリルを知っているのか。
「よろしくな!」
「よろしく」
『こ、こちらこそ、よろしくお願いいたす』
ポチは元の大きさよりも小さくなってもらっているが、それでも大型犬よりは大きいからなぁ。
まぁ、その内打ち解けるだろう。
「ナーブ、この種なんだけど」
「ん。これは、ハニーの種、だね。とっても甘い蜜が採れる樹になるよ」
蜜!そっちのハニーか!
「土でも水でも芽吹かないらしいんだけど、どうしたら良い?」
「土に魔力、必要。普通の土じゃ無理。でも、ここなら大丈夫」
「そっか。ここの土なら私の魔力が入っているから」
「ん」
ナーブがこくんと頷いた。
彼が言うなら、大丈夫だな。後で植えてみよう。
「ありがとう!」
二人と別れ、家に戻ってきた。
「他にも鍛冶場と神社があるけど、また追々ね」
あまり奥さんから離れるのは心配だろうしね。
『主は』
「ヒナで良いよ。ああ、自己紹介がまだだったね。私の名前は、ヒナ。一応、獣人。この浮島の主、かな。ここには冒険者やエルフのお婆さんや賢者なんかもいる。偶に古龍とか来るけど、クロのお母さんだから心配しないでね。魔王も来るけど、畑を手伝いに来てくれてるだけだから、安心して」
『はぁ・・・』
「あと、ここに閉じ込めるつもりはないよ。ここが合わないと思ったら、言ってね。さっきの町に戻る事も出来るし、他の住みやすそうな場所が良いなら探す事も出来るから」
黒猫さんは数秒目を閉じると、フルフルと頭を横に振った。
『きっとその日は、来ないでしょう』
「そう?」
『ヒナ様の温情、末代まで』
この子、本当に猫か?
そっと頭を撫でてみると、ゴロゴロと喉が鳴る音が聞こえてきた。
「そろそろ戻ろうか」
『はい』
「そうだ。さっきのご飯、どうだった?」
『とても美味でした』
「良かった」
美味しそうだったもんなぁ・・・っと、いかん!超えてはいけない一線だ!
自分の新たな一面に葛藤しながら、家へと戻った。
71
あなたにおすすめの小説
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
側妃は捨てられましたので
なか
恋愛
「この国に側妃など要らないのではないか?」
現王、ランドルフが呟いた言葉。
周囲の人間は内心に怒りを抱きつつ、聞き耳を立てる。
ランドルフは、彼のために人生を捧げて王妃となったクリスティーナ妃を側妃に変え。
別の女性を正妃として迎え入れた。
裏切りに近い行為は彼女の心を確かに傷付け、癒えてもいない内に廃妃にすると宣言したのだ。
あまりの横暴、人道を無視した非道な行い。
だが、彼を止める事は誰にも出来ず。
廃妃となった事実を知らされたクリスティーナは、涙で瞳を潤ませながら「分かりました」とだけ答えた。
王妃として教育を受けて、側妃にされ
廃妃となった彼女。
その半生をランドルフのために捧げ、彼のために献身した事実さえも軽んじられる。
実の両親さえ……彼女を慰めてくれずに『捨てられた女性に価値はない』と非難した。
それらの行為に……彼女の心が吹っ切れた。
屋敷を飛び出し、一人で生きていく事を選択した。
ただコソコソと身を隠すつもりはない。
私を軽んじて。
捨てた彼らに自身の価値を示すため。
捨てられたのは、どちらか……。
後悔するのはどちらかを示すために。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。