奏多と祐輝

はるまき

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【2-7】テレフォンオナニー

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「自分でやってたみたいにできる?」

「本当にするの…?」

「ご褒美欲しくないの?」

「…わかったよ、ちょっと待っててスマホどこかに置かないと」

ディルドを床に立ててそれが映るように画面を調節する。

「奏多...みえる?」

「大丈夫みえてるよ」

「…じゃあ始めるから」

コンドームに手を伸ばし封を開けて手でつけようとすると

「それ口でつけてよ」

「さすがに恥ずかしいんだけど…」

「いつももっと恥ずかしいことしてるのに?」

「もう…」

しょうがないので開けたコンドームを手に咥えディルドの上に持ってくる。そしてディルドを咥えてコンドームの端を口で転がしながら下へとずらして全体に被せる。

「…これでいい?」

「ちゃんと出来たね。じゃあみててあげるから好きなようにシていいよ」

「奏多はシないの?」

「だって僕貞操帯つけてるし」

「俺だってつけて...」

「祐輝はつけてても後ろでイけちゃう変態だもんね?まあ僕がそうしたんだけどさ」

画面の向こうで笑っている。

「......じゃあスるからみてて」

「わかった」

さっきと同じことをスるはずなのに奏多にみられていると思うととても恥ずかしく感じて動きがぎこちなくなっている気がする。さっき急いで履いた下着だけを脱いでディルドにローションをかける。
そしてディルドに跨り腰を下ろす。

「んんっ…」

早くおわらせたくてさっきよりも早く腰を下ろして付け根まで咥え込んだ。

「んぁぁっ…あっ…んっ…」

奏多にみられているということもあってさっきよりも何倍も気持ちいい。

「か、なた…んっ、みえて、る…?」

「みえてるよ、僕も一緒にイければよかったね。貞操帯なんてつけなきゃよかったって後悔してるよ」

「おれぇ、あっ…も、後ろじゃ、んぅ…ないと、イけない…んっ、からぁ、次はぁ、やめ、んんっ…」

「そうだね、ごめん。帰ったらすぐ外してあげるからね」

「んっ…かな、たぁ…も、イっちゃ…あぁっ…」

後ろで達してしまいディルドが挿ったまま床にへたり込む。

「んんっ」

腰を上げディルドを抜く時に思わず声が漏れる。

「奏多、お疲れ様。可愛かったよ」

「……ばか、早く帰ってこい」

「今すぐ帰りたいよ」

「今すぐ帰ってきて…」

「2回もシて疲れたでしょ?眠たくない?」

「眠いけど奏多の声聞いてたい…」

「じゃあ眠るまで繋いだままにしておくから好きな時に寝てもいいからね」

それから奏多は俺が眠るまで出張先で食べた美味しいご飯の話や面白い話をしてくれた。
しばらくするとだんだんと眠くなってきて、帰ってきたら奏多にオナニー見せてもらわないとな…そう思いながら眠りについた。
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