転生竜と賢者の石な少年

ツワ木とろ

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1章

【29】紅白戦

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 朝はお決まりの太極拳もどきからはじまる。


 昨日は帰ってから、夕食の時間をずらして試し切りを行った。
 槍の名前は『ロンギリオン』。
 名前に興味がないのか、カシウスは名前を変え様とはしなかった。
 ロンギリオンは振っても突いても薪を真っ二つにしてしまうほどの切れ味。
 それに投げても敵に投げ返されない安心設計。
 ただ、今のカシウスの腕力じゃ大した距離飛ばないから実用的ではないはね。

 大鎌は『ディアボロス』と言う。
 ルーシも名前を変えなかった。彼は変える程いい名前が思い付かなかった見たいね。
 こっちもロンギリオンとおんなじ位の切れ味で、振り下ろすと刃が長いから地面に刺さってしまう。
 今のルーシの身長じゃ一撃必殺でない限り振り下ろすのは危険ね。
 引き切りも鎌だと勝手が違うみたいで、ルーシは普通の鎌で草刈りしてイメージ掴んでた。

「いいなぁ‥‥」

テルティアがボソッと言っていた。
 そう言えば彼女、羨ましがる割にねだったりしてなかったわね。
 カシウスはねだったのに。お姉さんだから?


 体操終えて一息ついてから、ルーシはロジィさんと。アタシはハマールと対戦。
 と言ってもアタシはハマールの頭の上に乗っていただけね。
 お互い恐怖心、危機感?があったから、この行為は馴れるのに意外と効果があった。

 ルーシはいつも手合わせしているロジィさんとだけど、ディアボロスを使ってみるみたい。
 次にセドと対戦するのが決まっているので、ロジィさんは防戦に勤めて、ルーシに攻めを学ばせるつもりらしい。
 もちろんディアボロスの刃には布が巻かれて切れない様にしてあるわ。

 ルーシの一撃目は渾身の振り下ろし。
 先手必勝かもしれないけど、今は明らかに駄策におもえた。
 ロジィさんもそう思ったのか、身体の向きを変えるだけでかまし、脇にパンチをするふりをした。
 その瞬間ルーシは後ろに飛び、その事によって刃が地面に刺さるのを防ぎ、パンチもかわした。
 なるほど、試してみたかったのね。駄策なんて言ってごめんなさい。
 その後は薙いだり突いたりの連撃。
 薙ぎだとロジィさんもいなし辛いみたいで間合いの外まで避ける。
 突きは相変わらずいなされてる。

「刃を横にして突いてみてはいかがですか?」

 と言うのも、左右で刃の大きさ違うから自然にバランス取ると
刃が縦向きになってしまう。
 ルーシも無意識にそうなってしまっていたので、言われた通りに意識して突いてみると、ロジィさんはいなせず横に避ける。
 避けた先が間合いの内側だったので、鎌を外に向かって薙ぎる。

「いいですね」

 ガントレットで防がれたけど、いいコンボだったわ。
 するとルーシの頭の上に電球が現れ光った。
 比喩ね。実際にはそんな事ないんだけど、アタシには見えた気がした。
 たぶん彼が何かを閃いたのが伝わって来たんだと思う。
 ルーシはまた突きを繰り出す。刃を縦向きにして。
横向きにした方が良いって今教わったばかりなのにって思われそうだけど、ちゃんと思案してるわよ。
 突きは肩口をねらって突いている。 ロジィさんが軽く体を動かしてかわすと、反撃を嫌ったのかって勢いでルーシが後ろに飛ぶ。
 その時、こっそり柄を回して刃を横に向けていたので、ロジィさんの背後からディアボロスが襲いかかる。
 相手がロジィさんじゃなかったら一本取れてたと思う。
 あのじいさん勘がいいのかスキルの賜物か、ガッツポーズみたいな格好で鎌の内側と柄の刃を防いだ。
 お互い引き合い、しばし膠着。
 ロジィさんが徐々に力を込め出すとルーシは力負けして引きずられかけ、余計後ろに踏ん張った。
 その瞬間、急にロジィさんが前に出たのでルーシは思いっきりのけ反り尻餅を着く。
 ロジィさんは浮いた鎌を前屈みで避け涼しい顔してやがる。

「とても良い攻撃でした。ガントレットしてなければ防げなかったと思います。ただ、今の様に力比べになってしまうと分が悪いので、次の一手も考えて置くと良いかと存じます。例えば石突きを振り上げるとか」

 なるほど。刃のない方の柄の先でも攻撃して良いのだものね。
 セドの時に試してみるでしょう。

 ルーシがセドと対戦する時、アタシはリネットとだった。
 彼女が弓を使ってくるから、サボってられないわ。
 ルーシ対セド、見たかったのになぁ。

 剣とか拳って空気を押し退けて来るから気流が大きいんだけど、矢尻は細くて空気を切り裂いてくる感じでかわすのが結構しんどい。
 なので、接近戦に持ち込んでやろうと思う。
 そのまま滑空したら良い標的だから渦かいてリネットに襲いかかる。

「ミュ!」

 アタシの予想だと慌てて剣を抜くと思ったのに、彼女はギリギリまで粘ってアタシの鼻先を射抜いた。
 元々弓を引くのに横向きに立ってるから少しよじるだけでかわされ、アタシは地面に直撃した。

「ごめんね。でもちょっとは見直したでしょ?」

 アタシの思惑見透かされてたみたい。
 矢尻が玉になってるの選んでくれたみたいだし、彼女やりよるわ。


 午後からはチーム戦をする。
 昼食中にメンバー発表があり、作戦会議もその時行われた。
 セドリック、ヴィオラにルーシの前衛チーム。
アタシはルーシとセットね。
 相手はエイミラット、ハマール、リネット、ニコラ。
ニコラが敵なので『火珠』と『石火』は使っていいってなった。
 王族さん達がチーム戦参加する必要ないし、力不足なので、見学兼自主練。
 ロジィさんは人数合わなくなるから自主練組のお守り。

 アタシ達のチームは変形3角形なフォーメーション。
 セドが先頭でその右斜め後ろにルーシ。それよりもっと後ろの左側にヴィオラ。
アタシはルーシの頭の上ね。
 セドが盾になって、ルーシが脇から。ヴィオラが敵の後ろに回り込んで攻撃する作戦。
アタシはルーシのサポートないし遊撃。
 セドとヴィオラのフォーメーションは前に見たのと同じだからバレてるんでしょうけど、奇をてらった戦法をとる練習ではないからスタンダードに行きましょうってなった。

 相手はハマールの後ろにエイミー。その後ろの右にリネット。左にニコラ。
 エイミーがハマールに何か耳打ちしたのが見えたけど、風上にいるせいで聞き取れなかった。
 ただ、彼がビクッとした後、目の色が変わったのは分かった。

 今回もガイウスさんが審判。
 テルティアは見学してて、カシウスはロジィさんと稽古してる。

「では、はじめ!」
「うぉぉぉ!!」

 始まった途端ハマールが雄叫びあげて突進してきた
 セドに発破掛けられた時より気合い入ってるじゃない。
エイミー何言ったのかしら。
 猪突猛進。熊突猛進?をセドが受け止める。

「今よ!」

 ヴィオラの声でルーシがハマールの脇目掛けて薙ぎり、ヴィオラは瞬速でハマールの右後ろに移動して、剣を振り下ろす。
 だが、ルーシの攻撃はニコラの氷に阻まれ、ヴィオラは両腕にエイミーのリボンが絡み付き動けなくなった。
 矢がルーシに放たれる。
 アタシはそれを火珠で防ぎ、リネットに向かって滑空。
 火さえ吹ければ矢は怖くない。

「ルーシ、エイミラット狙え!」

 ハマールを押さえ込んだままセドが言う。
 ルーシはハマールの後ろを回りエイミーに縦向きで鎌を突き刺す。

「『氷壁』」

 ルーシとアタシの前に氷の壁が現れる。
 ただ、同時発動で強度が出なかったのか、勢いに乗ったディアボロスに敵わず粉砕。
 拘束しているせいで後ろに引けないエイミーが前に避けると、ヴィオラがリボンを引っ張り体勢を崩させた。
 ルーシは刃を横に向けて前屈みになったエイミーを薙ぎる。
 エイミーのお尻に当たり、彼女は倒れ込む。リボンもほどける。
 アタシの前の氷壁も火珠数発で穴が空いたので、石火をリネットとニコラに交互に吹いて牽制。
 その間に動けるようになったヴィオラがニコラを打つ。
 スピード特化の石火を防ぎながら超スピードのヴィオラを捌けるわけもなく、ニコラは降参。

 リネットはアタシの攻撃をかわしながら上昇していく。
 アタシよりも飛んで、上から射抜こうって魂胆だろうけど、空中ならアタシの方が有利。
 滑空からの急上昇で彼女の後ろに回り込み、背中に石火を打ち込んでやった。

「あっつ!いった!」

 午前の仕返しよ。

「そこまで!」

 気がついたらハマールも倒してた。ルーシがやったのかな?
 とりあえず、1戦目は完勝ね。


「すごい良い連携だったね。エイミーを倒したところなんて息ピッタリだったよ」

 ガイウスさんがちょっと興奮してる。
 テルティアも目をキラキラさせながら称賛してくれた。
 2戦目も同じメンツで行うが、その前に休憩。
 次の作戦会議もあるし、火ィ吹き過ぎて喉カラカラ。

「ハマールが気合い入っててビックリしちゃった。エイミーあの時、何て言ったの?」

 リネットも気になったのね。ひそっと聞いている。

「ああ、あれは本気出さなかったら体毛全部むしるぞって言ったんですよ」

 エグっ。
 彼、滅茶苦茶濃いからそんな事されたら死ぬほどの苦痛よきっと。
 エイミー、怖。



「やっぱり、後衛が2人とも居ないと辛いわね」

 本日のお風呂タイムは女性陣と。
 セドは別で入っちゃうし、何だかんだゆっくり出きるのって女性陣との長風呂なのよね。

「ワタシ達の大事さに気が付いた?」

 チーム戦に不馴れな側付き2人と即席で組まされた後衛2人。
 最初こそぎこちなかったけど、元々優れた4人だから馴れ出したら強かった。
 結局2連勝後の2連敗。

「そんなの最初から分かってるわよ」

 ヴィオラがそっぽ向く。ツンデレ発動。

「結局メインて前衛だから、アナタ達が上手く連携取れるのが大事じゃない。そうなると自ずとチーム分けは決まって来るわよね」

 そうね。敵の誰かががロジィさんとチェンジする位しかないわよね。


「ルーシ君もダンジョン行くようになったら、もう家には来なくなっちゃうの?」

 とテルティア。

「まだ1ヶ月は先の話だけどね。実際行ってみて、やって行けそうならその後も連れて行くわよ」
「さみしいな」

 テルティアがアタシを抱き締める。

「契約期間中は休日来るからね」

 リネットがテルティアを後ろから抱き締める。

「彼の実力なら問題ないけど、怪我したり死ぬかもしれないって恐怖に耐えられるかはルーシ次第だから、はっきりとは分からないわ」

 そこはルーシなら大丈夫だと思うけど、殺意とか悪意に耐えられるのかは不安よね。

「私たちがフォローとケアすれば良いのよ」

 とヴィオラ。
 彼女はホント言い方冷たいけど、超いい子。
 それを知ってる2人がニヤニヤしてるからヴィオラはまたそっぽ向いちゃった。




 それからも平日は個人で、休日は団体での稽古が続いた。

 平日はたまにロジィさんに代わってエイミーかハマールが面倒見てくれる時があったので、ハマールの時はお願いしてこっそり街の散策に出掛けたりした。
 でも、結局バレてるから、その分エイミーの時がやばい。
 彼女真面目で厳しいからロジィさんの時よりキツかったんじゃないかしら。

 冒険者チームは休日2日目の夜にはいつも帰るのだけど、昨日は泊まって今朝出発する。

「来週の月曜日はここで誕生日会するから皆さん来てくださいね」

 この国で月曜日は休日。
 日、月が神様の化身だから祈りを捧げる日だったんですって。
 ちなみに1週間は7日間で、残りの曜日は火、水、木、風、土曜日。メジャーな精霊から付けたって説が有力らしい。

「俺達が出席してもいいものなんでしょうか?」

 貴族とか来るだろうから気を使ってるわね。

「月曜の方は身内だけだから、気軽に来てやって下さい」

 そう言えば2日間やるって言ってた気がする。
 受紋前に盛大にやって、加護授かった後は質素に祝うとか。

「分かりました。出席させて頂きます」
「わぁ、ありがとう!ルーシ君にナナチャ、絶対無事に帰ってきてね」
「うん。わかった。ありがとう」
「それじゃぁ行こうか」

 ガイウス邸の皆様に見送られながら、アタシ達は
ダンジョンに向かって出発した。
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