転生竜と賢者の石な少年

ツワ木とろ

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2章

【49】ボス、討伐出来るかな。

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「残り2ヶ所も同じ感じかな」

 翌日も同じ様に進み、左の階段へ。

 アタシはそうじゃないで欲しいと思ってる。
 アタシの活躍の場ではあるけど、正直しんどい。
スケルトンは3層目だけで充分よ。

 ‥‥願望を持ったのが悪かったのかしら

 左の階段の先は説明する箇所ない程に昨日と同じ。
 しかも行き止まりの方。
 なので、端まで行ったら間髪いれずに2手に別れて壁沿いを戻る。
 延々スケルトンを屠りながら‥‥
 次の所まではもう飛んでたくないのでルーシの頭に乗って丸くなってよ。


 次がラスト。
そこに先に進む道があってはず。

 それにしても最後までアタリ引かないとか、誰よ不運な星に生まれたのは。
 絶対グフリアよね。
リーダーだし、不意打ち喰らってるのも彼女くらいだし。

 そして、またもやスケルトン。

「気い狂いそうですう」
「でもここが最後だから何かあるよ。必ず」
「気合い入れてこう!」

 ツインブレスを温存する隊列で進むけど、アタシは例外で最前線。
 後でまた休ませて貰うから、今は頑張るわ。
 もし次もスケルトン祭りだったとしたら、考えさせて。

 ここは反対側に狭い通路があるパターン。
 ツインブレスが先に進み、ヴァルキュリルが待機して応戦。
アタシはもちろんツインブレスに着いていく。

 流石に先の展開が分からない狭い道で、ルーシの頭に乗って呆けている訳にも行かないので地面を跳ねる。
 翼を広げられる幅はないので飛べない。

 地面を進む分には支障なくて、ちょいちょい歩き辛いみんなと距離が離れてしまう。
 先行して先見に行っちゃおうかしら。

「ナナチャが先に見に行って来ようかって」

 ルーシが伝えてくれる。

「たのむ。慎重にな」
   任しといて。


 通路は100メートル位あった。
 この距離、横歩きは時間掛かるし抜ける頃にはヘトヘトになっちやうかも。

 抜けた先は広場。
そーっと覗いてみる。

 奥に台座に乗った、コウモリ見たいな石像?が3体。

 その更に奥にも何か飾ってあるのだけれど石像が邪魔で良く見えない。

 石像は顔がコウモリに似てるだけで体は別モノ。
翼が背中から生えてて、4本脚で獣みたいな座りかたをしている。

 とりあえずルーシに連絡しよう。

 ルーシに念話で伝えて待機。
 しばらくすると皆到着して、先頭のセドが覗き込む。

「ガーゴイルだな」

 あの石像って著名なんだ。

「ボスかしら」

 しかもモンスターだったのね。

「その可能性が高いね。ちゃんと確認出来ないけど、奥にあるの魔晶石じゃないかな」

 セドの身長だと奥の台座が見える様。

「どうする?一旦引き返す?」
「このまま行きたいけど、時間が掛かるからグフリア達に伝えないとな」

 何も知らされず、いつ戻って来るか分からない状態で戦い続けさせてるのは忍びないわね。
 でも、どうやって伝えよう。行って来いするだけでまた時間掛かっちゃうし。
 アタシの出番かしら?

「この道、直線だから風でメモ飛ばせるんじゃないかしら。向こうにはコリティスもいるし」

 とニコラ。
 とりあえずアタシの出番では無いみたいでちょっと安心。

「試してみる?」
「ああ。頼む」

 ニコラがわら半紙を取り出す。
みんなが何か様で数枚持ち歩いているヤツ。
 それに木炭で書き込み紙飛行機を折り魔法を唱えると風に乗って、来た道をスーっと飛んで行った。

 紙飛行機が存在するのね。ビックリ。
 今考える事じゃ無いかも知れないけど、アタシ以外にアタシと同じ所から転生した人の痕跡を感じる事が多々ある。
 それも世間的に影響力のある人で。


 しばらくすると紙飛行機が帰ってきた。
ニコラが受け取り、開く。
 裏にも文字が書いてあるのは、さっきの紙を使い回してるから。

「討伐するなら一旦入口まで戻って待機するって。後、応援いる?」
「この体制で応援待ってても疲労溜まるだけだから俺達だけで討伐しよう」
「わかった。戻る時の合図はワタシかリネットが遣るわ。返事書くからちょっと待ってて」

 ニコラが再度紙飛行機を飛ばすのを待っていざボス攻略!

「前衛は1人1体担当。倒した奴から応援に向かう。後衛は援護頼む。」
「了解」
「それじゃ、行くぞ!」

 先頭のセドが飛び出すとただの石像にしか見えなかったガーゴイル達の眼に光が宿り、翼を拡げて飛び立った。

 セドが左、ルーシが右側、ヴィオラが真ん中から攻める。
アタシはもちろんルーシと一緒。

 ほぼ同列に進んで居たけどルーシが歩幅で少し遅れてる。
 その所為か分からないけど2体がヴィオラに向かう。

   それは不味いわね。

 アタシがその2体の内の右側、少し遅れてる方に『石火』を3連発。続いて『火球』を1発食らわせる。

 見た目だけじゃなく、ホントにあいつら石で出来てるの?
アタシの炎攻撃一切効いてないわ。
 でも1体こっちを向かせる事には成功。

 ガーゴイルは胸元に向かって飛んでくる。
口を大きく開け、右腕を振りかぶる。
 ルーシは奴のスピードとディアボロスのリーチを加味したタイミングで大刃を横に振り出す。
 ガーゴイルの腹に大刃の先が刺さると思った瞬間、急に翼を縮め頭から尻尾を軸に回転して攻撃をかわした。
 アタシが訓練でやったやつと同じ。

   それをあの図体でやるのかい!

 爪を立てた左手が空振りしたルーシの右肩甲骨を狙らう。
それを石突きで突いて防ぐ。
 だが、攻撃を弾くつもりで突いたはずだったのだが、飛ばされたのはルーシの方だった。

 攻撃の重みが違う。ルーシが軽すぎるのかも。
 弾かれて開いた間隔のままルーシが薙ぎる。
 リーチ的にはルーシが有利。ディアボロスの切れ味なら石みたいに硬くても行けるはず。
 当たれば‥‥


 刃はかわして、石突きは弾く。
ガーゴイルの奴ディアボロスの切れ味分かってるのかな。
だとしたら相当賢い。グフリアが喜びそう。

 ガーゴイルが唸る仕草をする。
石だから声帯無いんじゃないかな。声は出ない。

 何が切っ掛けなのか分からないのだけど、突然、ルーシの右手のガントレットが突然乳白色に淡く光った。
 光が消えると手のひら部分が無くなって皮膚があらわになってる。
 突然の事に右手を覗き込むルーシ。
 そこにガーゴイルが襲いかかるが、軽くかわしてまた手を見てる。

 どうしたんだろう。

 おもむろに右手に持ち変えたディアボロスをスキルバックにしまった。
 その時また淡い光が見えた。
 ルーシは左のガントレットをパー、右の素手をグーにして構える。
 何か考えがあるんでしょうけど、石みたいなモンスターに格闘スタイルは無謀に見える。
 武器を持たないルーシを見て勢い付いたガーゴイルが腕を交互振って襲う。

 それらは全ていなす。
 いなすだけなら確かに素手の方が良さそうだけど、攻撃に転じられてない。どうするのかしら。

 業を煮やしたのかガーゴイルが後ろに大きくジャンプし空中に一旦止まり、勢いよく滑降して来た。
 力も硬さも上回ってる上にスピードまで乗られたらいなすのは難しい。
 でもルーシなら避けれるてしょう。

 ルーシはガーゴイルの翼下を屈んで後ろに周り込む。
 その時また右手が光ってた。

   !

 突然ガーゴイルの左の翼が切り離され墜落する。
 ルーシの右手には剣が握られていた。
 いつの間に剣抜いたのかしら。
そもそもあんな剣持ってなかったはずだけど。
 また右手が光ると剣がみるみる形を変え、ディアボロスになった。

 飛べなくなってもガーゴイルはまだやる気満々に威嚇してくる。
 ディアボロスを振ると後ろにジャンプ。
片翼が無い所為で飛距離が短い上にバランスを崩している。
 これはチャンスじゃない?

 ルーシが着地点目掛けてダッシュし、大刃を振り上げる。
 避けようのないガーゴイルは真っ二つになり煙になった。

   「ルーシ、凄いじゃない!」
   「えへ。ありがとう」
   「さっきのレベルアップしたスキル?!」
   「そう」
   「凄い!もう使いこなしてるの?」
   「ううん、さっき思い付いたの。上手く行って良かった」

   ルーシは天才ね!


 残りの2体はまだ交戦中。

 ヴィオラはスピードに勝るので、攻撃はかわされないし反撃は受け付けない。
 ただ、彼女の力じゃダメージを与えられてない。

 セドリックはスピードに劣るので、攻撃は当たらないし反撃は食らう。
 ただ、彼は硬いのでダメージを受けてない。

 ある意味、対照的な2人ね。

 近いヴィオラの応援に行く。

   「ナナチャ、動けなくするにはどうしたら良いかな」
   「そうね、アタシが上から火ぃ吹いてみる? 倒せなくても押し付ける位出来るかも」
   「うん。試して見よう」
   「それじゃぁヴィオラに離れる様に言ってくれる?」

 アタシは一足先にガーゴイルの真上に飛ぶ。
今でもある程度ヴィオラが押さえ込んでは居る。
 アタシの『火炎』で身動き取れなく出来たとしたら、後はルーシにお任せね。

「ヴィオラ離れて!」

 ルーシの声かけでヴィオラが飛び退く。
そのタイミングでアタシは最大火力で吹き付ける。
 ダメージを与えられて無さそうだけど、上から風圧で押さえ付けるのには成功ね。
 ただ、炎が周りにも広がっちゃって誰も近付け無くなっちゃってる。

   「ごめん、これじゃダメよね」
   「大丈夫。いける」

 ルーシがガーゴイルの後ろから炎に駆け込み、ディアボロスを振り下ろす。

   「ルーシ、無茶しないの!」

 このまま吹き続けてたら炎の中から無傷のルーシが現れちゃうので、ルーシが振り下ろした位には吹くのをやめた。
 ガーゴイルが動ける様になった時には大刃が背中を貫く。
 皆からは火が無くなるタイミングで飛び込んで煙らせた様に見えたはず。

「ルーシ!大丈夫?火傷してない?」

 ヴィオラが駆け寄る。
 ちょっと無理あったかな。
 ルーシが活発になって来てて嬉しいけど、大胆になりすぎて心配。


 残りの1体にリネットの矢が数本飛ぶ。
 魔法を付与してるのか当たると矢尻が小さく爆発して少し表面を削ってる。
 それを嫌がりリネットに意識が向いた所でニコラの氷が両翼を覆い動きを封じた。

 そこにセドの一撃。
 当たりさえすればセドの攻撃は重い。
首をズバッと切り落として終了。

「助かったけど、無理するなよ?」

 セドがニコラを気遣う。
 心なしかしんどそうなのよね。

「帰りの分は余裕持って残してあるから大丈夫よ」
「帰りの合図は私が出すから」
「ええ、お願いするわ。 魔晶石回収して帰りましょ」


 1番奥の台座に首の細いゴブレット。
その上に一際大きな魔石が乗っている。

 それが魔晶石。

「これをダンジョンの外に持ち出せばもうモンスターは湧かなくなるから、後はすでに湧いている奴を退治すれば依頼達成よ」

 リネットが魔晶石を取り、バックにしまう。

  ポキッ

 取る時に触れたのかゴブレットの首が折れた。
 すると突然、大きな音と共に奥の壁が崩れだし‥‥

「ギガース?!」
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