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23. vs エンシェントタートル

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「ガガッ…んー、やっぱ甲羅は硬すぎて無理かも!」

「こっちは大丈夫そう!雷の耐性ないっぽい!
麻痺状態が続いてる!」

「了解!なら、生身の所で…取り敢えず、移動の制限をさせてもらおう…ザシュッ!!」

「スタッ…お兄ちゃん、大丈夫?」

「いてて…おう、ダメージ自体は問題ない」

「あれ、肩どうしたの?」

「足1本回収っと…身体がまだ追いついてなくてな、本気で剣を振ったら、な」

「んー、ちょっとだけ、時間良い?」

「なんだ?」

「スキルの活性化をしてみる」

「そんなこと出来るのか?」

「うん。雷をスキルに入れて、一時的に時間を加速させるの」

「ふーん…そんじゃ、頼む。俺はその内に、スキルを吸収しておく」

「うん、お願いね」

棒術は…よし、300個!これなら…

《???の誕生・200(進化可能)》

「来た!進化!」

《孫悟空の誕生・1》

「もういっちょ注ぎ込む!」

《孫悟空の誕生・56》

「うげっ…あれだけあったのにその程度か…まぁ良いや…芽衣、どうだ?」

「バリッ…ん、完了!お兄ちゃん、上手いことスキルの肉体構築化を加速させたから…もっかい、あれやってみて」

「了解…はぁっ!」

「「…!?」」

「…え?なんか、さっきより威力上がったんだが…」

「と、取り敢えずどう?」

「お、おう。そっちは問題なさそう。
てか、威力がめっちゃ上がったな…」

「孫悟空の誕生の効果もあるみたい。
攻撃に対するパラメータ全能力+100%
これだね」

「パラメータ?」

「んー、多分だけど…攻撃の際の…えっと、
攻撃力とか、クリティカル値とか…そういう感じだと思う」

「なるほど?うん、よく分からん。
まぁ、次はこれの進化をさせないとな…その前に、こいつの討伐もだが…」

「取り敢えず、前足2本消えて身動き取れてないからあとは…」

「「ひたすら攻撃するのみ!」」

…にしても、えっぐいなぁ…最適化されたのか、威力が倍以上に膨れ上がってる…てか、確かバット振る時は腰を降ったりして、効率よく力が入るようにするんだったか…それと、手首の動き…
なら、それをやって…んで、身体軟化も加えて…っと。

「これで、どうだ!」

「バキバキバキッ…お、お兄ちゃん」

「お?どう?」

「ふぅぅ…討伐、完了!」

「「やったぁぁ!」」

「取り敢えず、配信は切って…ふぅぅ…にしても、すごい疲れたなぁ…」

「スキルオーブはどんな感じ?」

「んー、全部で…あれ?10個ある」

「レベル5なら、5つなんだよね?」

「ああ…って、もしかして…パーティ組んで共同で倒したら分配で2倍になるのか?」

「…え、それじゃあ…」

「すまん!棒術全部使っちまった…」

「いや、それは大丈夫。肉弾戦はしたくないし」

「そ、そうか」

「それじゃあ、1個ずつ見ていくね。
まず、1つ目は…甲戦王…
うん、多分剣士とかの部類のスキかな?」

「職業みたいなスキル…防御系っぽいな」

「だね。
それじゃあ、2つ目…えっと、古代魔法…風と土かな」

「これはどうする?」

「うーん、取り敢えず1個使ってみて、空のオーブに入るんだったら…って感じかな」

「じゃあ、芽衣が使おうか。俺は基本的に近接だし」

「取り敢えず、3つ目は…甲羅召喚?」

「どういうスキルなんだ?」

「えっと…自在に甲羅を召喚できる。魔力消費はなしで、想像通りの甲羅の召喚…甲羅の耐久値は…エンシェントタートル性能なんだってさ」

「そりゃやべぇな。俺の活性化前を止めるレベルだろ?ほとんど全員打ち破れなさそうだが…」

「しかも、甲羅は物理的に雷を弾いてたしね。
それじゃあ、4つ目。えっと…
土属性魔法かな」

「んー、これは半分こでいいな」

「これで終わりかな。それじゃあ、分けていこっか」
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