【完】【R18】嫁いだ姉が死んだので、妹の私が嫁ぎ直しましたが、夫に溺愛され過ぎて困っています。

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 嵐だった。朝から窓に雨が打ち付けて、割れやしないかと心配だった。雷鳴が轟いて、光るたびに耳を塞いだ。こんなに激しい嵐は、ここに来てからは初めてだった。
 ローレンスが怯えて泣き止まないと乳母に言われて、マリアが代わりに抱きしめる。背中や頭を撫でると、ローレンスは泣き止んだが、激しい嵐の音に怯えきっていた。
 せめて音を和らげようと、窓のない部屋に移動する。幾分か遠くなった雷鳴の音にマリアもホッとする。ベットで二人して横になると、ローレンスは、はいはいしながら、マリアの胸の上に乗って、うつ伏せになって眠りだした。仰向けに寝かせようとすると泣き出してしまって、仕方なくさせたいようにさせた。 

 レイフが様子を見に来る。朝から政務に明け暮れている彼は、仕事の疲れを一切見せないで、マリアとローレンスを気遣った。胸の上で眠っているローレンスに微笑みを向ける。
「よく寝てるな」
「さっきまではよく泣いてました」
「息苦しくないか?」
「平気です。貴方よりは軽いですし」
 レイフは首を傾げた。
「そこで寝た覚えはない」
「腕がよく乗っかってきます」
「ああ…嫌なら言ってくれれば良かったのに」
 二人の会話で、ローレンスがぐずりだす。マリアは口を閉ざして、ローレンスの背中をとんとん叩いた。
「必要なものは?」
 レイフが声を落として問う。なにも、と口だけ動かして答えると、また来る、と言って政務に戻っていった。

 夜になると嵐も止んで、特に屋敷の被害もなかったので、ローレンスは乳母のもとへ戻った。モニカが雷が凄かったですねと言って、マリアに夜着を着せていった。裾まであるワンピース型のもので、シルク生地だから光沢があった。
「久しぶりに乳香でも焚きましょうか」
「乳香…でも私、あんまり匂いのするものは」
「肌が綺麗になりますよ。今日は嵐でしたからお疲れでしょう。気分も落ち着きます」
 なら、と少しだけ焚いてもらう。甘い香りが広がる。久しぶりだからか、そんなに嫌な匂いとは思わなかった。

 レイフは深夜に戻ってきた。部屋の匂いに直ぐに気づいて、香台の蓋を開ける。
「珍しいな」
「気分が落ち着くからとモニカに勧められました」
 マリアは椅子に座り編み物をしていた。冬支度を今のうちから少しずつ進めていた。
「もう寝よう」
 ベットに座るレイフが声をかける。ローレンスと一緒に昼寝をしていたマリアはまだ眠たくなかったが、主人に従って編み物を中断した。
 寝台に上がり横になる。するとレイフは、サイドテーブルの棚を開けて、小瓶を取り出した。蓋を開けると、薔薇の香りが立ち昇って乳香と混ざり合う。
「旦那さま?」
「ローレンスには、あまりよくない香りだ。明日会いに行くなら、湯浴みしてからにしてくれ」
「はい…そうします」
 レイフは小瓶をマリアに見せた。
「使ってもいいか?」
「?どうぞ」
 よく分からないまま答えると、レイフはマリアの裾をたくし上げた。マリアは、ぎょっとして足を閉じる。
「な、なになさるんですか」
 足の間に手が滑り込み、下着の上から触れられる。全くそんな素振りに気づかなかったマリアは慌てた。
「旦那さま…!」
「あの乳香には催淫作用がある」
「え!?」
「そういうつもりなのかと思っていた」
 そんなの知らない。モニカは知っていて勧めたのだろうか。いや、知らなかっただろう。知っていたら教えてくれたはずだ。
 戸惑うマリアをよそに、レイフは下着を外した。露わになる下半身に、マリアは恥ずかしくて顔から火が出そうだった。
 レイフは一旦手を引っ込めた。小瓶を傾けて手のひらに香油を垂らすと、入口に塗り込み始めた。
「あっ…!だ、だんなさま…!」
「薔薇のオイルにも催淫作用がある。直に効いてくるはずだ」
「わ、わたし…!全然そういうつもりじゃ…!」
 ぐり、と中に指が入る。ぴり、と快楽が走って、マリアは身体を仰け反らせた。
「あっ…!うっ…」
 薔薇の香りが強くなる。中をいじくられて、熱を持ち始める。初めはそこだけだった熱が、だんだん全身を蝕んできて、次第に熱に浮かされていく。指の動きに合わせて、腰が動く。
「あ、あ、はっ、あ…ぁ、んあっ、あっ」
 入口が指を締め付ける。締まるたびに彼の指の感触が強まって、指の節の固い所を感じられると気持ちよさが増した。
 指が抜かれる。マリアはベットに沈み込む。まだ絶頂を迎えていないから、苦しかった。
「だんなさまっ、やめないでっ」
 マリアが訴えると、レイフは意地悪そうに微笑んで、手にひらに香油を落としだした。
「マリア…虐めたくなる。あおらないでくれ」
 香油を入れ込むように再度指が入る。奥に指が到達すると、マリアの身体が震えた。
「おくっ!だっ…!あ…」
 絶頂を迎え、シーツを握りしめる。ひきつけを起こし、マリアは声を上げられなかった。凄まじい快楽が襲う。膣が波打って指を咥え込む。きゅうきゅう締め付ける。終わらない絶頂に、マリアは息が出来なくなり、意識を手放した。

 直ぐに目を覚ましたと思っていた。その頃にはマリアの腰は持ち上げられ、レイフのモノを咥え込んでいた。何度も突き上げされた後らしく、子宮口に覚えのある鈍痛が広がっていた。
 レイフは腰を振るのを止めなかった。身体がぶつかるたびに、ぱんぱんと音がなり、マリアも無意識のうちに腰を動かして、より深く繋がろうとしていた。膣はすっかり馬鹿になって、モノをよく締め付けた。痙攣が止まらなかった。
「…すごい締め付けだな…」
 レイフが独り言を呟く。マリアが意識を取り戻したのに気づいていないらしい。苦しげに顔を歪ませて、腰を振り続けている。やがて限界が来て、引き抜かれる。レイフの呻く声。それから静かになって、レイフは気だるそうに、マリアの首筋に舌を這わせた。
 レイフがぽつりと呟く。愛の言葉だった。マリアは目を閉じて、まだ目覚めていないふりをした。マリアが眠っているから、普段なら絶対に言わない心情を吐露していた。それが聞きたかった。
 やがて腹を撫でられる。労るような手付きだった。
「マリア…」
 今度は胸を。それから鎖骨に指を添えて、顔に触れ、親指の腹にまつげを乗せた。堪能するように身体に触れると、レイフは小さく息をついた。
「…胸の開いたシュミーズ(下着)を仕立てたら、怒るだろうか…」
 鎖骨をまた撫で始める。彼が鎖骨を好きなのはよく知っていた。胸を見たいというより、鎖骨を見たいのだろう。
 レイフはそれからもマリアの身体に触れ続けた。いつまでも触れているので、マリアは起きるタイミングを失って、眠気も襲ってきて、そのまま寝てしまった。

 後日、マリアはモニカに頼んで、一枚のシュミーズを仕立てて貰った。それを着た翌日、マリアは熱を出すほど愛されて、鎖骨にはたくさんの噛み跡が残った。

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