12 / 36
第二章 異世界を生き抜くアウトプット
11 住環境って大事
しおりを挟む
「いやぁぁぁぁー!!」
草木も眠る丑三つ時…無数に光る虫の群れに追われ、私は今全力で逃げている!
森の中を走りながら「なんでこんなことになったんだー!」と、数分前の自分を振り返る…あれ?これって走馬灯ってやつ?
この異世界に来てから30日ほど経ち、ここでの生活にもだいぶ慣れてきてなんとかやってきているが、なんだかんだと、自分の生活環境改善に資金を注ぎ込み過ぎてしまい、異世界旅行の資金はまったく貯まっていない…ゴロミを見るたびに赤字?の2文字が頭をよぎる日々が続いている。
いやいや、必要経費!服もパンツも無いし日焼け止めだって必須だし、なにより風呂・トイレ無し生活は辛すぎる…「なくていい」なんていう選択肢はなかったの。
特にトイレは本当にないのが辛くて…異世界に来て生きるか死ぬかみたいな時はそこまで考えられなかったけど、落ち着いてきた頃、一番に不便を感じたのがトイレで、本当に水洗トイレのありがたさを感じた。
ナビ助にこの世界のトイレ事情について相談したところ、こちらでも水洗式が一般的らしいということが分かった。と言っても日本みたいに下水道を使用するわけではなく、魔石による簡易転移?とかいうもので流した物を浄化槽に飛ばしてしまうらしく…仕組みは説明されたけどよくわからなかった。
そうとわかれば!早速ヌルゾンで調べ熟考した結果、、仮設タイプを月々レンタルする事でトイレ問題は解決した。
仮設タイプってなんだよ、って感じだけど。異世界もやっぱり工事とかあるときにトイレがないと不便ってことらしい
ちなみに、トイレが設置された日は嬉しくて用もないのに出たり入ったりしながら、ちょっと泣いた。
トイレは購入もできたんだけど、そうすると移動や故障したら自力でなんとかしないといけなくて…
この島から出ることも視野に入れている自分としては、この先拠点を動かすときには、なるべく移動しやすいほうがいい。仮設タイプは月々レンタルなので壊れた場合の交換・修理・移動の手伝いなどもアフターサービスに入っていた為、こちらに決めた。いらなくなったら返せばいいし。
ちなみに購入してもいらなくなったら中古品でリサイクル回収してくれるらしく、ヌルゾン本当に手厚い。そして、ゾンビの環境配慮意識が高い…
あとは、お風呂の問題なんだけど。とりあえず滝とかあるし、今のところ水浴びでしのいでいる。この島は常夏だから水でもなんとかなる。
お風呂はレンタルだとドラム缶風呂しかなくて!購入品だとジャグジー風呂なんてものがあって…満天の星のもとジャグジー風呂とかロマンでしょ!と現在購入を考えている。
高いんだけど…でも、お風呂は妥協したくないんだよね。
お風呂も欲しいしって、GO貯めなきゃだよね。なんだけど…必要経費がかかりすぎてこちらもぜんぜん貯まらない!
タオルとか化粧水だって必要だし…服とか身体を洗うのには別々に石鹸的なものが必要だし…日々疲れた身体のマッサージにはボディクリームだって必要!と次々と追加購入をしてしまっている。ナビ助には
『マッサージにボディクリームとか生活必需品なの?』
と言われて…
「あたりまえでしょ!ボディクリーム使うから、いい香りとマッサージで疲れを癒し!お肌もツヤツヤなんだから!」
『その甘ったるい匂いさせてるから虫に刺されたりするんじゃないの?まぁ、ボクには関係ないけど』
くっ…確かに虫刺されがひどい、けど別にボディクリームが原因かなんてわからないし!
これは私にとってはなくてはならない必要経費なんだ!とナビ助と言い争いになったがボディクリームは生活必需品から外さなかった。
ちなみに、この虫刺され問題はアプリ(虫除け)を手に入れた事で解決した。
ダウンロードにはGOがかかったけれど…
結果、手元に全然GOが残らないって始末…月々のタイGOに支払う手数料も滞りかねない事態、1回やらかしてナンシーに烈火のごとく怒られたのに2回目は許されないだろう。
そろそろ月末…時間がない!
一一一一一一一
そんなわけで、急遽資金繰りが必要となりタイGOで高値で売れる魔法薬の材料である光る蜂夜光蜂を採取に出る事になった。
この夜光蜂、その名の通り夜になると光る蜂で…それだけ聞くとホタルみたい~とか思うけど、ホタルなんて…なまぬるい。
かなり早いスピードで動きが不規則かつ…針には毒があり刺されると火傷したような水ぶくれができて皮膚がただれ、溶けていくっていう厄介な虫な為、捕獲はなかなかに難しい…がその分の価値があり私にとっては今のところ一番の高額品である。
この小島にあるものは、なんでも売れるといっていいほど神島の付加価値は大きい。でも、その中でもやっぱり元々の価値があるものが更に高い値段がつくってのがこの30日で学んだ事で
いくら神島の付加価値があっても、石は石。砂は砂…。って事。
なのでより価値のあるものを求め、今は魔法薬に必要な素材集めをメインにしていて、神島の魔素を多く含んだ薬草は100gで1WGOくらいの値段がついたりする。ただ素材の種類や状態もあるから毎回価格は変動もしているけど。
今狙っている夜光蜂は、薬の材料としては高効果傷薬の材料になるらしい。
薬自体は別の素材でも代用できるが、その効果の差は歴然としていて、欲しい!でも生息地が少ない!っていう作り手からしたら欲しくてしかたない希少素材って事でめちゃめちゃ高値で取引される。
失敗と成功を繰り返し、夜光蜂の生体には詳しくなり不規則ながらも動きが読めるようになってきて。
絶妙な間合いをとりながら、光の残像を目で追いつつ捕獲のタイミングを狙う…
注意一秒怪我一生。だっけ?一瞬の油断が命取りって事だよね、無駄に怪我してられない!
やつが攻撃してくるタイミングを狙って……!!
スパッ!
捕獲ネットを自分でも驚く鮮やかさで、振り抜いた。自分の虫取り技術がどんどん向上している…元の世界でなにか役に立つかな虫取り名人?みたいな。
「やったー!夜光蜂ゲットー!」
これで、ナンシーへの手数料分払ってもGO余るからなにか美味しい肉とか取り寄せちゃおうかな~
ふんふふ~ん。上機嫌で針に気をつけて虫かごに<夜光蜂>を移していた…数分後の私は自分に怒りを覚える事となる。
数分前の私!バカー!周りを見ろ、1匹に夢中になりすぎて周りを敵に囲まれてるんだぞ!
ブーン…ブーン…ブーン
「ん?…え?…えぇ!?」
ヤ…バイ…!囲まれてる!と気づいて走り出したが敵の数が多い!
「ムリムリムリー!」
無数の夜光蜂が一斉に向かってくる!あの数に刺されたら間違いなく、あの世に旅立っちゃう!いや。私なんて一匹だって即死です!
ってなわけで、私は今!全力で逃げている!!
「いやー!!ビュンビュン飛んでくるー!!」
蜂たちが頭上すれすれを飛び、目の前の木に刺さると、刺さった部分は黒ずみ、表皮が溶け崩れていく…
「いやー!!ムリムリムリ!!」
私の体も溶けてなくなるかもしれない!でも、戦って勝つなんて事はできないし…なんとかしないと、なにかないか…周りに気を配りながら森を走り抜ける。
「あれだ!」
全速力で走りつつ見つけた、大きな木の影に隙を見て滑り込み、(虫除け)アプリの出力と範囲を上げる!
目の前まで迫っていた蜂たちが今にも刺す!勢いで迫ったその瞬間!目を閉じて身体を地面に倒した。自分を中心に周囲が青白く光る。
数分?数秒?その場で、目を閉じたまま身体を丸めて小さくなっていた。痛くない…??から大丈夫かも?と片目を薄く開けて蜂たちがいないことを確認した
「はぁ、はぁ、セ、セーフ!!」
急いで(虫除け)アプリの出力を元に戻した。
「危なかったー!あ!私の捕まえた夜光蜂は??大丈夫??」
虫かごを急いで覗き込み、ちょっと弱いけど光が失われていないことを確認した。ピクピクしている…
木に寄りかかろうとして、何かが肩にあたるのに気づいた…
「なに?」
木に夜光蜂が突き刺さっている!
針が刺さった部分は黒く変色し、ボロボロと崩れていた…
「ひぇぇぇー、これってさっき目の前にいて刺されそうだったやつ??身体を倒してなかったら私がこの木のようになっていた……と」
背中に冷たい汗が流れるのを感じる。マジでやばかった、(虫除け)アプリありがとう!
この(虫除け)アプリ、最初にダウンロードした時はたいした威力がなくて…普通に蚊をなんとなく寄せ付けないくらいで、無駄にダウンロードしたと思っていたんだけど、、それでも蚊を寄せ付けない為、毎日使っていたら、レベルアップが早くて気づいたら…
レベルMAX!範囲や出力も自由自在。虫は近づかないどころか、発動時にその効果範囲にいたらすぐ逃げないと絶命してしまうレベルになっていた。
もはや、殺虫剤アプリ…
うまく使いこなすようになるまで調整が難しくて、自分の範囲を何cmとかにすると虫かごに捕まえた虫が気づいたら全部絶命してるなんて時もあった…
レベルMAXまでいき、皮膚表面にだけっていう微調整までできるようになり、虫捕りにも大いに役立つアプリになった。今回の夜光蜂も刺しにくるがその寸前で近づけない状態になるので多少安全に捕獲ができるようになった…が、虫がもう死に物狂いで特攻してくる場合、皮膚表面だけの威力では刺されてしまうので、なかなか使い勝手はいいとも言いきれない。
先程の襲撃で、危うく捕らえた夜光蜂も絶命させてしまうところだったが、ダメージはあるものの生きていたのでほっとした。
夜光蜂は生き死にで価格に大きく差が出るため、絶対に生かしてナンシーに渡したかったし。
残念ながら、刺さった夜光蜂はお亡くなりだったが、しっかり回収してかごに入れる。
「本当に…異世界生活ってホントに命がけ。はぁぁ…」
ため息を吐きながら、暗い道を帰る足取りは重かった。
こんな風に一喜一憂しながら、異世界生活を今日も頑張っている。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
草木も眠る丑三つ時って、だいたい午前2時くらいを指すらしいです。
第2章もよろしくお願いいたします。
草木も眠る丑三つ時…無数に光る虫の群れに追われ、私は今全力で逃げている!
森の中を走りながら「なんでこんなことになったんだー!」と、数分前の自分を振り返る…あれ?これって走馬灯ってやつ?
この異世界に来てから30日ほど経ち、ここでの生活にもだいぶ慣れてきてなんとかやってきているが、なんだかんだと、自分の生活環境改善に資金を注ぎ込み過ぎてしまい、異世界旅行の資金はまったく貯まっていない…ゴロミを見るたびに赤字?の2文字が頭をよぎる日々が続いている。
いやいや、必要経費!服もパンツも無いし日焼け止めだって必須だし、なにより風呂・トイレ無し生活は辛すぎる…「なくていい」なんていう選択肢はなかったの。
特にトイレは本当にないのが辛くて…異世界に来て生きるか死ぬかみたいな時はそこまで考えられなかったけど、落ち着いてきた頃、一番に不便を感じたのがトイレで、本当に水洗トイレのありがたさを感じた。
ナビ助にこの世界のトイレ事情について相談したところ、こちらでも水洗式が一般的らしいということが分かった。と言っても日本みたいに下水道を使用するわけではなく、魔石による簡易転移?とかいうもので流した物を浄化槽に飛ばしてしまうらしく…仕組みは説明されたけどよくわからなかった。
そうとわかれば!早速ヌルゾンで調べ熟考した結果、、仮設タイプを月々レンタルする事でトイレ問題は解決した。
仮設タイプってなんだよ、って感じだけど。異世界もやっぱり工事とかあるときにトイレがないと不便ってことらしい
ちなみに、トイレが設置された日は嬉しくて用もないのに出たり入ったりしながら、ちょっと泣いた。
トイレは購入もできたんだけど、そうすると移動や故障したら自力でなんとかしないといけなくて…
この島から出ることも視野に入れている自分としては、この先拠点を動かすときには、なるべく移動しやすいほうがいい。仮設タイプは月々レンタルなので壊れた場合の交換・修理・移動の手伝いなどもアフターサービスに入っていた為、こちらに決めた。いらなくなったら返せばいいし。
ちなみに購入してもいらなくなったら中古品でリサイクル回収してくれるらしく、ヌルゾン本当に手厚い。そして、ゾンビの環境配慮意識が高い…
あとは、お風呂の問題なんだけど。とりあえず滝とかあるし、今のところ水浴びでしのいでいる。この島は常夏だから水でもなんとかなる。
お風呂はレンタルだとドラム缶風呂しかなくて!購入品だとジャグジー風呂なんてものがあって…満天の星のもとジャグジー風呂とかロマンでしょ!と現在購入を考えている。
高いんだけど…でも、お風呂は妥協したくないんだよね。
お風呂も欲しいしって、GO貯めなきゃだよね。なんだけど…必要経費がかかりすぎてこちらもぜんぜん貯まらない!
タオルとか化粧水だって必要だし…服とか身体を洗うのには別々に石鹸的なものが必要だし…日々疲れた身体のマッサージにはボディクリームだって必要!と次々と追加購入をしてしまっている。ナビ助には
『マッサージにボディクリームとか生活必需品なの?』
と言われて…
「あたりまえでしょ!ボディクリーム使うから、いい香りとマッサージで疲れを癒し!お肌もツヤツヤなんだから!」
『その甘ったるい匂いさせてるから虫に刺されたりするんじゃないの?まぁ、ボクには関係ないけど』
くっ…確かに虫刺されがひどい、けど別にボディクリームが原因かなんてわからないし!
これは私にとってはなくてはならない必要経費なんだ!とナビ助と言い争いになったがボディクリームは生活必需品から外さなかった。
ちなみに、この虫刺され問題はアプリ(虫除け)を手に入れた事で解決した。
ダウンロードにはGOがかかったけれど…
結果、手元に全然GOが残らないって始末…月々のタイGOに支払う手数料も滞りかねない事態、1回やらかしてナンシーに烈火のごとく怒られたのに2回目は許されないだろう。
そろそろ月末…時間がない!
一一一一一一一
そんなわけで、急遽資金繰りが必要となりタイGOで高値で売れる魔法薬の材料である光る蜂夜光蜂を採取に出る事になった。
この夜光蜂、その名の通り夜になると光る蜂で…それだけ聞くとホタルみたい~とか思うけど、ホタルなんて…なまぬるい。
かなり早いスピードで動きが不規則かつ…針には毒があり刺されると火傷したような水ぶくれができて皮膚がただれ、溶けていくっていう厄介な虫な為、捕獲はなかなかに難しい…がその分の価値があり私にとっては今のところ一番の高額品である。
この小島にあるものは、なんでも売れるといっていいほど神島の付加価値は大きい。でも、その中でもやっぱり元々の価値があるものが更に高い値段がつくってのがこの30日で学んだ事で
いくら神島の付加価値があっても、石は石。砂は砂…。って事。
なのでより価値のあるものを求め、今は魔法薬に必要な素材集めをメインにしていて、神島の魔素を多く含んだ薬草は100gで1WGOくらいの値段がついたりする。ただ素材の種類や状態もあるから毎回価格は変動もしているけど。
今狙っている夜光蜂は、薬の材料としては高効果傷薬の材料になるらしい。
薬自体は別の素材でも代用できるが、その効果の差は歴然としていて、欲しい!でも生息地が少ない!っていう作り手からしたら欲しくてしかたない希少素材って事でめちゃめちゃ高値で取引される。
失敗と成功を繰り返し、夜光蜂の生体には詳しくなり不規則ながらも動きが読めるようになってきて。
絶妙な間合いをとりながら、光の残像を目で追いつつ捕獲のタイミングを狙う…
注意一秒怪我一生。だっけ?一瞬の油断が命取りって事だよね、無駄に怪我してられない!
やつが攻撃してくるタイミングを狙って……!!
スパッ!
捕獲ネットを自分でも驚く鮮やかさで、振り抜いた。自分の虫取り技術がどんどん向上している…元の世界でなにか役に立つかな虫取り名人?みたいな。
「やったー!夜光蜂ゲットー!」
これで、ナンシーへの手数料分払ってもGO余るからなにか美味しい肉とか取り寄せちゃおうかな~
ふんふふ~ん。上機嫌で針に気をつけて虫かごに<夜光蜂>を移していた…数分後の私は自分に怒りを覚える事となる。
数分前の私!バカー!周りを見ろ、1匹に夢中になりすぎて周りを敵に囲まれてるんだぞ!
ブーン…ブーン…ブーン
「ん?…え?…えぇ!?」
ヤ…バイ…!囲まれてる!と気づいて走り出したが敵の数が多い!
「ムリムリムリー!」
無数の夜光蜂が一斉に向かってくる!あの数に刺されたら間違いなく、あの世に旅立っちゃう!いや。私なんて一匹だって即死です!
ってなわけで、私は今!全力で逃げている!!
「いやー!!ビュンビュン飛んでくるー!!」
蜂たちが頭上すれすれを飛び、目の前の木に刺さると、刺さった部分は黒ずみ、表皮が溶け崩れていく…
「いやー!!ムリムリムリ!!」
私の体も溶けてなくなるかもしれない!でも、戦って勝つなんて事はできないし…なんとかしないと、なにかないか…周りに気を配りながら森を走り抜ける。
「あれだ!」
全速力で走りつつ見つけた、大きな木の影に隙を見て滑り込み、(虫除け)アプリの出力と範囲を上げる!
目の前まで迫っていた蜂たちが今にも刺す!勢いで迫ったその瞬間!目を閉じて身体を地面に倒した。自分を中心に周囲が青白く光る。
数分?数秒?その場で、目を閉じたまま身体を丸めて小さくなっていた。痛くない…??から大丈夫かも?と片目を薄く開けて蜂たちがいないことを確認した
「はぁ、はぁ、セ、セーフ!!」
急いで(虫除け)アプリの出力を元に戻した。
「危なかったー!あ!私の捕まえた夜光蜂は??大丈夫??」
虫かごを急いで覗き込み、ちょっと弱いけど光が失われていないことを確認した。ピクピクしている…
木に寄りかかろうとして、何かが肩にあたるのに気づいた…
「なに?」
木に夜光蜂が突き刺さっている!
針が刺さった部分は黒く変色し、ボロボロと崩れていた…
「ひぇぇぇー、これってさっき目の前にいて刺されそうだったやつ??身体を倒してなかったら私がこの木のようになっていた……と」
背中に冷たい汗が流れるのを感じる。マジでやばかった、(虫除け)アプリありがとう!
この(虫除け)アプリ、最初にダウンロードした時はたいした威力がなくて…普通に蚊をなんとなく寄せ付けないくらいで、無駄にダウンロードしたと思っていたんだけど、、それでも蚊を寄せ付けない為、毎日使っていたら、レベルアップが早くて気づいたら…
レベルMAX!範囲や出力も自由自在。虫は近づかないどころか、発動時にその効果範囲にいたらすぐ逃げないと絶命してしまうレベルになっていた。
もはや、殺虫剤アプリ…
うまく使いこなすようになるまで調整が難しくて、自分の範囲を何cmとかにすると虫かごに捕まえた虫が気づいたら全部絶命してるなんて時もあった…
レベルMAXまでいき、皮膚表面にだけっていう微調整までできるようになり、虫捕りにも大いに役立つアプリになった。今回の夜光蜂も刺しにくるがその寸前で近づけない状態になるので多少安全に捕獲ができるようになった…が、虫がもう死に物狂いで特攻してくる場合、皮膚表面だけの威力では刺されてしまうので、なかなか使い勝手はいいとも言いきれない。
先程の襲撃で、危うく捕らえた夜光蜂も絶命させてしまうところだったが、ダメージはあるものの生きていたのでほっとした。
夜光蜂は生き死にで価格に大きく差が出るため、絶対に生かしてナンシーに渡したかったし。
残念ながら、刺さった夜光蜂はお亡くなりだったが、しっかり回収してかごに入れる。
「本当に…異世界生活ってホントに命がけ。はぁぁ…」
ため息を吐きながら、暗い道を帰る足取りは重かった。
こんな風に一喜一憂しながら、異世界生活を今日も頑張っている。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
草木も眠る丑三つ時って、だいたい午前2時くらいを指すらしいです。
第2章もよろしくお願いいたします。
10
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる