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16 助っ人召喚 レティシア参上
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「初めまして、貴女がアリーチェ嬢ね!」
そう言って満開の笑顔で挨拶して下さったのは、何とラジアンの王女様だった。
「レティシア、猫が剥がれてるぞ。」
「コホン、失礼しましたわ。ラジアンの第二王女レティシアと申します。リディアムのいとこになりますの。アリーチェ様のことはリディアムから聞いておりましたので、お会いできて嬉しくなってしまいましたの。非礼お詫びしますわ。」
「とっ、とんでもございません!エストリア伯爵が長女アリーチェにございます。殿下にお目通り光栄に存じます。リディアム様にはとてもお世話になっております。」
ニコリと艶やかな笑みでの丁寧な挨拶を受け、カチンコチンに固まる。
噛んじゃった。恥ずかしい!
「じゃぁ、かしこまったのはお終いね。もうね、貴女に会いたくってしょうがなかったのよ!だってやっと見つけたリディの夢でしょ⁈こんなに綺麗で可愛くて、優秀なんてサイコーじゃない!もう全面的に応援するわぁ!」
「夢、、、?」
「レティシアー‼︎」
興奮して捲し立てたレティシア様を後ろから抱えて口を手で塞ぐリディアム様。
え、すごく仲良いの?
あ、なんか凄く、、、モヤモヤする、、、。
「あの、お二人とても仲がよろしいのですね?もしかして、婚約されてたり、、、?」
「「は⁈」」
揃って声を上げ、顔を見合わせた後
「無いないない!」
「あり得ないわ!何よまだ口説けてないの⁈何してんのよ!」
「煩い!色々事情があるんだよ!」
よく分からないけれど、否定された。
あ、凄くホッとしてる。
やだ、私ったら。
何考えてるの。しっかりしなさい。
「とりあえず、説明させてね?リディの母は王妹で私の叔母にあたるの。いとこは血が濃いし、二代続けて同じ家に王女が降嫁するなんて権力バランス的にも絶対にないの。リディは幼馴染で私的には弟なのよ。」
「同じ年だろ。」
「精神的には圧倒的に年上だわ、私。」
「う。」
ああ、本当に仲のいい姉弟みたい。
「ふふふ。」
「まぁ、アリーチェ、貴女ったら笑うとなんて可愛いのかしら!リディがハマったのも仕方ないわぁ~!」
「きゃぁ!」
「レティ!」
いきなりドアップで迫られて驚く。
あ、やっぱりリディアム様に似てるわ。
透き通ったアメジストの瞳。
リディアム様が仰ってた助けとはレティシア様の事だった。
レティシア様は私を迎えるために、ひと月だけこの学園に留学してきてくれたのだとか。
卒業式までおられて、お帰りの際に私達を一緒に連れ帰って下さるのだと。
聞いた時は真っ青になったわ。
王女様にお使いさせるってあり得ないでしょう⁈
でも、レティシア様は事もなげに仰った。
「気にしないで?私もお出かけできて嬉しいのよ。ずっとお城にいたら息が詰まっちゃうわ。リディの手助けができるなら嬉しいわ。大事な弟ですもの。」
なんてお優しい方だろう。
「アリーチェ、どうぞ私とも仲良くしてね。」
「もったいないお言葉です。本当にありがとうございます。」
「よかったね。」
泣き出してしまった私の頭を、初めて会ったときのように、リディアム様は優しく撫でてくれた。
そう言って満開の笑顔で挨拶して下さったのは、何とラジアンの王女様だった。
「レティシア、猫が剥がれてるぞ。」
「コホン、失礼しましたわ。ラジアンの第二王女レティシアと申します。リディアムのいとこになりますの。アリーチェ様のことはリディアムから聞いておりましたので、お会いできて嬉しくなってしまいましたの。非礼お詫びしますわ。」
「とっ、とんでもございません!エストリア伯爵が長女アリーチェにございます。殿下にお目通り光栄に存じます。リディアム様にはとてもお世話になっております。」
ニコリと艶やかな笑みでの丁寧な挨拶を受け、カチンコチンに固まる。
噛んじゃった。恥ずかしい!
「じゃぁ、かしこまったのはお終いね。もうね、貴女に会いたくってしょうがなかったのよ!だってやっと見つけたリディの夢でしょ⁈こんなに綺麗で可愛くて、優秀なんてサイコーじゃない!もう全面的に応援するわぁ!」
「夢、、、?」
「レティシアー‼︎」
興奮して捲し立てたレティシア様を後ろから抱えて口を手で塞ぐリディアム様。
え、すごく仲良いの?
あ、なんか凄く、、、モヤモヤする、、、。
「あの、お二人とても仲がよろしいのですね?もしかして、婚約されてたり、、、?」
「「は⁈」」
揃って声を上げ、顔を見合わせた後
「無いないない!」
「あり得ないわ!何よまだ口説けてないの⁈何してんのよ!」
「煩い!色々事情があるんだよ!」
よく分からないけれど、否定された。
あ、凄くホッとしてる。
やだ、私ったら。
何考えてるの。しっかりしなさい。
「とりあえず、説明させてね?リディの母は王妹で私の叔母にあたるの。いとこは血が濃いし、二代続けて同じ家に王女が降嫁するなんて権力バランス的にも絶対にないの。リディは幼馴染で私的には弟なのよ。」
「同じ年だろ。」
「精神的には圧倒的に年上だわ、私。」
「う。」
ああ、本当に仲のいい姉弟みたい。
「ふふふ。」
「まぁ、アリーチェ、貴女ったら笑うとなんて可愛いのかしら!リディがハマったのも仕方ないわぁ~!」
「きゃぁ!」
「レティ!」
いきなりドアップで迫られて驚く。
あ、やっぱりリディアム様に似てるわ。
透き通ったアメジストの瞳。
リディアム様が仰ってた助けとはレティシア様の事だった。
レティシア様は私を迎えるために、ひと月だけこの学園に留学してきてくれたのだとか。
卒業式までおられて、お帰りの際に私達を一緒に連れ帰って下さるのだと。
聞いた時は真っ青になったわ。
王女様にお使いさせるってあり得ないでしょう⁈
でも、レティシア様は事もなげに仰った。
「気にしないで?私もお出かけできて嬉しいのよ。ずっとお城にいたら息が詰まっちゃうわ。リディの手助けができるなら嬉しいわ。大事な弟ですもの。」
なんてお優しい方だろう。
「アリーチェ、どうぞ私とも仲良くしてね。」
「もったいないお言葉です。本当にありがとうございます。」
「よかったね。」
泣き出してしまった私の頭を、初めて会ったときのように、リディアム様は優しく撫でてくれた。
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